【スラムダンク】感動する名シーンまとめ!試合別や日常からも切り取り
バスケットボール漫画の金字塔『スラムダンク』。多くの人に愛読された本作品には数々の名シーンが描かれており、その内容に当時の読者は熱狂と感動を感じていました。本記事ではスラムダンクの名シーンをまとめていき、スラムダンクという作品について振り返っていきます。
目次
【スラムダンク】とは?
スラムダンクの名シーンについてまとめていきますが、まずはその前にスラムダンクがどういった作品なのかについて概要とあらすじをまとめていきます。また、近年劇場映画化が発表されたことについてもここで解説していきます。
スラムダンクの映画化が話題に
2021年1月7日より、スラムダンク原作者の井上雄彦のTwitterと東映アニメーションのYouTubeチャンネルにて新作映画の制作が発表されました。映画のタイトルは『THE FIRST SLAM DUNK』。井上雄彦が監督及び脚本を務める本作品は、2022年12月3日に公開が予定されており、次々と発表されていく情報にファンからはあの伝説が蘇ると大きな話題を呼んでいます。
スラムダンクの概要
スラムダンクは井上雄彦によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。バスケットボールを題材にした本作は1990年~1996年にかけて掲載されており、バスケに思いを注ぐ男たちの熱い試合に日本中のファンが魅了されました。2013年2月時点では累計発行部数が1億2029万部を突破しており、アニメ化や映画化といったメディアミックスも多数展開されていました。
スラムダンクのあらすじ
神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道は、元々バスケを嫌う不良少年でした。そんな彼にバスケ部のマネージャー赤木晴子が廊下で話しかけると、桜木はその子に一目惚れしバスケ部への勧誘を二つ返事で承諾します。最初は初心者丸出しのプレーを続ける桜木でしたが、地道な基礎練習を続けバスケの楽しさに気付いていくと、次第に天才的な才能を開花させていくのでした。
【スラムダンク】感動する名シーン一覧~試合別~
ここからはスラムダンクで感動する名シーンを試合別にまとめていきます。スラムダンクでは陵南戦や山王戦など、数々の名試合が描かれていました。ここではそれらの試合の中で活躍を見せた選手や際立っていたシーンを抜粋して紹介していきます。
感動する名シーン①陵南戦(練習試合)
陵南との練習試合は桜木花道の初めての試合でもありました。前半はベンチで出番がなかったものの、後半で怪我をした赤木の代わりに出場。初めは緊張でミスを連発する桜木でしたが、赤木に見せた『フンフンディフェンス』や脅威のジャンプ力などで存在感をアピールしていきました。後半に起きた流川の勘違いパスからの桜木のシュート連携も、この試合の見どころの1つです。
感動する名シーン②翔陽戦(インターハイ予選)
インターハイ予選の翔陽戦では、まず三井の3Pシュートが目立っていたでしょう。感覚で入るのが分かった瞬間にグッと手を挙げる場面は三井の代名詞とも言えます。桜木に関しては4つのファウルを受けてしまい動きにキレが失われてしまいますが、そこに流川の「らしくない」という激が飛んで目が覚めます。激闘の後のスタメン5人がロッカールームで爆睡するシーンもファンからの人気が高いです。
感動する名シーン③海南戦(インターハイ予選の決勝リーグ)
海南との試合で外せないのは赤木のテーピングの台詞でしょう。1年の頃から夢見た試合に赤木の想いが強く表されています。桜木も公式試合で初めてダンクシュートを決める活躍をしましたが、試合後半に肝心な場面でパスミスしてしまい、試合終了後に悔し涙を流してしまいます。そこに赤木が「決勝リーグは終わってない」と台詞を投げかけますが、思わず読者が泣きたくなってしまうような名シーンでした。
