【ワンピース】小紫の正体は光月日和？斬られたのに生きていたのはなぜ？

小紫とは、ワンピース「ワノ国編」にて登場する、ワノ国一の美貌を持つ花魁です。あまりに美しさに失神する者が後を絶たない程、その美しい容姿、高い教養で数々の男を虜にさせ、多額の金銭や高価な物を貢がれる人気の花魁です。ワノ国の将軍である黒炭オロチや、百獣海賊団のクイーンも小紫に惚れこんでいました。

ワンピースは週刊少年ジャンプで連載中の超人気少年漫画です。2022年には連載25周年を迎え、長きに渡り多くの国民から愛される海賊をテーマにした作品です。口にすると様々な異能を使いこなす事が出来る悪魔の実の能力を使用した多彩なバトルアクションが人気であり、扉絵や作中で張り巡らされる伏線が凄いと評判です。2022年は連載25周年を記念した劇場版「ワンピースフィルムレッド」が公開され話題を呼んでいます。

主人公のルフィは、幼少期に出会った友人・赤髪のシャンクスに憧れ、海賊王になる夢を抱きます。シャンクスの船に在った悪魔の実’’ゴムゴムの実’’を食べた事で全身ゴム人間となったルフィですが、ルフィが食べた悪魔の実は唯のゴム人間にする物だけではありませんでした。現在新世界編で四皇の一人カイドウを撃破し、着実に海賊王への道へと近付く麦わらの一味。ルフィが食べた悪魔の実の真相とは？世界政府の狙いとは？最終章に突入したワンピースから目を離せません。

ワンピース「ワノ国編」で登場した美しき花魁・小紫。小紫は作中、オロチの怒りを買い、手下の狂死郎に切られてしまいます。その後、死んだ筈の小紫は生存しており、小紫の正体が明らかとなりました。詳しく紹介していきます。

単刀直入に言うと、小紫の正体は光月モモの助の妹である、光月日和でした。20年前に黒炭オロチによって光月おでんが処刑され、光月家は壊滅状態へと陥ります。命辛々逃げおおせた光月日和は狂死郎一家が支配する遊郭へと匿われ、身を隠し名を変え、20年花魁の小紫として正体を隠し、生存していました。母親である光月トキが言った20年後に現れる若い勢力、そして弟である光月モモの助を待ち続けた20年間は想像を絶する長さであった事でしょう。

狂死郎の正体は、20年前に光月おでんに仕えていた家臣・ 傅ジローでした。オロチによって主君を殺された傅ジローは、あまりの怒りに顔が変わってしまい、そのお陰でオロチに気付かれる事なくオロチ城に侵入する事が出来たのです。20年後、オロチに気に入られた小紫の為に傅ジローは有る計画を企てます。それは小紫を死んだ事にして仲を引き裂くというもの。機会がいつ訪れるか不明だった為、傅ジローは小紫に常に血糊を衣服に仕込んでおくよう伝えていたのです。その為小紫は生存していました。

20年間、美しい花魁として生存してきた光月日和ですが、オロチは小紫の正体を知りません。小紫は美しさと高い教養、そして芸に優れた最高の花魁であった事から、オロチはゆくゆくは小紫を嫁に娶ろうとしていました。小紫のお付きであるトコがオロチに粗相を働いた際、オロチは激怒しますが小紫は「まだ幼子でありんす」と、オロチをビンタして止めようとします。そして無礼を働いたとして小紫は狂死郎に切られてしまうのですが、オロチは小紫を失ったショックで号泣し、引き籠る等、小紫を相当愛していました。

前述しましたが、狂死郎の正体はかつて小紫の父親である光月おでんに仕えた家臣、傅ジローでした。2人は20年間もの間、憎き仇であるオロチの傍に仕えながら、モモの助が来てくれる事を願って辛抱強く耐え続けたのでしょう。亡き光月おでんの意思を継ぐ為とは言え、多くの葛藤があったと思いますが、2人は協力し合いながら、いつか訪れるカイドウを撃破する決戦の時まで我慢し続けていたのです。

小紫の主だった能力は今のところ不明ですが、母の光月トキと同じく’’トキトキの能力’’を持っている可能性があります。小紫の母親であるトキは、遥か昔の時代に生まれた人物であり、未来から未来を旅してきた、と話しています。トキが亡くなった後、悪魔の実であろう’’トキトキの実’’が再びこの世に存在し、それを小紫が母の遺志を継いで食べているとすれば、十分に考えられる話です。

