【ワンピース】ペコムズが死亡したのは本当？生存している可能性は？

ペコムズの死亡説についてまとめていく前に、まずはペコムズという人物がワンピースにてどのように描かれているのか、彼の人物像を紹介していきます。また、ペコムズの活躍が描かれている作品『ワンピース』について概要とあらすじをまとめていきます。

ペコムズはビッグ・マム海賊団に所属している海賊です。ライオンのミンク族でサングラスとスーツを着用しているのが特徴。体格は大柄で気性も荒いですが、サングラスを外すとそれに見合わないつぶらな瞳をしているのが分かります。

獣の見た目らしく荒々しい性格をしており、みかじめ料のお菓子の納期が遅れそうになった部下に対してサングラスを外し「国が滅ぶぞ」と恫喝したことがあります。しかし、仲間を思う気持ちはそれ以上に強く、命を救ってくれた恩人には敵であろうとも恩を返そうとする義理堅い一面もあります。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢を追い求めて冒険をするということをテーマにした本作は、魅力的なキャラクターと劇的なストーリーが揃った王道作品として知られており、世界で4億9000万部を超える発行部数を記録しています。

かつてこの世のすべてを手に入れた男、ゴールド・ロジャー。海賊王の名をその手にした彼は、ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の存在を語ると世の海賊たちが海へ漕ぎだし世界に大海賊時代が訪れました。その時代に海賊になった青年、モンキー・D・ルフィ。彼は自分が新たな海賊王になるという夢を叶えるために集めた仲間たちと共に果てしない冒険を続けていきます。

ここからはペコムズの死亡説や生存の可能性についてまとめていきます。ペコムズが初めてワンピースに登場した時はルフィの敵でしたが、ペコムズの家族や仲間を助けてくれたことに恩義を感じ心を入れ替えました。しかしその後、ペコムズが死亡したことを示すような描写がされ、ネット上ではペコムズが死亡したかどうかについて議論されています。

カタクリとの激闘後、疲労でその場から動けずにいたルフィ。それを助けにペコムズが現れると彼はルフィを逃がそうとします。しかし、その裏切りがビッグ・マムに知られるとその場で捕縛。ペコムズにはスーロンという能力が備わっていますが、それを発動させないためにビッグ・マムはペコムズの目を潰そうとしていました。

両目を潰されて死亡したと考えられているペコムズですが、厳密に死亡した瞬間はワンピース作中で描かれておらず、本当に死亡したのか真偽が不明な状態です。ここでは死亡していない可能性について論じられている考察を2つ紹介していきます。

目を潰されたことで死亡したと考えられているペコムズですが、ワンピース世界においてその描写だけで死亡するキャラクターはむしろ珍しいのではという考察があります。ワンピースの世界観は人の死亡シーンが滅多に描かれないことで有名です。ペコムズもそれに倣って目を潰されても何とか生き残り、そこから脱出した可能性があります。

生存している可能性の中で最も有力なものとして挙げられているのがタイヨウの海賊団に助けられた説です。この説は実際にワンピース作中でジンベエのセリフによって証明されていました。ジンベエはペコムズがひとまず無事であること、自分たちが気づかなければ海で溺れ死んでいただろうということを話しました。このセリフからペコムズは重症を負いながらも死亡には至っていなかったことが明かされています。

ここからはペコムズの強さや能力についてまとめていきます。ペコムズは四皇に数えられるビッグ・マム海賊団の戦闘員で、その強さは他の海賊よりかなり高いものです。実際の強さや能力をここで詳しく解説していきます。

ペコムズはカメカメの実の能力者で亀に変身することができます。いわゆる亀人間なのですが、ミンク族であるペコムズの場合は二足歩行の亀とライオンという奇妙な組み合わせになっています。亀の甲羅はダイヤモンドに匹敵する硬度を誇っており、ガトリング銃程度の攻撃なら無傷で凌げます。

カメカメの実によって防御力に特化しているペコムズですが、ミンク族特有の身体能力によって基礎戦闘能力も非常に高いです。基本的に武器は使用せず武闘派な戦い方をしますが、自然系能力者が相手でも素手でダメージを与えられ、動きの素早さも侮れません。

