【ワンピース】モンキー・D・ドラゴンの正体や能力とは？過去も調査

『ワンピース』に登場しているモンキー・D・ドラゴンですが、どのような人物か知っているでしょうか。革命軍の総司令官として世界最悪の犯罪者と言われている理由やルフィやガープとの関係性、強さや能力まで解説していきます。モンキー・D・ドラゴンの人柄を知って、『ワンピース』をより一層楽しみましょう。

尾田栄一郎による少年漫画『ワンピース』は、週刊少年ジャンプで1997年より連載が始まっています。親しみやすいキャラクターと、壮大な世界観を感じられるストーリーに引き込まれる方が多く、今では多数のファンを獲得している日本を代表する漫画です。単行本は100巻以上、アニメも放送1000回を超えています。その他に、映画も放映されており、観客動員数もとても多いアニメの一つとして知られているのが『ワンピース』です。

『ワンピース』では主人公のルフィが、海賊王を目指して海原へ出て旅をします。さまざまな仲間との出会いや別れを繰り返し、強い敵とも出会って試行錯誤をしながら海賊王を目指していくストーリーです。『ワンピース』は仲間や敵に特徴的な人物も多く、主人公のルフィと同様に人気のキャラクターも多くいます。世界観が大きく、ストーリーもしっかり作りこまれている印象を受けるアニメといえるでしょう。

『ワンピース』に出てくる、モンキー・D・ドラゴンとはどのような人物なのでしょうか。モンキー・D・ドラゴンの正体や過去について紹介します。

モンキー・D・ドラゴンは、『ワンピース』の主人公でもあるルフィの父親として有名です。しかし、ルフィは父親と面識はなく、出会ったときも父親であることは知らずに過ごします。モンキー・D・ドラゴンは序盤では「ドラゴン」と名乗っていたため、読者もルフィの父親であることは知らずにいました。

しかし、ガープの発言により、モンキー・D・ドラゴンがDの一族でありルフィの父親であることが判明したのです。モンキー・D・ドラゴンとルフィが親子であることは、ほとんどが知らずにいました。ガープから父親であることが発せられたとき、その場にいた麦わらの一味と革命軍のメンバーは心底驚いた表現を見せています。

モンキー・D・ドラゴンはガープの息子として知られていますが、本当に息子なのかは判明していません。モンキー・D・ドラゴンはDの一族ではない可能性もあると考察されており、これまで出てきていないルフィの母親の姓を名乗っているとも考察されています。

もし仮にモンキー・D・ドラゴンがルフィの母親の姓を名乗っているのであれば、ガープの関係は実の親子ではなく、ガープは義理の父親という立ち位置になるでしょう。ルフィがガープと出会った際に、自分の祖父であることを仲間に紹介します。その後モンキー・D・ドラゴンがガープの口から息子だと発せられたシーンを見ると、本当の親子のようにも見えるため真相はまだ闇の中といえます。

モンキー・D・ドラゴンが総司令官を務める革命軍は、『ワンピース』の中でも謎が多い組織として知られています。革命軍のメンバーは個性派揃いで、その面々をまとめるには相当の信頼が無ければ成り立たないでしょう。革命軍をまとめて、信頼を得ているモンキー・D・ドラゴンは、なかなかのやり手といえます。

『ワンピース』の中でも謎が多い革命軍ですが、その目的にも影がかかったままになっています。世界政府の考えに反した行動を取っていることから、目的は世界政府の考えを正そうとしているのではないかと考察できるでしょう。

モンキー・D・ドラゴンの出身地でもあるゴア王国は、貴族と庶民の差が激しい国とも言われています。ゴア王国の現状をサボから聞いたモンキー・D・ドラゴンは、あまりいい顔をしていませんでした。そのことから、モンキー・D・ドラゴンは過去に貴族を捨てたのではないかと考察されます。

貴族生まれでありながら、その貴族社会から逃げ出したいと考えて、ルフィの母親と結婚したと推測されています。ガープの娘の可能性があるルフィの母親が物語で出ていないため、この辺りが曖昧な関係性であり、謎が謎のままになっているのでしょう。

モンキー・D・ドラゴンが果たしたい目的は、今のところ憶測でしか予想されていません。その目的は、革命軍が持っている目的そのものといえます。革命軍が持つ世界政府の考えを正すという目的に対して、世間ではモンキー・D・ドラゴンは世界最悪の犯罪者と呼ばれています。

