【リゼロ】レムがかわいいと人気の理由は?名シーンや恋愛の結末についても
『リゼロ』のレムは、ロズワール邸でメイドとして働いている双子の妹です。レムはかわいいと評判のキャラで、リゼロの中でも高い人気を誇ります。本記事では、レムのかわいい魅力や名シーン、スバルとの恋愛の結末などをまとめて紹介します。
レムとは?
レムのプロフィール
『リゼロ』のレムは、2月2日生まれの17歳です。身重は154cm、体重は53kgです。料理や洗濯、掃除など、家事全般を得意としています。ラムという双子の姉がいて、一緒にメイドとしてロズワール邸で働いています。髪型はショートボブで、前髪で右目が隠れています。髪色と瞳の色は両方とも青ですが、瞳のほうが濃い色をしています。
レムの強さや戦闘能力
リゼロのレムは鬼族の出身で、高い戦闘能力を持っています。棘付きの鉄球を武器として持ち、高い破壊力で敵を葬ります。また、水魔法で水を凍らせ、相手にぶつけて攻撃することも可能です。レムは鬼の力を解放すると額に一本の角が現れ、身体能力や魔力、回復力が段違いに高くなります。鬼化することで攻撃力は一気に上昇しますが、代わりに理性を保てなくなってしまいます。
レムの過去や生い立ち
リゼロの世界の鬼族は、2本の角を持って生まれます。しかし、双子は角を1本ずつ分け合って生まれるため、忌み子として処分される運命にありました。双子のレムとラムも生まれてすぐ殺されそうになりますが、ラムが非常に強い鬼の力を持っていたため、処分されずに生かされます。優れた才能を持つラムが神童と呼ばれて育った一方で、レムは常に姉と比較されて劣等感を抱くようになりました。
レムは鬼の力では姉に勝てないと悟り、料理や掃除など、他のことで役に立とうと努力します。そうやって暮らしていたある日、村が魔女教の襲撃にあいます。火の海になった村で1人戦っていたのは、姉のラムでした。ラムはレムが無事だったことに安心し、その隙をつかれ角を折られてしまいます。レムは角が折れた姉を心配するどころか、「やっと折れてくれた」と喜んでしまいました。レムは自分の感情に罪悪感を抱き、贖罪のために生きていくこのでした。
リゼロの概要
リゼロ(RE:ゼロから始める異世界生活)は、小説家になろうで連載されているライトノベルです。作者は長月達平さんで、書籍版のイラストは大塚真一郎さんが担当しています。リゼロは累計発行部数が1,100万部を超している人気小説で、2017年版の「このライトノベルがすごい!」で、文庫部門2位を獲得しました。リゼロはテレビアニメにもなり、第2期まで制作済みです。
リゼロのあらすじ
高校生のナツキ・スバルは、コンビニへ行った帰りに唐突に異世界へと召喚されました。そこでハーフエルフの少女と出会ったスバルは、彼女の探し物の手伝いをします。その途中で何者かに殺されたスバルは、異世界に召喚された時点に巻き戻っていました。何回か死を繰り返すうちに、スバルは死に戻りの能力があることに気づきます。スバルは死に戻りの能力を使いながら、辛い運命に立ち向かっていくのでした。
レムがかわいいと人気の理由や魅力
かわいい魅力①ラムとお揃いのメイド服
リゼロのレムは、ラムとお揃いのメイド服を着ています。このメイド服はやや露出が高く、セクシーでかわいいと人気です。お揃いのメイド服を着たラムと並ぶと、その可愛さも倍増します。
かわいい魅力②メイドとして優秀
レムは小さい頃から家事を頑張っていただけあって、メイドの仕事が得意です。家事ができないラムに代わり、ロズワール邸での家事はほぼレムが担当しています。作中では料理や掃除はもちろん、裁縫や散髪までこなしていました。メイドとして優秀なところも、レムのかわいい魅力のひとつです。
かわいい魅力③小柄で巨乳
レムはかわいい顔だけでなく、全体的な容姿も人気です。レムは童顔で、身重も154cmと小柄です。しかし、幼い顔や小柄な体型に似合わない大きい胸の持ち主で、多くの人がそのギャップに魅力を感じています。姉のラムよりも胸が明らかに大きく、特に男性はそのスタイルの良さに目を惹かれるようです。
かわいい魅力④青い瞳と青い髪が綺麗
リゼロのレムの髪と瞳は、とても綺麗な青色をしています。特に瞳は晴れた空のように澄み切っており、キラキラと輝いています。レムの綺麗な髪と瞳は、かわいいレムをさらに魅力的に見せています。
かわいい魅力⑤笑顔