人の限界を超えた先にある覚醒能力の覇気。ペコムズは3種類ある覇気の中で武装色と見聞色の2つが使えます。ワンピース作中で覇気を使用する描写は描かれていませんが、背後の攻撃に敏感で不意打ちを回避したことがあります。

ミンク族の特性としてペコムズは満月を目にしてスーロン化することができます。スーロン化とはミンク族に秘められた力が解放した状態のことで、身体が肥大化しパワーが大幅に増大します。ただし、ペコムズの場合スーロンの制御ができないため一度スーロン化すると理性を失い本能のままに暴走してしまうという弱点を抱えています。

ペコムズの懸賞金は3億3000万ベリーです。ワンピース世界において億を超えている海賊は海軍からかなり危険視されている存在です。ペコムズのこの高さは四皇ビッグ・マムの船に乗っていることと覇気を2つ使えること、戦闘能力が高いところからこの金額に設定されていると考えられます。

ペコムズと麦わらの一味やペドロの関係についてまとめていきます。ペコムズはワンピースの主演キャラクターでないため関係性のあるキャラクターがあまりいませんが、そんな中で麦わらの一味とペドロとはかなり密接な関係にあります。

ペコムズは麦わらの一味のルフィと深い関わりを持っています。初めて出会ったのは魚人島で、ルフィがビッグ・マムに宣戦布告したことで敵対関係になりました。その後、ゾウ編にてペコムズの故郷が百獣海賊団に襲われてしまい、仲間や家族を思って涙を流してしまうペコムズでしたが、そこに麦わらの一味のおかげで故郷が助かったという報告を聞いてルフィたちに恩義を感じました。

ペドロとは同じミンク族で共にノックス海賊団としてポーネグリフを探した関係です。同じ目的を持って同じ船に乗っていた信頼できる仲間でしたが、5年前にビッグ・マムの所有国である万国に侵入した時に捕らえられてしまい、ペコムズはそのままビッグ・マム海賊団の戦闘員になり、ペドロは左目を差し出す代わりに見逃してもらいました。

ペコムズはビッグ・マム海賊団の戦闘員ですが、ペドロと共にビッグ・マムに捕らえられた過去がありビッグ・マムに忠誠を誓っているわけではありません。そのため、ルフィに助けられた恩義を返そうとした時はビッグ・マムを裏切りカタクリと死闘を繰り広げたルフィを助けに行きました。

ここからはアニメ版ワンピースにてペコムズの声を担当した声優についてまとめていきます。ライオンと亀の融合という奇妙なキャラクターとして登場したペコムズは、あの個性的な声を持つベテラン声優によって演じられました。

アニメにてペコムズを演じた声優は飛田展男（とびたのぶお）さんです。男性声優ながら高い声を出せるところが魅力的であり、過去に出演した作品でも少年キャラや癖の強い色物キャラを多く演じているベテラン声優です。

1959年11月6日の茨城県生まれ。血液型はAB型、身長は165cm、現在の所属事務所はアーツビジョンです。幼い頃から本を音読することが好きで中学時代にはカセットレコーダーに録音するほどの朗読家でした。大学2年生の頃に唐突に声優になることを決意すると、1982年にデビューを果たしました。

これまでペコムズの人物像や能力などをまとめてきましたが、これらの情報を受けてワンピースファンたちはペコムズのことをどう思っているのでしょうか？ここではペコムズに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

例の描写が原作及びアニメで描かれた時、ペコムズが死んでしまったと思い悲しんでいた人がとても多かったです。最初はルフィの敵でありながら恩義を返そうとビッグ・マムを裏切ったことに感動していた分、死んでしまったのがより悲しくなってしまったそうです。

ペコムズの死亡説、生存説には様々な考察がされており、ネット上でも2つの派閥に分かれている様子でした。目を潰されたから無事ではないだろうという死亡派と誰かの助けが入ったという生存派。この2つのやり取りはとても興味深い議論がされていました。

ペコムズが退場してしまったことで声優の飛田さんの演技も見れなくなってしまうことに悲しむ声もありました。アニメファンにとっては声優の演技も見どころの1つですが、その楽しみがなくなってしまうことを惜しむ人が数人いました。

ペコムズはビッグ・マムに捕まってしまったことで死亡したと思われていましたが、ジンベエのセリフによって生存していることが明かされました。まだ生きているということは今後の展開次第で再登場が見込めそうです。