【ワンピース】天竜人とは何者?メンバー一覧や世界政府との関係を紹介
世界中で大人気となっている尾田栄一郎原作の漫画『ワンピース』に登場する天竜人とは、どのようなキャラクターなのでしょうか。天竜人のメンバーや特徴、五老星や『ワンピース』における政府や海軍Dの一族との関係性などを解説します。
目次
【ワンピース】天竜人とは何者?
天竜人とは、尾田栄一郎原作の漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する貴族の呼び名であり、正式名称”世界貴族”と言います。ここでは、そんな『ワンピース』における天竜人について解説します。
天竜人の特徴
『ワンピース』の世界において、天竜人は種族の中で最高位に立っており、絶対の地位を築いています。そのため、他の種族を見下しており、奴隷として扱っていることもあります。また、敬称として、男は”聖”、女は”宮”とつけられ、男性は「え」、女性は「アマス」と語尾につく特徴的な話し方をします。
そんな天竜人の特徴を解説していきます。
天竜人はマリージョアに住んでいる
『ワンピース』に登場する天竜人は、聖地と呼ばれるマリージョアに住んでいます。そのため、マリージョアは世界政府における首都であり、『ワンピース』に登場する数々の国のうち、いくつかの国の代表が集まる世界会議(レヴェリー)などの重要な行事もマリージョアで行われています。
天竜人は19の貴族?
天竜人は、そもそも800年前に世界政府を設立したのち、現在のマリージョアに住むようになった19人の王族の末裔たちです。そのため、現在『ワンピース』に登場する子孫もマリージョアに住み続け、マリージョアが天竜人の住処となりました。
『ワンピース』に登場する王族には、他にルフィたちと共に旅をしたネフェルタリ・ビビの一族がいますが、ネフェルタリ家は先祖がマリージョアへの移住を拒否したために、天竜人とは異なり、アラバスタにて国を納めています。そのため、天竜人の間では、ネフェルタリ家は裏切り者であるとされています。
天竜人は弱い?
天竜人の戦闘能力は、『ワンピース』全体で見ても、あまり強いとは言えません。しかし、とても高い地位を得ていることや、天竜人であるために、海軍を始めとした政府機関に守られているため、戦闘する必要があまりないのだと思われます。
天竜人の登場シーンが多いのは何巻?
天竜人は、『ワンピース』の51巻から登場します。この巻でルフィは、絶対と言われる天竜人のチャルロス聖を殴り、天竜人を敵に回してしまいます。
ワンピースの概要
『ONE PIECE』(ワンピース)は、漫画家の尾田栄一郎によって描かれた作品で、週刊少年ジャンプにて1997年から現在においても連載されている人気作品です。
漫画『ワンピース』のみならず、アニメや、映画、ゲームなどさまざまなジャンルに拡大し、『ワンピース』は幅広い世代から人気を集めています。
ワンピースのあらすじ
時は大航海時代。歴史上でたった1人、”偉大なる航路(グランドライン)”を制し伝説となった男、ゴール・D・ロジャーは海賊王と呼ばれていました。そんなロジャーは処刑される直前、この世界のどこかに”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残した、といい残します。それを聞いた海賊達は、海賊王の残した宝、ワンピースを探しに一斉に海に出ました。
そんな時代に、海賊に憧れる少年である主人公のルフィは、海賊王になることを夢に仲間を集めて海に旅立ちました。
【ワンピース】天竜人のメンバー一覧
天竜人にはいくつかの家系があり、ここではそんな天竜人のメンバーについて解説します。
天竜人①ロズワード聖
1人目の天竜人が、ロズワード聖です。ロズワード聖は、ロズワード一家の家長であり、海賊団の船長を奴隷として扱っているなど、非道で傲慢な性格をしています。
