【ワンピース】ミス・バッキンと白ひげとの関係は?正体や息子についても
『ワンピース』では、自称・白ひげの愛人としてミス・バッキンという老婆が登場します。彼女は白ひげの息子・ウィーブルと共に、作品に登場しました。本記事では、『ワンピース』で描かれるミス・バッキンと白ひげの関係について解説すると共に、彼女の正体に迫ります。
目次
ミス・バッキンと白ひげとは?
ミス・バッキンは『ワンピース』に登場するキャラクターで、自称・白ひげの愛人です。白ひげは懸賞金50億ベリーを超える、大海賊団の船長であり、四皇の1人でした。『ワンピース』で2人は、何か関係があるように描かれていますが、詳細が不明です。ますは、2人のプロフィールを紹介します。
ミス・バッキンのプロフィール
- 名前:バッキンガム・ステューシー
- 性別:女性
- 年齢:76歳
- 誕生日:4月12日
- 所属:元ロックス海賊団自称科学者、MADS居候
ミス・バッキンは、派手な格好をしている老婆です。アニメ『ワンピース』第752話から登場します。彼女の目的は、白ひげが遺した財産を奪うことでした。白ひげの実子のウィーブルには、白ひげ海賊団の残党を見つけ出すように命令しています。ウィーブルの失敗を許容する器の大きい女性です。
白ひげのプロフィール
- 名前:エドワード・ニューゲート
- 通称:白ひげ
- 享年:72歳
- 誕生日:4月6日
- 所属:ロックス海賊団→白ひげ海賊団船長
- 懸賞金:50億4600万ベリー
- 能力:グラグラの実(超人系)
白ひげは世界最強の海賊として『ワンピース』に登場しており、四皇の1人です。グラグラの実の能力者であり、白ひげ海賊団を率いる船長でした。マリンフォードの頂上戦争で、捕まったエースを助けようとしますが、戦死してしまいます。海賊王ゴール・D・ロジャーと互角にやり合ったこともある人物です。ロジャーの死後、ひとつなぎの大秘宝に最も近い男として世界中に白ひげの名を轟かせていました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、週刊少年ジャンプにて連載されている漫画作品です。著者は尾田栄一郎さんで、1997年から作品が公開されています。週刊少年ジャンプの中で『こち亀』に次ぐ、長期連載の漫画です。2023年7月時点で、単行本は106巻まで刊行されました。海外からの人気も高く、単行本は60以上の国と地域で販売されています。
ワンピースのあらすじ
ルフィは幼い頃に出会った海賊・シャンクスの影響で海賊王を目指すようになります。17歳で航海に出たルフィは各地で出会った仲間達と共に海賊として名を上げていきました。マリンフォード編では、海軍に処刑されそうになった義兄・エースを救うべく、ルフィはマリンフォードへと乗り込んでいきます。インペルダウンからの脱獄囚や白ひげ海賊団の援護もあり、一時は救出に成功したかに見えたものの、赤犬の手によってエースは殺害されてしまいます。義兄の死を目の当たりにしたルフィは気絶してしまうのでした。
ミス・バッキンと白ひげの関係を考察
白ひげが死亡した後、白ひげの息子・ウィーブルと共にミス・バッキンが登場しました。彼女は自らを白ひげが愛した女だと主張しています。しかし、『ワンピース』では、自称という文字が添えられていました。彼女と白ひげは、どのような関係なのでしょうか。2人の関係について、考察します。
ミス・バッキンの正体は白ひげの妻?愛人?
白ひげが死亡した後に、ミス・バッキンが自らを白ひげが愛した女であることを主張しています。その隣には、彼女の宝物と表現するウィーブルがいました。ウィーブルは、白ひげの息子になります。ミス・バッキンは、ウィーブルの母として『ワンピース』に登場しているため、白ひげの妻であると推測されます。しかし、彼女は自称しているに過ぎないため、実際に血縁関係があるのかは不明です。また、未婚女性に付ける「ミス」が付いていることから、白ひげとは結婚していないと推測されます。
ミス・バッキンと白ひげの息子はウィーブル?
バッキンと共に登場したウィーブルは、白ひげの息子であると母のバッキンが主張していました。彼は白ひげに似た白い口髭を生やしています。海軍大将の黄猿からは、若い頃の白ひげの様だと言われました。彼は父親の名に恥じぬ強さを持っています。現にウィーブルは、マリンフォード頂上決戦後、王下七武海のメンバーに加入していました。
ミス・バッキンと白ひげの出会いはいつ?
ミス・バッキンと白ひげは、元ロックス海賊団の船員でした。38年前にロックス海賊団は壊滅しているため、2人はロックス海賊団の船員時代に出会っています。彼女は、自称・科学者であり正体が明確でないため、本当に白ひげと愛人関係にあったのかは定かではありません。
ミス・バッキンの目的は白ひげの遺産を手に入れること?
ミス・バッキンの目的は、白ひげが遺した遺産を奪うことでした。白ひげが死亡した2年後から、彼女は遺産を狙い始めたのです。白ひげ海賊団は、大海賊であるため宏大な縄張りを持っています。バッキンは相当な財産があると考え、財産目的で白ひげ海賊団の残党を狙っていました。ウィーブルは白ひげを殺した黒ひげへ復讐しようとしますが、バッキンは1ベリーにもならないと言います。以上のことから、彼女の目的はお金であると推測されます。
ミス・バッキンの正体やステューシーとの関係
白ひげが愛した女であると主張しているミス・バッキンですが、目的や正体が不明のまま物語が進みました。しかし、『ワンピース』第1072話で彼女の正体が判明したのです。ここでは、ミス・バッキンの正体について迫っていきます。
ミス・バッキンの正体はMADSの科学者?
