【ワンピース】トンタッタ族は可愛い小人族!歴史や一族のメンバーを紹介
『ワンピース』に登場する可愛い小人族「トンタッタ族」について調査しました。たくさんの国と種族が登場する『ワンピース』で、おもちゃのように可愛い容姿をした小人族がトンタッタ族です。本記事では、トンタッタ族の能力や歴史、メンバーを紹介していきます。
目次
【ワンピース】トンタッタ族は可愛い小人族
『ワンピース』に登場するトンタッタ族は、新世界のドレスローザ編で登場する小人族です。グリーンビットという小島の地下に「トンタッタ王国」を築き、君主であるガウチョを中心にまとまって生活しています。トンタッタ族の能力や歴史について紹介する前に、まずはトンタッタ族の基本情報と『ワンピース』の概要、あらすじについておさらいしておきましょう。
トンタッタ族とは?
『ワンピース』に登場するトンタッタ族は、ドレスローザ王国に属している小人族です。身長は20cm前後しかなく、『ワンピース』に登場するたくさんの種族の内、最も小柄で可愛い容姿をしています。尖った鼻と丸く膨らんだ尻尾を持ち、「~れす」などのように語尾が舌足らずになるのが特徴です。全体的に真面目な性格で嘘がつけない正直者である為、他人の言ったことを信じやすく非常に騙されやすいとされています。
ワンピースの概要
トンタッタ族が登場する『ワンピース』は、『週刊少年ジャンプ』で1997年7月から連載が続く少年漫画です。『週刊少年ジャンプ』の連載作品としては、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次いで第2位の長期連載となっています。海賊や種族同士の激しい戦いや個性的なキャラクターが魅力となっていて、世界中に『ワンピース』のファンがいます。1999年に放送を開始した『ワンピース』のテレビアニメも、製作を担当する東映アニメーション史上最長の作品となっています。
ワンピースのあらすじ
かつて、海賊王と呼ばれた大海賊ゴールド・ロジャーは、自らが手に入れた「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をある場所に隠したままこの世を去りました。ロジャーの死後、海賊達はワンピースを求めて海へと向かい「大海賊時代」が到来します。主人公の青年・ルフィは、海賊王になるという夢を求めて、信頼できる仲間と共に船を出して大海原へと旅に出るのでした。
【ワンピース】トンタッタ族の歴史や能力
『ワンピース』には、大小様々な種族が登場し、それぞれに特殊な能力や長い歴史が存在します。トンタッタ族にも他の種族にはない大きな特徴があり、ドレスローザ編では、その特徴を活かして活躍する種族です。ここからは、トンタッタ族の能力や歴史について解説していきます。
トンタッタ族の歴史
トンタッタ族の歴史は古く、900年前からドレスローザ王国と関係を持っていました。当時からドレスローザ王国はドンキホーテ一族が治めていて、労力を提供する代わりに、トンタッタ王国に資源を分け与えていました。こうして、100年程奴隷のように働かされた時代がありましたが、リク一族がドレスローザ王国の新国王になると、トンタッタ族は解放され自由となります。
しかし、10年前にドンキホーテ一族のドフラミンゴがドレスローザ王国を支配し始めると、植物栽培に長けた能力を持つトンタッタ族は、人工的に悪魔の実を作る「SMILE(スマイル)」の製造工場で強制労働を強いられるようになります。奴隷時代の再来となりますが、ルフィ達の協力で解放されました。再びリク一族がドレスローザ王国の覇権を握ると、自由の身となります。
トンタッタ族の能力や強さ
