【リゼロ】登場する魔女は9人!メンバーや能力について徹底解説
『リゼロ』には魔女と言われるキャラクターが登場します。魔女は9人いると言われ、『リゼロ』アニメ2期でも魔女エキドナが登場しています。エキドナを含めた魔女9人のプロフィールや能力、関係や強さ、人気ランキングについても紹介します。
目次
【リゼロ】魔女とは?大罪司教との関係も紹介
『リゼロ』には魔女と言われるキャラクターが登場します。魔女は民に恐れられる存在であり、『リゼロ』のテレビアニメ1期では魔女の存在は謎に包まれていました。『リゼロ』テレビアニメ2期では強欲の魔女エキドナや他の魔女も登場しています。そんな『リゼロ』の魔女の能力や関係、強さについて紹介します。また魔女と関係の深い大罪司教についても紹介します。
魔女とは?
『リゼロ』の魔女とは、作中400年以上も前に「魔女因子」と呼ばれる特別な力に適応した人物です。魔女は魔女因子を取り込み、「権能」と呼ばれる能力を使うことができ、その能力は魔女によって異なっています。魔女たちはそれぞれ強欲や憤怒などの「七つの大罪」の名前がつけられています。スバルが召喚された世界での魔女は「嫉妬の魔女サテラ」のことを示しており、人々の恐怖の対象となっています。
魔女と大罪司教の繋がりや関係
『リゼロ』には魔女教と呼ばれる団体があります。嫉妬の魔女サテラを信仰している団体で、封印されたサテラの復活と関係しています。大罪司教は魔女教の中でも幹部に位置します。『リゼロ』アニメ1期で登場した大罪司教ベテルギウス・ロマネコンティは「怠惰」の大罪司教です。大罪司教がサテラが滅ぼした魔女たちの魔女因子に適合した人物で、怠惰の大罪司教以外は暴食、強欲、憤怒、色欲、傲慢の大罪司教の席があります。
大罪司教になるためには魔女因子に適合しなければならず、魔女因子に拒絶されると大罪司教になることはできません。魔女と同様に魔女因子を取り込むことで、大罪司教も「権能」という能力を使うことができます。ベテルギウスは大罪司教になる前は穏やかで優しい青年でしたが、無理やり魔女因子を取り込んでしまったために人格が狂ってしまっています。
魔女同士の繋がりや関係
サテラに滅ぼされた6人の魔女とサテラは友人関係にありました。虚飾と憂鬱の魔女については関係が明かされていませんが、その他の魔女達はお互いが敵ということはなさそうです。スバルが強欲の魔女エキドナと契約を結ぼうとしたとき、それを止めようと他の魔女が精神世界に現れました。
リゼロの概要
『リゼロ』は長月達平によるライトノベル作品で、正式名称は『Re:ゼロから始める異世界生活』です。小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年4月から連載が始まり、後にMF文庫J(KADOKAWA)から文庫本が刊行されています。テレビアニメも第一期、第二期、OVAが2作公開され、人気の作品となっています。
リゼロのあらすじ
『リゼロ』はコンビニ帰りに異世界に召喚されたナツキ・スバルを主人公にした物語です。スバルは異世界で危ないところをサテラ(エミリア)に助けられ、彼女のモノ探しを手伝うことになります。しかしスバルとエミリアは何者かに命を奪われてしまいます。スバルが目を覚ますと、異世界に召喚された時点に戻ってきていました。スバルは死ぬと世界が戻る「死に戻り」の能力を使って、エミリアを助けるために奮闘します。
【リゼロ】魔女の9人のメンバー一覧
『リゼロ』に登場する魔女は9人いるとされています。『リゼロ』アニメ2期ではサテラとサテラに滅ぼされた魔女6人が一堂に会する場面もありました。残り2人の魔女はOVAやキャラクターの過去回想に登場しています。そんな『リゼロ』の魔女9人のプロフィールや能力、強さや性格を紹介します。
魔女①嫉妬の魔女サテラ
嫉妬の魔女サテラは400年前に世界を滅ぼしかけた存在として恐れられています。しかしサテラは魔女因子に適合していないのにも関わらず魔女因子を取り込んだため、サテラと嫉妬の魔女の2つの人格を有する存在となってしまいます。サテラの容姿は銀髪のハーフエルフで、エミリアの容姿そっくりだと言い伝わっています。ペテルギウスがスバルに入ったときにはエミリアに似ている女性が描かれていたので、スバルの「死に戻り」の能力はサテラに関係しているとされています。
魔女②強欲の魔女エキドナ