レムが初めて登場したのは、スバルがロズワール邸で目を覚ましたときです。レムはスバルから漂う魔女の残り香を嗅ぎつけ、自分の故郷を滅ぼした魔女教の関係者ではないかと疑っていました。そのため、スバルに対して冷淡で、笑顔を見せることもありませんでした。しかし、スバルのことを信用してからは態度が一変し、表情も非常に柔らかくなりました。スバルに恋愛感情を抱くようになってからは、レムの笑顔はますますかわいくなりました。
かわいい魅力⑥弱い部分もある
レムは守られてばかりのヒロインではなく、自ら戦うことができる強いヒロインです。しかし、幼い頃から否定されて育ったため、自己評価が低く精神的に脆いところがあります。また、リゼロの世界では突出した強さを持っているわけではないため、敵に立ち向かっては返り討ちにあってボロボロになることもあります。こうした弱い部分もまた、レムを魅力的に感じさせる要因のひとつです。
レムのかわいい名言や名シーン
レムの名言①「レムはとっても弱いです...」
レムはとっても弱いです。ですからきっと寄りかかってしまいますよ
出典: anime-drama.jp
魔獣退治に決着がついた後、レムはスバルに迷惑をかけたことを謝りました。そして、自分のことを卑下し、「落ちこぼれ」や「姉の代替品」といった言葉を口にします。ラムへの罪悪感に押しつぶされそうになっているレムに、スバルは励ましの言葉をかけました。それでも「自分は弱い」と話すレムでしたが、スバルはレムの弱さをあっさりと受け止めます。この名シーンからレムはスバルに心を許し、徐々に恋愛感情を抱いていったと推察されます。
レムの名言②「鬼がかって...」
鬼がかってますね
出典: anime-drama.jp
「鬼がかる」とは、スバルが「神がかる」を真似て作った言葉です。スバルは神よりも鬼のほうがすごいと感じており、初めてこの言葉を聞いた鬼族のレムは内心喜んでいました。その言葉を覚えていたレムは、「笑いながら未来の話をしよう」と言うスバルに、「鬼がかってますね」と言ったのでした。泣き笑いのレムが非常に美しい、記憶に残る名シーンです。
レムの名言③「レムが帰るまで...」
レムが帰るまで、お願いですから待っていてください、お願いします。スバルくんのレムより
出典: anime-drama.jp
こちらの名言は、レムの置き手紙に書かれていたセリフです。スバルを危険な目に合わせたくなかったレムは、スバルを置いてロズワール邸へ向かいました。スバルは急いでレムの後を追いますが、そのときにはレムはすでに魔女教によって殺されていました。この名シーンからは、大事な人を守りたいと願うレムの切実な気持ちがひしひしと伝わってきます。
レムの名言④「生きて...」
生きて...生きて...だい...す...き...
出典: anime-drama.jp
こちらの名言は、涙なしには見られない感動の名シーンでのセリフです。精神が壊れたスバルを連れてロズワール邸へ向かったレムは、そこで魔女教徒たちに襲われます。レムはペテルギウスによって宙吊りにされ、全身の関節と首をねじ曲げられました。それでも生きていたレムはスバルのもとへと向かい、このセリフとともに命を落としたのでした。
レムの名言⑤「レムは信じています...」
レムは信じています。レムを救ってくれたスバルくんが本物の英雄なんだって
出典: anime-drama.jp
誰からも必要とされなかったスバルは、自分のことを全て否定するようになります。レムがいくら言葉を尽くしても、スバルの自己否定は止まりませんでした。しかし、レムにとって、スバルは自分を助けてくれた英雄だったのです。感動的な名シーンで流れたこのセリフは、凍てついたスバルの心を溶かしてくれました。
レムの名言⑥「スバルくんの声が好き...」
スバルくんの声が好きです。言葉一つ聴くたびに、心が温かくなるのを感じるんです。
出典: anime-drama.jp
死に戻りで何度も辛い体験をしたスバルは、ついに心が折れてしまいます。一緒に逃げようと言われたレムは、スバルが好きだからこそ首を縦に振りませんでした。そして、自分が大嫌いだと叫ぶスバルに向かい、彼の好きなところをひとつずつ上げていくのでした。スバルのすべてを包み込むような、優しい笑顔と声が印象的な名シーンです。
レムの名言⑦「ここから始めましょう...」
ここから始めましょう。1から、いいえゼロから!