トンタッタ族は、『ワンピース』の作中で最も小さい小人族です。平均身長は20cm前後で、人間の手のひらに乗る程のサイズしかありません。しかし、並みの人間よりも力強く、「トンタッタコンバット」という独自の武術を用いて戦います。丸く膨らんだ尻尾には太い骨と発達した筋肉があり、強力の武器として使っています。また、小さく軽い体を活かして俊敏に動くこともできるので、相手の隙を作って強烈な一撃を繰り出すという戦法を使っています。
中には、悪魔の実の能力者もいて、小さいながらも他の種族に負けない程能力や強さを持っているのが特徴です。
トンタッタ族の性格
トンタッタ族は、それぞれに性格がありますが、全体的に真面目で素直なメンバーが多いです。さらに、簡単に人を信じてしまう純粋な部分があり、騙されやすいという特徴があります。これは、仲間同士で嘘をつかないという信念がある為であり、よそから来た人間であっても、仲間全体で疑うことなく信じてしまいます。
【ワンピース】トンタッタ族のメンバー
『ワンピース』に登場するトンタッタ族は、ドレスローザ王国に属する小島・グリーンビットの地下にあるトンタッタ王国で暮らす可愛い小人族です。作中では最も小さい種族ですが、勇敢に戦う姿が可愛いと読者から非常に人気があります。ここからは、『ワンピース』の作中で活躍したトンタッタ族のメンバーを紹介していきます。
トンタッタ族のメンバー①ガンチョ
ガンチョは、トンタッタ王国の国王で、「トンタ長」と呼ばれています。かぼちゃのような形の王冠をかぶり、サングラスをしているのが特徴です。年長者であり、トンタッタ族の歴史にも詳しい為、ルフィ達にトンタッタ族の歴史を詳しく話していました。リク一族がドレスローザ王国の覇権を握ると、トンタッタ族の代表としてドレスローザ国民に紹介され、認知されます。
トンタッタ族のメンバー②マンシェリー姫
マンシェリー姫は、トンタ長・ガンチョの娘です。長い金髪が特徴で、心優しい性格をしています。「チユチユの実」という悪魔の実の能力者で、魔法のジョーロから出る水を使って他者の傷を瞬時に治す能力を持っています。その為、ドフラミンゴから重宝され、幽閉されていました。レオに好意を抱いていますが、鈍感なレオには気付いてもらえず、アプローチはいつも空振りに終わっています。
トンタッタ族のメンバー③カブ
カブは、イエローカブ部隊の隊長を務めるトンタッタ族です。カブトムシの角のような髪型が特徴的で、勇ましい性格をしています。「ムシムシの実 モデル カブトムシ」という悪魔の実の能力者で、腕を4本に増やし、背中の虫の羽で飛ぶことができます。レオの兄貴分であり、「カブさん」と呼ばれています。
トンタッタ族のメンバー④ビアン
ビアンは、ピンクビー部隊の隊長を務めるトンタッタ族です。蜂のようなボーダー柄の服が特徴で、スピアのような武器を持っています。「ムシムシの実 モデル スズメバチ」という悪魔の実の能力者で、カブと同じように腕を4本にし、背中の羽で飛んで移動することが可能です。
トンタッタ族のメンバー⑤レオ
レオは、トンタッタ族の戦士でリーダー的存在で勇敢な青年です。「ヌイヌイの実」という悪魔の実の能力者で、どんなものでも縫い合わせることができます。マンシェリー姫から好意を寄せられていますが、鈍感である為気が付いていません。ルフィ達をヒーローと称え、ドフラミンゴからの解放を目的に共闘します。
トンタッタ族のメンバー⑥ウィッカ
ウィッカは、偵察部隊の隊員であるトンタッタ族の戦士です。水色の髪と尻尾が特徴のトンタッタ族で、ゾロの刀を盗もうとして捕まってしまいます。偵察部隊の一員ではありますが、少々おっちょこちょいな性格で失敗も多いです。落ち込むと地面を殴るという癖があります。
トンタッタ族のメンバー⑦コットン
コットンは、ウィッカと同じく偵察部隊の隊員です。ラベンダー色の髪色で白い帽子をかぶっているのが特徴のトンタッタ族です。作中では、シュガーの居場所を知らせるなど、偵察部隊としてしっかりと活躍しています。
【ワンピース】トンタッタ族のレオの強さや名言
