【ワンピース】落とし前戦争のあらすじや登場キャラまとめ！マルコの活躍は？

黒ひげとマルコが対立したことで、『ワンピース』でも謎が未だ隠れていると言われている落とし前戦争について詳しく解説します。落とし前戦争はどのような戦いで、結末はどうなったのか、気になるポイントを抑えていきましょう。

落とし前戦争は、白ひげ海賊団のマルコと黒ひげ海賊団の黒ひげが行なった戦闘になります。漫画やアニメの中では、1年前の出来事として語られており、キャラクターが発した言葉の中でしか真相が分かりません。ニュースや当事者であるマルコの口から、詳細が発せられていることで段々と真相が分かってきています。頂上決戦から1年が経ってから勃発した落とし前戦争は、今後も謎が多く解明されていくでしょう。

『ワンピース』は1997年より週刊少年ジャンプにて連載が開始された、尾田栄一郎による少年漫画です。漫画は100巻を超えて、発行総部数は2021年夏には4億9000万部を超えています。現在日本のアニメの中で3番目に長い放送期間が設けられており、名前を変えることなく継続して放送されているアニメとしても知られています。魅力的で構成的なキャラクターが続々と出てくることで、ファンの獲得に繋がっているのでしょう。

『ワンピース』のあらすじは非常にシンプルなものになり、主人公のルフィが海原を旅して海賊王を目指します。その中で多くの仲間や手ごわい敵に出会い、旅を続けて行きます。『ワンピース』は壮大な世界観が魅力的で、進んでいくストーリーにワクワクとドキドキを感じることができます。中には泣いてしまうストリーもあり、ファンの心を常にわし掴みにしているのでしょう。

『ワンピース』で謎の多い落とし前戦争はなぜ勃発することになったのでしょうか。ここでは落とし前戦争のあらすじを、詳しく紹介していきます。また、どのような登場キャラがいたのかも解説します。

落とし前戦争は、頂上戦争において白ひげ海賊団が見事に惨敗したことによって、元白ひげ海賊団メンバーのマルコと惨敗した理由となる黒ひげが対立したことで起きた戦争です。頂上戦争では白ひげ海賊団の船長である白ひげが殺されており、エースも同様に命を落としています。さらに黒ひげは過去に白ひげ海賊団のメンバーのサッチも殺していることから、全ての過去に落とし前を付けるために引き起こされたとされています。

落とし前戦争の内容を見ると、マルコ側から仕掛けたように見えますが、実際のところはマルコの発言にて黒ひげ側から襲来があったと読み取れるのです。頂上戦争から1年が経ってから勃発したのも、黒ひげが準備期間を設けたからではないかと考察できます。

マルコの活躍は会話でした読み取れませんが、結果的に惨敗した様子が描かれています。その理由は、今も謎めいたままのため、考察される人が多くいる『ワンピース』の中でも気になる戦争の一つといえるでしょう。

落とし前戦争に出てくるキャラクターは、主に白ひげ海賊団と黒ひげ海賊団のメンバーです。それぞれどのようなキャラがいるのか、詳しく見ていきましょう。

白ひげ海賊団の方のメンバーは、マルコをはじめとした白ひげとエース、その他殺されたメンバー以外は揃っていたのではないかと考察されます。白ひげ海賊団は頂上戦争にて解散となりましたが、黒ひげ側から攻められる立場のためメンバーは強制的に参加させられたと予想できます。しかし、漫画ではマルコ以外のメンバーの名前は出ていないため、あくまでも憶測にすぎません。

白ひげ海賊団とは反対に、頂上戦争後に仲間を増やして勢力を上げたのが黒ひげ海賊団です。落とし前戦争にメンバー全員が参加したのかは明確になっていませんが、勝利したことからメンバーはフルに近い状態であったと考察できるでしょう。また、頂上戦争後1年が経過してから白ひげ海賊団に落とし前戦争の申し入れをしていることから、十分に準備をしてからの戦いであったといえます。

落とし前戦争は『ワンピース』の中でも漫画やアニメで描写が少なく、当事者や噂を聞いたキャラからの会話でしか読み取れないため、謎が多いです。全ての謎が解明されていないため、『ワンピース』でも謎が多い落とし前戦争の考察をしていきます。

落とし前戦争は名前から読み取れる通り、落とし前をつけるための戦争です。しかし、黒ひげは戦争相手となるマルコを殺害していません。なぜマルコを殺さなかったのかについて、謎は深まるばかりです。

マルコを殺さなかったことで、現在でもマルコは生存しており、落とし前戦争について語るシーンが描かれています。実はすでに亡くなっているエースのときも、黒ひげはとどめを刺していません。このことから、黒ひげは悪い役柄ではないのでは？という伏線とも言われています。

