【ワンピース】マリージョアはどのような場所?名前の由来や国宝についても
本記事では『ワンピース』に描かれているマリージョアについてまとめていきます。『ワンピース』の世界にて聖地と呼ばれているマリージョアの名前の由来や国宝の真実、大陸がある場所や過去に起きた事件の概要などについて解説していきます。
目次
【ワンピース】マリージョアはどのような場所?
ワンピースの世界観が明かされていくとレッドラインに聖地マリージョアと呼ばれる場所があることが判明します。聖地マリージョアには世界会議の会場や五老星がいるパンゲア城などがあり、ワンピースにおいて重要な場所として描かれています。まずは聖地マリージョアの概要とワンピースの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
聖地マリージョアとは?
マリージョアはレッドラインに存在する天竜人が暮らしている聖地です。世界政府における首都のような場所であり、4年に1度行われる世界会議の開催地でもあります。立ち入れるのは世界政府関係者のみに制限されており地下には無数の奴隷がパンゲア城の各種機能を動かしています。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見る少年・ルフィがワンピースと呼ばれる秘宝を求めて仲間と共に冒険する物語が描かれており、個性的なキャラクターや壮大な世界観、友情をテーマにしたストーリーなどが評判を呼びました。コミックス累計発行部数は5億1000万部を突破しており、国内最高記録やギネス世界記録など様々な記録を保持しています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世の全てを手に入れた男ゴールド・ロジャーは、世界のどこかにひとつなぎの大秘宝・ワンピースを置いてきたと言い遺し人々を海へ駆りたてました。そうして大海賊時代の幕が上がると、麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィもその時代に海へ漕ぎだしました。ルフィは海賊王になる夢を叶えるため、そして恩師シャンクスとの約束を果たすために仲間と共に冒険を続けます。
【ワンピース】マリージョアの虚の玉座とは?名前の由来も考察
マリージョアにあるパンゲア城には世界会議を行うための会場や五老星の執務室に当たる権力の間などがありますが、その中で特別な存在として描かれているのが虚の玉座です。ここではワンピースにおけるマリージョアの虚の玉座についてまとめていきます。
考察①マリージョアの虚の玉座とは?
虚の玉座とはパンゲア城にある玉座で各国の平等を示す象徴として世間に知られています。玉座に誰も座らないことで各国が平等であることを証明していますが、実際はその玉座に座れる者が内密に隠されておりその存在を知った者は抹殺されます。
考察②マリージョアの虚の玉座に座るイム様とは?
イム様とは天竜人の最高位にして五老星すら上回る世界政府最高権力者です。800年前に世界政府を創設した20人の内の1人で世界に残されたたった1人の王とされています。背丈は子どもほどしかないもののその素顔は未だ明かされておらず種族なども不明です。
考察③マリージョアの由来
マリージョアの英語表記は『MARY GEOIS』とされており、MARYとは聖母マリアを、GEIOSはフランス語で富裕階級を意味するブルジョワを意味しています。この2つの単語を合わせたマリージョアはワンピース世界における神々の国で富裕階級、つまり天竜人が存在する場所と連想することができます。
考察④パンゲア城の由来
パンゲア城の名前の由来はパンゲア超大陸とされています。パンゲア超大陸とは太古の昔に地球の大陸が1つだった頃の名称です。名前の由来については尾田先生自らが明言したものであり、パンゲア城があるマリージョアは大陸が分断される前の世界で中心だったのではないかと噂されています。
【ワンピース】マリージョアの国宝の正体を考察
マリージョアには虚の玉座の他に様々な謎が隠されていますが、その中でも読者から反響があったのはイム様が保持していた国宝でしょう。ルフィとの関係性も感じられる国宝に対してネット上では様々な考察がされています。ここではワンピースにおけるマリージョアの国宝の正体についてまとめていきます。
考察①マリージョアの国宝は巨大な麦わら帽子?
