【スラムダンク】福田吉兆の実力やモデルを紹介!過去や花道との関係は?
スラムダンクに登場する陵南高校の福田吉兆(きっちょう)はプライドが高く、桜木花道をライバル視していて、スラムダンクの中では渋めのキャラです。福田吉兆の持つ実力やその性格、モデルになった実在の選手、桜木花道との関係やアニメ版の声優などについて調べていきます。
目次
【スラムダンク】陵南の福田吉兆とは?
スラムダンクに登場する福田吉兆は、神奈川県バスケ部の強豪校である陵南高校で、スラムダンクの主人公、桜木花道と同じポジション、パワーフォワードを任されています。インターハイの予選リーグでは桜木花道が所属している湘北高校と対戦します。
福田吉兆のプロフィール
- 名前:福田吉兆(ふくだきっちょう)
- 愛称:福ちゃん、フク助、フッキー
- 高校:陵南高校2年
- 背番号:13
- 身長:188㎝
- 体重:80kg
- ポジション:パワーフォワード(4番)
スラムダンクで桜木花道の前に立ちふさがった福田吉兆は、神奈川県のパワーフォワードの中でも、その粘り強い性格を生かしたオフェンスは、トップクラスの実力を誇っています。バスケの経験が浅いので、弱点を突かれてしまうこともありますが、三井寿よりもスコアラーとしての能力は高いです。
スラムダンクの概要
スラムダンクの漫画が掲載されていたのは週刊少年ジャンプで、期間は1990年から1996年の4年間です。累計発行部数は今までに、1億2,029万部(2013年2月調べ)以上と人気は高く、1993年~1996年に朝日放送でアニメでも放映されていました。
スラムダンクのあらすじ
スラムダンクの物語は、湘北高校に入学した不良少年の桜木花道が赤木春子に一目惚れするところから始まります。彼女に勧められたことがきっかけで、桜木花道は興味のなかったバスケ部に入部します。型破りな性格の桜木花道が、仲間と共に練習や試合を重ねるうちに才能が開花し、バスケへの情熱に目覚めていく様子を描いた物語です。
【スラムダンク】福田吉兆の実力やモデル・性格
スラムダンクの中でも、独特の個性や性格を持つキャラクター福田吉兆ですが、そのモデルになった実在の選手はいるのか、ディフェンスには強さを見せる福田吉兆ですが、その実力はスラムダンクで登場する選手の中で、どのくらいのものかを見ていきます。
福田吉兆の実力
スラムダンクに登場する福田吉兆は粘り強いプレーを得意とし、スコアラーとしても県内ではトップクラスです。中学2年からバスケを始めたため経験が浅いので、オフェンス力には優れていますが、ディフェンスの方ではやや甘さもあります。しかし、試合中にアリウープを決めて場を沸かせたこともありました。
福田吉兆のモデルの選手
スラムダンクの福田吉兆のキャラクターのモデルになったと言われているのは、NBAで1900年代に活躍していた、ラトレル・スプリーウェルです。福田のように高い身体能力を生かした粘り強いプレーで急速に注目をあびた選手で、その繊細でプライドの高い性格が災いし、暴力事件を起こして謹慎処分を受けたこともあります。
福田吉兆の性格
スラムダンクの中でも、地味ながらも人気のある福田吉兆ですが、そのふてぶてしい表情とは裏腹に、繊細でプライドの高さも持ち合わせた性格です。褒められた時の福田吉兆は「もっとほめてくれ」と言って震えてしまうほど、プライドも高いのです。
【スラムダンク】福田吉兆の過去や花道との関係
スラムダンクの主人公桜木花道と福田吉兆は、パワーフォワードのポジションで、試合の時にはマッチアップでライバルになる関係でもあります。性格的には正反対ですが、おたがいの実力も認め合う仲でもあるようです。
福田吉兆の謹慎の過去の理由
スラムダンクに登場した序盤のころ福田吉兆は、バスケは下手でしたが、仙道彰に刺激を受け、急成長します。そこで田岡監督は、福田と仙道を育てようと、「仙道は褒める」「福田は叱る」指導方針にしました。しかし、プライドが高い性格の福田はストレスをため、練習試合中に田岡監督の眉間に「ほわちゃあ!」とチョップをお見舞いしてしまい、無期限謹慎処分を受けます。
福田吉兆と花道の関係
スラムダンクの物語の中で陵南高校は神奈川県で3位というバスケの強豪校です。湘北高校バスケ部にとって、陵南高校バスケ部は初めてライバル視した高校ですが、陵南高校の仙道彰は桜木花道の存在を認めています。それにより、福田吉兆も桜木のことを意識するようになっていきます。
福田吉兆と花道の出会い
福田吉兆は謹慎中もバスケに対する情熱は冷めず、公園で仲間たちと練習をしていました。そこに偶然、桜木花道が通りかかり、福田吉兆は桜木花道を仲間に呼びに行かせますが、「てめーが来い」逆に言われて、プライドが高い性格の福田は悔しい思いをします。インターハイの予選で再会しますが、スラムダンクの物語にはその頃から本格的に登場します。
福田吉兆と花道のマッチアップ
福田吉兆と桜木花道とのマッチアップでは、序盤は桜木花道が福田吉兆のオフェンスに押されていました。福田吉兆は桜木花道を押しのけてアリウープを決め、試合前半では、桜木花道を完膚なきまでに叩きのめしました。
予選リーグの決勝の後半では、桜木花道も得意のリバウンドで巻き返します。接戦を繰り広げますが、ラストに桜木花道はダンクシュートを決め、陵南高校は湘北高校に惜しくも敗れてしまいます。主将の魚住の涙を見て、普段クールな福田吉兆の目にも涙が溢れ、スラムダンクらしい感動シーンです。
【スラムダンク】福田吉兆の名言
スラムダンクの物語の中でも、口数が少なめの福田吉兆ですが、繊細でプライドが高く、熱いものを胸に秘めている人物でもあり、数々の名言を残しています。
福田吉兆の名言①「ほわちゃ…」
ほわちゃあ!