強欲の魔女エキドナは、スバルの死に戻りを知っている数少ない人物の一人です。知識欲と好奇心が底知れず、知識を得るためには手段を選びません。またエキドナはロズワールに魔法を教えた師匠でもあり、人工精霊であるパックとベアトリスを作った母親的存在でもあります。エキドナの強さは6種類すべての魔法が使えるロズワールに、権能なしで匹敵するほどの強さと言われています。
魔女③憤怒の魔女ミネルヴァ
ミネルヴァは憤怒の魔女因子を取り込んだ憤怒の魔女です。怒りっぽい性格をしていますが、争い事で誰かが傷ついていることが許せないと思っています。「癒やし」の権能を持っており、体の傷を癒やすことができます。しかし癒せるのは体の傷で、心の傷については気にしていません。一見害はなさそうな魔女ですが、ミネルヴァが癒やしを使うときは世界の中枢からマナを引き出してしまうので、他の場所のマナが足りなくなって天変地異のような災害が発生します。
魔女④怠惰の魔女セクメト
セクメトは怠惰の魔女です。精神世界に登場したときもほとんど寝そべっており、呼吸ですらめんどうだという極度の面倒くさがり屋です。怠惰の魔女ということで魔女教大罪司教ペテルギウスが連想されますが、ペテルギウスの権能とはまた違った権能を持っています。まだ詳細は明らかになっていませんが、とてつもない破壊力を持った衝撃破を操る能力だと言われています。基本的にはだらしがない様子ですが、魔女の中では一番の常識人とされています。
魔女⑤色欲の魔女カーミラ
カーミラは色欲の魔女です。ピンク色の髪にマフラーを巻いているのが特徴的です。自信がなさそうでオドオドしている様子ですが、世界を愛で満たそうとしたり、魔女討伐隊からカーミラを守る親衛隊がいたりと色欲の名に相応しい一面もあります。カーミラには「相手を魅了する」能力があり、カーミラに魅了されると「目が離せなくなり、呼吸を忘れ、最終的には心臓が停止して死亡する」という効果があります。またカーミラは自己愛が強く、自分を害する者は許さないという一面も持っています。
魔女⑥虚飾の魔女パンドラ
パンドラは虚飾の魔女で、白銀の髪に幼い姿が特徴的です。魔女の中でもパンドラは「過激派」と言われており、黒蛇を連れてエリオール大森林を襲撃しています。魔女教ではパンドラの名前は禁忌になっており、虚飾の存在も抹消されています。パンドラの権能は「事象を自分好みに書き変える」という能力で、エミリアの叔母フォルトナや、ヴィルヘルムの妻であるテレシアの死に関係しています。
魔女⑦暴食の魔女ダフネ
ダフネは暴食の魔女です。棺桶の中に入って拘束されており、棺桶から生えている足で移動しているなど、見た目にインパクトのある魔女です。ダフネは嗅覚が良く、目隠しをしていても食べ物の位置や数、他人の状態までも感知することができます。ダフネには「飢餓の魔眼」があるとされ、エキドナからは「目を合わせるな、触れるな、体の拘束を解くな」と固く言われていました。ダフネの権能には魔獣を発生させる能力があり、白鯨・大兎・黒蛇という三大魔獣を生み出した本人でもあります。
魔女⑧傲慢の魔女テュフォン
テュフォンは傲慢の魔女です。生前は「処刑人」として罪人を裁いていたとされています。褐色の肌と緑色の髪、白いワンピースの少女で明るく無邪気な性格をしています。初対面の人物には「悪人か善人か」と訪ね、本人に罪の意識がある時には裁きが下されるという能力を持っています。スバルの腕もガラス細工のように取ってしまう場面もありました。テュフォンは幼い故か、他人の痛みを理解できないという欠点を持っています。
魔女⑨憂鬱の魔人ヘクトール
ヘクトールは憂鬱の魔人です。魔女の中での唯一の男性で、道化のような格好をしているのが特徴的です。憂鬱の存在は抹消されており、ヘクトール自身も好きで魔人になった訳では無いと発言しています。何らかの理由でエキドナに執着しており、400年前にエキドナとロズワール、ベアトリスを襲っています。ロズワールはこのときの敗北を忘れないため、ヘクトールの口調と格好の真似をしています。
【リゼロ】魔女の能力や強さランキングTOP5
『リゼロ』に登場する9人の魔女は、それぞれが強力な魔女因子や権能を持っています。そんな魔女達の強さはどれほどのもので、誰が一番強いのでしょうか。『リゼロ』に登場する魔女の能力や強さをランキングで紹介します。
5位:ヘクトール
ヘクトールは魔女の中の唯一の男性で、「旧大罪」の「八つの枢要罪」憂鬱の魔人です。ヘクトールの能力は不可視の重力を操る能力、対象を圧縮する能力などがあるそうです。エキドナによって封印されていますが、実力はエキドナよりも強いと言われています。実際にロズワールとヘクトールが戦い、ロズワールは惨敗しています。