出典: anime-drama.jp
こちらのセリフは、まるでリゼロのタイトルを暗示しているかのような名言です。印象的なセリフやシーンが多いアニメ18話の中でも、特に感動的だと話題の名シーンです。レムのこのセリフによって、止まっていたスバルの時間が動き出します。目に輝きを取り戻したスバルは、ようやく本来の自分に戻ることができたのでした。
レムの名言⑧「言質...」
言質取りました!もう引っ込められませんよ!
出典: anime-drama.jp
スバルとレムは、クルシュたちの協力のもと白鯨退治に成功しました。スバルはそのまま魔女教との戦いに向かいますが、怪我がひどいレムは首都に戻ることになりました。置いていかれることになったレムは涙を溜めながら、「これからも隣に置いてくれますか?」とスバルに問いかけます。
「俺の方から土下座で頼む」と言われたレムは笑顔を浮かべ、ウインクしながらこの名言を口にしました。不安を押し殺してお茶目に振る舞うレムは、かわいいと同時に切なくも感じました。
レムの名言⑨「レムの英雄は世界一...」
レムの英雄は世界一です
出典: yakk001.com
魔女教徒の戦いについていけず不安がるレムに、スバルは「全部俺がどうにかしてやる」と力強い言葉をかけました。続けて、「俺はお前の英雄だ」と言うスバルに、レムは大粒の涙をこぼしながうなずきます。そして、かわいい笑顔を浮かべ、「レムの英雄は世界一」ときっぱり言い切ったのでした。
レムの名言⑩「ナツキ・スバルの介添人...」
ナツキ・スバルの介添人。レム!
出典: times.abema.tv
レムは白鯨退治の後、クルシュとともに首都へ向かいました。その道中、魔女教の大罪司教に襲われてしまいます。こちらの名言は、レムが魔女教徒たちの名乗りに使ったセリフです。レムは「ロズワール辺境伯の使用人」と言い始めましたが、途中で名乗りを変えます。そして、自分はただひとりの愛しい人である、スバルの介添人だと言い切ったのです。レムはロズワールの使用人としてではなく、今はスバルのために生きているのだと実感できる名シーンです。
レムとスバルの関係や恋愛の結末を解説
解説①レムとスバルの初めての出会い
リゼロのレムとスバルが初めて出会ったのは、ロズワール邸でのことです。この頃のレムはラムと一緒になってスバルに毒舌を吐き、真顔でスバルのことをこき下ろしていました。しかし、スバルが執事として働くようになってから、徐々に心を開いていくようになります。まだ恋愛感情を抱くまでには至りませんが、笑顔を見せるようにもなりました。しかし、スバルから漂う魔女の残り香のせいで、レムは完全にスバルのことを信用していませんでした。
解説②スバルを殺すレム
スバルはロズワール邸で何度か死んだことで、殺されないように一度屋敷を離れることにしました。そして、遠くから屋敷を監視していると、何者かの襲撃を受けます。その襲撃者の正体は、仲良くなったと思っていたレムでした。レムはスバルを魔女教の関係者だと疑い、スバルを拷問したあげく殺しました。
解説③スバルに心を許すようになるレム
死に戻ってまた違う運命を歩み始めたスバルは、村の子供たちを魔獣から助けるためにレムと協力することになります。レムはこの戦いの中で、スバルに命を救われます。このときから、レムはスバルに心を許すようになりました。そして、スバルの前で泣いたり笑ったり、感情豊かなかわいい姿を見せるようになっていくのでした。
解説④献身的にスバルを支えるレム
スバルに完全に心を許したレムは、常にスバルの隣に立ってスバルを献身的に支えるようになります。絶望の淵にいたスバルが復活することができたのも、隣で支えてくれるレムの存在があったからでした。この頃になると、レムはスバルのことを完全に恋愛対象として見ていました。スバルにはっきりと「愛している」と告白もしていますが、スバルが好きな人はエミリアです。そのことを知った上で、それでもレムはスバルの支えとなり続けるのでした。
解説⑤IFストーリーではスバルの妻になる
レムとスバルは現実世界では恋愛関係になりませんが、IFストーリーで結婚生活を見ることができます。レムとスバルが結婚するIFストーリーは、リゼロの書籍版9巻に収録されています。カララギへと逃げたレムとスバルは結婚し、リゲルとスピカという2人の子供をもうけます。スバルはレムに尻に敷かれながらも、平和で幸せな時間を過ごします。レムもまた、自分が世界一幸せだと実感するのでした。
解説⑥レムは眠り姫になった?
