【おそ松さん】トド松がするトッティ顔とは？抱える闇や名エピソードまとめ

『おそ松さん』に登場する「トド松（トッティ）」とは、松野家の6つ子の末っ子です。作中でのとあるエピソードから「トッティ」という愛称が付き、ファンの間でも定着しました。作中でもカラ松がたびたびトド松のことを「トッティ」と呼んでいます。ここでは『おそ松さん』に登場するトド松（トッティ）のプロフィールや性格、『おそ松さん』の概要について紹介するため、チェックしてみてください。

『おそ松さん』に登場するトド松（トッティ）は、松野家に生まれた6つ子の末っ子です。「トド松」という名前は、植物の「椴松」と「とどのつまり」という2つの意味があると言われています。トド松（トッティ）は6つ子の中でも甘え上手な末っ子ですが、一方でドライな一面や闇の部分を持っています。

『おそ松さん』のトド松（トッティ）は、あざとく計算高い性格をしています。末っ子らしく他の兄弟よりも要領が良く、作中でもいつの間にかスマホを持っていました。兄たちに内緒でバイトをしたり女の子と遊びに行ったりするなど、コミュニケーション能力が高いです。その一方で、腹黒い闇の部分が垣間見えることもあります。女子力が高くオシャレで、6つ子の中ではもっともリア充に近い存在となっています。しかし兄たちの邪魔が入るため、トド松も無職のままとなっています。

『おそ松さん』は、2015年から放送を開始した赤塚不二夫の『おそ松くん』を原作とするテレビアニメです。赤塚不二夫生誕80年記念作品として「スタジオぴえろ」が企画、制作したもので、原作の『おそ松くん』から成長し、大人になった6つ子たちが主役となっています。本作は女性ファンを中心にヒットし、2017年に第2期、2020年に第3期のアニメが放送されました。また、劇場版や舞台版、実写映画版など多数のメディア展開が行われ、現在でも人気を集めている作品となっています。

『おそ松くん』の時代から成長し、大人になったおそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の6つ子たちは、20歳を超えてもニートのまま実家で親のすねをかじって生活していました。6つ子はお互いに足を引っ張りあいながら、一つ屋根の下で暮らしています。そんな6つ子たちは、『おそ松くん』時代からの常連であるイヤミやチビ太、トト子、デカパン、ダヨーンなどを巻き込みながら、さまざまなトラブルを引き起こすのでした。

『おそ松さん』のトド松は、とあるエピソードで「トッティ」というあだ名が登場したことで「トッティ」と呼ばれるようになりました。また、そのエピソードで披露した変顔は通称「トッティ顔」と呼ばれています。しかし『おそ松さん』の全てのエピソードを把握していなければ、なぜトド松がトッティと呼ばれるようになったのか知ることはできません。ここでは『おそ松さん』のトド松がトッティと呼ばれるようになったのかや、トッティが抱える闇について解説していきましょう。

『おそ松さん』のトド松がする「トッティ顔」とは、トド松がバイト先の「スタバァコォヒィー」で見せたインパクト大の顔のことです。もともと「トッティ」という愛称も、スタバァでバイト仲間の女の子達からそう呼ばれていたことに由来します。このエピソード以降、トッティという愛称が兄弟の間でも頻繁に登場するようになり、トッティ顔とは関係なくトド松の愛称として定着しました。

トッティの名エピソードである「スタバァ回とは」、『おそ松さん』第7話の「トド松と5人の悪魔」というエピソードです。このエピソードは、スタバァでアルバイトをしているトド松に気づいた兄弟たちが、アルバイト先に邪魔をしにやってくる話となっています。トド松はスタバァでアルバイトの女の子たちと仲良くなり、リア充の階段を上るという計画を立てていました。しかし兄たちがスタバァにやってきてしまい、トド松の抜け駆けを知った彼らに店内をめちゃくちゃにされてしまうのでした。

『おそ松さん』のスタバァ回でトド松（トッティ）がひどい目に遭ったのは、トド松の「自分だけがちやほやされたい」という闇の部分や、兄たちのことを恥ずかしいと思う気持ちが原因です。スタバァへ現れた兄たちを怒りのあまり追い返そうとして、トド松は酷い扱いをしてしまいます。しかしそのせいで兄たちの怒りを買い、彼らを悪魔に変えてしまったのでした。