感動する名シーン④陵南戦(インターハイ予選の決勝リーグ)
決勝リーグでの陵南戦では珍しくキャプテンの赤木が迷いのあるプレーをしてしまいます。それに一喝したのはいつも赤木に怒鳴られている桜木でした。試合では三井に代わって入った小暮が3Pシュートを決めてみせたり、その裏で三井が「なぜあんな無駄な時間を」と後悔しているシーンも各々のバスケ愛が感じられる名シーンです。そして何よりも憎い演出をしているのが試合終了後の整列する場面でしょう。赤木の肩を担いで桜木が「さあ整列だ」と連れて行くシーンは、多くのファンの記憶に強く残りました。
感動する名シーン⑤豊玉戦(インターハイ)
インターハイを決めた後、桜木は流川のシュートフォームの完璧さに悔しさを覚え個人練習をしていました。そこに安西先生が現れると「彼のプレイから盗み、彼の3倍練習しなさい」と諭します。実力差があるのを分かっていながら、それでも安西先生が桜木に期待しているのが垣間見えるシーンでした。その後の豊玉戦では流川の活躍が目立っており、片目を負傷しながらシュートを決めた場面では湘北エースの風格が漂っていました。
感動する名シーン⑥山王戦(インターハイ)
山王戦の入りは桜木と宮城によるアリウープの連携から始まりました。互いの表情を見ながら行った連携はとても見事なものでしたが、桜木はその後更に勢いづいていきます。気付けばその試合の主軸となっていたことにハッとした赤木は、初心者だった桜木が今では湘北に必要な存在になったと認め、大事な場面で流川が桜木にパスしてシュートを任せたシーンも2人が素直に認め合った唯一の瞬間で多くの読者が感動しました。
【スラムダンク】日常や感動の名シーンや台詞一覧~桜木花道~
ここからはスラムダンクの桜木花道による日常や感動の名シーン、名台詞をまとめていきます。スラムダンクの主人公として天才的な才能を持っていた桜木花道。初めは不良でお調子者だった彼でしたが、物語の進行により心身ともに成長していく姿は読者にも期待と爽快感を与えてくれました。
名シーンや台詞①「大好きですスポーツマン…」
「大好きです スポーツマンですから」
スラムダンク1巻にて初めて赤木晴子と出会った桜木は「バスケはお好きですか?」と訊かれると、晴子の気を惹こうとして上記の台詞で答えました。何の根拠もない上っ面の台詞ではあったものの、この一言がなければスラムダンクが始まることはなかったという特別な台詞です。
名シーンや台詞②「ヤマオーはオレが…」
「ヤマオーはオレが倒す!!」
山王戦で追い込まれてしまった湘北高校。そこで安西先生は桜木に「逆転の切り札だ」と伝えます。それに闘志が燃え上がった桜木はテーブルの上に乗り、上記の台詞を堂々と叫んだのでした。かつては誰にも期待されない不良だった桜木が、その時では大観衆から期待を寄せられ味方からも鼓舞されていました。
名シーンや台詞③「オレ…なんか上手く…」
「オレ…なんか上手くなってきた…」
翔陽戦にて豪快なダンクを決めた桜木。翌日の試合でもその時の高揚感が残っていると桜木は水戸に向かって上記の台詞を話しました。この台詞は桜木がバスケで成長したことに喜びを見出し、更に上手くなりたいと意気込む純粋な気持ちが表されており、読者もつい桜木を応援したくなる場面でした。
名シーンや台詞④「オレは今なんだ…」
「オレは今なんだよ!!」
山王戦で背中の怪我が悪化していく桜木は、安西先生からこれ以上の出場を止めるように言われますが、それに対して上記の台詞を言い放ちました。バスケの才能があった桜木には、これからの成長次第ではもっと大きな舞台に立つこともできたかもしれませんが、桜木にとってはそんな舞台より今後二度と訪れないかもしれない目の前の舞台の方が大事だったのです。
名シーンや台詞⑤「左手はそえる…」
「左手はそえるだけ」
