【ワンピース】スケスケの実の能力と技について紹介！ステルスとの違いも

『ワンピース』には「悪魔の実」と呼ばれる食べたものに異能の力を授ける不思議な果物が存在します。その中の1つの能力として「スケスケの実」の能力があります。しかし悪魔の実の能力を得る代償として、水中での身動きが一切取れなくなってしまうのです。海賊はほとんどを海上で過ごすため、致命的なデメリットであると言えます。

スケスケの実の主な能力ですが、自身の姿を周りの風景と同化させ、文字通りの透明人間になれる能力となっています。また自身の身体だけでなく着ている衣服までも透明化の対象になるため、潜入作戦や奇襲作戦にもってこいの能力であると言えます。因みにスケスケの実を有していた人物は現時点で2人存在し過去の所有者が「アブサロム」、現在の所有者が「シリュウ」となっています。

スケスケの実の能力の前の所有者はアブサロムです。アブサロムは透明人間になれることを利用して、女風呂を覗きまくっていました。ルフィ達との戦いに敗れた後は透明化能力を活かしてパパラッチ活動や、ドフラミンゴに殺されかけたモリアと呼ばれる人物を救いました。

スケスケの実の今の能力者は雨のシリュウです。シリュウは元々「海底監獄インペルダウン」で収監されており、その頃はまだスケスケの実の能力を持っていませんでした。シリュウがスケスケの実の能力を入手したタイミングは、新世界編にてアブサロムを殺害して手に入れたのです。

『ワンピース』は1997年から現在まで『週刊少年ジャンプ』で連載されている超人気マンガ作品です。原作者は尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）先生です。また1999年からテレビアニメ作品の放送もスタートし、原作共に大きな人気を博しています。今月から新作劇場アニメ作品も公開されるなど、『ワンピース』人気は留まる所を知りません。

『ワンピース』の世界では海賊王ゴール・D・ロジャーが遺した大秘宝「ワンピース」を巡って、世界中で大航海時代が幕を開けました。主人公モンキー・D・ルフィは航海の途中で結成した麦わら海賊団の仲間達と大秘宝を求めて、大海原の冒険へと繰り出します。道中様々な強敵との戦いを乗り越えていく中で、ルフィ達は有力海賊団として名を馳せていくのです。

ここからは『ワンピース』におけるスケスケの実の能力の強さについてご紹介します。またスケスケの実の能力と似たような性能を持っている「ステルスブラック」との違いはどのようなものなのかについてもお届けします。

スケスケの実の能力の強さですが、先ほども述べた通り自身の体だけでなく身に付けているものも透明化できるというものです。この能力を駆使することで諜報活動や海上移動の要である航海士を誘拐することが容易となり、敵対勢力に対し大きなアドバンテージを持つことに繋がります。また雨のシリュウはこの能力と剣術を併用することで、不可視の斬撃によって敵を攻撃することが可能です。

ステルスブラックとは、麦わら海賊団の一員である「ヴィンスモーク・サンジ」の生まれ故郷の科学の力で作られた「レイドスーツ」の一種です。ステルスブラックを着用することで自身の透明化はもちろんのこと、肉体強化の効果も付与されます。スケスケの実は透明化のみなので、肉体強化できるかが大きな違いとなります。

悪魔の実の能力の覚醒とは、以前とは比べ物にならない程の異能の力を発揮できるようになることを指します。覚醒前のスケスケの実の能力は自身の姿を透明化にするだけであって、匂いや気配は完全に消すことはできません。そのためスケスケの実が覚醒したならば、匂いや気配さえも消せるようになるのではと考察されています。

ここからは『ワンピース』におけるスケスケの実の能力を用いた技はどういったものが存在しているのかについてご紹介します。以下の項目ではアブサロムが使っていたスケスケの実の能力の技と、シリュウが使っているスケスケの実の能力の技についてお届けします。

以前スケスケの実の能力を有していあたアブサロムの技ですが、主に4つの技が存在します。以下の項目ではそれぞれの技の特徴やどういった弱点があるのかについてお届けします。アブサロムが使う技は有用性の高いものが多く、数々の海賊達の手をこまねいていたのです。