パンゲア城内部にある大きな扉が開かれると、冷気を漂わせる部屋の中に巨大な麦わら帽子が1つ保管されていました。それが国宝の正体であると記載されていたわけではありませんが、直前にドフラミンゴが国宝について言及していたシーンが描かれていたため、この麦わら帽子がマリージョアにある国宝であると考えられます。
考察②麦わら帽子の所有者はDの名を持つ巨人?
保管されている麦わら帽子はサイズがとても大きく人間用ではありません。これを被れる種族がいるとすればそれは巨人族でしょう。また、天竜人は空白の100年でDの一族と戦った可能性がワンピース作中に示唆されていますが、その間に打ち倒したDの一族から麦わら帽子を奪い戦利品として保管しているかもしれません。
考察③マリージョアの国宝は悪魔の実がなる木?
ドフラミンゴは国宝のことを「世界を揺るがす国宝」と言っていましたが、麦わら帽子が世界を揺るがすことができるとは少し考えづらいです。もしも麦わら帽子がブラフだった場合、本当の国宝は悪魔の実がなる木の可能性があります。悪魔の実がなる木は宝樹アダムと陽樹イヴから生まれると考えられており、そのどちらか一方の木がマリージョアに存在しているかもしれません。
考察④マリージョアの国宝は全部で7つある?
麦わら帽子が公開される直前にイム様が歩くシーンが描かれると、そこには合計7つの扉が並んでいました。これら全てが保管するための部屋であるとすれば国宝は全部で7つあることが確定します。
【ワンピース】マリージョアで起きた事件を考察
ワノ国編が終わりを迎えると場面が切り替わって世界会議終了後のマリージョアが描かれます。そこで会議を欠席していたコブラ王が五老星たちのいる権力の間へ通されると、聖地と呼ばれたそこで恐ろしい事件が起こることとなりました。ここではワンピースにおけるマリージョアで起きた事件についてまとめていきます。
考察①マリージョアでの世界会議で起きた事件の内容
世界会議が終了した後世界経済新聞社から発行された新聞にはサボがアラバスタ王国国王のコブラを殺害したという見出しがありました。その他にもアラバスタ王国王女のビビが失踪し、チャルロス聖の殺人未遂などが公開され人々は革命軍のサボが動き出したと盛り上がりを見せていました。
考察②サボによるコブラ王の殺害はデマ?
コブラ王はサボによって殺害されたと報道されましたが、革命軍本部の電伝虫にサボの通信が入ると「コブラ王暗殺の犯人は俺じゃない」と否定しました。実際にサボはコブラ王を殺害しておらず事件の濡れ衣を着せられていました。
考察③コブラ王殺害の真犯人は誰?
コブラ王がネフェルタリ家とDの一族の関係性についてイム様から話を聞くと、知ってはならない真実を知ったとして抹殺されることが決定しました。侵入していたサボがコブラ王殺害を止めようと助太刀に入りますが、イム様と五老星はそれぞれ見せたことのない能力を発動してサボを追い詰めコブラ王を殺害しました。
考察④サボの生存はその後明らかになった?
命からがらマリージョアから逃げ延びたサボはルルシア王国へ向かいます。そこで電伝虫の通信を傍受した海軍が世界政府へ連絡すると、イム様は未知の兵器でルルシア王国の存在全てを消し去ります。しかし、傍受されていることに気付いていたサボはその時既にルルシア王国を後にしており、無事革命軍メンバーの元へ合流を果たしました。
考察⑤ワポルがリークした情報
世界経済新聞社にサイファーポールが現れるとモルガンズは本社の引っ越しを決断しました。そんな彼の元にワポルが情報をリークしたという伝達が入ります。ワポルがどんな情報をリークしたのかは不明ですが、恐らく失踪したビビに関する情報であると考えられています。
考察⑥ビビはその後ワポルと一緒にいる?
