【るろうに剣心】ヒロインの神谷薫について紹介!雪代巴についても解説
神谷薫は『るろうに剣心』に登場するヒロインです。本記事では、神谷薫の性格や強さなどをまとめて解説します。また、るろうに剣心には神谷薫以外に、雪代巴というヒロインも登場します。雪代巴についてのキャラ情報も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【るろうに剣心】ヒロインの神谷薫と雪代巴とは?
神谷薫のプロフィール
『るろうに剣心』の神谷薫は、原作の1話目から登場するメインヒロインです。1861年(文久2年)6月生まれのO型で、初登場時は17歳です。身長は155cm、体重は41kgです。父親が残した神谷道場を継ぎ、師範代として弟子たちに指導しています。普段は髪の毛をポニーテールにしていて、着物姿のときは大きなリボンをつけています。ヒロインらしくかわいい女の子ですが、弟子の明神弥彦にはたびたび「ブス」と呼ばれて言い合いになっています。
雪代巴のプロフィール
るろうに剣心の雪代巴は、緋村剣心の過去のエピソードに登場したもう一人のヒロインです。弘化3年(1846年)生まれの東京府出身で、当時の年齢は18歳です。真っ直ぐな黒髪を持った色白美人で、滅多に笑うことがありません。巴は剣心がかつて愛した女性であり、剣心が自らの手で斬り殺してしまった悲劇のヒロインでもあります。
るろうに剣心の概要
るろうに剣心は、明治時代を舞台にした歴史漫画です。集英社の週刊少年ジャンプで、5年間連載されていました。1999年に一度完結していますが、2017年からはるろうに剣心の続きとなる「北海道編」の連載が、ジャンプスクエアで始まりました。テレビアニメだけでなく実写映画も制作され、こちらも大きな話題となりました。
るろうに剣心のあらすじ
緋村剣心は、幕末に「人斬り抜刀斎」としてその名を知らしめた剣客でした。明治の世になってからは「不殺(ころさず)」の誓いを立て、全国を旅していました。ある日剣心は、東京で神谷薫という女性に出会います。薫の家に居候することになった剣心は、そこでさまざまな仲間たちと絆を深めていきます。剣心は宿敵との戦いに巻き込まれながら、新しい世での生き方を模索するのでした。
【るろうに剣心】ヒロインの神谷薫を解説
神谷薫の剣術の強さ
るろうに剣心の神谷薫は、「神谷活心流」という流派の剣術を使います。師範代という地位は伊達でなく、町のゴロツキ程度であれば一撃で倒せるほどの実力の持ち主です。ただ、緋村剣心を始めとした周りのキャラの強さが異常であるため、作中では薫の強さはあまり目立ちません。しかし、志々雄一派の本庄鎌足と戦って勝利するなど、その強さがわかるシーンもいくつかあります。薫はただかわいいだけでなく、強くてかっこいいヒロインとして活躍しています。
神谷薫の性格
るろうに剣心の神谷薫は、いつも明るく元気いっぱいの女の子です。ただ、気が短い性格で、すぐに怒るという欠点もあります。物語序盤では緋村剣心に女性が近づくと機嫌が悪くなるなど、嫉妬深い性格も見せていました。また、薫は剣心や明神弥彦、相楽左之助らの世話をしており、面倒見が良い性格であることがわかります。剣心の過去を丸ごと受け入れるような度量の深い性格でもあり、外見だけでなく内面も非常に魅力的なヒロインです。
神谷薫は死亡した?
神谷薫はるろうに剣心の作中で、死亡シーンが描かれたヒロインでもあります。ヒロインが途中で死亡するという驚きの展開に、ファンの間にも衝撃が走りました。しかし、薫の死体と思われたものは実は人形で、薫本人は生きていることが後に発覚しました。敵のアジトに捕らわれていた薫は無事に救出され、最終回まで元気な姿を見せてくれました。
神谷薫は最終的に剣心と結婚?
るろうに剣心の神谷薫は、ずっと緋村剣心に想いを寄せていました。しかし、剣心には過去に愛した雪代巴という女性がおり、その過去から抜け出せていませんでした。お互いに想い合いながらも恋仲にはならなかった2人でしたが、剣心が過去を吹っ切れたことにより、最終的には結婚することになりました。最終回では薫と剣心の子どもが登場して、家族で平和に暮らしている姿が描かれています。
【るろうに剣心】もう一人のヒロイン・雪代巴を解説
雪代巴と剣心の悲劇
るろうに剣心のもう一人のヒロインである雪代巴は、神谷薫とは真逆の性格をした女性です。感情をほとんど表すことがない巴は、常に無表情で口数も多くありません。巴は婚約者を緋村剣心に殺されており、婚約者の復讐のため、暗殺組織の仲間となります。剣心の弱点を探るのが巴の役割でしたが、巴は徐々に剣心に惹かれていきます。剣心のほうも巴に心を許し、2人は一時期本当の夫婦のように暮らしていました。
しかし、その穏やかな生活は長くは続かず、暗殺組織は巴を人質に取って剣心殺害を企てます。巴の救出に向かった剣心でしたが、敵から剣心を庇おうとした巴を誤って斬ってしまいます。巴は満足気に微笑みながら、剣心の腕の中で最期を迎えたのでした。
雪代巴の「追憶編」での活躍
過去エピソードのヒロインである雪代巴は、テレビアニメには登場しませんでした。しかし、1999年にOVAの「追憶編」が発売され、その中で巴と剣心のエピソードが描かれました。追憶編はほぼ原作通りですが、一部改変を加えられたシーンもあります。中でも最も大きな変更点は、剣心の十字傷の付き方です。原作では巴が持っていた脇差が斬られた衝撃で宙を舞い、偶然剣心の頬をかすめて傷をつけることになっています。