4位:ダフネ
ダフネは左目に飢餓の魔眼があると言われています。魔獣を発生させることができ、スバルの召喚された世界の三大魔獣はダフネが生み出したものです。また全身から食事をすることができる能力もあります。ダフネ自身は百足棺という棺桶のようなものに拘束されており、あまり強そうには見えませんが、強力な魔獣を発生させることができると言うことで、強さランキングは4位となっています。
3位:パンドラ
パンドラは「七つの大罪」から外された「旧大罪」である「八つの枢要罪」虚飾の魔女です。パンドラの権能は事象を自分の望み通りに書き換えることができる能力、またその応用として洗脳のような能力があります。この権能が強すぎるということで、強さランキングは3位となっています。
2位:セクメト
セクメトはいつも寝転がっている怠惰の魔女です。服を着替えることやお風呂に入ること、呼吸すら面倒くさがる魔女ですが、とてつもない破壊力を持つ衝撃破を操るという権能を持っています。セクメトがやる気になって戦闘をすると、嫉妬の魔女以外の魔女や多兎や白鯨を瞬殺できるほどの実力があるそうです。
1位:サテラ
魔女の中でダントツに強いとされているのが、嫉妬の魔女サテラです。実際に6人の魔女が嫉妬の魔女に滅ぼされ、世界をも滅ぼそうとしていました。嫉妬の魔女は二重人格で、嫉妬の魔女とサテラは違う人格と言われています。400年前の他の魔女が滅ぼされたとき、龍、賢者、剣聖の三英傑でもどうすることもできなかった嫉妬の魔女は、圧倒的な強さを誇っています。
【リゼロ】魔女の人気ランキングTOP3
『リゼロ』の魔女はアニメ2期に登場してから一気に人気が高まりました。可愛い見た目や強さ、性格や個性が様々で、ファンは誰を推しにするのかということで賑わっています。そんな魔女達の人気ランキングを紹介します。
3位:カーミラ
魔女の人気ランキング3位は色欲の魔女カーミラです。カーミラは見るもの全てを魅了する色欲の権能を持っています。また相手の見たいものに姿を変えることもできます。しかしカーミラはオドオドとして自信がなさそうな見た目をしており、その見た目と色欲というギャップと、普通に見た目が可愛いということで、人気を集めています。
2位:ミネルヴァ
魔女の人気ランキング2位は憤怒の魔女ミネルヴァです。ミネルヴァは傷を癒やすことができる能力がありますが、その権能を使うと世界の中枢のマナを使い、天変地異のような災害が起こります。曲がったことが嫌いな単純な性格をしているところ、金髪でかわいい見た目ということで、人気ランキング2位となっています。
1位:エキドナ
魔女の中で一番人気を集めているのが、強欲の魔女エキドナです。『リゼロ』アニメ2期でたくさん登場し、色白で儚げな見た目と中身のギャップが人気の理由です。物語が進むに連れてエキドナの性格の悪さが見えてきますが、それでもエキドナが好きだと言うファンは少なくありません。
【リゼロ】魔女の声優
『リゼロ』でも大人気の魔女の声を担当した声優は誰なのでしょうか。魔女9人を担当した声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。
声優①エキドナ役/坂本真綾
強欲の魔女エキドナの声を担当するのは坂本真綾さんです。坂本真綾さんは声優だけでなく女優、ラジオパーソナリティ、作曲や作詞、歌手としてマルチに活躍する声優で、同じ声優の鈴村健一さんと結婚し、おしどり夫婦としても有名です。坂本真綾さんの主な出演作品は『黒執事』シエル・ファントムハイヴ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』真希波・マリ・イラストリアス、『桜蘭高校ホスト部』藤岡ハルヒなどです。
声優②ミネルヴァ役/小松未可子
憤怒の魔女ミネルヴァの声を担当するのは小松未可子さんです。小松未可子さんはテレビアニメ『HEROMAN』で主人公・ジョーイ役で声優デビューし、同じ声優の前野智昭さんと結婚したことで話題になっています。小松未可子さんの主な出演作品は『ニセコイ』鶫誠士郎、『凪のあすから』潮留美海、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』戸塚彩加などです。
声優③セクメト役/中原麻衣
