【ワンピース】サンジの名言や名シーンまとめ！かっこよくて紳士な台詞とは

サンジとは『ワンピース』の登場人物で、スーツ姿のとても紳士的な見た目のキャラで、特徴的な眉毛をしています。女性が絡まなければ、麦わらの一味の中では常識人側の人物です。麦わらの一味のコックとして船に乗っています。そんなサンジのプロフィールをご紹介します。

原作では初登場時の年齢が19歳ですが、サンジは喫煙者だったためアニメでは20歳とされ、身長も3cm高くされました。新世界編からは原作通りに戻されているようです。サンジはとても女好きなことで有名で、訪れた町では時間が空けばナンパに出かけています。そして、仲間内でも男性と女性では態度がガラリと変わり、女性に対しては「さん」「ちゃん」付けで呼んでいます。

サンジの紳士的な名言やかっこいい名シーンをご紹介する前に、少し『ワンピース』について振り返っていきましょう。『ワンピース』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で長期連載されている作品で、国内外で圧倒的な人気を誇る少年漫画です。1999年からはテレビアニメとしても放送されていて、こちらも長期に渡って放送されている人気番組となりました。他にも、映画化・舞台化とさまざまな方面で手掛けられている作品です。

海賊王ゴールド・ロジャーの処刑とともに幕を開けた大海賊時代。世界中の海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」を巡って航海に出ました。幼い頃から海賊になることを夢見ていた主人公・ルフィも、17歳に成長すると海賊として大海原へと繰り出しました。そして、集めた仲間達と困難に挑みながら海賊王を目指します。

サンジの名言①は、海上レストランで副料理長をしているサンジを、ルフィが一緒に行こうと口説いていた時のセリフです。サンジはここに残りコックとして続けることを決めていましたが、いつかはグランドラインに行きたいと思っていました。しつこく勧誘してくるルフィに、サンジはまるで子供のような笑顔を見せながら、オールブルーのことを話しました。

サンジの名言②は、サンジが父親や兄弟に向かって言い放ったセリフです。サンジはジェルマ王国の王族・ヴィンスモーク家の三男でした。ヴィンスモーク家は、部下を人間として扱わない残忍な一家でした。サンジの兄がコックに向かって料理を投げた際に、サンジがコックを助けて言い放ったセリフがこの名言です。

サンジの名言③は、サンジが働いている海上レストランでの戦いで、恩人でもあるゼフとこの船を命をかけて守ろうとしたサンジのセリフです。

サンジの名言④は、ビッグ・マムの娘と結婚することになっていたサンジが、ルフィに本音を伝えた時のセリフです。ビッグ・マムに殺されるヴィンスモーク家の人間を守りたいサンジだったけれど、自分の力だけではどうにもならず、ルフィ達と和解し一緒に戦っていきます。

サンジの名言⑤は、ドンキホーテファミリーだったヴァイオレットが、自分の身を守るために嘘をついたことで、サンジがボロボロにされているシーンでのセリフです。敵であるヴァイオレットだったけれど、涙を流しながら訴えた彼女の言葉を信じたサンジでした。

サンジの名言⑥は、GT-5のヴェルゴ中将に裏切られて泣いていたたしぎを助けるため、サンジが飛んできてヴェルゴに蹴りを入れた際のセリフです。実はヴェルゴは、海軍に潜入していたドフラミンゴの部下だったのでした。

サンジの名言⑦は、ドフラミンゴがサニー号に襲撃してきた時に、助っ人として現れたサンジのセリフです。絶望して泣いていたナミ・チョッパー・ブルックでしたが、サンジの登場にとても心強かったと思います。サンジのカッコイイ空中戦が見られるシーンでもあります。

サンジの名言⑧は、ウォーターセブンでロビンが去って行った時のサンジのセリフです。ロビンが去ったことで、チョッパーは自分たちのことが嫌いになったんじゃないかと心配しましたが、サンジはロビンの嘘を見抜いていました。そして、チョッパーに言ったセリフがこの名言です。

