【SAO】キリトのかっこいい魅力まとめ！活躍シーンやアニメ声優についても

キリトは、人気ライトノベル『ソードアート・オンライン（SAO）』の主人公です。多くのラノベ主人公と同様、キリトもかっこいい魅力にあふれていますが、まずプロフィールから紹介します。

『SAO』の主人公キリトの現実世界での名前は、桐ヶ谷和人（きりがやかずと）です。キリトというゲーム内の名前も、現実世界での名前から取られています。キリトはSAOのベータテスターでしたが、ベータテスターに対する反感を1人で引き受け、ソロプレイヤーとして活躍しました。その後、アスナとの出会いで精神的に成長し、SAOをクリアしました。

人気ライトノベル『ソードアート・オンライン（SAO）』は、川原礫（かわはられき）が個人のWEB上で発表していた作品です。2009年には電撃文庫で出版されました。現在も続編が発表されており、2022年10月段階で27巻まで発売されています。テレビアニメは、2012年7月に第1期が始まり、2020年には最新シリーズ『アリシゼーション War of Underworld』が 放送されました。

世界初のVRMMORPGとして「ソードアート・オンライン（SAO）」が2022年に正式リリースされ、約1万人のユーザがログインしていました。プレイヤーは強制的に広場に集められ、ゲームマスターの茅場晶彦（かやばあきひこ）がゲームのルールを告げます。それは、自分からはログアウトできず、最上部の100層をクリアすることだけが唯一の脱出方法であり、ゲーム内での死が現実世界での死に直結するという絶望的な内容でした。

SAOは、基本的にパーティーを組んで攻略します。敵は複数で攻撃してくるので、ソロでは対処しきれません。その中でソロプレイにこだわっていたキリトは、実績を残していき、名声は次第に広まっていきました。そのようなキリトのかっこいい魅力を紹介します。

キリトのかっこいい魅力①は見た目です。キリトは黒の服を好んで着用しているため、「黒の剣士」と呼ばれていますが、キリトが剣を構えただけで様になっており、かっこいいと評判です。

キリトのかっこいい魅力②は情に厚い性格です。現実世界の桐ヶ谷和人は、幼少期に両親を事故で亡くし、母親の妹夫婦の養子となりました。10歳の頃に生い立ちを知り、他人との距離感が分からなくなったことから、人付き合いは得意ではありません。そこで仮想世界に逃げていましたが、本来は情に厚い性格をしており、それがかっこいい魅力となっています。

キリトのかっこいい魅力③は、最強主人公であることです。キリトは圧倒的な強さを持つ最強キャラなので、読者や視聴者は胸のすく活躍をいつでも目にすることができます。この点もキリトの大きな魅力です。

キリトのかっこいい魅力④は女性にモテることです。キリトは、登場する多くの女性キャラからモテています。しかも、ラノベ主人公によくあるお約束で、キリト本人は全く気付いていません。しかし、1人だけ例外がいて、キリトにはアスナという相思相愛の嫁がいます。女性によくモテるキリトもかっこいい魅力の1つです。

キリトのかっこいい魅力⑤は弱い部分もあることです。キリトは、いわゆる「俺TUEEE」キャラではありません。かつて参加していたギルドを全滅させたことを、いつまでも引きずっていました。弱い部分もあることもキリトのかっこいい魅力です。

『SAO』の主人公キリトは、ストーリーのほぼどの場面にも登場しているので、かっこいいシーンは数え切れないほど存在します。その中でも、読者や視聴者の人気の高いシーンを紹介します。

キリトの人気活躍シーン①は、アスナに結婚を申し込むシーンです。キリトはクラディールに麻痺毒を盛られ、危うく命を落とすところでした。アスナに助けてもらいましたが、アスナはキリトとギルドを一時退団しました。そして、お互いに守り抜くと誓います。キリトは22層の森と湖に囲まれた村へ引っ越すことを提案し、アスナに結婚を申し込みました。アスナは最大級の笑顔を見せながら「……はい」と答えます。

キリトの人気活躍シーン②は、ゲームクリアをかけたヒースクリフとの戦いです。キリトは以前ヒースクリフとデュエルを行い、違和感を持っていました。そして、ヒースクリフの正体がゲーム管理者の茅場晶彦であることを見破ります。ヒースクリフは、正体を看破した報償として、1対1で戦い、勝てばゲームクリアというチャンスを与えました。キリトは受けて立ちますが、システムを設計したのは茅場晶彦のため、システムを利用した攻撃はすべて跳ね返され、キリトの強さをもってしても、なかなか倒すことはできません。

絶体絶命のピンチを救ったのは今回もアスナでした。しかし、アスナのHPは0になり、消滅します。呆然としているキリトの胸をヒースクリフの長剣が貫き、キリトのHPも0になりました。しかし、キリトはアスナを思い出してシステムに抗い、ヒースクリフを倒しました。ヒースクリフを倒したことで、SAOはゲームクリアとなります。

キリトの人気活躍シーン③は、アスナとALOで再会するシーンです。SAOはゲームクリアになりましたが、アスナを含む約300名のプレイヤーが、まだ目を覚ましていませんでした。その後、アスナがALOの巨大樹の上にある巨大な鳥かごに囚われていることを知り、キリトはALOの世界にダイブします。リーファの助けも借りながら、キリトはようやくアスナと再会することができました。

