【ワンピース】秋水が黒刀になった理由！剣豪リューマとの関係性は？

秋水が黒刀になった理由についてまとめていく前に、まずはワンピースに出てくる秋水がどんなものなのか、その概要をまとめていきます。また、秋水が登場している作品『ワンピース』についても、概要とあらすじをまとめその内容をおさらいしていきます。

秋水は大業物21工の1つに数えられる刀で、恐竜が踏んでも曲がることがないほどの強度を誇る名刀です。見た目からは想像がつかないほどの重量があるため、扱える人はほんの一握りだとされています。ワンピース作中では元々剣豪リューマが所有していましたが、スリラーバークにてゾロとの一騎打ちに敗れるとその刀をゾロに託し、以後はゾロの愛刀となりました。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢を追い求めて冒険する物語が描かれており、バトルとギャグ、そして感動的なストーリーが話題を呼んで人気を広めていきました。単行本100巻を超えた現在でも連載が続いており、2022年8月には全世界累計発行部数5億部を突破しました。

かつてこの世のすべてを手に入れた男、ゴールド・ロジャー。海賊王の名を我が物にした彼は死に際に、ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の存在を語ります。その一言が世の海賊たちを海へかりたたせると、麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィもその1人でした。ルフィは恩師シャンクスとの約束を果たすため、そして自分の夢を叶えるために果てしない大海原を進んでいきます。

ここからは秋水が黒刀になった理由についてまとめていきます。剣豪リューマとの対決の末ゾロの手に渡った秋水は、ワノ国では名の知れた黒刀として有名でした。秋水はどういった経緯で黒刀になったのか、その理由をここで解説していきます。

ワンピース世界では黒刀というものが存在しており、武装色の覇気を強く染み込ませればどんな刀剣も黒刀になり得ると言われています。黒刀になると強度と硬度が段違いにパワーアップし、切れ味もより鋭くなります。黒刀を体得するためには長い年月をかけた修行が必要とされていて、黒刀を持っている剣士はそれだけで強者の証明になります。

ワノ国にいた牛鬼丸の話では、秋水は歴戦の末に成ったと言われていました。このことから秋水が黒刀になった理由を推察すると、元の持ち主である剣豪リューマが黒刀に仕上げたと考えられます。剣豪リューマはワノ国で伝説として語られるほどの剣士でした。そんな剣豪リューマであれば武装色の覇気を使えていてもおかしくありません。

黒刀は本来の刀剣よりも強度や硬度、切れ味が大幅にアップします。通常の刀では黒刀には全く敵わないとされており、天狗山飛徹曰く「黒く成れば位列もあがる」と言われています。

和道一文字とはゾロが登場した頃からずっと使われている刀です。元々はゾロの親友くいなの形見でしたが、ワンピース本編がワノ国編に突入するとその刀が大業物21工に数えられる名刀であることが判明しました。秋水と並ぶほどの名刀であることから、今後和道一文字が黒刀に変化する可能性は十分にあると考えられます。

ここからは秋水と剣豪リューマの関係についてまとめていきます。ワンピース作中ではゾロが愛用している刀として知られている秋水ですが、元々は剣豪リューマが所有していた愛刀でした。様々な歴史が刻まれている秋水ですが、ここでは元祖所有者である剣豪リューマとの関係と現在の居場所について解説していきます。

ワノ国編にてえびす町にいたゾロは、おいはぎ僧兵牛鬼丸によって秋水を盗まれてしまいます。牛鬼丸が盗んだ理由は『秋水をあるべき場所に返すため』で、ゾロが牛鬼丸に追いつくと秋水が剣豪リューマの遺体が眠るお堂に置かれていたのを目にします。そしてその後、23年前に海賊が起こした騒ぎで秋水が盗まれたという話を聞かされるのでした。

秋水を奪われたことに納得いかなかったゾロでしたが、そこに光月日和が現れると、秋水を返してもらう代わりに別の名刀を授けると提案してきました。その提案で出てきた刀が閻魔です。閻魔は過去にカイドウに傷をつけた唯一の刀であり、大業物21工に数えられる妖刀でした。ゾロはその閻魔がまだ黒刀になっていないことを知ると、自分が更なる高みに昇っていくために日和の提案を受けました。

秋水の元の持ち主はワノ国の剣豪リューマと言われています。リューマはワノ国で英雄のような扱いをされている伝説の剣豪で、かつてワノ国に現れた凶暴な龍の首を一刀両断したと語り継がれています。ワンピース作中ではスリラーバーク編にてブルックの影によって甦り、ゾロと激しい一騎打ちを繰り広げました。

