【SAO】シノンの心に響く名言まとめ!魅力的なセリフやアニメ声優も
シノンはライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」に登場するキャラクターの一人です。銃火器を携えた女性で、ヒロインとして作中で数々の名言を残しています。「SAO」に登場するシノンのプロフィールや、彼女が放った名言の数々について見ていきます。
目次
【SAO】シノンとは?
シノンは「SAO」シリーズに登場する女性キャラクターです。原作のライトノベルでは5巻で初登場を果たし、「ファントム・バレット編」ではヒロインを務めました。可愛い見た目や強さ、劇中で彼女が戦う理由など、魅力的な要素を多く持つキャラクターです。
シノンのプロフィール
- 身長:150cm
- 体重:42kg
- スリーサイズ:74/55/78
- 本名:朝田詩乃
シノンは銃撃戦がメインとなるVRMMO「ガンゲイル・オンライン」のプレイヤーです。狙撃手としてかなりの腕前を誇り、ゲーム内で行われる最高峰のPvP大会・BoB(バレット・オブ・バレッツ)での優勝を夢見て、日夜腕を磨いています。
SAOの概要
「ソードアート・オンライン(SAO)」は川原礫さんが手掛けたライトノベルです。VRMMORPGというゲームと「デスゲーム」の要素を組み合わせた作品で、2018年8月の時点で原作文庫シリーズの累計発行部数は全世界2200万部を達成しています。後に様々なシリーズ展開を続け、アニメや映画、ゲームといった各種メディアにも展開しています。
SAOのあらすじ
2022年、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、多くのユーザが仮想空間での冒険の日々を楽しんでいました。主人公の少年・キリトもゲームに参加していましたが、ある日、ゲーム開発者の手によってプレイヤー達はゲームの世界に閉じ込められてしまいます。ゲームの世界で死ねば、現実世界でも死んでしまうという極限状態の中、キリトは唯一の生き残る方法である「ゲームクリア」を目指し戦っていきます。
【SAO】シノンの心に響く名言や名セリフ
シノンは「SAO」の劇中ではヒロインとして数々の活躍をしており、その中で数多くの名言を残しています。彼女の苦悩や葛藤から生まれる言葉はどれも読者の心を大きく動かすものばかりです。シノンが放った魅力的な名言の数々について見ていきます。
シノンの名言①「なら、あなたが私を…」
「なら!私をあなたが一生守ってよ!」
出典: bibi-star.jp
シノンは当初、共闘しようとするキリトに対して心を開いていませんでしたが、死に急ごうとするシノンに対しキリトは説得を試みます。やがて死銃(デス・ガン)にシノンが狙われていることを知り、なおも言葉を投げかけ続けるキリトにシノンはこの言葉を告げます。今まで孤高の存在だったシノンが、初めて心を開き、己の「弱さ」を他人に見せたことが分かる名言です。
シノンの名言②「強さは、結果じゃなく…」
「強さは、結果じゃなく…そこを目指す過程の中にこそ…」
出典: phoenix-wind.com
劇中、孤高の存在として成長し続けるシノンが「強さ」という言葉について言及したセリフです。常に戦いについてストイックな一面が覗くシノンですが、戦って得た「結果」ではなく、なにかを目指しているその「過程」にこそ「強さ」の本質があるということが読み取れる名言です。
シノンの名言③「せめてゲームの中でくらい…」
「せめてゲームの中でくらい、銃口に向かって死んで見せろ!」
劇中で仲間の一人に対して、シノンが放った名言です。敵と抗戦する中、相手側が雇った「用心棒」の実力に手も足も出ないことに、仲間達は怖気づいてしまいます。何とか突破策を考えるシノンでしたが、仲間の一人・ダインは「突っ込んでも無駄死にするだけ」と抵抗しました。否定的な彼に対し、シノンは上記のセリフを放ち、鼓舞しました。厳しい言葉の数々の中に、どんな逆境でも決して諦めない、シノンのタフな精神力が垣間見えるセリフです。
シノンの名言④「怯えたまま…」
「死ぬのはそりゃ怖いよ。でも・・でもね、それと同じくらい怯えたまま生きるのも辛いんだ」
キリトから死に急ごうとする姿を叱咤された際、彼に対してシノンが言い返したセリフです。死銃(デス・ガン)との交戦で「死」を感じ、怯えたことで身がすくんでしまったシノンは、彼に立ち向かうことができない自分を恥じていました。「生」と「死」という言葉の間で揺れ動いている、シノンの心境が伝わってくる名言です。
シノンの名言⑤「この剣を抜くたびに…」
「この剣を抜くたびに心の中で私のことを思い出してね」
出典: www.cocomosu.com
エクスキャリバーを拾い上げたシノンがキリトに向かって放ったセリフです。今まで頑なに心を開かなかったシノンは、数々の激闘や交流を経て、徐々にキリトに心を開いていきます。キリトの活躍や数々の言葉で、シノンはようやく誰かを頼り進むことができました。愛用の剣と自身の存在を紐づけることで、キリトにとって特別な存在でありたいという、シノンの淡い恋心も感じ取れる名言です。
シノンの名言⑥「それが出来るのは…」
「それが出来るのは、キリトが強いからじゃない」
ファントム・バレッド編で登場したセリフです。プレイヤーたちを死に至らしめている犯人・死銃(デス・ガン)と戦うキリトを見て、シノンはこのセリフを呟きます。人を殺してしまったという過去を受け入れた上で、己の「弱さ」と向き合い戦い続けるキリトに、シノンは心を動かされます。シノンが劇中で「強さとは何か」ということについて考える、非常に重要なセリフです。
シノンの名言⑦「お前は、神でも悪魔でもないわ…」
「お前は、神でも悪魔でもないわ。ただの人間よ!」