目的を果たすために行動をしており、ルフィやガープはその異名に屈せずに接しているところを見ると、革命軍の目的に対してモンキー・D・ドラゴンは異名を発揮するのではないかと推測されます。

『ワンピース』のモンキー・D・ドラゴンの素性や目的などを紹介してきましたが、ここからはモンキー・D・ドラゴンの強さや能力に関して解説していきます。世界最悪の犯罪者と呼ばれているモンキー・D・ドラゴンはどれくらい強いのか、また悪魔の実の能力者なのかについても説明します。

モンキー・D・ドラゴンは革命軍の総司令官であるため、『ワンピース』のキャラクター内でも上位に入る強さであると言えます。異名でもある世界最悪の犯罪者という点でも、その強さが垣間見えるでしょう。革命軍の一人でもあるサボも、『ワンピース』の中では相当な強さを持っていることから、モンキー・D・ドラゴンはその上を行く強さであると考えられます。

革命軍が持つ目的、ルフィの父親でありガープの息子であることを踏まえると、『ワンピース』でも最高の四皇クラスだとしてもおかしくありません。今後、戦闘シーンが増えるであろうと予想されるため、そのときにモンキー・D・ドラゴンの本当の強さを目の当たりにすることになるでしょう。

モンキー・D・ドラゴンの懸賞金は今のところ公開されていません。しかし、革命軍の中でも5名の懸賞金が公開されており、サボをはじめとした懸賞金の額は4～6億円ほどになっています。懸賞金の概念として、世界政府にとってどれくらいの影響をもたらすのか、という点が懸念されていると言われています。

その点を踏まえると、打倒世界政府の目的を持っているモンキー・D・ドラゴンの懸賞金は『ワンピース』の中でも最高クラスの100億円を超えるのではないかと考察できます。『ワンピース』の中で世界政府が一番恐れているであろう人物として、懸賞金は大きく跳ね上がる可能性があるでしょう。

悪魔の実の能力者なのかは『ワンピース』の中で最も気になるポイントでしょう。しかし、モンキー・D・ドラゴンの能力がまだ分かっていないため、悪魔の実の能力者であるか否かも不明です。しかし、その強さから悪魔の実の能力者であることは、濃厚であるといえます。モンキー・D・ドラゴンはどのような悪魔の実の能力を持っているのか予想していきましょう。

モンキー・D・ドラゴンが持つ悪魔の実の能力として、ひとつめに挙げられるのがロギア系のカゼカゼの実です。モンキー・D・ドラゴンが登場する回では必ずといっていいほど風が吹いており、事あるごとに「風」という単語を発している姿が描かれています。

モンキー・D・ドラゴンが持つ悪魔の実の能力で予想されているふたつめが、ゾオン系幻獣種のドラドラの実です。この予想の根拠として、モンキー・D・ドラゴンの名前に「ドラゴン」が入っていることにあります。ドラドラの実は身体をドラゴンに変身させる能力がありますが、名前から悪魔の実が推測できるほど安易ではないといえます。

『ワンピース』のモンキー・D・ドラゴンの声はどこか渋さがあり、見た目の佇まいに合っていると評価されています。モンキー・D・ドラゴンの声優は誰がしているのか、解説していきます。

モンキー・D・ドラゴンの声は柴田秀勝さんがしており、渋さのある声がキャラクターとマッチしています。柴田秀勝さんは1963年から声優業をしており、長い経歴を持っています。『ワンピース』以外にも多くのキャラクターの声を担当しており、声優界でも大御所といえるでしょう。

柴田秀勝さんは多くのアニメで声優を務めており、その他にはナレーターの仕事も多く請け負っています。また、吹替での活躍もしており、身近な声の主として知られています。

ルフィの父親として有名なモンキー・D・ドラゴンですが、世間からの評価はどのようなものが上がっているのでしょうか。モンキー・D・ドラゴンはまず体が大きく、佇まいがかっこいいという声があります。渋さを持ち、あまり笑わないけれど優しさが垣間見えるのがいいという意見もありました。

その他に、モンキー・D・ドラゴンが持っている悪魔の実を考察する声も挙がっています。どの実を食べて、どれくらいの強さを持っているのか気になる人が多いようです。

まだまだ謎の多いモンキー・D・ドラゴンは、今後どのような立ち位置で物語に出てくるのか気になる人物の一人でしょう。今後のルフィとの関わりや、強さのレベルや能力まで明かされるのが楽しみにしている人も少なくありません。これからのモンキー・D・ドラゴンの活躍に注目してみてください。