【SAO】アルゴの声優を担当するのは井澤詩織！経歴や代表作まで徹底紹介

『SAO』に登場するアルゴは、小柄でボーイッシュな見た目の情報屋です。金髪のショートカットで、両頬に鼠のような3本線のペイントが特徴の人気キャラとなっています。まずは、アルゴのプロフィールや能力についてと、『SAO』の概要についておさらいしましょう。

アルゴは『SAO』に登場する女性キャラで、情報屋として活動しているSAOプレイヤーです。βテスター出身で、ミッションのクリアよりもゲーム内の情報を集め分析し、他のプレイヤーにその情報を売るという活動をしています。言葉遣いが少々荒く、自分のことを「オレっち」と呼びますが女性であり、両頬の3本線のペイントと情報屋としてあちこち動き回ることから、SAO内では「鼠のアルゴ」の名で有名となっています。

アルゴは情報屋として活動している為、俊敏性に優れたステータスとなっています。武器も殺傷能力に乏しい両手爪で、第一線で活躍するというよりも隙を見て敵の弱点を探ったり、周囲を調べて情報を得ることを目的に活動しています。頭の回転が早く、得た情報から的確な攻略法を考案することにも長けています。

『SAO』は、小説家の川原 礫（かわはら れき）さんの代表作とされるライトノベル作品です。現実とオンラインゲームの2つの世界が舞台となった物語で、電撃文庫から刊行されています。2012年にアニメ化されると、作品の世界感や出演声優が話題となり、劇場版も作られる程の人気作品となりました。ゲームやグッズなどのメディア展開も盛んに行われています。

アルゴが登場する『SAO』は、「ソードアート・オンライン（通称：SAO）」というバーチャル世界でMMORPGを楽しむゲームプレイヤー達が生死をかけて戦う物語です。オンラインゲームとして開発され多くのユーザーを得たSAOは、ある日突然ログアウトができない状態となってしまいます。開発者である茅場晶彦が、プレイヤー達をゲーム内に閉じ込めてしまったのです。現実世界に戻る為には、ゲームのクリアが条件であり、主人公のキリト達は仲間と共にゲームクリアを目指します。

『SAO』のアニメやゲームでアルゴの声を担当したのは、井澤詩織さんという女性声優です。男勝りな性格でボーイッシュな姿が印象的なアルゴは、原作小説でも人気のキャラですが、アニメやゲームで演じた井澤詩織さんの声がぴったりハマっていて、さらに人気が上がりました。ここからは、アルゴ役である井澤詩織さんのプロフィールや経歴ついて紹介していきます。また、井澤詩織さんの双子の姉との関係についても併せて紹介します。

井澤詩織さんは、声優の中でも「カエル声」と呼ばれる独特の声質の持ち主です。癖の強い女性キャラやマスコットキャラとしてアニメやゲームに出演することが多い声優として人気です。2014年からYouTubeで『井澤詩織のしーちゃんねる』という動画の配信もしていて、非常に人気となっています。また、非常に多趣味であり、プライベートで様々なことにチャレンジしているアグレッシブな経歴がある人物としても有名です。

井澤詩織さんは、小学生の頃に見た演劇クラブの演技に感動して芝居の道に進み始めます。中学生の時に声優という職業に興味を持ち、声優デビューする前にラジオ番組のパーソナリティとして活動していたという経歴があります。そして、井澤詩織さんが22歳の時にアニメ声優としてデビューをはたすと、様々な事務所に所属し、フリーの期間を経て2022年からはボイスキットという事務所に所属して活動しています。

井澤詩織さんは双子であり、一卵性双生児の姉がいます。趣味や好きなものがよく似ていて、プライベートで一緒にコミックマーケットなどのイベントに参加しているようです。また、井澤詩織さんがパーソナリティを務めているラジオ番組に双子の姉が出演したこともある程仲が良いとされています。

井澤詩織さんが演じるキャラの多くは、活発な少女役や作品のマスコットキャラです。演じるキャラの性格や特徴をよくとらえて声色を変えることができる実力派の声優で、視聴者を驚かせることも多いです。ここからは、過去に井澤詩織さんが演じたアニメキャラの中から、代表作を5つ紹介していきます。

井澤詩織さんが過去に出演した代表作1つ目は『プラネット・ウィズ』というアニメ作品です。井澤詩織さんが演じていたのは、ゴスロリ服を着た幼い見た目の少女・黒井銀子です。主要キャラであり、自分のことを「ボク」と呼ぶ明るい口調が特徴のキャラとして人気でした。