レムはリゼロの作中で、眠り姫状態になったことがあります。レムが寝たきりになってしまったのは、魔女教の大罪司教との戦いが原因です。大罪司教のレグルスとライに襲われたレムは、ライと一騎打ちをすることになります。そこでレムはライの特能である「暴食」により、名前と記憶を奪われてしまったのです。この一件により、スバル以外の人たちの記憶からも、レムの存在は消えてしまいました。そして、ラムは植物状態となり、この先も長い間眠り続けることになるのです。
レムの声優
リゼロのアニメでレムを演じた声優は、水瀬いのりさんです。水瀬いのりさんは多くのかわいいキャラを演じている人気声優で、レムの声もぴったりだと評判でした。人気キャラであるレムを演じた水瀬いのりさんは、アニメ放送後の反響の大きさに驚いたそうです。また、レムは途中でキャラが変化するため、物語序盤ではクールさを意識して演じたと語っています。ここでは、かわいいレムを魅力たっぷりに演じた水瀬いのりさんの、詳しいプロフィールや主な出演作をまとめます。
レムの声優は「水瀬いのり」
水瀬いのりのプロフィール
水瀬いのりさんは、1995年12月2日生まれのB型です。出身地は東京都、所属事務所はアクセルワンです。2010年に第1回アニストテレスでグランプリを受賞し、その後『世紀末オカルト学院 Episode.09「雪のあかり」』の岡本あかり役で声優デビューを果たしました。2016年の3月に第10回声優アワードで主演女優賞を受賞し、同年の5月には第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門で新人声優賞を受賞しました。
水瀬いのりの主な出演作品
水瀬いのりさんは2013年に放送された『恋愛ラボ』で、初めてのレギュラー役となる棚橋鈴音を演じました。そこから注目されるようになり、『ご注文はうさぎですか?』のチノや『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順など、多くの人気キャラを担当するようになります。その他の主な出演作品と担当キャラは、『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキラ星シエル(キラリン/キュアパルフェ)、『五等分の花嫁』の中野五月、『陰の実力者になりたくて!』のベータなどです。
レムに対する世間での評判や人気
リゼロのレムはかわいいところだけでなく、一途で健気なところが人気のようです。レムはスバルを恋愛対象として見てから、とにかくスバルのことだけを思って行動してきました。スバルがエミリアを好きだとはっきり口にしても、レムの気持ちが揺らぐことはありませんでした。スバルを一途に思って支え続ける姿に、魅力を感じる人が大勢いました。
リゼロのレムは人気が高いだけあって、準ヒロインという立ち位置に不満を覚える人もいるようです。スバルはレムが好きですが、恋愛対象として好きな人はエミリアです。そのため、どうしてもエミリアに勝てないレムを、可哀想に感じてしまうことがあるようです。エミリアとの恋愛バトルを期待する声や、三角関係が切ないという声も上がっていました。
リゼロのレムは強敵と戦うとき、力を発揮するため鬼化することがあります。鬼化したときのレムは雰囲気がガラリと変わり、普段のかわいい様子はなくなります。この鬼化したレムも人気で、かっこいいという感想が多く寄せられていました。
レムはかわいいヒロインだった
リゼロのレムの人気の理由や魅力、名シーンやスバルとの恋愛についてまとめました。レムはエミリアに次ぐリゼロのヒロインで、かわいいだけでなくかっこいいと人気のキャラです。レムは常にスバルのことを思い、辛いときもスバルの支えとして活躍してきました。レムの新たな名シーンやスバルとの恋愛ストーリーを期待しながら、リゼロの続きを楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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