サンジの名言⑨は、カリファという女性と戦うことになったサンジが言ったセリフです。ロビンを助けるために麦わらの一味はエニエスロビーにやって来ました。そこでサンジはカリファと戦いますが、どんなにボロボロになっても女は蹴らないという信念を曲げなかったサンジの言葉が、名言となりました。

サンジの名言⑩は、メリー号を巡ってルフィと喧嘩をしたウソップが負け、見かねて駆け寄ろうとしたチョッパーを止めたサンジのセリフです。覚悟の上で挑んだ戦いで敗れた相手にかける情けが、いかに敗者を苦しめるかを語った名言です。

サンジの名言⑪は、エニエスロビーでサンジと同じ料理人であるワンゼと戦った際のセリフです。ワンゼは料理人でありながら食べ物を武器にしたり、ロビンのことを侮辱したりしました。そのことに怒りを感じて言ったサンジの名言です。

サンジの名言⑫は、ボン・クレーに勝利したサンジが、ボン・クレーに手を差し出して言ったサンジのセリフです。戦いの中で、2人の中には友情のようなものが芽生えていたようでした。

サンジの名言⑬は、連れ去られたロビンを助けに来たサンジが、海列車でロビンが麦わらの一味を裏切ることになった事情を聞き、たとえ船長命令でも止まらないという意志を伝えたシーンでのセリフです。サンジの男らしさを感じる名言となりました。

サンジの名言⑭は、デービーバックファイトでゾロと一緒に戦っていましたが、バラバラで戦っていたために苦戦し、ゾロに2人で協力することを持ちかけられた時の答えがこの名言です。

サンジの名言⑮は、ビッグ・マム海賊団との戦いの中で、仲間達に信じられているとの強い想いを口にした時のセリフです。達成が困難な課題を突き付けられていましたが、サンジとルフィは仲間に信じられているということを力に変えて、この困難から抜け出すべく奮闘しました。

サンジの名言⑯は、海上レストランでお金がなかったため追い出された海賊のギンに対し、サンジが食事を持ってきて出したシーンでのセリフです。ルフィがサンジを仲間にしようと決めた瞬間でした。

サンジの名言⑰は、空島での戦いで、エネルからウソップとナミを逃がすために電撃を受けた後のセリフです。瀕死にも近い状態だったにもかかわらず、サンジはエネルを挑発する言葉を吐き出しました。

サンジの名言⑱は、ルフィと一緒に行くため海上レストランを去ることになったサンジのセリフです。ここに残ることを決めていたサンジでしたが、皆の演技などもありルフィと一緒に行くことになりました。この恩は忘れないと、土下座しながら涙を流すシーンは、とても感動的な名言・名シーンとなりました。

サンジの名言⑲は、エニエスロビーでのジャブラとの戦いに勝利した際のセリフです。サンジはこの戦いで新技「悪魔風脚（ディアブル・ジャンプ）」を披露し、ジャブラを倒しました。

サンジの名言⑳は、ビッグ・マム海賊団との激戦に勝利し、再びサンジがルフィ達の元に戻ってきて料理を作った際のセリフです。同じ頃、サンジの恩人で育ての親でもあるゼフも、海賊に対して料理を作っていました。そして、同じタイミングで料理を差し出して重なったセリフが、こうして名言となりました。

サンジは、悪魔の実の能力者でもなく、武器も使わずに戦います。そして、料理人であるため命とも呼ばれる手を傷つけないよう、攻撃はすべて足で行います。その脚力は凄まじい威力を持っていて、アニメでは自分よりも遥かに大きい男性を、遥か遠くまで蹴り飛ばすシーンもありました。料理人でありながら、麦わらの一味では主力となっています。ただ、麦わらの一味の他の戦闘員と違って、サンジには防御手段がないため、相手の攻撃を体で受けなければならないのが弱点でもあります。

とても感情的な部分があり、女性が絡むと言動がアホっぽくなることが多々ありますが、実はとても頭の回転が速い人物です。そして、周囲が気がついていないことでも気がつく場合が多く、情報分析の能力が優れています。このようなことから、サンジは単独行動をすることも多い人物のようです。