井澤詩織さんが過去に出演した代表作2つ目は『メイドインアビス』というアニメ作品です。うさぎのように長い耳と全身をふわふわの体毛で覆われた獣人のような「成れ果て」の少年であるナナチを演じたのが井澤詩織さんです。井澤詩織さんといえば、真っ先にナナチを思い浮かべる程知名度が高く、作中で発する「んなぁ～」という言い方がかわいく人気となっています。井澤詩織さん自身も『メイドインアビス』の大ファンである為、思い入れの強いキャラのようです。

井澤詩織さんが過去に出演した代表作3つ目は『クズの本懐』というアニメ作品です。井澤詩織さんは、自分のことを「モカ」と名乗るお姫様願望の強い少女・鴎端のり子役を演じています。鴎端のり子は、テンションが高めの女子高生である為、高めの声で元気な演技が印象的でした。

井澤詩織さんが過去に出演した代表作4つ目は『セイレン』というアニメ作品です。ヒロインの1人である女子高生・桧山水羽が井澤詩織さんの演じたキャラです。プライドが高そうなお嬢様キャラに見えますが、実際は世間知らずの純粋な少女を可愛らしい雰囲気で演じていました。

井澤詩織さんが過去に出演した代表作5つ目は『チェンソーマン』というアニメ作品です。井澤詩織さんが演じたキャラは、主人公の相棒である悪魔のポチタでした。ポチタは『チェンソーマン』のマスコットキャラ的存在である為、井澤詩織さんは視聴者に親しみを持ってもらえるように意識して演じていました。

井澤詩織さんが声優を担当したことでアルゴの人気が急上昇しました。そんなアルゴは、『SAO』の作中でどのように登場して活躍していたのでしょうか。ここからは、アルゴの『SAO』本編での活躍や正体について紹介します。また、アルゴには死亡説が囁かれた時期がありました。アルゴの死亡説についてもここで解説していきます。

アルゴは、SAOのβテスター時代からゲームをプレイする古参キャラの1人として登場します。その為、主人公のキリトやそのパートナーであるアスナとも親しい間柄として描かれています。ゲーム内を隅々まで観察し、得た情報を自分なりに解析して他のゲームプレイヤー達に配布する活動を続けています。情報の正確さや正義感の強さから、キリト達からも信頼されるキャラです。

SAOはオンラインゲームの為、様々な経歴の持ち主がプレイしています。その中で、アルゴの正体は女子高校生ということが判明しています。一人称が「オイラ」や「オレっち」である為、アルゴの正体は男性だと思っていたファンも多かったようですが、女性でした。また、本名は「帆坂・カリーナ・朋」でハーフです。現実世界では、学生でありながらMMO関係のライターとして活動しています。

アルゴには、一時期死亡説が囁かれた時期がありました。その理由は、『SAO』のアインクラッド編以降、全く出番がなかったからです。その後もしばらく出番がなく、ゲームをクリアしてログアウトしたプレイヤーの中にアルゴの名前がなかったことが死亡説の要因となっていました。実際には、無事にゲームをクリアして生存していることが明らかになっています。

アルゴは元々人気キャラで、井澤詩織さんが声優に起用されてからは、はまり役として井澤詩織さんも人気が高まりました。

『SAO』でアルゴ役を演じている井澤詩織さんですが、同作で「ピナ」というシリカの使い魔の声優としても出演しています。しかし、あまりにも声の雰囲気が違う為、どちらも井澤詩織さんが演じていることに驚きの声を挙げるファンが非常に多いようです。

アルゴの声を演じている井澤詩織さんは、『メイドインアビス』でナナチというキャラの声を演じています。井澤詩織さんはナナチ役で知名度を上げた為、アルゴの声を聞いてナナチを連想するファンも多くいました。井澤詩織さんは、中性的なマイペースなキャラを得意としていることがよく判ります。

『SAO』に登場するアルゴの声を担当した声優は、井澤詩織さんでした。独特の声で出演作品の中でも印象に残りやすいキャラを多く演じていることが判りました。過去にラジオのパーソナリティとして活動していた経歴からトークが上手く、アニメ声優だけでなく動画配信者としても井澤詩織さんは非常に人気です。これからも様々なアニメやゲームで、井澤詩織さんの活躍を応援していきましょう。