キリトの人気活躍シーン④は、妖精王オベイロンとの戦いです。キリトはアスナと再会できましたが、アスナをログアウトさせるためには、ゲーム管理者の妖精王オベイロンを倒さなければいけません。管理者権限を持つオベイロンは、キリトを圧倒しますが、茅場のアカウント「ヒースクリフ」を使って、管理者権限をオベイロンから奪います。そうなると、一方的な戦いとなり、キリトはオベイロンを倒すことができました。

キリトの人気活躍シーン⑤は、アスナと現実世界で再会するシーンです。キリトは、オベイロンを倒すと、すぐアスナをログアウトしました。そして、現実世界でアスナが入院している病院にかけつけます。病室で桐ヶ谷和人と結城アスナは出会うことができました。窓に映るSAOのキリトとアスナは夜の空に消えていき、戦いはすべて終わりました。

キリトの人気活躍シーン⑥は、キリトとリーファのダンスです。リーファの正体は現実世界での妹である直葉（すぐは）でした。直葉は、戸籍上の妹とはいえ、実の兄妹ではありません。そのことが、和人と直葉の関係を微妙なものにしていました。ALOでは2人とも正体に気付いていませんでしたが、キリトが漏らした一言で正体がばれ、直葉の心はとても傷つきました。

しかし、お互い真剣に向き合ったことから、仲直りします。そして、SAOオフ会の後、2人でALOにログインし、空中でダンスを踊り出します。このシーンは「フェアリ・ダンス」編の最後を美しく締めくくる、人気シーンとなりました。

キリトは、『SAO』の中で最強キャラです。キリトの強さは、SAOをゲームクリアにしたことからもうかがうことができますが、桐ヶ谷和人はもともと剣道をしていたため、剣を扱えば右に出るものはいません。ここでは、ストーリー中でキリトが使用した剣を紹介します。

『SAO』で、二刀流スキルの獲得条件は、「最も反応速度が優れたプレイヤー」です。このスキルの持ち主がキリトでした。また、キリトが獲得したことから、ゲーム管理者の茅場晶彦は、最後に立つプレイヤーはキリトであると予想したほどです。キリトはこのスキルを獲得後も使わないようにしていましたが、74層のフロアボス攻略時に、二刀流スキルを披露しました。

キリトの剣①はエリュシデータです。キリトと言えば黒い剣といっていいほど、このエリュシデータはキリトのトレードマークとなっています。キリトは、この剣を50層のフロアボス攻略の時に入手しました。エリュシデータ1本だけで相当な強さを発揮するので、強敵を相手にしても少しも引けを取ることがありません。

キリトの剣②はダークリバルサーです。アスナには、リズペットという刀鍛冶の親友がいます。このダークパスサーはリズペットが作った剣で、キリトとリズベットの2人で手に入れた鉱石から作られています。キリトの剣としては珍しく白を基調とした配色になっています。キリトは、このダークリパルサーを用いて二刀流スキルを発動しました。

キリトの剣③はエクスキャリバーです。キリトとリーファは、ALO事件終了後、再びALOを楽しんでクエスト攻略をしていた時、地下世界ヨツンヘイムで「聖剣エクスキャリバー」を見つけていました。数か月後、この剣が発見されたというニュースが流れます。2人は他のプレイヤーより先に手に入れようと、7人パーティーを組んでダンジョンに向かいました。この時に入手した剣です。

キリトの剣④はカゲミツG4です。カゲミツG4は、GGOで使用していましたが、STAR WARSのライトセーバーに似た剣です。ガンゲイル・オンラインは「銃」を主体とするゲームですが、キリトは慣れている剣を主な武器として選んでいます。

『SAO』に登場するキリトは、かっこいい魅力がたくさん詰まっているキャラです。主人公であるだけに、全編にわたって活躍していますが、キリトをアニメで演じているのは誰でしょうか。

『SAO』でキリトを担当した声優は、人気声優の1人松岡禎丞（まつおかよしつぐ）です。松岡は、キリトのかっこいい魅力と強さを併せ持つ主人公キャラをよく表現しているとして評価されています。

松岡禎丞は、もともと自動車整備士を志望していましたが、声優を意識したきっかけは『新世紀エヴァンゲリオン』で渚カヲルを演じていた声優石田彰の演技です。代々木アニメーション学院で学び、卒業後は日本ナレーション演技研究所を経て、2002年より現事務所のアイムエンタープライズに所属しました。『東のエデン』のAKX20000役でデビューし、2011年には『神様のメモ帳』の藤島鳴海役で初の主演を果たしています。

ここまで、『SAO』のキリトのかっこいい魅力や強さなどを紹介しました。キリトは主人公なので、ストーリー中、様々な側面が描かれているキャラです。ここでは、ファンがキリトのかっこよさをどのように感じているのか、SNSの投稿から探ります。

かっこいいキリトを朝から見て、テンションが上がっている投稿です。キリトのかっこいい活躍を見て、投稿せずにはいられなかった気持ちがよく表れています。

キリトと言えば二刀流ですが、小中学生に人気のあるのは、この投稿によればGGOのキリトのようです。たしかにライトセーバーとガンの二刀流はあまり他に例がありません。小中学生にとって憧れのキャラとなっています。

かっこいいキリトの活躍を見るだけにとどまらず、自分もキリトのような活躍をしたいと思うファンの投稿は数多く見られます。この投稿者もキリトのかっこよさに憧れている様子がよく分かります。

本記事では、『SAO』の主人公キリトのかっこいい魅力や活躍シーンに焦点を当てて紹介しました。キリトはストーリーの全編にわたって活躍し、様々な出会いと通して、精神的にも成長していきます。そのキリトの活躍をこれからも注目してみてください。