【ワンピース】ココロは魚人と人間のハーフ？名言や名シーンを紹介

ワンピースには数多くのキャラクターが登場していますが、その中でもココロはインパクトの強い存在として知られています。ここではココロのプロフィールをまとめていき、彼女の人物像を明らかにしていきます。また、ココロが登場している作品『ワンピース』について併せておさらいしていきます。

ココロはウォーターセブンの海列車シフト駅の駅長を務めている女性です。見た目はかなり大柄で、性格も豪快で姉御肌気質。過去にはトムズワーカーズの美人秘書を務めており、アイスバーグやフランキーたちと顔見しりです。常にハキハキとした喋りをするのが特徴的で、アルコール中毒のため呂律が回らないことが多々あります。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢とロマンを追い求める冒険物語が描かれており、劇的なストーリーと能力者同士のバトルシーンが人気を博しています。2022年8月には全世界累計発行部数5億部を突破しており、ギネス世界記録にも登録されています。

かつてこの世のすべてを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー。彼の死に際にひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の在り処が語られると、人々は海へ漕ぎだし大海賊時代が始まりました。麦わら帽子をかぶった少年、モンキー・D・ルフィもその時代に海賊になっていると、彼は海賊王になることを夢見て果てしない冒険の旅に出ます。

ここからはココロが魚人と人間のハーフと言われている理由とササキとの関係性についてまとめていきます。ココロはワンピース初登場時、奇抜な見た目で読者たちに強い衝撃を与えましたが、その正体やササキとの関係にはある秘密が隠されていました。

ココロの正体は人間に化けたシラウオの人魚です。ワンピース世界で登場している女性の人魚はみんな、一定の年齢を超えると尾ひれが2つに分かれて地上で生活できるようになるとされています。

ココロは酒好きでふくよかな体型、そして正体が人魚という特徴を持っていますが、これと同じ特徴を百獣海賊団のササキも持っています。ササキの容姿は3mを超える長身と大きな体つきをしており、酒瓶を片手に持つ姿がココロと類似しています。原作で2人の関係性が語られているわけではありませんが、ネット上ではササキはココロの息子なのではないかと噂されています。

尾ひれが2つに分かれたことで人間の足を手に入れたココロでしたが、彼女はルフィたちが海水に溺れてしまった時、足を人魚のヒレに変えて彼らを助け出していました。その後、陸上で目を覚ましたルフィたちの前では人間の足に戻っていたので、恐らくココロは陸上の時と海中の時とで足とヒレを自由に変えられるのでしょう。

シラウオの魚人だったココロは、ウォーターセブンで出会った男と結婚したため陸上で生活するようになりました。結婚したきっかけなどは描かれていませんが、トムズワーカーズに加入したばかりの頃はスタイル抜群の美人だったと語られています。

ここからはココロの名言や名シーンについてまとめていきます。ココロはワンピースの主役キャラではありませんが、豪快で男前な性格から放たれるセリフがカッコイイと評判を受けています。ここでは特に人気のあるセリフを4つ紹介していきます。

ココロの登場シーンは麦わらの一味にとって初めて人魚と出会った場面でした。人魚なのに人間の足をしていることに疑問を持った彼らに、ココロは上記のセリフで説明してあげ、読者にも衝撃を与えたのでした。

トムズワーカーズで飼われていた巨大カエルのヨコヅナは、いつも海列車に喧嘩を挑んでは毎回跳ね飛ばされてきました。かつてトムを守れなかった悔しさから海列車に挑み続けていたヨコヅナでしたが、彼が挫けそうになった時にとっさに出たココロのセリフが上記のものでした。

バスターコールから麦わらの一味を守るため、1人で犠牲になる選択をしたロビン。彼女はCP9に捕縛され、世界に1台しかない海列車でエニエス・ロビーに連行されてしまいます。それを追いかけようとするルフィたちを見て心を動かされたココロは、上記のセリフを言って世に出ていないもう1つの海列車、ロケットマンを貸してあげたのでした。

CP9ブルーノとの激闘の末勝利を掴み取ったルフィ。司法塔へたどり着きロビン救出に向かっていたココロはその光景を目にすると、孫のチムニーに向かって上記のセリフを話しました。ルフィたちに期待を寄せているココロの人柄が表れた名言です。

ここからはアニメ版ワンピースにてココロの声を担当した声優についてまとめていきます。漫画だけでなくアニメ作品としても注目されているワンピースですが、そこでココロを演じた声優は他のワンピースキャラも演じている声優さんです。

アニメ版にてココロを演じていた声優は真山亜子（まやまあこ）さんです。2003年までは水原リンとして活動していた声優で、役者を目指すためだけに上京したという高い志の持ち主です。女性ながらハスキーボイスが魅力的で、中高年の女性や少年役などをよく演じています。

真山亜子は芸名であり、本名は川人康代（かわんどやすよ）です。1958年11月15日の岐阜県生まれ。血液型はA型、身長は152cm、現在の所属事務所はケンユウオフィスです。大学進学の頃から役者の道を志しており、当時は父の反対を押し切ってまで上京しました。東京で演技のスキルを磨いていくと声優の話を持ち掛けられ、1980年代にデビューを果たします。

これまでココロに関する情報をまとめてきましたが、このキャラクターに対してワンピースを愛読しているファンたちはどのように思っているのでしょう？ここではココロに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ネット上で最も多くあったコメントは、ココロの理想と現実のギャップに驚く内容のものでした。美人人魚と評判になっていたココロの話に期待が高まり、いざその姿を目にした時にその期待がすべて崩され、逆の意味で記憶に残ったという人もいました。

ココロを初めて見た麦わらの一味たちはそれぞれ別々の反応を見せており、それを面白く感じている人もいました。基本的にルフィたちは幻想を砕かれたことでショックを受け、サンジに関してはトラウマを植え付けられる描写がされていました。

ココロとササキの関係性についてはネット上でしばしば噂されているようです。2人の見た目が似ていることから親子説が出回っていますが、原作ではそういった記述が一切なく、あまり信憑性が高くないのが実状です。

ここからはココロがもしも〇〇だったらについてまとめていきます。ワンピース世界ではシフト駅の駅長として活躍していたココロでしたが、そんな彼女が我々の生きる現代社会に実在していたらどのような存在になり得ていたのでしょう？具体的な想像を、原作で見せた言動や性格などを参考にして考察していきます。

ココロが母だった場合、ワンピース世界のものと何も変わらないと思います。元々豪快な性格で物事をストレートに話す人物であるため、環境が現代社会に移り変わっても特別変化することはないでしょう。父親や子ども、孫との関係を良好に保ち、頼りになる存在になっていると考えられます。

ココロとヨコヅナの関係性を見てみると、海列車に挑み続ける姿を見ているだけで、ココロは人間の言葉を話せないヨコヅナの心情を見事に見抜きました。このことから、人の感情を読み取ることに長けていると考えられるため、ココロが学校の教師だった場合、生徒たちの心情や悩みを敏感に察知できる、人格者のような教師になっていると思います。

シフト駅の駅長を務めていたココロであれば、大抵の仕事や業務は手早く済ませられることでしょう。その仕事ぶりが後輩たちの目に映ってとても慕われる存在になっていると思います。持ち前の姉御肌も発揮すれば、周りからの信頼もすぐに厚くなりそうです。

ワンピースに出てくるココロという人物は、ルフィたちが想像するような美人人魚ではなかったものの、人柄や性格といった内面に強い魅力を持っていました。今後、ワンピース原作にてココロが再登場する可能性は少し低いかもしれませんが、また彼女の活躍が見たいというファンは多くいることでしょう。