落とし前戦争において、マルコにとどめを刺さなかった黒ひげですが、何かを奪ったのではないかと考察されます。マルコは作中で黒ひげに「何もかも持って行かれた」と発言しています。そのため、黒ひげはマルコから何かを奪ったと予想されるでしょう。マルコが持っているものから、何を奪われたのか考察していきます。

マルコが持っている悪魔の実はトリトリの実になり、不死鳥に変身することができます。その悪魔の実を、黒ひげに奪われた可能性があると考察できます。しかし、悪魔の実を他の相手に渡す場合は、保持者が死亡しなければなりません。マルコは生存しているため、悪魔の実をどのように渡したのかについて、さらに謎は深まるばかりといえるでしょう。

悪魔の実が奪われていない場合を想定すると、マルコが持っているものとして奪える可能性があるのが白ひげ海賊団に所属していたメンバーでしょう。白ひげ海賊団はすでに解散していますので、引き抜きのような形で黒ひげ海賊団に奪われた可能性があります。今後、白ひげ海賊団の元メンバーが黒ひげ海賊団に入っているのが確認できれば、『ワンピース』の中で警戒するべきは黒ひげだといえます。

落とし前戦争はマルコ率いる白ひげ海賊団側が惨敗しましたが、この戦争を終わらせた人物は誰なのでしょうか。推測するに、シャンクスがマルコ側の援軍に回ったことで、戦争が終わったのではないかと考察されています。しかし、本当にシャンクスが援軍についたかどうかは描写されていないため、真実は当事者の口から語られる他ありません。

落とし前戦争で黒ひげと対立をした、マルコはどのようなキャラクターなのでしょうか。ここではマルコの強さや能力、懸賞金などについて詳しく紹介します。

マルコは元白ひげ海賊団1番隊隊長として活躍しており、能力は比較的高い方のキャラクターです。白ひげをオヤジと呼び、隊長を務めていたこともあり、それなりの強さもあるでしょう。悪魔の実はトリトリの実の能力者であるといわれています。覇気を使用でき、戦闘能力も高く、世界政府からも実力者として認識されています。

マルコは高い戦闘能力を持っており、なおかつトリトリの実を黒ひげに奪われていなければ所持していることから、懸賞金は13億を超えています。マルコの懸賞金の細かい額は、13億7400万ベリーです。『ワンピース』ではさまざまなキャラクターの懸賞金が明らかになってきますが、その中でもマルコの金額は上の方であるといえます。

マルコが初登場したのは、漫画では25巻の第234話になり、アニメでは第151話になります。黒ひげについて語られているシーンにて、会話に参加している様子を見ることができます。

マルコは30年以上も前から白ひげ海賊団に所属していることもあり、白ひげが殺されてしまう頂上戦争では指揮を取りながら活躍する姿が描かれています。白ひげやルフィ、エースを守ろうとしながらも、思い通りにいかない姿に見る者をハラハラさせたことでしょう。白ひげ、エースが殺された後はシャンクスの力を借りて遺体を回収し、その後は白ひげ海賊団で残ったメンバーの牽引役を引き受けました。

落とし前戦争に敗れた元白ひげ海賊団のメンバーは、それぞれ姿を消しています。マルコも同様に姿を消したため、今後の登場を待ち望む声が多く挙がりました。その後、コミック90巻にてマルコが再登場し、現在は新世界にあるとある村を守っていることが判明します。その村は白ひげが生前に大切にしていた村になり、その村で医師として存在しています。

マルコの元へ出向いたネコマムシは、ルフィとともに戦ってほしいと話を持ち掛けます。その言葉に対してマルコは、ルフィへの伝言として「遅れるが必ず行く」と伝えました。その後、ワノ国での戦いにマルコも加勢して戦う様子が描写されています。10億超えの懸賞金を持つキングとクイーンを同時に足止めするなど、過去の強さそのままに活躍している様子が見られています。

『ワンピース』は次の展開が予想できないのが醍醐味になっていますが、マルコの今後も同様にどのようになるのか気になるところでしょう。ルフィ達とともに戦い、少なからずルフィを認めているマルコの姿を見ることができていますので、今後もともに戦うのではないかと予想されます。世界最強ともいわれた白ひげの右腕だったこともあり、死亡する確率は低いのではないかと言われています。

落とし前戦争に対して、世間の反応はどのようなものがあるのでしょうか。落とし前戦争ではマルコの心情を考えると、どこか悲しい気持ちになるという声が挙がっています。オヤジと親しんでいた白ひげの死を持って挑みながらも、惨敗してしまう様子は胸が締め付けられるでしょう。

黒ひげから仕掛けたとされる落とし前戦争ですが、世間の声ではマルコを護衛する声が多く挙がっています。

『ワンピース』は謎に包まれている真実が多いですが、その中でも謎が多い落とし前戦争について紹介しました。『ワンピース』では今後落とし前戦争について語られる可能性も少なくないでしょう。