トンタッタ族のレオは、『ワンピース』ドレスローザ編でウソップをヒーローとして信じて共闘する戦士です。小さいながらも勇敢に戦うレオは、作中でどのような活躍を見せたのでしょうか。ここからは、『ワンピース』の本編でレオが見せた強さや能力、そして名言について紹介していきます。
レオの強さや能力
トンタッタ族の中で特に活躍する戦士・レオは、超人系の悪魔の実「ヌイヌイの実」の能力者です。特殊な縫い針を使って、人でも船でもなんでも縫い合わせて固定させてしまうという能力を持っています。強靭な足腰を持っていることから、トンタッタ族の中でも特に力強く素早く動くことが可能です。また、性格も勇敢であることから、トンタッタ族の戦士達を束ねるトンタ兵長を務めていて、仲間達からもその実力を認められています。
レオの名言
レオは、ルフィ達と共闘して奴隷解放に尽力する勇敢な戦士です。そんなレオには、可愛い名言やかっこいい名言がたくさんあり、読者に強い印象を与えています。ここからは、レオが『ワンピース』の本編で発した名言を3つ紹介します。
レオの名言①「ほんとならいい…」
ホントならいいれすよ
出典: comic-kingdom.jp
ロビンの説得に対してレオが発した名言です。知らない間にトンタッタ王国に来てしまったロビン達は、トンタッタ族に包囲されてしまいました。ロビンは、レオに「あなたたちを見たことは誰にも言わない」と言って解放を願います。すると、レオはロビンの言葉をすぐに信じてしまい、解放するのでした。あまりの信じ易さにロビンは衝撃を受けます。
レオの名言②「これ以上ウソランドを…」
これ以上ウソランドを侮辱したらただじゃおかないれすよ!
窮地に追い込まれながらも、ウソップを信じて助けを待つレオが発した名言です。トレーボルとその部下・シュガーとの戦いで、レオをはじめとするトンタッタ族の戦士達は傷つき絶体絶命となります。その姿を見たトレーボルは、ウソップに騙されているとレオ達を嘲笑します。しかし、レオはウソップが必ず助けに来てくれると信じてトレーボルに反論するのでした。
レオの名言③「ぼぐらのヒーロー…」
ぼぐらのヒーローれすから!!!
出典: comic-kingdom.jp
ウソップの救援に感謝するレオの名言です。仲間は傷つき、ロビンもシュガーによっておもちゃにされたことで、レオはピンチとなります。死を覚悟した時、助けにやって来たのがウソップでした。レオはウソップの言葉が嘘ばかりであると気付きながらも、救援にきてくれると信じていました。このセリフは、そんなレオの信念を表す名言です。
【ワンピース】トンタッタ族に対する世間での評判や人気
トンタッタ族は、手のひらサイズの身長と2等身の体型で、見た目からして非常に可愛いです。さらに、尻尾は大きくモフモフしている点や「~れす」という独特の語尾で話す点も人気の要因となっていました。
『ワンピース』に出てくる種族の中でも1番小さい種族であるトンタッタ族ですが、パワーは通常の人間を遥かに凌ぐ怪力の持ち主です。可愛い見た目にもかかわらず、たくましい一面があるというギャップが、トンタッタ族の魅力の1つとなっていました。
『ワンピース』の本編で活躍するのは、レオやマンシェリー姫などのメンバーですが、トンタッタ族は国民が非常に多いです。全体的に素直で、見た目の可愛さが相まって、トンタッタ族まとめてみんな好きという読者も多かったです。
【ワンピース】トンタッタ族は騙されやすくて可愛い小人族だった
『ワンピース』に登場するトンタッタ族は、人を信じやすい純粋な心を持った可愛い小人族であることが判りました。騙されやすいという欠点のせいでドフラミンゴに支配され、奴隷として働かされていたトンタッタ族でしたが、仲間と団結し戦う姿は非常にかっこいいです。『ワンピース』のドレスローザ編を見る際は、是非トンタッタ族の魅力にも注目してみてください。
この記事のライター
ルキナ
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