【シャーマンキング】パスカル・アバフの能力や名言を紹介！チョコラブとの関係も解説

パスカル・アバフは、物語の後半にチョコラブ・マグダネルの新たな持霊として登場します。シャーマンキングを目指す主人公たちの成長をサポートするなど、ストーリーに深く関わるパスカル・アバフについて、まずはプロフィールを確認していきましょう。

「アバさん」の愛称で呼ばれるパスカル・アバフは、1,000年前のシャーマンファイトに参加した南インディオ出身の少年です。14歳の時、ハオに殺害されますが、戦闘を通してインディオの人々に希望や勇気を与え、死後に神格化しました。通常の姿はメキシコ湾岸のオルメカ文化遺跡「巨石人頭像」をモデルにした小柄な精霊の姿ですが、葉たちへ昔話をする際には、生前の姿へと変化します。 

『シャーマンキング』は『週刊少年ジャンプ』で1998年から2004年の間連載された、武井宏之さん作の人気漫画です。2001年にアニメ化し、2021年にはリメイクしたアニメの放送を開始しました。アニメ化と同時にスマホゲーム化や、イラストの展示会も行われるなど、現在も根強い人気のある作品です。

『シャーマンキングFLOWERS』は『シャーマンキング』の連載終了後、月刊の漫画雑誌『ジャンプ改』で2012年から2014年の間に連載された続編作品です。前作の主人公・朝倉葉とヒロイン・恐山アンナの息子である、朝倉花を主人公とした作品で、現在は新たに単行本も発売されています。

シャーマンキングを目指す葉たちの力強い味方であるパスカル・アバフは、持霊としてどのような能力があるのでしょうか？ここでは、パスカル・アバフの強さ、能力などを解説していきます。

パスカル・アバフの能力は、長い人生で得た知識と、10万を超える莫大な霊力が特徴です。生前はインディオのシャーマンだったパスカル・アバフは、1,000年前のシャーマンファイトでハオと対峙しました。人々からその雄姿を称えられ神格化したことで、通常の精霊よりも神に近く、その強さも他の持霊に引けを取りません。

 パスカル・アバフの持つ豊富な知識と経験は、過去のシャーマンファイトで行ったハオとの戦闘で獲得しました。ガンダーラの一派と協力し、地獄へ訪れた葉・蓮・ホロホロ・チョコラブ・リゼルグの5人に対し、それぞれに合わせた戦闘のアドバイスを行うなど、シャーマンの先輩として主人公たちをサポートしています。   

必殺技「マチュピチュ」は、パスカル・アバフの巨石人頭像からインカ帝国の巨大遺跡・マチュピチュを吊るすように出現させ、チョコラブの足場として展開するオーバーソウルの技です。チョコラブが変幻自在に動けるフィールドを作る事で、チョコラブの強さや俊敏さをより高めます。

シャーマンファイトに参加する葉たちを鍛えるため、パスカル・アバフは頼りがいのある先輩キャラとして様々なアドバイスを与えています。パスカル・アバフの名言とは、どのようなものなのでしょうか？

パスカル・アバフの名言は、地獄に訪れたリゼルグに対して放った台詞が有名です。心の闇が生み出す化身に追い詰められ、窮地に陥ったリゼルグへ、パスカル・アバフは前向きな考えをするよう、下記の言葉でアドバイスをしました。この言葉を受けたリゼルグは無事正気を取り戻し、心の闇との戦いに見事勝利します。

パスカル・アバフの特徴をおさらいした上で、彼の持ち主・チョコラブについても解説していきます。パスカル・アバフとの新たなオーバーソウルを得て、チョコラブの強さはどのように成長したのでしょうか？

チョコラブ・マグダネルは、シャーマンファイトに参加するインディオの少年です。過去にギャングとして無慈悲な殺人・窃盗などを犯しましたが、シャーマンであったインディオの老人・オロナとの出会いをきっかけに改心し、世界を「笑いの風」で包むことを目的にシャーマンキングを目指すようになります。

チョコラブとパスカル・アバフとの出会いは、チョコラブが地獄へ訪れた際に再会した師匠・オロナがきっかけです。更なる強さを求めるチョコラブに対し、オロナはパスカル・アバフの持霊化を提案しました。チョコラブは彼の絶大な力と引き換えに、視力を失うことになります。しかし、他の感覚を研ぎ澄ますことで巫力（ふりょく）は格段に上昇し、チョコラブのパワーアップは成功しました。