ここからは秋水を持つゾロの強さや覇気についてまとめていきます。ルフィにとって初めての仲間であり、ワンピースファンからも人気が高いゾロ。彼は現役最強の剣士と謳われるミホークを超えるために、日々己の実力を磨き今日まで精進してきています。その過程で得た剣術や覇気は達人の域に達しています。

幼い頃から剣術を学んでいたゾロは、ワンピース初登場時から海賊狩りのゾロと謳われるほど強い剣士でした。流派は両手と口にくわえた三刀流という独自のもので、状況によっては一刀、ニ刀で戦うことも可能です。新世界編からは刀なしで放つ必殺技『無刀流』を披露したり、ワノ国編で四皇2人の合体技を1人で食い止めてみせたりと力強さが目立っています。

ゾロの身体能力はかなり高いもので、中でも足の速さは脅威的なものです。実際にアラバスタ編では首都アルバーナから首都中央の時計台まで1分30秒以内にたどり着いており、計算すると時速200km以上の速度で走っていることになります。ただし、麦わらの一味の中では5番目となっており、短距離の瞬発力は強いものの長距離だとコースアウトが考えられると公式から言われています。

新世界編に突入したゾロは覇気を体得しています。武装色の覇気は魚人島編にて、見聞色の覇気はドレスローザ編にてそれぞれ発動していました。また、ワノ国編に入ると覇王色の覇気らしきものを発動した描写がされました。ゾロが任意で発動したのか、それとも意図的に発動したのかは現状不明ですが、ゾロにはまだ強くなる伸びしろがあるのかもしれません。

これまで秋水の強さや歴史などについてまとめてきましたが、この秋水に対してワンピースファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは秋水に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ワンピースファンの多くは秋水はゾロの愛刀として活躍してきた名刀というイメージを持っているようでした。実際に秋水が切ってきた敵やものを羅列してみるとかなり多く、その実績にカッコイイと感じる人も多かったです。

秋水と入れ替わる形でゾロの手に渡った閻魔ですが、この2つを比較している考察などが幾つか挙がっていました。秋水は既に黒刀となりリューマの手によって実質完成していた刀でしたが、閻魔はまだ黒刀になっていないので秋水を超えるかもしれないと予想されています。

ワノ国編でゾロが秋水を手放すことになりましたが、この出来事に物惜しみを語る人と閻魔を手にしたこれからのゾロに期待する人とで意見が分かれていました。刀は変われどゾロの大剣豪への道はまだ続いているので、ファンの多くは今後の成長に期待していることでしょう。

ここからは情報まとめから趣向を変えて、もしもゾロが〇〇だったらについてまとめていきます。ワンピース世界では手練れの剣士として知られているゾロですが、そんな彼がもしも現代に実在する人物だったら、その存在はどのようなものになっていたでしょうか？実際にゾロがワンピース原作で見せた言動や性格を参考にして考えていきます。

ゾロの家族関係については原作では一切謎であり、ネット上でも何かしら秘密があるのではと騒がれていますが、ゾロが父親だった場合、子どもや妻にしっかり愛情持って接する父親になっていると思います。職業が海賊ではありますが人間性は全うであるため、家族を圧迫するようなことはしないでしょう。

ゾロの戦闘方法は基本的に、敵の動きをじっくり分析し相手の隙を突こうとする一点集中型スタイルです。ゾロの観察眼は鋭いもので、敵の心情が乱れているとそれさえも読み取ってしまいます。そんなゾロがもしも彼氏になった場合、彼女の小さな変化にも気づけるような彼氏になっているのではないでしょうか？普段の対応はガサツなものだったとしても、悩みを抱いた時はふとした表情の違いで気づいてくれそうです。

方向音痴で少々間抜けな部分があるゾロからは、勉学が達者なイメージが少々湧きづらいです。そのため、ゾロが学校の教師だった場合は体育系の教師になっているでしょう。生徒に何か教える時も理論より感覚で教えていそうです。

ゾロに使われ続けてきた黒刀秋水は、剣豪リューマやワノ国と深い関わりを持った歴史ある名刀でした。黒刀になった理由もワノ国の英雄リューマに直結していましたが、まだまだ秋水及びリューマに関する謎は残されています。今後のワンピースでそれらの謎が明かされる時が訪れるのを期待しておきましょう。