ワンピース「ワノ国編」での作中、何かと共に行動する事が多い小紫とゾロ。元々は小紫が襲われていた所をゾロが助けたのが切っ掛けです。その後、傷を負ったゾロを小紫が看病し、そして小紫はゾロへ自らの正体を打ち明けました。ゾロは何かと小紫を気にかけている様なシーンもあり、小紫とゾロの関係について気になる方も多いのではないでしょうか？2人の関係を考察していきます。

小紫とゾロは同郷ではありません。しかし、ゾロはワノ国に祀られる「霜月家」と数多くの接点があります。霜月家とは、スリラーバーク編でゾロが戦った、「霜月リューマ」の血族であり、名刀「秋水」の持ち主でした。また、ゾロの故郷「シモツキ村」は、かつてワノ国から逃れた霜月コウ三郎が築いた村である事が判明しており、この事からゾロは「霜月家」と関わりが深い事が挙げられます。同郷ではありませんが、ゾロはワノ国に不思議な繋がりが有る事が分かります。

作中で小紫とトコをゾロが助けた際、小紫は頬を赤らめて「なんて強さなの」と言うシーンや、看病して添い寝までする小紫の様子を見ると、ゾロに対し好印象を抱いている事は確かでしょう。ゾロは小紫が危険に晒されるとそれまで戦っていたオロチや狂死郎を放って助けに行くシーンがありますが、それが恋愛感情であるかと言うと別物であると思います。また作者の尾田先生は「恋愛シーンは描かない」と話しているので、小紫とゾロが恋愛関係になる可能性は低そうです。

ワノ国で暮らす人々の為に悪女を演じていた美しき花魁・小紫。その正体は、光月おでんの娘、光月日和でした。憎きオロチの傍に仕えながらも、武士の娘として気高い精神で日々を耐え忍んでいました。そんな小紫の名言を紹介していきます。

小紫へ好意を寄せていたびん豪から、多額の金を受け取っていた小紫のセリフです。小紫を身請けしようと仕事や家族を犠牲にしてお金を集めていたびん豪でしたが、小紫に上記のようにあしらわれてしまいます。このまま見ると小紫はとんでもない悪女の様に思えますが、実はお金を騙し取った男達はワノ国の民に危害を加える悪どい連中で、小紫はそんな男たちから奪った金を裏で貧しい村に与えていたのです。小紫の高い演技力が窺えるセリフです。

ゾロと添い寝した後に言ったセリフです。とても確信犯であざといセリフですが、ゾロは全くと言っていい程相手にしていませんでした。

まだ傷の癒えないゾロを止めようとした際のセリフです。その直後、怪我をしている方の肩を小紫が掴んでおりゾロに怒られるという展開でした。小紫は少々天然な所がある事が窺えます。

性別問わず、国中の老若男女を虜にする絶世の美女・小紫。小紫の正体は光月日和である事が明らかになりました。そんな小紫の声は誰が担当しているのでしょうか？紹介していきます。

小紫の声優を担当されているのは水樹奈々さん。水樹奈々さんは歌手としても有名で、かつて紅白にも出場した事もある超有名声優さんです。水樹さんは当初歌手を目指して活動されていましたが、声優デビューの方が早く、デビュー作は1998年に発売されたゲーム「Norl～La neige～」の門倉千紗都役でした。水樹さんは大のゲーム好きで知られており、この作品が好きで志願し初めてのオーディションで受かったと話されています。

水樹さんは少女から女性、少年まで幅広い役をこなす声優です。有名なアニメに数多く出演されており、聞いた事がある人も多いのではないでしょうか？また、水樹さんは歌唱能力も高く、自身が出演するアニメの主題歌を担当される事も多いです。

ワンピース三大美女と評される小紫。なんとその正体は光月日和であり、何年もの間、オロチの隙を狙いながら傍に仕えていたのです。狂死郎に殺害されたと思いきや、実は生存していた展開は読者を驚かせました。そんな小紫に対する世間での評判や人気を紹介していきます。

可憐で美しい見た目とは裏腹に、強い信念を持ってオロチと向き合う小紫は強い女性と言えるでしょう。長年正体を隠して生きていた事も賞賛の声が上がっていました。

小紫の美しさの虜になっている読者も多数見られました。

小紫の能力について考察している読者も多く見られています。小紫の正体は光月日和である事が判明した為、やはり母親譲りの’’トキトキの能力’’を受け継いでいるのでしょうか？

狂死郎に斬られた小紫は生存しており、正体は光月おでんの愛娘・日和でした。仇である筈のオロチの傍に20年仕え、決戦の時を耐え忍んだ小紫は美しくも強い女性でした。20年の辛苦が実を結び、ルフィ達’’最悪の世代’’の海賊団によってカイドウは倒されワノ国に再び平和が戻る事でしょう。ワノ国は今後も物語の展開上再登場しそうなので、小紫の能力や活躍を拝める日が来るかも知れません。