アブサロムの技①は「透明化（スケーティング）」です。この技を使用することで自分の身体を透明化させることができます。ただしスケスケの実の能力の欠点として自身の気配や体臭などは消せないため、五感に優れたキャラに位置を掴まれてしまうと逆に窮地に立たされてしまう可能性があります。

アブサロムの技②は「死者の手」です。この技を使用することで相手を突然の爆風で吹き飛ばすことが可能となります。この攻撃の正体ですが「透明化した腕に仕込んだバズーカ砲」であるため、この攻撃のタネを知っている敵には通用しません。

アブサロムの技③は「怪人の手」です。この技は自身の手を透明化状態にして相手を攻撃するためのものです。ですがこの技は、爆発等の演出がないため具体的な効果は分かりません。そのため、透明化した手による打撃系攻撃だと判断されます。

アブサロムの技④は「怪人の足」です。この技は自身の足を透明化状態にして相手を攻撃するものとなっています。ですがこの技も怪人の手と同様に特殊な演出が存在しないため、見た目以外にどのような特殊効果が存在しているのかは不明です。

現在のスケスケの実の能力の所有者であるシリュウの技ですが、『ワンピース』において彼が具体的な技を見せるシーンはほとんど存在しません。ですがシリュウの持つ愛刀「雷雨」から繰り出される斬撃とスケスケの実の能力の透明化を組み合わせた不可視の剣術を用いて敵を切り捨てることが、シリュウの技ではないかと考えられます。

ここからは『ワンピース』におけるシリュウからスケスケの実の能力の奪われたアブサロムはその後どうなってしまったのかについてご紹介します。先ほどアブサロムは死亡したと記述しましたが、それは本当なのかの根拠についてお届けします。

アブサロムはシリュウに能力を奪われてしまったため、現在のスケスケの実の能力の所有者はシリュウとなっています。スケスケの実の能力がアブサロムの手から奪われた時期ですが、新世界編で名前を「アブサ」と名乗って新聞記者として様々な海賊団の動向を探っていた時であると推測されます。

アブサロムの生死に関する情報ですが、アブサロムの死亡はほぼ確定であると断言できます。なぜかというとシリュウが所属する「黒ひげ海賊団」の一員であるカタリーナ・デボンの口から、「アブサロムの死体ならある」という発言が『ワンピース』の作中にて確認されたからです。因みに悪魔の実の能力はこの世に２つも存在しないため、シリュウが能力を所有していることはアブサロムが死亡していることを意味していると言えます。

頂上決戦後のアブサロムは、「最近スクープ記事を出す奴」として度々登場します。アブサロムはスケスケの実の能力を用いて海賊グループの内部に潜入して様々なスクープ記事を執筆していたのです。記事を公表する際に自身の名前を明かすわけにはいかないため、「フリーライターアブサ」としていたのです。

ここからは『ワンピース』におけるスケスケの実に対する世間での評判や、なぜ人気なのかの理由についてツイッター上のワンピースファンの意見や感想を基にご紹介します。スケスケの実は自身の姿を透明化にすることが可能なので、実生活で使用したいと考えるワンピースファンが多いです。

スケスケの実に対する世間での評判は「欲しい悪魔の実の能力ランキングの上位にくる」ことです。スケスケの実は透明人間になれる能力があるため、日常生活での実用性がとても高いです。例えば学校で遅刻した時に、教室の後ろからこっそりと侵入することが可能となります。

スケスケの実が人気である理由は「作中で最強クラスの能力を有している」からです。スケスケの実を用いることで自身の姿だけでなく、身に付けているものも透明化することができます。また悪魔の実が覚醒すれば完全に気配を消すことができる可能性が秘められているため、今後のスケスケの実の情報に関心を向けているワンピースファンは多いです。

今回の記事では『ワンピース』に存在するスケスケの実の能力に関する情報についてまとめてきました。スケスケの実の能力を用いれば自らの姿を隠すことが可能となります。また、サンジが所持しているレイドスーツの一種であるステルスブラックでも透明化効果は代用できます。スケスケの実は使い方次第では最強の強さを持つ悪魔の実といっても過言ではないでしょう。