【リゼロ】ベアトリスはかわいい人工精霊?スバルとの関係や契約についても
『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称『リゼロ』)に登場するベアトリスという女の子がかわいいと人気を集めています。ベアトリスは人工精霊と言われていますが、どんな活躍をしたのでしょうか。『リゼロ』のベアトリスの正体やスバルとの関係を紹介します。
目次
【リゼロ】ベアトリスとは?
『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称『リゼロ』)にはロリータのようなかわいい服の10歳前後の少女「ベアトリス」が登場します。見た目がかわいく人気があるベアトリスですが、400年以上も生きていることや、人工精霊であることが噂されています。またエキドナやパック、魔女教大罪司教のベテルギウスとも関係が深いとされています。そんな『リゼロ』のベアトリスの正体や過去、他のキャラクターとの関係を紹介します。
ベアトリスのプロフィール
『リゼロ』に登場するベアトリスは、金髪のツインテールの少女で、フリフリのかわいいドレスを着ている少女です。瞳には蝶の模様があり、縦巻きロールの髪もかわいいとファンから人気を集めています。見た目は10歳前後の少女ですが、ベアトリスの正体は魔女であるエキドナが生み出した人工精霊で、400年も生き続けています。
ベアトリスの性格
『リゼロ』のベアトリスの性格は無愛想で冷たい印象を受けますが、実は一途で優しい性格をしています。語尾に「かしら」をつけることが多く、自分のことを「ベティー」と言います。400年以上も生きているので、達観している様子も見られますが、時には見た目通りの幼いかわいい面もみることができます。
リゼロの概要
『Re:ゼロから始める異世界生活』は長月達平によるライトノベル作品で、略称は『リゼロ』となっています。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していた作品で、MF文庫J(KADOKAWA)から文庫本が刊行されています。テレビアニメも第2期に渡って放送され、次回作が期待されている作品でもあります。
リゼロのあらすじ
『リゼロ』はコンビニの帰りに突然異世界に召喚された高校生ナツキ・スバルを主人公にした物語です。スバルは異世界で早々に命の危険に合いますが、その窮地をサテラ(エミリア)と名乗る銀髪のハーフエルフの少女に救われました。スバルはサテラ(エミリア)に恩返しをしようと彼女のモノ探しを手伝いますが、何者かに襲われて死亡してしまいます。しかし、目を覚ましたスバルは異世界に召喚された場面に戻ってきていました。スバルは異世界でタイムリープ能力「死に戻り」を持っていることに気づきます。
【リゼロ】ベアトリスはかわいい人工精霊?過去を紹介
『リゼロ』に登場するかわいいフリフリの少女ベアトリスは一体何者なのでしょうか。見た目は10歳前後ですが、達観している面があり、何か事情を抱えているようにも見えます。そんなベアトリスの正体や過去を紹介します。
ベアトリスの人工精霊としての能力
『リゼロ』のベアトリスは強欲の魔女エキドナによって生み出された人工精霊です。ベアトリスはエキドナのことを「お母様」と呼んで慕っており、エキドナの知識が詰め込まれた禁書庫を守り、「その人」が現れるまで待つように命じられています。エキドナから渡された「叡智の書に最も近い本」を大事にしていましたが、その中身は白紙で、ベアトリスは自分の運命は閉ざされていると絶望してしまいます。
ベアトリスの陰魔法
ベアトリスは陰属性の大精霊で、『リゼロ』の登場人物のなかでベアトリス以上の陰魔法の使い手はいません。「扉渡り」という陰魔法でロズワール邸の扉に禁書庫の扉を繋げています。この「扉渡り」はベアトリスが認知している扉であればどこでも繋ぐことができる魔法で、ベアトリスのオリジナル魔法になります。
ベアトリスの攻撃力は高い?