山王工業対湘北のクライマックスは、20ページにわたって一切の台詞なく選手たちの攻防のみが描かれていました。疾走感溢れつい息を呑んでしまう描写の中、桜木の手にボールが来るとそこで上記の台詞が発しシンプルなジャンプシュートをしてみせました。結果的にそのシュートが決勝点となり湘北の勝利で山王戦は終わるのですが、最後の最後に桜木が何度も練習したジャンプシュートが決めてとなるとは誰も予想ができませんでした。
名シーンや台詞⑥「大好きです今度は…」
「大好きです 今度は嘘じゃないっす」
山王戦にて背中を怪我して倒れこんだ桜木は、走馬灯のように過去の情景が流れていき最終的に初めて晴子と出会った時にかけられた言葉「バスケットは好きですか?」に行きつきます。桜木はそこで立ち上がると晴子の前へ行き、上記の台詞を話しました。桜木以外は告白したのかと勘違いしていましたが、山王戦まで来た桜木はいつしか心の底からスポーツマンになっていたのです。
【スラムダンク】日常や感動の名シーンや台詞一覧~流川楓~
ここからはスラムダンクの流川楓の日常や感動の名シーン、名台詞をまとめていきます。バスケの天才として知られていた流川はクールで口数こそ少ないキャラクターですが、その内に秘めてる闘志やバスケ愛は人一倍強いものを持っており、度々発する台詞からは彼の信念を垣間見ることができます。
名シーンや台詞①「何人たりとも…」
何人たりともオレの眠りを妨げる奴は許さん
流川楓のスラムダンク初登場シーンは学校の屋上で昼寝をしているところでした。流川のバスケの実力を聞いた桜木が彼を起こそうとすると、上記の台詞を言って寝過ごそうとしました。人付き合いが嫌いな流川の性格がとてもよく表れているシーンでした。
名シーンや台詞②「惜しかったな…」
「惜しかったな てめーにしては」
翔陽戦にて桜木はファウルが続き初心者丸出しのプレーを続けていました。そんな中、桜木が相手ディフェンスを突き抜けて豪快なダンクを決めます。そのダンクはファウル判定となりなかったことにされましたが、まさかのプレーに観衆はどよめき流川も桜木に向けて上記の台詞を放ったのでした。ぶっきらぼうな言葉とはいえ、あの流川が桜木を褒めたことから案外いい奴なのかもしれないと読者に思わせた場面です。
名シーンや台詞③「よろしくご指導…」
「よろしくご指導ご鞭撻のほど…」
スラムダンク単行本22巻にて、流川はアメリカ留学をしたい思いを安西先生に伝えようとしましたが、そこでの言葉遣いは上記の台詞のようにとても丁寧なものでした。普段は人に素っ気ない態度を取り乱暴な言い方をする流川でしたが、それだけアメリカへ行くことを真剣に考えているのが分かる瞬間でした。
名シーンや台詞④「一歩も引く気は…」
「一歩も引く気はねーぜ」
豊玉高校との試合で流川は悪質なファウルを受け片目を怪我してしまいます。怪我は遠近感覚に影響を及ぼすほど重いもので、バスケにおいては致命的なものと思われました。しかし流川はそのハンデをものともせず、どんどん得点を重ねていきます。そしてフリースローのチャンスでは両目をつむってシュートをうち、それを見事ゴールさせたのでした。
名シーンや台詞⑤「おめーのヘマは…」
「おめーのヘマはもともと計算に入れてる…つっただろうド素人」
山王戦でついに沢北との1on1を制した流川。後はそのままゴールにボールを叩きこむだけでしたが、その方向に桜木も走ってきたため、2人は衝突してしまい絶好のチャンスを逃してしまいました。自分のミスだと落ち込んでしまう桜木。それに対し流川は上記の台詞を言って彼を励ましたのでした。流川の珍しいフォローと不器用な2人ならではのやり取りは、スラムダンクの中でも屈指の名シーンです。
【スラムダンク】日常や感動の名シーンや台詞一覧~赤木剛憲~
ここからはスラムダンクの赤木剛憲の日常や感動の名シーン、名台詞をまとめていきます。湘北バスケ部キャプテンにして誰よりも全国の舞台に憧れていた赤木。彼の名シーンはキャプテンならではのものや桜木との魅力的な関係を表したものなどが揃っています。
名シーンや台詞①「いいからテーピング…」
いいからテーピングだ!!