敵であるサトライザーに向かってシノンが言い放ったセリフです。面識のあるサトライザーを前に一時は動くことができなくなるシノンでしたが、キリトの存在を思い出すことで立ち直り、サトライザーに立ち向かいます。キリト同様に過去を受け入れることで前を向き、シノンが成長できたということを感じ取れる名言です。
【SAO】シノンのアニメの声優
「SAO」はその高い人気からテレビアニメ、劇場アニメが公開されています。主人公・キリトをはじめ様々なキャラクターに声優が声を当てており、シノンもまた声優によってより生き生きとした姿が描かれています。アニメ版「SAO」でシノンを演じた声優について見ていきます。
シノンの声優は「沢城みゆき」
アニメ版「SAO」でシノンを演じたのは、声優の沢城みゆきさんです。沢城さんは「みゆきち」の愛称で周囲の人々から慕われており、現在は青二プロダクションに所属し活動しています。声優として様々な場面で活躍しており、人気声優の一人となっています。
沢城みゆきのプロフィール
- 生年月日:1985年6月2日
- 血液型:O型
- 身長:154cm
- 出身地:長野県生まれ東京都育ち
- 所属事務所:青二プロダクション
- デビュー:1999年
沢城さんはアニメ「るろうに剣心」を見たことで声優という職業を意識するようになり、1999年に声優としてデビューしました。大人役から幼い少女、男役や赤ん坊やマスコットキャラクターといった様々なキャラクターの声を使い分け、テレビ番組のナレーションも担当するなど、幅広い活躍を見せています。
沢城みゆきの主な出演作品
沢城さんはシノンだけでなく、様々なアニメ作品のキャラクターを演じています。「鬼滅の刃」の堕姫や「賭ケグルイ」の桃喰綺羅莉のような大人びた女性はもちろん、「おとぎ銃士 赤ずきん」のいばら姫のような少女役、「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」の鬼太郎のような少年役、「ジュエルペットシリーズ」のオパール、カイト、ラブラといったマスコット役など、年齢も性別も種族も異なる多くのキャラクターを演じています。
【SAO】シノンの様々な姿
シノンは「SAO」のメインキャラクターの一人として、後の各シリーズにも登場し魅力的な姿を数多く披露しています。場面ごとに姿だけでなく種族や使用武器も異なり、シノンの異なった顔を見ることができます。各場面ごとにシノンが見せたそれぞれの姿について見ていきます。
シノンの様々な姿①ファントム・バレット
「SAO」に初登場した際に披露した姿です。短い髪とマフラーが特徴で、愛用のスナイパーライフルを武器に活躍しました。彼女の主戦力である「ウルティマラティオ・へカートII」は、偶然ながらも運命的な出会いをしたことから人一倍愛着を持っており、彼女のメインウェポンとして活躍しました。
シノンの様々な姿②ALO
事件が解決したことでシノンはアスナやリズベットといった面々と仲良くなったことをきっかけに、「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」に新たにアカウントを作成しました。種族はケット・シーを選んだことで猫のような耳と尻尾を持つようになり、武器を銃から弓へと持ち替え、引き続き「狙撃手」として劇中で活躍します。
シノンの様々な姿③オーディナル・スケール
「SAO」の劇場版アニメである「オーディナル・スケール」でシノンが披露した姿です。髪の色が現実世界のものと同様になり、眼鏡をかけています。引き続き大型ライフルを主力武器として扱い、狙撃手として仲間達と共に戦いました。
シノンの様々な姿④アリシゼーション
「アリシゼーション編」でシノンが披露した姿です。髪の毛が青色となり、どこか今までと違う騎士の甲冑を思わせる衣装を身に纏っています。常に翼パーツが背後に浮遊しており、飛行能力を持ったことから空を飛ぶスナイパーとなり、新たな力を手に入れました。
シノンの様々な姿⑤ユナイタル・リング
「ユナイタル・リング編」にてシノンが披露した姿です。愛用の狙撃銃は引き継ぐことができましたが、それ以外の武装の一切をロストしてしまったため、非常に簡素な見た目となっています。「SAO」初登場時の軽装かつマフラーという出で立ちに戻り、道中で手に入れたマスケット銃を主戦力として戦いました。
シノンの様々な姿⑥リアル
リアルの世界ではシノンは眼鏡をかけた女子高生として生活しています。かつて強盗を偶然にも銃殺してしまったことから銃器に強いトラウマを抱いており、それを払拭するためにも、ゲーム内で銃器に強い執着心を見せていました。
【SAO】シノンに対する世間での評判や人気
シノンは「SAO」の中で常に気丈に立ち振る舞う孤高のキャラクターでしたが、一方でその裏にはかつてのトラウマが起因となっている「弱さ」が隠れていました。強さを追い求める中で、常に自身の「弱さ」に向き合い続けたシノンの姿は、彼女の魅力となってファンの心を動かしています。
シノンは狙撃手としての活躍はもちろん、強さにひたむきな姿や、時折見せる柔和な笑顔が非常に魅力的なキャラクターです。このため、彼女をいわゆる「推しキャラ」としているファンも少なくはありません。
シノンはゲームの中で活躍しつつも、常にリアルで自身の身に起こった「トラウマ」と戦い続けていました。キリトとの出会いや数々の激闘の中で彼女なりに悩み、結果的にトラウマを克服することで前に進むことができた姿は、多くのファンに感動を与えました。
【SAO】シノンの名言は魅力的な言葉ばかりだった
「SAO」に登場するシノンは主人公・キリトとも密接な繋がりを持つ重要なキャラクターであり、その数々の名言はどれも彼女の過去や苦悩、葛藤、成長を感じ取れる、非常に魅力的なものばかりでした。
この記事のライター
創也慎介
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