しかし、追憶編では、巴が自らの意志で剣心の頬に傷をつけました。このシーンは実写映画にもそのまま引き継がれ、原作とはまた違うクライマックスを楽しむことができます。OVAでは声優の岩男潤子さんが巴役を担当しており、その儚げな美しい声に多くの視聴者が魅了されました。
雪代巴の弟は雪代縁
るろうに剣心には「人誅編」と呼ばれるエピソードがありますが、このエピソードに登場する最終的な敵が雪代縁です。縁は雪代巴の実の弟で、姉を殺された恨みから緋村剣心に復讐を果たそうとしていました。縁は剣心に自分と同じ苦しみを与えるため、剣心の大事な存在である神谷薫を殺そうと企みます。しかし、縁は巴の死を目撃してしまったトラウマから、女性を殺せない体質になっていました。
そこで、薫そっくりな人形を使い、薫が死んだかのように見せたのです。この作戦は成功し、薫が死んだと思い込んだ剣心は廃人になってしまいました。しかし、そのどん底の状態から這い上がった剣心は、薫を救い出して縁との因縁に決着をつけたのでした。
【るろうに剣心】ヒロインの神谷薫と雪代巴の実写キャスト
神谷薫の実写キャストは「武井咲」
るろうに剣心でヒロインの神谷薫を演じたのは、武井咲さんです。武井咲さんは17歳のときに1作目の実写映画に出演しており、その初々しい姿が薫にぴったりでした。10年間るろうに剣心の実写映画に携わってきた武井咲さんは、この撮影で「役を生きる」ということを教わったと語っています。
武井咲のプロフィール
武井咲さんは1993年12月25日生まれのA型で、出身地は愛知県名古屋市港区です。女優としてだけでなく、ファッションモデルとしても活躍しています。2006年の中学1年のときに、全日本国民的美少女コンテストでモデル部門賞とマルチメディア賞を受賞しました。
同じ年に雑誌のSeventeenでモデルデビューを果たし、2008年には『櫻の園』で女優デビューしています。高校進学を機に上京し、2011年にはグッチと日本人として初めて契約を結びました。プライベートではEXILEのTAKAHIROさんと結婚し、現在では2人の子どもの母となっています。
武井咲の主な出演作品
武井咲さんが出演したテレビドラマには、『Wの悲劇』(和辻摩子、倉沢さつき)、『東京全力少女』(佐伯麗)、『戦力外捜査官』(海月千波)など、さまざまな作品があります。『黒川の手帖』(原口元子)や『今からあなたを脅迫します』(金坂澪)も有名です。るろうに剣心以外の映画では、『今日、恋をはじめます』(日比野つばき)、『クローバー』(鈴木沙耶)、『テラフォーマーズ』(秋田奈々緒)などに出演しています。
雪代巴の実写キャストは「有村架純」
るろうに剣心の実写映画では、有村架純さんが雪代巴役を担当しました。有村架純さんはかわいい顔立ちをしていますが、巴はかわいいというよりはクールビューティーなキャラです。そのため、キャスティングが発表されたときは、イメージと違うという声も上がっていました。しかし、実際に公開された映画を見てみると、有村架純さんの演じる巴はまさに原作のイメージ通りでした。
有村架純のプロフィール
有村架純さんは、1993年2月13日生まれのB型です。兵庫県伊丹市出身で、所属事務所はフラームです。中学時代に事務所のオーディションを受けて合格し、その後上京して女優としての活動を始めます。初めて出演したテレビドラマは、テレビ朝日で放送された『ハガネの女』です。テレビドラマだけでなく、映画やCM、舞台などでも活躍しています。
有村架純の主な出演作品
有村架純さんがこれまでに出演したテレビドラマは、『ひよっこ』(谷田部みね子)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(杉原音)、『中学聖日記』(末永聖)などです。映画では、『映画 ビリギャル』(工藤さやか)、『コーヒーが冷めないうちに』(時田数)、『そして、生きる』(生田瞳子)などに出演しています。
【るろうに剣心】ヒロインに対する世間での評判や人気
るろうに剣心の神谷薫は、かわいいだけでなく武道にも精通した強いヒロインです。しかし、他の男性キャラが強すぎるため、作中では薫が戦うシーンは多くありませんでした。ファンの中には、薫の戦闘シーンが少なくてもったいないと感じた人もいるようです。
るろうに剣心のヒロインである神谷薫は、多くの人から「かわいい」と評判でした。薫はさまざまな表情を見せてくれますが、そのどれもがかわいいと感じられるようです。また、実写映画で薫を演じた武井咲さんに関しても、かわいいというコメントが多かったです。
るろうに剣心の雪代巴は、神谷薫に比べて圧倒的に登場回数が少ないヒロインです。しかし、その存在感は大きく、薫が霞んでしまうという感想を持つ人もいました。巴は悲劇のヒロインとして儚く散ってしまうため、どうしても強い印象が残ってしまうのでしょう。
【るろうに剣心】ヒロインの神谷薫と雪代巴はどちらもかわいい
るろうに剣心のメインヒロインは神谷薫ですが、雪代巴も作品に欠かすことができないヒロインです。2人はまったく性格が違うキャラですが、それぞれが違った魅力にあふれています。巴は緋村剣心の過去エピソードにしか出てきませんが、原作だけでなくOVAや実写映画でもその活躍を見ることができます。2人のヒロインのかわいい姿を、ぜひ実際に確認してみてください。
この記事のライター
NR4712
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