結論からまとめるとビビの失踪事件はモルガンズが捏造したフェイクニュースで、ビビはワポルと共にモルガンズに匿っていることが判明しました。モルガンズ曰く父親が死亡してしまったことに酷く泣いていたそうで、フェイクニュースを作ろうとした彼らを咎めていたそうです。
【ワンピース】マリージョアに関係する人物
ワンピースに登場しているキャラクターの中にはかつて天竜人として暮らしていた人物や、マリージョアに囚われていた奴隷などが登場することがあります。マリージョアと密接な関係にあるキャラクターを知ることで、マリージョアの歴史や秘密を理解できることでしょう。ここではワンピースにおけるマリージョアに関係する人物についてまとめていきます。
マリージョアに関係する人物①ドンキホーテ・ドフラミンゴ
ドフラミンゴはかつて天竜人としてマリージョアに暮らしていたことがあります。人間と親睦を深めようとした両親の行いが天竜人からの反感を買ってしまい火炙りにされるなど酷い扱いをされていました。また、マリージョアの国宝の正体を知っている人物でもありローのオペオペの実の能力を欲しがっていました。
マリージョアに関係する人物②バーソロミュー・くま
バーソロミュー・くまは天竜人の奴隷でした。どれだけ痛みつけても何も感じないことから「無敵奴隷」と呼ばれ、革命軍と世界政府の抗争によって奴隷から解放されました。くまが奴隷にされた経緯は不明ですが改造人間になった理由と関係していると考えられます。
マリージョアに関係する人物③コアラ
コアラはかつて天竜人の奴隷として生活していました。奴隷生活によって感情を失っていましたが、15年前にフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団によって奴隷から解放され人としての尊厳を取り戻していきました。
マリージョアに関係する人物④ラフィット
ラフィットはクロコダイルが七武海を剥奪された後に、単独で警備網を潜り抜けてパンゲア城に潜入しドフラミンゴや海軍本部のセンゴクたちが揃う中に姿を現しました。その場で七武海の後任として黒ひげ海賊団とマーシャル・D・ティーチの名前を政府に伝えて姿を消しました。
マリージョアに関係する人物⑤フィッシャー・タイガー
フィッシャー・タイガーはタイヨウの海賊団の初代船長で奴隷となった魚人族を助けるためにマリージョアへ侵入しました。隆起しているレッドラインを素手でよじ登ったとされており、結果的に魚人族のみならずコアラといった他の奴隷も解放しました。
【ワンピース】マリージョアに対する世間での評判や人気
これまでマリージョアの場所や国宝の正体、事件の真相などについてまとめてきましたが、真実が隠されているマリージョアに対して読者はどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではマリージョアに対する読者からの反応について、SNSへ投稿されているコメントを参照し内容を確認していきます。
コブラ王殺害事件の時にサボはマリージョアの食糧庫を破壊しましたが、この行動が今後物語にどのような影響を与えるのか考察されていました。食糧を失った天竜人は人間から奪うことが予想されますが、奪う国によって物語の行く末が変わると思われています。
ネット上ではマリージョアに関係している人物としてシャンクスが注目されていました。シャンクスは五老星と密会するなど天竜人と面識がある様子を見せており、かつては天竜人としてマリージョアで暮らしていた可能性が高いと言われています。
天竜人の1人・ミョスガルド聖はオトヒメ王妃の親身な対応と言葉によって人間側についた天竜人で、読者の間では今後の活躍に期待が寄せられていました。しかし、1086話にて取り調べを受けた後に処刑されたと明かされ、読者の間で残念に思う声が多く寄せられました。
【ワンピース】マリージョアには謎が多かった
ワンピースに登場する聖地マリージョアは世界政府の支配者が集まる世界の中心地でした。虚の玉座に座れるイム様や保管されている国宝など、マリージョアには世界の真実が隠されていることは明確で今後物語において重要な場所になることは間違いないでしょう。
この記事のライター
zeile
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