天竜人②チャルロス聖
2人目の天竜人は、チャルロス聖です。チャルロス聖は、ロズワード聖の息子です。垂れた口や弛んだ顎、上に伸びた髪が特徴で、常に鼻をほじっていたり、鼻水を垂らしていたりと見た目が醜く、性格も、自分勝手で、気に入らない者には容赦無く暴力を振るう、気に入った女性を無理矢理妻にし、飽きたら捨てるなどといった天竜人の中でも特に酷い性格の人物です。
チャルロス聖は、シャボンディ諸島でのオークションにて、ルフィの友達でもある魚人族のハチを銃で撃ち、怒ったルフィに殴り倒されています。
天竜人③ジャルマック聖
3人目の天竜人は、ジャルマック聖です。ジャルマック聖は、まだ『ワンピース』の主人公、ルフィの幼少期にルフィの故郷であるゴア王国を視察しにやってきました。その際、ジャルマック聖の船の前をルフィの義兄であるサボの乗る船が横切ったとし、そのことに怒ったジャルマック聖は、サボの乗る船を砲撃し、沈めてしまいました。
天竜人④シャルリア宮
4人目の天竜人は、シャルリア宮です。シャルリア宮は、ロズワード聖の娘であり、チャルロス聖の妹です。兄とは異なり、スタイルの良い美人で、兄とは異なり明るい茶髪が特徴です。しかし、その性格は、父や兄と同じく、非道で傲慢な人物です。また、女性の天竜人の特徴である、語尾にアマスをつける特徴的な話し方をします。
天竜人⑤ミョスガルド聖
5人目の天竜人は、ドンキホーテ・ミョスガルド聖です。他の天竜人と同じような見た目をしていますが、緑の髪が特徴です。ミョスガルド聖は、元々魚人を奴隷として扱っていました。しかし、ジンベエにより、それらの奴隷は解放されてしまいました。オトヒメに諭され改心し、その後はまともな人物となり、オトヒメの娘であるしらほし姫と親交を深めました。
天竜人⑥ドンキホーテ・ホーミング聖
6人目の天竜人は、ドンキホーテ・ホーミング聖です。ドンキホーテ・ホーミング聖は、ドフラミンゴとロシナンテの父親であり、天竜人であったものの、人間らしく暮らしたいと、下界に降りました。それにより、他の天竜人からは見放され、天竜人を憎悪していた下界の人間にも追われてしまいました。
そのため、息子であるドフラミンゴには、迫害の原因を作ったと憎まれ、最終的に息子の手にかかり死んでしまいます。
天竜人⑦ホーミング聖の夫人
7人目の天竜人は、ホーミング聖の夫人です。ホーミング聖の夫人は、ドフラミンゴとロシナンテの母親であり、夫のホーミングと共に下界に降りてきました。しかし、天竜人を憎悪していた人間たちに酷い迫害を受け、まともな生活も出来ずにそのまま病に倒れてなくなってしまいます。『ワンピース』では既に故人なこともあり、本名は明かされていません。
天竜人⑧ドンキホーテ・ドフラミンゴ
8人目の天竜人は、ドンキホーテ・ドフラミンゴです。ホーミング聖の息子であり、長男です。王下七武海の1人であり、国家ドレスローザの国王でもあります。過去に父親の意思により、幼少期から酷い迫害を受け、その恨みから10歳の頃に父親を殺害してしまいます。そして、ドフラミンゴは、天竜人の貴族に再びなろうとしましたが、天竜人からは拒絶され、全てに絶望し凶悪な海賊になりました。
天竜人⑨ドンキホーテ・ロシナンテ
9人目の天竜人は、ドンキホーテ・ロシナンテです。ロシナンテは、ホーミング聖の息子であり、ドフラミンゴの弟です。迫害とドフラミンゴによる父親殺害で家族が離散した後は、海軍のセンゴクに引き取られて成長しました。王下七武海のトラファルガー・ローの恩人であり、『ワンピース』では既に故人となっています。
【ワンピース】天竜人と世界政府やDの一族の関係
ここまでは、天竜人の特徴や、人物について解説してきましたが、ここからは天竜人と世界政府や海軍、Dの一族との関係について解説していきます。