サンジの技には、料理人らしい名称がついたものが多いです。その名称は、レストランに関するものや肉に関するものが多くあります。また、ある程度の法則性があり、相手を蹴り飛ばす技には「シュート」、相手を蹴り上げる技には「フリット」、連撃の最後やとどめの技には「ショット」、悪魔風脚を併用した技には「ストライク」という名称が入るようです。それ以外にもサンジはたくさんの技を持っています。

サンジがオービット号で料理人見習いをしていた時に、ゼフのクック海賊団に襲撃されました。その際にサンジはゼフとともに海に投げ出されて、無人島に流されてしまいました。通りがかった船に助けを求めるため、ゼフに手渡された少ない食料を持って、サンジはゼフとは反対側の海岸で見張りをしました。ですが船は現れず、極限状態のサンジはゼフから食料を奪おうとしました。ですが、サンジに渡された食料が全部だったのです。ゼフは自分の右足を食べて命をつないでいました。

ゼフがそんなことをしたのは、自分と同じ「オールブルー」を夢に持つサンジを生かすためでした。サンジがこのことを知ってすぐに2人は救助され、ゼフは足を洗って海上レストラン「バラティエ」を始めました。こうしてサンジはゼフの海上レストランで働くことになったのです。

サンジは、かつて武力によって北の海（ノースブルー）を支配していたジェルマ王国の王族である「ヴィンスモーク家」に生まれた4つ子の1人・三男でした。現当主のジャッジは、サンジ達が生まれてくる際に、戦争に勝つことだけに特化した能力を植え付け、強靭かつ冷酷な精神を持たせようとしていました。妻は猛反対し、劇薬を飲んだりして抵抗しましたが、サンジ以外はジャッジの望む子として生まれてきました。そしてサンジは、落ちこぼれとして兄弟に虐待を受けて育ちました。

ホールケーキアイランドでは、サンジは父親のジャッジによってビッグ・マムの娘との結婚を余儀なくされてしまいました。ですが、ビッグ・マムがヴィンスモーク家の暗殺を企てていることを知り、あんな人間でも助けたいと願うのでした。一度はルフィ達を突き放したサンジでしたが、ルフィに本心を伝えて協力することに。ビッグ・マムの暗殺計画は失敗しましたが、サニー号にビッグ・マムが辿り着くまでの時間制限の中、サンジは特性ケーキを作り上げました。

アニメ『ワンピース』でサンジの声を担当し、数々の名言と言われるセリフを残してきた声優は、平田広明さんです。平田広明さんは、アニメや洋画の吹き替えとしての活動だけではなく、俳優として舞台でも活躍されている声優です。

平田広明さんは、劇団に所属し舞台で活躍している時に、マネージャーに誘われてオーディションを受けたことがきっかけで声優となりました。そして、2011年にアニメ『TIGER ＆ BUNNY』の主人公鏑木・T・虎徹を演じて賞を受賞し、同じ年に劇団をやめて自身で「ひらたプロダクションジャパン」を設立しました。

平田広明さんは、アニメ声優としても有名な方ですが、洋画ではジョニー・デップ、マット・デイモン、ジュード・ロウなど、数々の海外俳優の声も担当しています。

ここからは、サンジに対するファンの皆さんの声を見ていきたいと思います。

サンジがルフィの仲間になる時の話は、感動する人が多かったです。サンジだけではなく、ゼフの涙にも感動するシーンでした。

サンジのさりげない紳士的な行動には、多くのファンが引きつけられます。こんなところがサンジの人気の理由なのでしょう。

サンジの誕生日を祝うコメントはとてもたくさんあるようでした。中には、舞台でサンジ役を演じた役者さんからのメッセージもありました。このツイートには、サンジのファンからたくさんのコメントが寄せられていました。

『ワンピース』で麦わらの一味のコックを務めるサンジは、数々の名言を残していて、どれも紳士的でかっこいい名言としてファンに親しまれていました。言動や行動がたまにおかしいですが、女性を大切に扱い、紳士的に接するサンジはとてもカッコイイと思います。料理に対する想いも素晴らし人物です。今後もサンジのセリフには注目です。