【シャーマンキング】ホロホロとは？正体や能力・過去についても解説

シャーマンキングに登場するホロホロとは、原作でも主人公と関係の深い中心キャラです。熱い性格とその強さから、シャーマンファイトでは大活躍したキャラです。ここでは、そんなホロホロのプロフィールや名言、シャーマンキングの概要を紹介していきます。

シャーマンキングの中心キャラであるホロホロとは、北海道アイヌ民族出身で、人間の手により自然が破壊されている事から、「でっけえフキ畑を作る」為にシャーマンキングを目指している人物です。作中では5人戦士に選ばれる程、実力のあるシャーマンです。

この名言は、シャーマンファイトで麻倉葉と初めて戦った時に放った名言です。ホロホロがシャーマンキングを目指している理由にあたり、初対面の人に対し自分の夢を堂々と語れるホロホロを見ていると、目的の強い意志を感じさせてくれます。

漫画「シャーマンキング」は、作者「武井宏之」さんが描きおろした少年漫画です。1998年から2004年の間「週刊少年ジャンプ」に連載された大人気漫画です。その人気ぶりからアニメ版も登場しており、さらにメディアから広く知れ渡りました。

シャーマンキングの続編を描いている「シャーマンキングFLOWERS」もメディアから話題となった作品です。作者は武井宏之さんが描きおろしており、シャーマンファイトから14年後を描いています。ファンからは「続編が出て嬉しい」など喜びの声が上がっています。

シャーマンキングに登場するホロホロですが、実は本名を持っていました。しかしホロホロは本名で呼ばれる事を嫌っているのです。そんな嫌っている本名とは何なのでしょうか？ここではホロホロの本名や正体を紹介していきます。

シャーマンキングに登場するホロホロの正体とは、北海道アイヌ民族の少年です。広大なフキ畑を作ることが目的でシャーマンファイトに参加している優しい少年です。しかしホロホロは自分の本名を嫌い隠しているのです。

広大なフキ畑を作ることが目的なホロホロの本名とは、「碓氷ホロケウ」です。愛称でホロホロと呼ばれておりますが、本人は碓氷ホロケウと呼ばれる事を嫌っています。作中でもホロケウと呼ばれ激怒しているシーンが描かれています。

名言を数多く残したホロホロは、本名である碓氷ホロケウと呼ばれる事を嫌い隠していました。本名を嫌う理由は、かつてホロホロが本名を名乗っていた時代に、同級生を死亡させてしまいます。その事をキッカケに自分の本名捨て、ホロホロとして生きることに決めています。

シャーマンキングに登場するホロホロとは、五代精霊の力を持つ「五人の戦士」のメンバーに選ばれる程の強さを持っています。作中では最強のキャラであるハオに対抗するシーンなどが描かれております。そんなホロホロの強さや能力を見ていきましょう。

ホロホロの「ココロ」という精霊を持霊にしており、氷を武器にした強力な攻撃を得意としております。シャーマンキング五大精霊の一つ「スピリットオブレイン」の力を持っており、神クラスのシャーマンの一人です。

本名を嫌っているホロホロの持霊は「ココロ」です。とても小さい精霊で大人の手のひらに乗れるほどのサイズです。しかしココロの氷を武器にした攻撃は凄まじく、並みのシャーマンなら一撃で倒されるでしょう。

ホロホロの持霊であるココロとは、アイヌの地に生息するコロボックル（フキの葉の下の人）精霊です。ホロホロの同級生である人物が、ある日死んでしまいます。あの世に導く為、コロボックルが同級生の元に集まりました。その時、現地にいたホロホロの持霊となりました。

ホロホロの能力である「スピリットオブレイン」とは、シャーマンキングの五大精霊の一つでガンダーラから与えられた力です。ハオとの戦いに向け、地獄での壮絶な修行に耐え習得した能力です。しかしシャーマンキングとなったハオには、五大精霊の攻撃さえも通用しませんでした。

ホロホロの能力である「オーバーソウル」とは、持霊であるココロを自分のスノーボードに媒介させ、氷を武器に攻撃する能力です。シャーマンファイト本戦からは、妹が作ったイクパイスをココロにオーバーソウルさせ、さらに強い攻撃が可能となりました。

甲縛式オーバーソウルとは、術者を鎧のようにオーバーソウルでまとう能力です。ニポポテクンペとは、甲羅式オーバーソウルの状態で左手にハラキホク、右手にシモンマタクの巨大な氷の塊で相手を攻撃する強力な技です。

ホロホロはシャーマンとしての能力の高さから、5人の戦士に選ばれています。五人の戦士とは、ハオを倒す為ガンダーラによって結成された最強チームです。5人の戦士は五大精霊の力を宿しており、作中ではハオとの戦いに大きく貢献しました。

シャーマンキングに登場する、広大なフキ畑を作ることが目的なホロホロの技・必殺技とは、一体どのような物だったのでしょう？ここでは、そんなホロホロの技・必殺技を紹介していきます。