天竜人と世界政府の関係
世界政府は、元々今の天竜人の先祖である20人の王族が作りました。『ワンピース』において、世界政府は絶対組織であり、その世界組織を作った天竜人には誰も逆らうことが出来ません。
天竜人と海軍の関係
海軍は世界政府の軍人であり、世界政府は天竜人に逆らえないため、海軍は天竜人の配下のような立ち位置となっています。そのため、海軍は天竜人の命令を聞いて動いていることもしばしばあります。
天竜人とDの一族の関係
Dの一族は、天竜人にとって”神の天敵”と言われるほどの宿命の天敵です。何故Dの一族がそのように呼ばれているのか、『ワンピース』にて詳しくは言及されていません。しかし、Dの一族は天敵と言われるため、天竜人の住むマリージョアでは「行儀の悪い子はDに食われる」と子供を脅して躾けています。
また、海軍は天竜人の配下となっていますが、ルフィの祖父のモンキー・D・ガープは、Dの一族でありながら海軍本部中将という立場であるため、この辺りも今後何か展開があるかもしれません。
天竜人とイム様の関係
イム様とは、マリージョアに住み、世界で唯一の「虚の玉座」に座ることができる人物で、天竜人や五老星よりも地位は高いと思われます。『ワンピース』では、まだその正体をきちんと明かされていませんが、存在しないはずの王であると言われています。
【ワンピース】天竜人の最高位「五老星」とは?
ここまでは、天竜人について解説しましたが、ここからは、五老星について解説していきます。
五老星とは?
五老星とは、天竜人の中でも最高位の5人の人物であり、世界政府の実権を握っています。そのため、政府下の王下七武海を初め、『ワンピース』に登場する全ての勢力を操る力を持っています。
五老星の登場シーン
五老星は、世界政府の最高権力者であるため、実質、『ワンピース』において最も力のある人物たちだと言えます。そんな五老星は、どのシーンに登場するのでしょうか。
登場シーン①世界会議編
五老星は、漫画『ワンピース』の233話にて世界会議のシーンで初登場しています。
登場シーン②ワノ国編
『ワンピース』のワノ国編にて五老星が登場した際には、密かに誰かを消す、という内容の会話をしていました。しかし、所々セリフが途切れて描かれており、まだ誰の話をしているのかまでは分かりません。何か重要な話であることは間違い無いので、この点は今後の『ワンピース』にて明かされるのを待つしかありません。
【ワンピース】天竜人に対する世間での評判や人気
天竜人は、『ワンピース』の作中の中でも上位にくる嫌な種族であり、登場する度に、『ワンピース』の読者を苛立たせているため、ルフィが天竜人を殴ったシーンは、スカッとしたと人気のエピソードとなっています。
『ワンピース』の視聴者と同じく、主人公のルフィも天竜人に腹を立てており、初めて天竜人を見たルフィは、あまりの横暴さにいてもたってもいられず、そんなルフィをハチが必死に抑えるほどでした。そのため、天竜人とルフィの戦いにおいてルフィはとても感情がこもっており、見ていてとてもかっこよく爽快です。
天竜人の中にも、酷い者とそうでない者がおり、特にドンキホーテ兄弟は悲惨な過去を背負っているため、過去を知った上で、2人を見ると複雑という声もあるようです。
【ワンピース】天竜人は謎が多い世界貴族だった
天竜人は、『ワンピース』の世界において最高位種族でありながら、その酷い性格から、『ワンピース』の作中のみならず、読者にも嫌われています。しかし、あまり登場回数は多くなく、未だ謎が多いのも確かです。この先、『ワンピース』で徐々に明かされるであろう天竜人の更なる謎にも注目してみましょう。
この記事のライター
k12000
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