怠惰の魔女セクメトの声を担当するのは中原麻衣さんです。中原麻衣さんは小学生の頃から声優を目指し、『七つの海のティコ』に影響を受けていました。中原麻衣さんの主な出演作品は『ひぐらしのなく頃に』竜宮レナ、『CLANNAD -クラナド-』古河渚、『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 』雪染ちさ、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』南楓などです。
声優④パンドラ役/釘宮理恵
虚飾の魔女パンドラの声を担当するのは釘宮理恵さんです。ファンからは「くぎゅう」の愛称、声優業界では「くぎみー」などの愛称で知られています。釘宮理恵さんの主な出演作品は『銀魂』神楽、『鋼の錬金術師』アルフォンス・エルリック、『とらドラ!』逢坂大河、『ゼロの使い魔』ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールなどです。
声優⑤ダフネ役/東山奈央
暴食の魔女ダフネの声を担当するのは東山奈央さんです。『おジャ魔女どれみ』や『美少女戦士セーラームーン』、『鋼の錬金術師』に憧れて声優を目指し、『神のみぞ知るセカイ』の中川かのん役で声優デビューしました。東山奈央さんの主な出演作品は『ゆるキャン△』志摩リン、『きんいろモザイク』九条カレン、『艦隊これくしょん -艦これ-』金剛などです。
声優⑥テュフォン役/久野美咲
傲慢の魔女テュフォンの声を担当するのは久野美咲さんです。「幼い子のリアルな声」「独特の存在感のある声」と評判の声優です。久野美咲さんの主な出演作品は『七つの大罪』ホーク、『3月のライオン』川本モモ、『メイドインアビス 烈日の黄金郷』ファプタ、『リコリス・リコイル』クルミなどです。
声優⑦カーミラ役/石見舞菜香
色欲の魔女カーミラの声を担当したのは石見舞菜香さんです。『デュラララ!!』で声優という職業を知り、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を見て感動して声優を目指すようになりました。石見舞菜香さんの主な出演作品は『ウマ娘 プリティーダービー』ライスシャワー、『フルーツバスケット』本田透、『クジラの子らは砂上に歌う』リコスなどです。
声優⑧ヘクトール役/諏訪部順一
憂鬱の魔人ヘクトールの声を担当したのは諏訪部順一さんです。デビュー当初はナレーター、ラジオDJとしての活動が中心でしたが、テレビアニメ『テニスの王子様』の跡部景吾を担当してからブレイクしました。諏訪部順一さんの主な出演作品は『テニスの王子様』跡部景吾、『呪術廻戦』両面宿儺、『BLEACH』グリムジョー・ジャガージャック、『ユーリ!!! on ICE』ヴィクトル・ニキフォロフなどです。
【リゼロ】魔女に対する世間での評判や人気
スバルが召喚された王都では、魔女というと嫉妬の魔女サテラを示しています。他の国ではまた違った魔女の伝説が残されています。このことで、スバル達が他の国へも行くのではないかという考察がたくさんされています。
『リゼロ』は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されているweb版と、MF文庫J(KADOKAWA)から刊行されている書籍版があります。web版と書籍版で一部内容が変更されていることもあり、試練を乗り越えたエミリアを迎えた魔女が違うようです。アニメと書籍、web版でどのような違いがあるのかを探すのも楽しそうです。
『リゼロ』アニメ2期から登場した強欲の魔女エキドナは、儚げな美少女でした。スバルはエミリア一筋なのでエキドナにはなびきませんが、エキドナに心を奪われたファンは少なくありません。後にエキドナは性格がとても悪いことがわかります。それでもエキドナが可愛すぎる、美少女すぎるというファンの声が多くありました。
【リゼロ】魔女は個性的だった
『リゼロ』に登場する魔女や大罪司教の能力や強さ、関係や人気ランキングなどを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。9人の魔女は個性豊かで、とても強い能力を持っています。魔女はまだまだ謎が多い存在で、スバル達の味方なのか敵なのかもわかりません。これから『リゼロ』の物語にどのようにして関わっていくのでしょうか。今後また『リゼロ』を見る際は、魔女や大罪司教についても注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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