自分の本名を捨てたホロホロの必殺技「カウカウプリウェンペ」とは、アイヌ語で「あらくれ者の雹」という意味です。上空から持霊ココロの力で、氷の粒を作り相手に雨のようにぶつける技です。作中では麻倉葉に向け発動しています。

五人の戦士と関係の深いホロホロの必殺技「エムシノキペコンル」とは、アイヌ語で「剣のつらら」という意味です。上空からスノーボードの裏面に、持霊ココロの力で巨大なつららを作り出し攻撃する必殺技です。作中では麻倉葉との戦いで発動しています。

数々の名言を作り出したホロホロの必殺技「ニポポパンチ」とは、冷気を拳に圧縮させパンチを繰り出すシンプルな必殺技です。しかし破壊力は凄く巨大な相手も一撃で倒す破壊力です。また、敵を部分的に凍らせ砕くこともできるホロホロの新技です。

シャーマンキングに登場するホロホロの必殺技「モソソクルッペ」とは、アイヌ語で「眠っている者を目覚めさせる霜」という意味です。持霊ココロの力で地面を凍らせて、相手の足元から攻撃する必殺技です。シャーマンファイトで麻倉葉に発動しております。

ホロホロの必殺技「エピッタルキウパシホルッケ」とは、アイヌ語で「全てを飲み込む雪崩」です。持霊ココロの最大の冷技であり、場所問わずホロホロの最大巫力を使い、大量の雪を作り雪崩を起こす必殺技です。破壊力は凄いが巫力を使いすぎる弱点があります。

ホロホロの必殺技「ネイケフイケキロロ」とは、アイヌ語で「どことして何一つ非のうちどころのない力」という意味です。妹のピリカが作ったイクパスイに、持霊ココロをオーバーソウルさせて氷の剣を作り出す必殺技です。

ホロホロの必殺技「ルプシカテク」とは、アイヌ語で「凍らせる手」という意味です。持霊ココロの力で両手を巨大な氷に変化させ、触れたものを凍らせ砕く必殺技です。さらにパワーもアップし、作中では巨大な精霊を投げ飛ばすシーンが描かれています。

ホロホロの必殺技「ニポポテクンペ」とは、オーバーソウルを全身にまとい、両腕に巨大な氷の腕を作り出す攻防ともに優れている必殺技です。ホロホロが本来持っている冷たく冷静な心から引き出した新技で強力な必殺技です。

ホロホロの必殺技「ウォセ」とは、アイヌ語で「遠吠え」という意味です。ニポポテクンペの左腕から繰り出されるパンチで、遠くからでも当てる事ができます。その破壊力は、巨大なオーバーソウルも吹き飛ばす威力です。

ホロホロの必殺技「カムイランケオプケニ」とは、アイヌ語で「神から授かった拳」という意味です。巨大な氷の拳を作り出し、凍らせ砕く必殺技です。作中では、ガンダーラのカドゥが作り出した、巨大オーバーソウルを凍らせ砕いています。

ホロホロの必殺技「キンラカラ カウカウプリウェンペ」とは、アイヌ語で「猛（たけ）る荒くれ者の雹」という意味です。上空から持霊ココロの力で、隕石のような巨大な氷を上からぶつける攻撃です。作中ではパッチ族のカリムに向け発動しております。

広大なフキ畑を作ろうとしているホロホロの必殺技「ポロワオケレルプシヌプリ」とは、アイヌ語で「大きい大きい凍る山」です。五大精霊であるスピリットオブレインをオーバーソウルした状態で繰り出す必殺技で、巨大な氷塊を相手にぶつける攻撃です。

北海道アイヌの地と関係が深いホロホロの必殺技「氷河期（アイスエイジ）」とは、五人の戦士であるチョコラブと力を合わせた必殺技で、作中ではハオの宇宙規模の攻撃「プロミネンス」を防いでいます。二人の持つ五大精霊の力を組み合わせた攻撃です。

シャーマンキングに登場するホロホロですが、過去にダム子（同級生）という関係の深い人物がいました。しかしホロホロとダム子には悲しい過去がありました。ここでは、そんなホロホロの過去やダム子との関係を紹介していきます。

ホロホロとダム子は同級生の関係で、お互い仲が良く二人で遊ぶ関係でした。特にダム子はホロホロが案内してくれるフキ畑に行くのが大好きでした。しかしホロホロの祖父から「ダム子と関わらな」と一喝され、ダム子と一切口を聞かなくなるのです。

シャーマンキングに登場するダム子とは、黒髪ミディアムヘアーの可愛い少女です。優しい性格をしており、そんなダム子にホロホロは好意を寄せていました。仲間外れにされていたホロホロに声を掛け、ホロホロという愛称を付けました。

