【ワンピース】ネロの強さや能力は？再登場する可能性から声優まで紹介

ネロとは『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『ワンピース』に登場するキャラです。ネロは世界政府直轄の暗躍組織であるCP9メンバーの1人であり、「四式使い」を掲げて活動していました。しかし度重なる任務遂行の失敗や基本戦闘能力の欠如が原因となり、ロブ・ルッチの手でCP9から追放されてしまったのです。

『ワンピース』は原作者である尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）先生の手で1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載されているバトルマンガ作品です。魅力的な海賊キャラが多く登場し、熱いストーリー展開が多くのワンピースファンを興奮させています。国内単行本発行部数は4億部を超え、2022年8月6日から新作劇場アニメ作品も公開されるなど『ワンピース』の勢いは留まる所を知りません。

主人公モンキー・D・ルフィはこの世の何処かに隠されている大秘宝「ワンピース」を求めて麦わら海賊団の仲間を集めつつ、大秘宝の真相へと迫っていきます。旅の道中ではルフィ達を待ち受ける強敵海賊キャラが存在します。彼らとの戦闘で生じる敗北や仲間の死亡が、ルフィ達を海賊として大きく成長させます。

ここからは『ワンピース』におけるネロの持っている能力や技についてご紹介します。ネロは悪魔の実の能力を持っていませんが、四式と呼ばれる体術を用いて敵と戦います。六式使いのロブ・ルッチには到底及びませんが、それなりの戦闘力はあります。

先ほども述べた通りネロは、悪魔の実の能力者ではありません。悪魔の実の能力を有した者は水中を泳げないため、航海中における海への落下は死を意味します。ですからロブ・ルッチの攻撃を受けて海に落ちたネロは死亡していないことが、ネロが非能力者であることを裏付けています。

ネロは悪魔の実の能力を有していない代わりに四式と呼ばれる体術を扱うことができます。因みに四式以外の残り2つの技をマスターすると六式使いとなり、四式使いとは比べ物にならない程の力を発揮することができます。以下の項目ではネロが扱うことのできる四式の技の詳細についてお届けします。

ネロの使う四式の技ですが「紙絵（カミエ）」、「月歩（ゲッポウ）」、「剃（ソル）」、「嵐脚（ランキャク）」の４つを用います。紙絵以外の技は全て強靭な脚力が備わってこそ活かされるものとなっています。ですがネロが扱うものは他のCP9メンバーには劣ります。

ネロの四式の1つ目は紙絵です。紙絵は敵の攻撃を紙一重で避けて強力なカウンター技を繰り出すことを目的とした技です。しかし紙絵の発動に失敗してしまうと、大ダメージを受けて形勢が不利になってしまう恐れがあります。

ネロの四式の2つ目は月歩です。月歩は強靭な脚力を用いて天高く飛翔することを目的とした技です。ネロは高く飛ぶ程度の実力しか持っていませんが、ロブ・ルッチ並みの上級者になると滞空し続けることが可能となります。

ネロの四式は剃です。剃は強靭な脚力を用いて爆発的な速度で移動することを目的とした技です。一般人には姿すら捉えられないですが、ルフィのようなある程度の実力を持った海賊にはあっさり見破られてしまうことが大きな欠点です。

ネロの四式の4つ目は嵐脚「線」です。嵐脚「線」は脚を振り上げた勢いを用いて斬撃を放つことを目的とした技となっています。嵐脚は遠近両用型の体術であるため、状況に合わせて使い分けることのできる非常に優秀な技となっています。

ここからは『ワンピース』におけるネロの人物像や今後再登場する可能性についてご紹介します。ネロには現在死亡説や生存説が浮上してますが、今後『ワンピース』に現れることはあるのかに関する情報についてお届けします。

作中におけるネロの性格ですが、自信に満ち溢れているあまり自分の実力を過信する傾向が目立ちます。そのため任務遂行においても身の丈に合わない行動を繰り返し、その結果CP9の看板に傷を付けることとなっています。因みにネロの若さ故の経験不足を見抜いたロブ・ルッチは彼のことを「坊や」と呼んでいます。

作中におけるネロの失態ですが、与えられた任務を複数回失敗していることです。特に麦わら海賊団の一員であるフランキーの捕縛を遂行する際に、逆にフランキーの手によって返り討ちにあったことがネロのCP9内での居場所を狭めることとなったのです。

上記のネロの名言は、CP9によるニコ・ロビン護送任務を麦わら海賊団に妨害されないために配置されていたネロが失態を犯し、その際にロブ・ルッチから言われたものとなっています。上記の名言はロブ・ルッチの口から放たれたものですが、強くネロを印象付ける名言として扱われています。この名言からネロは、CP9メンバーとして活動していくにはあまりにも弱すぎたキャラであったことが分かります。

ネロはロブ・ルッチの手によってCP9から追放される際に、ロブ・ルッチの攻撃を受けて海に落下するシーンが存在します。それ故にワンピースファンの間では「ネロは死亡したのではないか」と言われていますが、設定資料情報でネロの年齢が上がっていることからネロは生きていると分かります。

作中におけるネロの現在の姿ですが、ロブ・ルッチの手によってCP9を追放された後の詳細は判明していません。もし現在も生きているとすればネロは、再び世界政府の組織に入るために修行を積んでいると考えられます。また再登場の可能性ですが、わざわざネロが出てくる必要性がないため、かなり低いと推測されます。ですが一部のワンピースファンの間では、ネロ再登場を望む声も存在しています。

ここからはアニメ版『ワンピース』におけるネロ役を担当された声優さん情報についてご紹介します。以下の項目ではネロ役声優さんの基本プロフィール情報や、『ワンピース』以外で過去に出演されたアニメ作品情報についてお届けします。

アニメ版『ワンピース』でネロ役を担当された声優さんは、木内秀信さんです。木内秀信さんは幼い頃から演劇に触れる機会が多かったため、物心つく頃には将来芸能関係で働きたいと考えていたそうです。東京での劇団活動の後にアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で声優デビューを果たしました。現在も元気にご活躍されています。

ここからは『ワンピース』におけるネロに対する世間での評判や、どういった人気を集めているのかについてご紹介します。ネロは現在行方が分からず死亡説も浮上していますが、今なおワンピースファンからの認知度は高いです。

ネロに対する世間での評判は「四式使いの代表的キャラである」ことです。『ワンピース』では他にも四式を扱う海賊キャラが登場しますが、ネロの印象が色濃く記憶に残るため、「四式と言えばネロ」という認識を持つワンピースファンが多いです。

死亡説も浮上しているネロに人気が集まる理由は「独特な語尾を付けるキャラである」ことです。ネロは語尾に「ショ」と付けます。悪人面に似合う特徴的な語尾を付けるネロだったからこそ、ワンピースファンからの注目を集めたのです。

ネロは世界政府直轄組織CP9に所属し、四式と呼ばれる体術を使用するなかなかの強さを持ったキャラでした。しかしCP9メンバーの中だと最下位の強さであり、任務を失敗し続けた挙句CP9を追放されたのです。現在ネロの安否は不明であり死亡説や生存説が交錯していますが、今なおワンピースファンの間でネロの再登場が望まれています。