全国出場をかけた大一番で、湘北高校は海南高校と試合をすることになります。そこで赤木は足を捻挫してしまい重症を負ってしまいます。マネージャーの彩子はその怪我を見て試合に戻ることは止めた方がいいと諭しますが、赤木はそれを了承せず上記の台詞を叫び応急処置を求めました。たとえ骨が折れようと、歩けなくなろうと、目の前の試合のために全力を出したいという思いが伝わってくる名台詞です。
名シーンや台詞②「悪いが皆さんの…」
「悪いが皆さんの期待通りにはならん…」
山王工業との試合が始まるまでは、絶対王者である山王が負けるはずないと周囲から思われていました。しかし、赤木たちは山王のプレッシャーをはねのけ最高の精神状態で試合に臨みました。赤木たちの気持ちが山王に負けてないことがこの台詞から表現されており、安西先生も試合前の恐怖に立ち向かい乗り越えれば、初めて理想の精神状態にたどり着けると語っています。
名シーンや台詞③「奴の方が上だとしても…」
「奴の方が上だとしても…湘北は負けんぞ」
同じセンターのポジションである山王の河田。彼との実力差に圧倒されてしまい手も足も出せずにいた赤木でしたが、そこに魚住が乱入すると赤木に激を飛ばしました。その激から何かが吹っ切れた赤木。彼は雄たけびをあげると上記の台詞を言い放ち、自分がセンターとして勝つことよりもチームが勝つ方法を選んだのでした。
名シーンや台詞④「この男…」
「この男…底が知れん!!」
沢北との1on1に勝利できた流川は、その後もドリブルで沢北を置き去りにし河田のブロックもかわして怒涛のシュートを叩きこみます。その場面を目の当たりにした赤木は思わず上記の台詞のように流川の底知れない実力に驚きました。流川のバスケスキルは赤木の想像を超えるものでしたが、試合を通じて更に成長していく姿に唖然としてしまうのでした。
【スラムダンク】日常や感動の名シーンや台詞一覧~安西先生~
ここからはスラムダンクの安西先生の日常や感動の名シーン、名台詞をまとめていきます。湘北バスケ部の監督である安西先生は、ふくよかな体型と優しい物言いの指導をすることが特徴ですが、時折鋭い一言が飛び出ると桜木たちをハッとさせ読者でさえもその言葉に魅了されました。
名シーンや台詞①「あきらめたらそこで…」
「諦めたらそこで試合終了だよ」
これは安西先生の代名詞とも言える名台詞でしょう。元々は中学時代の三井が挫折しかけた時に言った台詞でしたが、山王戦でも安西先生は再びこの台詞を発しました。どれだけ劣勢な状況におかれても忘れてはいけないものを教えてくれるこの台詞は、たとえバスケの世界でなくとも置き換えることができる名台詞です。
名シーンや台詞②「湘北の切り込み…」
「湘北の切り込み隊長ですよ…!!」
山王戦において湘北はゾーンプレスに苦しみ、攻めることができず点差が広がり続ける一方でした。その状況を打破する逆転の一手が、安西先生の台詞と共に宮城の投入によって打たれます。宮城は体格こそ恵まれなかった選手でしたが、その分ドリブルを極めていました。安西先生はその技術を信頼すると、宮城のドリブルが山王のゾーンプレスを突破し形勢逆転。そこから湘北は怒涛の追い上げを見せていくのでした。
名シーンや台詞③「君は日本一の高校生に…」
とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい。
アメリカ留学を考えていた流川から相談を受ける安西先生。確かに流川にはセンスがあり留学に行く価値があったでしょう。しかし、安西先生にとっては過去に谷沢という教え子がおり、その人がアメリカ留学に向かった時は交通事故で亡くなってしまいました。その谷沢と流川がかぶって見えた安西先生は、流川の思いも受け止めつつまずは日本一の高校生になるよう告げたのでした。
名シーンや台詞④「お前の為にチームが…」
お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!
安西先生がまだ白髭鬼(ホワイトヘアードデビル)と恐れられていた頃に、当時の教え子にかけていた台詞です。ただ1人が活躍できればいいというのは甘い考えであり、バスケで勝つためには1つのチームにならなければならないことを厳しく教えました。
名シーンや台詞⑤「まあ わりといい…」
「まあ わりといい方かな…」
インターハイ前の夏休みに、安西先生は桜木に1週間で2万本のジャンプシュートを決めろという課題を命じました。そんな無理難題を桜木は最後までやってのけると、むかえた豊玉戦では練習したジャンプシュートで得点を決めます。桜木は歓喜の声と共にハイタッチをしに行くと、安西先生は上記の台詞を言い残し桜木の成長を誇ったのでした。
【スラムダンク】日常や感動の名シーンや台詞一覧~その他キャラ~
ここからは上記でまとめたキャラクター以外の日常や感動の名シーン、名台詞をまとめていきます。湘北バスケ部には桜木や流川、赤木以外にも魅力的な選手が登場しており、それぞれに活躍の場面や名台詞などが残されています。