チョコラブは師匠・オロナから引き継いだ持霊・ミックを使用していますが、パスカル・アバフが持霊に加わったことで、ミックの強さを更に引き出すことに成功しました。ミックとのオーバーソウルに、パスカル・アバフを重ねてオーバーソウルすることで、身体能力と攻撃力を強化させた「O.S.ジャガーマン」に変身します。先述した必殺技「マチュピチュ」や、高速で敵を切り裂く「SHAFT」などの技が有名です。

地獄での修業を経たチョコラブは、ファンの間では「最強キャラ」とも呼ばれています。ミックとパスカル・アバフのオーバーソウルを使い分けるには、かなりの巫力を消費すると言われ、更に盲目のチョコラブは感覚でしか敵を認識できません。ですが、敵の場所を把握した的確な攻撃と防御、敵を上回るスピードでの移動など、常人離れした動きを行うチョコラブを見ると、最強と呼ばれることにも納得してしまいます。

アニメも人気がある『シャーマンキング』ですが、パスカル・アバフ役の声優さんについてご存じでしょうか？ここではパスカル・アバフ役を担当した声優さんの基本情報や、主な出演作品をご紹介します。

アニメ「シャーマンキング」でパスカル・アバフを演じているのは、人気の女性声優・喜多村英梨さんです。パスカル・アバフは通常時の小柄な姿と、少年の姿へ変化する特殊なキャラですが、喜多村英梨さんは声のトーンを変化させることで、見事に2つの姿を演じ分けています。

喜多村英梨さんは1987年8月16日生まれの人気声優です。東京都府中市出身で、ファンからは「キタエリ」の愛称で呼ばれています。幼少期からアニメが好きだった喜多村英梨さんは、声優になりたいと思いながらも子役として活動を開始し、「ズッコケ三人組」などのドラマに出演しました。現在は独立し、フリーランスとして声優業や歌手業を行っています。

クールな女性キャラやツンデレキャラを担当することが多く、「アイドルマスター」の菊地真、「物語」シリーズの阿良々木火憐、「魔法少女まどか☆マギカ」美樹さやかなど、演じたキャラはどれも人気のキャラばかりです。少年キャラを演じる場合もあり、「銀魂」の登場キャラ、吉田松陽の幼少期の姿を演じるなどもしています。

精霊パスカル・アバフは、ファンからどのようなイメージを持たれているのでしょうか？Twitterに投稿されたツイートを参考に、パスカル・アバフの人気や豆知識をご紹介します。 

パスカル・アバフのモチーフとなったオルメカ文明の遺跡は、ジャガーを神聖な生き物として信仰していました。インディオのシャーマンとして活躍するチョコラブが、ジャガーのミックとパスカル・アバフを使用する設定は、かなり作り込まれているようです。

パスカル・アバフのキャラクター性と、喜多村英梨さんの声の相性はファンにも認められているようです。シャーマンキングを目指す主人公たちの頼もしい先輩キャラとして、今後続くアニメでの活躍が期待されています。

パスカル・アバフがもしも現実にいたら、どのような人物になるのでしょうか？ここでは、もしもパスカル・アバフが教師だったら・父親だったら・彼氏だったら、の3つのテーマをもとに、パスカル・アバフのキャラを深堀りしていきます。

パスカル・アバフがもしも教師だったら、一体どうなるのでしょうか？パスカル・アバフは作中で「先生」と呼ばれることもあるほど、様々な知識を持つ精霊なので、生徒の悩み事や相談に対して的確なアドバイスをしてくれそうです。霊力の強さから考えると、運動部顧問の体育教師の姿がイメージできます。時に厳しく時に優しい教師として、生徒から愛される存在になるのではないでしょうか。

パスカル・アバフがもしも父親だったら、子供の教育は熱心に行いそうです。心を強く持つこと、自分を信じる事など、葉やチョコラブたちにアドバイスをしたように、自分の子供にも真っ直ぐな言葉をかけるのではないでしょうか。子供がピンチの時には、颯爽と駆け付けて守ってくれるような安心感があります。

パスカル・アバフがもしも彼氏だったら、自信家で俺様気質のようなイメージがあります。生前の姿がかなりの美少年なので、街を歩けば様々な女性から声を掛けられてしまいそうです。ですが、アバさんは筋の通った性格をしているので、浮気の心配はないでしょう。素直に言葉で思いを伝えてくれたり、一途に恋人を守ってくれそうです。

チョコラブ・マグダネルが新たに得た持霊の正体は、インディオの人々に崇拝される精霊でした。かつてのハオと闘い敗れるも、その姿は人々に勇気を与え、現在は若きシャーマンたちを先輩として支えてるようです。アニメは今後、ハオ一派との戦いがさらに激化します。パスカル・アバフのアドバイスによって葉たちがどう成長するのか、期待して放送を楽しみましょう。