ダム子は小学生の頃、ホロホロがいる北海道に転校生としてやってきました。彼女は両親がダムの建設の為に東京からやってきたことから、周囲の人間には自然を壊す人物と白い目で見られ、周囲の人間はダム子から避けるのでした。

ホロホロはダム子を避けるようになり、ついには口を聞かない関係になってしまいます。それでもダム子は無視をするホロホロに寄りそいます。ある日ホロホロを追いかけたダム子が猛吹雪の山に遭難してしまいます。そして、春に山中でダム子の遺体が発見されるのでした。

ホロホロがフキ畑を作りたい理由は、過去にダム子と遊んでいる時に一番ダム子が喜んでくれた場所だったからです。そしてダム子が自分の責で死んでしまった事から、大好きだったフキ畑を広大に作り、少しでも癒してあげたかったのです。

シャーマンキングの主要キャラであるホロホロは、作中で様々な人物と関係がありました。その中でも厳選して特に関係が深かった人物を紹介していきます。ホロホロにはピリカという妹がおり、ホロホロの強さの源となるキャラです。

ホロホロと関係の深い「道蓮」とは五人の戦士の一人であり、シャーマンキング五大精霊を扱う神クラスのシャーマンです。ホロホロとはあまり性格が合わない様子でしたが、シャーマンファイトでは息のあった連携技を見せていました。

ホロホロと関係の深い「チョコラブ・マクダネル」とは、五人の戦士のメンバーでアフロが特徴の男性です。寒いギャグばかり言うチョコラブに対し、ホロホロはツッコミ担当をしており仲の良い関係です。

ホロホロとピリカの関係は兄妹関係です。兄想いの妹で、シャーマンキングを目指すホロホロのサポートをしています。妹であるピリカはホロホロがアメリカへ旅立つ際、手作りのイクパスイを手渡し、ホロホロそれ以降オーバーソウルの媒介としています。

妹想いなホロホロは、漫画「シャーマンキング」では人気の高いキャラとなりました。そしてアニメ版も登場しましたが、ホロホロの声を担当したのは誰なのでしょうか？ここでは、ホロホロの声優について紹介していきます。

アニメ「シャーマンキング」に登場するホロホロの声優は「うえだゆうじ」さんと言う事が判明しました。ホロホロの声を担当したうえだゆうじさんとは、一体どのような人物なのでしょうか？ここでは、うえだゆうじさんについて詳しくまとめていきます。

妹ピリカの兄であるホロホロの声を担当したうえだゆうじさんとは、北九州市出身で1967年生まれの声優です。愛称は「ゆうじ」「ゆうちゃん」と呼ばれております。ポマランチに所属しており、ギャグのテンポが良いと言われている声優です。

うえだゆうじさんは1992年「カリメロ」のジュリアーノ役で声優デビューしておりその後、1995年「愛天使伝説ウェディングピーチ」の風磨ようすけ役を担当・1995年「ビット・ザ・キューピット」のヘルメス役を担当しております。現在でも第一線で活躍している声優です。

ここまで紹介してきた妹想いなホロホロですが、ここからはもしもホロホロが〇〇だったら、という妄想をしていきたいと思います。「彼氏・コンビニ定員・教師」この3つを考察していきます。原作とはまた違った見え方ができると思います。

もしもホロホロが彼氏だったら、お喋りでいつも彼女を楽しませてくれる彼氏になると思います。作中でのホロホロを見ても周囲のムードメーカーな存在だった事から、彼女にも一緒に居て楽しいと思わせてくれる彼氏だと考察できます。

もしもホロホロがコンビニ店員だったら、イケメンで元気のある評判の良い店員になると考察できます。イケメンな容姿と、周囲の人間と気さくに話す姿を見ると、ホロホロはコンビニ店員が天職ではないのか？とも思わせるほどです。

もしもホロホロが教師だったら、生徒から好かれさらに生徒の成績も上げ、やる気が上がる名言を連発する教師になると思います。ホロホロはお喋り好きな一面と、冷静で賢い二つの顔を持ったキャラです。その事から考察すると、ホロホロの授業は面白く理解しやすい授業だと考察できます。

ここまで妹想いのホロホロについてまとめて来ました。ここではそんなホロホロに対する評判や人気について、読者の声と共に紹介していきます。

ホロホロの容姿をカッコイイという声がとても多かったです。原作でも確かにホロホロは、実力者であり妹想いな性格から数々の名言を作中に残してきました。そんなホロホロ見て魅力されたファンも多いのでしょう。

ホロホロの性格に対し、性格が良すぎて大好きとのファンもいました。大好きだったダム子の為に、フキ畑を作ろうとする健気な性格がファンを魅了するのでしょう。

ホロホロは一見お調子者で、信念を持っていない人物だと思われていました。しかしホロホロの正体は仲間想いで、死んでしまったダム子の為に広大なフキ畑を作ろうとするなど、熱い心の持ち主でした。そんなホロホロは、これからもココロと共に北海道の大自然で幸せに暮らすでしょう。