『おそ松さん』のトド松（トッティ）は腹黒くあざといところもありますが、末っ子らしい魅力もあるキャラクターです。ここでは『おそ松さん』のトド松（トッティ）の魅力を紹介していきましょう。

『おそ松さん』のトド松（トッティ）は、怖がりなため夜中に一人でトイレに行くことができません。作中でも夜のトイレに行きたいときには、他の兄弟を起こして付いてきてもらっています。これはわざとかわいさをアピールしているのではなく、本当に怖がっているようです。

『おそ松さん』のトド松（トッティ）は、持ち前のコミュ力を生かして女の子と出かける機会もあるようです。女の子と歩いているトッティの姿を見つけたおそ松が混ぜてくれと声を掛けますが、トッティは真顔で「どちら様でしょうか」と答え、通り過ぎていったのでした。トッティの闇を感じるシーンです。

トッティはある日パチンコで勝ちますが、喜ぶ間もなく兄たちから儲けを守らなければと思い悩みます。家に帰ることもできず、一人ベンチに座っていると、警察官に声を掛けられます。それは警察の格好をした兄たちでした。トッティは逃げるものの、あえなくパチンコ警察に捕まり、引きずりまわれてしまうのでした。

『おそ松さん』の6つ子たちは、チビ太のおでんの屋台に表れては、いつもツケで飲んでいます。ある日、トド松はいの一番に奢ってもらおうとしますが兄たちに却下され、割り勘だと言われてしまいます。しかし兄弟全員お金を持っていなかったため、結局兄弟全員で逃げ出すのでした。

『おそ松さん』は、主役の6つ子を人気声優たちが担当していることも有名です。末っ子であるトド松を演じているのも、若いながら実力派の人気声優です。ここでは『おそ松さん』のトッティの声優を紹介していきましょう。

『おそ松さん』のトッティの声を担当しているのは、声優で俳優、アーティストとして活躍している「入野自由（いりのみゆ）」さんです。入野自由さんは幼い頃から児童劇団に入っており、役者としてのキャリアを積んできました。また、中学生の時に『千と千尋の神隠し』のハクの声を担当したことで、一躍有名になりました。入野自由さんの代表作としては、『ハイキュー!!』の「菅原孝支」などが挙げられます。

入野自由さんの出演作品としては、『千と千尋の神隠し（ハク）』、『D・N・ANGEL（丹羽大助）』、『アイシールド21（小早川瀬那）』、『ツバサ・クロニクル（小狼）』、『機動戦士ガンダム00（沙慈・クロスロード）』、『遊☆戯☆王ZEXAL（アストラル）』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。（宿海仁太〈じんたん〉）』、『ちはやふるシリーズ（筑波秋博）』、『ハイキュー!!（菅原孝支）』、『キングダムハーツ（ソラ）』などがあります。

『おそ松さん』の第７話で登場したトド松のトッティ顔は、ファンにも大きなインパクトを残しました。しかしファンの中には、トッティ顔が好きという人もいれば好きではないという人もいるようです。ここでは『おそ松さん』のトッティ顔に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

ツイート上には、「トッティって基本可愛いからトッティ顔の時のギャップがすごいから好き」とコメントしている人がいました。このように、普段のトド松の顔とトッティ顔の差を楽しんでいるファンもいるようです。

『おそ松さん』を1期から見ている人の中には、「1期の頃はトッティ顔だけでも笑えたけど今は普通のネタが満足できなくなってきてる」とコメントしている人がいました。『おそ松さん』は3期まで放送されており、あらゆるネタが登場しているため、ファンの求めるレベルも高くなってきています。

トド松を推しているという人の中には、「トッティ顔のグッズは作らないでほしい」とツイートしている人もいました。トド松ファンの中には、トッティ顔を面白いと思ってはいても、ファンとしては普段の可愛い顔のグッズが欲しいと考える人も多いです。

『おそ松さん』のトド松は、第7話の「トド松と5人の悪魔」というエピソードで披露したトッティ顔のインパクトからトッティという愛称が定着しました。トッティ顔はファンの間でも人気が高く、今でも神回だと言われています。トッティ顔に興味を持った人は、ぜひ『おそ松さん』をチェックしてみてはいかがでしょうか。