三井寿の名シーンや台詞
三井寿は怪我が原因で一度バスケを諦め、腹いせに湘北バスケ部を潰そうと喧嘩沙汰を起こそうとしました。それを安西先生に諭されてからは再び1人のバスケ選手として戻り、湘北バスケ部の新たな風として活躍していくのですが、そんな彼の残した台詞には挫折と後悔を表すものや、そこから立ち上がったからこその強さを感じることができます。
名シーンや台詞①「おうオレは三井…」
「おうオレは三井 あきらめの悪い男…」
山王戦でスタミナが切れかかった三井は、マッチアップの松本に対していきなり「俺は誰だ」と問いかけます。当然困惑するしかない松本でしたが、その台詞は上記の台詞に繋がる枕詞で、三井は自分自身を鼓舞してみせたのです。その後3Pシュートを決めて赤木とグータッチするシーンは男の熱い友情を感じさせる名シーンです。
名シーンや台詞②「静かにしろい…」
「静かにしろい この音が…オレを蘇らせる 何度でもよ」
山王にリードを許し残り時間もわずかという窮地に立たされた湘北バスケ部。点差を詰めるには三井の3Pシュートが必要不可欠でした。スタミナが限界を迎えていた三井にとってはとても厳しい状況だったのですが、流川が「そんなタマじゃねーよな?」と心の中で呟くと、それに応えるように三井は渾身のシュートを放ったのでした。
宮城リョータの名シーンや台詞
宮城リョータはバスケ選手としては小柄な体格をしており、湘北バスケ部のスタメンの中でも唯一180cmを超えていませんでした。バスケにおいて背丈は大きなアドバンテージになるものですが、そんな逆境をはねのける強さを持っていたのが宮城リョータという選手です。
名シーンや台詞①「オレならいつでもブロック…」
「オレならいつでもブロックできると思ったかい?」
公式試合の陵南戦で宮城は相手からボールを奪いカウンターに転じます。ゴール前には桜木と流川が待機しており、ディフェンスには仙道が1人という状況。仙道はどちらにパスがいっても止めてやろうと身構えますが、宮城はその2人を選ばず自分で切り込んでシュートを決めました。まさかの選択に仙道が驚いていると、宮城は上記の台詞で彼を煽ったのでした。
名シーンや台詞②「切符買っとけよ…」
「切符買っとけよ。明日帰るんだろ?」
インターハイ出場を決めた湘北バスケ部は会場の前で次の対戦相手である豊玉高校のメンバーと出会いました。豊玉のメンバーは気性が荒く、血気盛んな湘北と言い争いに発展。そんな中、183cmの板倉が宮城にぶつかると「見えなかったわ」と低身長なのを煽りましたがそれに対し宮城も上記の台詞で煽り返してみせました。
名シーンや台詞③「ドリブルこそチビの…」
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」
山王工業との試合でゾーンプレスに苦戦を強いられる湘北。宮城は相手キャプテン深津のマークに苦しまされますが、そんな時にベンチから彩子の声援が響くと宮城の心に火がつき、得意のドリブルを使って深津を突破しました。土壇場で湘北に勝ち筋を見出した瞬間でもあった宮城の名シーンです。
【スラムダンク】名シーンに対する世間での評判や人気
これまでスラムダンクの名シーンや名台詞をまとめていきました。世間ではスラムダンクは不動の名作だと言われることが多いですが、実際のところはどうなんでしょうか?ここではスラムダンクの名シーンに対する世間での評判や人気について、ネット上にあるコメントなどを参照してまとめていきます。
スラムダンクを愛するファンたちは、連載から15年経った今でもスラムダンクの名シーンを見返してしまうくらい作品が大好きだと語っていました。バスケを知らない人でも響くシーンが多いところも本作の特徴のようで、スラムダンクで人生の教訓を学んだという人もいました。
本記事でまとめた名シーンや名台詞以外にも、ファンがそれぞれ好きなシーンや台詞などを語り合っている光景が見受けられました。この展開は外せないと語る人や、細かい描写にこだわりがあって好きだと語る人がいたりと、国内に多くのファンを生み出したスラムダンクならではの光景でした。
劇場映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、アニメでは描かれなかった山王工業との試合が描かれると予告されています。そのことに対してスラムダンクファンたちは山王戦での名場面が見られるのかと大きな期待を寄せていました。
【スラムダンク】感動する名シーンばかりだった
スラムダンクには数々の名シーンが描かれており、その描写からキャラクターの魅力やバスケの面白さなどが描かれていました。およそ15年の年月が過ぎても名作だと語り継がれているスラムダンク。劇場映画の公開も予定されていますが、その前に今一度スラムダンクを見返しておけばより映画の内容を楽しめるかもしれません。
この記事のライター
zeile
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