ミス・バッキンはMADSに居候していた科学者でした。しかし、肩書は自称・科学者にすぎません。彼女はヴィンスモーク・ジャッジやシーザー・クラウン、クイーンらと共に働いていた過去があります。『ワンピース』第1070話には、ミス・バッキンらしき姿が、他の科学者と共に描かれていました。
ステューシーの正体はバッキンのクローン?
世界政府のCP0に所属しているステューシーが、バッキンのクローンであることが明らかになりました。ステューシーは、MADSクローン実験の成功体第1号として、『ワンピース』に描かれています。バッキンと同じ金髪で帽子を被るなど、2人には共通する点がありました。
ミス・バッキンはローラの母親?
ミス・バッキンには、ローリング海賊団の船長であるローラの母親という説があります。ローラの母親は、凄い海賊だと言われていますが、白ひげの様に四皇になってはいません。また、ナミがローラから母親のビブルカードをもらっており、ホールケーキアイランド編でそのビブルカードがビッグ・マムの者であることが分かっています。以上のことから、バッキンはローラの母親ではありません。
ミス・バッキンはロックスの妻?
ロックス海賊団の船員であったバッキンには、ロックスの妻説があります。ウィーブルの年齢が35歳であり、ロックス海賊団が壊滅したのが38年前になるため、海賊団が壊滅する前にバッキンがロックスの妻であった可能性はあると推測されます。また、バッキンには元夫にあたる人物がたくさんいると言われているのです。バッキンの正体が明確になっていない以上、ロックスの妻説は否定できません。
ミス・バッキンと白ひげの声優
白ひげは『ワンピース』で四皇として描かれていました。しかし、マリンフォードの頂上戦争で亡くなっています。白ひげ死亡後、ミス・バッキンは息子と登場しました。ここでは、アニメ『ワンピース』でミス・バッキンの声を担当している声優と、白ひげの声を担当している声優を紹介します。
ミス・バッキンの声優
白ひげ亡き後、『ワンピース』ワノ国編が終わってもミス・バッキンの目的は明確になっていません。『ワンピース』第1072話でCP0のステューシーがミス・バッキンのクロ―ンであることが分かりました。今後、『ワンピース』の物語に関わってくるミス・バッキンの声を、アニメで担当している声優を紹介します。
鈴木れい子のプロフィール
アニメ『ワンピース』でミス・バッキンの声を演じたのは、声優の鈴木れい子さんです。彼女は1944年8月15日生まれで、東京都出身、所属はアーツビジョンになります。現在は、日本ナレーション演技研究所の講師です。元々は舞台女優でしたが、演劇団を退団した後に見た新聞の広告をきっかけに声優を目指しました。
鈴木れい子の主な出演作品
- 1986年『ドラゴンボール』女村長役
- 1994年『幽☆遊☆白書』氷女A役
- 2007年『電脳コイル』メガばあ役
- 2014年『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』エンヤ婆役
- 2021年『シャーマンキング』ゴルドバ役
鈴木れい子さんは、数々の有名作品に出演してきた経歴の持ち主です。吹き替え作品の担当もしていますが、テレビのCMも担当していました。担当するキャラクターは、定評がある老齢女性の声が多いです。
白ひげの声優
『ワンピース』で四皇として登場した白ひげは、生前50億ベリーを超える懸賞金がかけられていました。海賊王ゴール・D・ロジャーに次ぐ海の支配者出会った白ひげの声をアニメ『ワンピース』で演じたのは、誰なのでしょうか。白ひげの声を担当した声優を紹介します。
白ひげの声優①有本欽隆
白ひげの声を演じたのは、声優の有本欽隆さんです。有本さんは、1966年から声優として活動しています。今まで『BLEACH』や『鋼の錬金術師』など有名作品に出演してきました。有本さんは、2003年から2012年の間、白ひげの声を担当していましたが、病気により2019年2月に亡くなっています。
白ひげの声優②大友龍三郎
有本欽隆さんの後任として、白ひげの声を任されたのは、声優の大友龍三郎さんです。大友さんは、アニメ『ワンピース』でクロコダイル役を演じています。そのため、兼任という形になりました。『東京喰種トーキョーグール』や『ドラゴンボール超』などの人気作品にも出演している声優です。
ミス・バッキンと白ひげに対する世間での評判や人気
ミス・バッキンは白ひげと愛人関係にあったと主張していることから、彼女の複製人間であるCP0のステューシーが扱う悪魔の実の能力がサキュバスに類似したものだという意見がありました。サキュバスはラテン語で、不倫相手としての愛人の意味があります。ミス・バッキンの複製人間が使う能力としては、一致しているという意見です。
クローンではないミス・バッキンがウィーブルを育てていることから、本当に白ひげと関係を持って生まれた子供の可能性があるという意見がありました。ミス・バッキンの目的がまだ明確になっていませんが、仮にウィーブルがクローンであった場合、彼女が育てる理由がないという意見です。
『ワンピース』で描かれているミス・バッキンの発言から、白ひげの息子・ウィーブルはクローンではないかという意見がありました。彼女が白ひげと関係を持ち生まれた子供がウィーブルなら、家族関係をぼかすような発言はしないという意見です。
ミス・バッキンは白ひげの愛人を自称していた
ミス・バッキンは、白ひげの愛人であることを自称していた老婆でした。しかし『ワンピース』がエッグベッド編に入ってから、CP0に所属しているステューシーがバッキンのクローンであることが判明しています。また、彼女はMADSの自称・科学者であったことも分かっており、物語に関わりがある人物でした。ミス・バッキンの詳細を知りたい方は、『ワンピース』の最新話をチェックしておきましょう。
この記事のライター
ノーー
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