福田吉兆は新入部員の中で一番下手な選手でしたが、仙道彰をライバル視し、努力したことで急成長します。田岡監督もそのプレイのスケールの大きさに注目するようになり、仙道彰は褒めて育て、福田吉兆は叱ることで伸ばそうとしますが、そのことで福田吉兆はストレスをため、練習試合中に「ほわちゃあ!」と言いながら田岡監督の眉間にチョップをして、無期限謹慎処分を受けてしまい、スラムダンクに登場するのは、予選リーグからになりました。
福田吉兆の名言②「もっとホメて…」
もっと…もっとホメてくれ
試合中にスーパープレイをした時に、「フ・ク・ダ」コールが観客から巻き起こった時に出た言葉。福田吉兆はプライドの高さから褒められると快感を覚えてしまいます。自分から褒めるのを要求することもあります。
福田吉兆の名言③「仙道のプライドが傷つく…」
仙道のプライドが傷つく、あいつはきっと負けない
海南戦で主将の魚住純が退場することになってしまい、仙道彰にオフェンスとディフェンスの負担を一手に引き受けなければならなくなり、監督が仙道彰がマークする牧紳一に対し、ダブルチームの提案をした時の言葉。福田吉兆の仙道彰への強いリスペクトが感じられます。
福田吉兆の名言④「ただならぬ…」
ただならぬ素質…
桜木花道が自分よりも巨漢である魚住(202㎝・90kg)のボースハンドダンクを止めたのを見て、その勇気や高い身体能力を称賛する気持ちが、福田吉兆にも芽生えて思わず出た言葉です。さすが、スラムダンクの中で1位の人気の桜木花道です。
福田吉兆の名言⑤「そんな目で見ても…」
そんな目で見てもムダだ、オレの勝ちだ
インターハイ予選で福田吉兆が、桜木花道を完全に叩きのめした時に出た言葉。福田吉兆の桜木花道に対する並々ならぬライバル心が表れています。粘り強く、がむしゃらに勝利を目指す福田吉兆らしい言葉です。
【スラムダンク】福田吉兆の声優
福田吉兆は、スラムダンクの登場人物の中でも口数が少ない方ですが、内にはプライドの高さや熱い気持ちも秘めた人物です。そんな福田吉兆をアニメ「スラムダンク」ではどんな声優さんが演じているのかを紹介します。
福田吉兆の声優は「石川英郎」
アニメ「スラムダンク」の福田吉兆の声を演じているのは石川英郎さんです。アニメなどの声優さんのほか、ナレーションのお仕事もされています。声楽が得意で、ライブ活動などもされています。
石川英郎のプロフィール
- 本名:石川英郎
- 愛称:ヒデさん
- 生年月日:1969年12月13日
- 血液型:O型
- 身長:181㎝
- 職業:声優、ナレーター
- 特技:声楽
- 活動期間:1993年~
石川英郎さんがアニメの声優さんとして活動されているのは1993年からです。大学時代に、オペラを学んだことがきっかけで芝居を始め、そこから声優の道に進むことになったそうです。音大出身者なので、得意の音楽を生かして不定期での音楽ユニットの活動もされています。
石川英郎の主な出演作品
- NARUTO:うちはイタチ
- ファイナル・ファンタジーⅩ:アーロン
- 戦国無双(ゲーム):毛利元就
- 新・三國無双(ゲーム):周泰
- BLEACH:浮竹十四郎
- 金色のゴルダ:土岐蓮生
- WILD・ADAPTER:時任稔
石川英郎さんは青年くらいからの大人の男性の声を主に担当し、「かっこよさ」や「可愛さ」、「包容力」を持つ声という感想が聞かれます。演技の幅が広いことから、1つの作品の中で複数のキャラクターを演じることもあります。
【スラムダンク】福田吉兆に対する世間での評判や人気
福田吉兆は態度がふてぶてしく見えてしまうため、内面に繊細な部分や、高いプライドを持ち合わせていることを、周囲になかなか理解してもらえず苦労しています。そんなところが自分に似ているような気がして、共感する人も多いようです。
不器用な人にも、どこかに自分を認めてほしい気持ちはあるものですが、福田吉兆はある意味、素直に褒めれたいことを表現しています。そんな福田吉兆に親近感を抱く人は多くいるようです。
承認欲求が高めで、熱いものも胸に秘めている福田吉兆。見た目からは想像できない、繊細さやプライドの高い部分も持ち合わせる彼に魅力を感じ、ファンになる人も多いようです。
【スラムダンク】福田吉兆は実力がありプライドの高い選手
スラムダンクの福田吉兆が登場するのは、インターハイの予選リーグからですが、その繊細なプライドの高さや感情的な性格から、名言が印象に残るキャラクターです。モデルになったのはNBAで活躍したラトレル・スプリーウェルで、アニメ版の声優を担当するのは石川英郎さんです。内面に熱さを秘める福田吉兆のファンはいまだに多いようです。最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事のライター
中川美智子
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