ベアトリスは陰属性の魔法のほとんどを使うことができ、かつ強力な魔法を使うこともできます。「ミーニャ」という「時の静止したマナの矢」の魔法でエルザや多兎と戦い、活躍しています。また「アル・シャマク」というシャマク系の最大魔法を使い、撃退が難しい多兎を別の次元に飛ばして撃退しています。
ベアトリスの過去
『リゼロ』のベアトリスは400年もの歳月を生きている人工精霊ですが、その400年の間に何が起こったのでしょうか。ベアトリスに起こった過去の出来事を紹介します。
過去①エキドナによって生み出される
ベアトリスは強欲の魔女エキドナによって生み出された人工精霊です。パックはベアトリスの前に生み出された人工精霊であり、ベアトリスとパック、エキドナは魔女の館で幸せに暮らしていました。
過去②トスカの願いを叶える
エキドナが不在のときはベアトリスが魔女の役割を変わりに果たしており、屋敷にたどり着いた者の願いを叶えていました。マナ以上循環体質を持つトスカが屋敷にたどり着き、トスカの幼なじみの少女を助けることになります。その後、パックが使命のために旅立つことになり、ベアトリスは寂しい思いをしていました。
過去③初代ロズワールを迎える
寂しそうにしているベアトリスを思い、エキドナは初代ロズワールをベアトリスに紹介します。2人は協力してメイザース領地に聖域を構築していくことになりました。
過去④ジュースだった頃のペテルギウスとの関係
魔女教大罪司教であるぺテルギウスは、昔はジュースという名前の人間で、フォルトナと共にエミリアを育てていました。その頃のジュースは優しくて知性もあり、ペテルギウスからは想像もできないような人物でした。ジュースとベアトリスも過去に関係があり、エキドナとベアトリスの会話から、ジュースはベアトリスの教育係だったことがわかりました。
過去⑤リューズと共に過ごす時間が増える
ロズワールと共にメイザースの領地に半獣の村を作って聖域を構築していたベアトリスですが、村に身を寄せていたリューズ・メイエルと仲良くなりました。リューズとベアトリス、ロズワールは共に過ごす時間が長くなり、本当の友達のようになっていました。しかしヘクトールによる聖域襲撃で、聖域の結界のためにリューズが魔水晶に入ることになります。ベアトリスは反対しましたが、止めることができずにリューズを失ってしまいます。その後、ベアトリスは禁書庫を守る役割を与えられています。
【リゼロ】ベアトリスとスバルやパックとの関係
『リゼロ』に登場するベアトリスは、エキドナによって作り出された人工精霊ですが、『リゼロ』の主人公であるスバルと深い関係があります。また、無愛想なベアトリスが唯一敬愛しているのが、エミリアの精霊であるパックです。ベアトリスとスバル、パックは一体どのような関係なのでしょうか。
ベアトリスとスバルの関係や契約
スバルはベアトリスの「扉渡り」を何度も破り、ベアトリスの前に現れています。いつもスバルがベアトリスの気に入らないことを言い、扉から放り出されるスバルですが、2人の関係はどのようなものだったのでしょうか。
スバルの心の支えだったベアトリス
スバルは「死に戻り」を他人に話せず、孤独を抱えて戦っていました。「死に戻り」の第二のセーブポイントがベアトリスに会った後だったため、「死に戻り」をしてもベアトリスが自分のことを覚えていてくれていることにスバルは救われていました。ベアトリスはスバルに対して終始ツンとした態度をとっていますが、それでも最終的には救ってくれるベアトリスはスバルの精神的な支えになっていました。
ベアトリスの拒絶
ベアトリスは自分の「扉渡り」を何度も破って現れるスバルを「その人」なのではないかと期待していました。400年間も来るかもわからない「その人」を待ち続けて自死を望むまでに絶望していたベアトリスは、スバルに「お前がその人だったら。お前がその人になってくれるの?」と問いかけます。その問いにスバルは「馬鹿か、お前は!俺が、お前のその人のわけがないだろう」と返し、スバルはベアトリスに拒絶されて禁書庫から追い出されてしまいます。
ベアトリスとスバルの契約の理由
ロズワール邸が炎に包まれ、禁書庫も焼けていく中、スバルはベアトリスと助けようと必死に説得します。手を差し伸べるスバルにベアトリスは泣きながら「今ここで、お前の手を取ったって、お前はすぐに死んでしまう」「人間の寿命なんて、ベティにとっては瞬きみたいに一瞬」と言います。しかしスバルは「400年先は無理でも、明日を、今を、お前を大事にしてやれる」「俺を選べ!ベアトリス!」と諦めない様子でした。そんなスバルの手を取り、ベアトリスは外に出てスバルを助けるために契約精霊になることを決意します。
ベアトリスとスバルの契約後の関係
ベアトリスはスバルの事を「お前」と呼んでいましたが、スバルと契約してからは「スバル」と名前で呼ぶようになります。スバルからマナを直接取るために一緒に寝ることを要求したり、おんぶを要求したりと、途端にスバルに甘えるようになりました。
ベアトリスの待ち人「その人」は誰だった?
ベアトリスの待ち人であった「その人」は存在していなかったと言われています。エキドナがベアトリスに禁書庫を守らせるために言った架空のもので、ベアトリスが犠牲になることも厭わなかったエキドナの性格の悪さがわかります。スバルが「その人」なのではという声もありますが、そうかもしれないし、そうでないかもしれないという状態です。
ベアトリスとパックの関係
ベアトリスとパックの関係は兄妹のようなものになっています。パックはベアトリスの前に作られた人工精霊であり、ベアトリスは生まれた瞬間からパックを兄として慕っています。そのため、パックのことを「ニーチャ」と呼んでいます。パックは自分がエキドナに作られた人工精霊であることの記憶を消されています。
【リゼロ】ベアトリスの声優
『リゼロ』のベアトリスは、400年以上も孤独に生きている人工精霊ですが、アニメで声を担当した声優は誰だったのでしょうか。ベアトリスを担当した声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。
ベアトリスの声優は「新井里美」
かわいくて語尾に「かしら」と付く独特な話し方のベアトリスの声を担当するのは新井里美さんです。「ジャッジメントですの!」というセリフで有名な『とある科学の超電磁砲』の白井黒子役をイメージする人も多いようですが、『リゼロ』のベアトリス役も人気のある役となっています。
新井里美のプロフィール
新井里美さんは1980年7月4日生まれ埼玉県出身の声優です。小さい頃から「声が変だ」と言われ、その声を活かしたいと思い、声優を目指しました。洋画『私はケイトリン』の主人公・ケイトリン役の吹き替えで声優デビューし、2005年頃からアニメ声優活動も増えました。『とある魔術の禁書目録』シリーズで白井黒子を演じ、共演した伊藤かな恵さんと共に第5回声優アワード「助演女優賞」を受賞しました。
新井里美の主な出演作品
新井里美さんの主な出演作品は『とある科学の超電磁砲』白井黒子、『コードギアス 反逆のルルーシュ』篠崎咲世子、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』早乙女乙女、『蒼穹のファフナー』要咲良などです。
【リゼロ】ベアトリスに対する世間での評判や人気
『リゼロ』は何回も小説を読み返したり、アニメを見返したりして楽しまれている作品です。何度読んでもベアトリスがかわいいと言っているファンの声もたくさんありました。ベアトリスの最初の印象はあまり良いものではないかもしれませんが、物語が進むにつれてベアトリスの過去などがわかり、愛着が湧いてしまうキャラクターです。
ベアトリスは『リゼロ』に登場するキャラクターの中でも特にかわいいと言われて人気のキャラクターですが、かわいいだけではなく、とても強い魔力を持っています。知識も豊富で、何度もスバルを助けてくれます。ベアトリスのファンは、ベアトリスのかわいくて強くてかっこいいところが好きという人が多いようです。
スバルが泣いているベアトリスに手を差し伸べるシーンは、感動のシーンとして人気の場面です。涙なしでは見られない展開になっており、ベアトリスとスバルを応援したくなるでしょう。このシーンは『リゼロ』の中でも感動する名シーンとしてファンから人気を集めています。
【リゼロ】ベアトリスはかわいいスバルの相棒だった
『リゼロ』に登場するかわいい少女、ベアトリスの正体や過去、他のキャラクターとの関係を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ベアトリスはエキドナが生み出した人工精霊で、400年も生きている存在ですが、スバルに救われてかっこよくて頼れるかわいい相棒となりました。ベアトリスとスバルが相棒になったシーンは感動なしでは見ることができません。今後『リゼロ』を見る際は、かわいいベアトリスについても注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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