【ワンピース】キングの素顔が判明!ルナーリア族との関係性とは?
ついにクライマックスを迎えたワノ国編では、ゾロVSキングの対決にも注目が集まりました。中でも多かったのが「キングの素顔がイケメンすぎる」という意見です。当記事ではキングの正体と、素顔を隠す理由について解説しています。キングの強さの理由にも迫っていきましょう。
目次
キングとは?
キングはワノ国編に登場した敵で、ゾロと対峙したキャラクターです。全身に鎧のようなスーツを纏い、長らくの間その素顔は隠されていました。本項目では、まずキングのプロフィールやワンピースのあらすじなど、基本情報を伝えていきます。考察を深める前に、おさらいをしておきましょう。
キングのプロフィール
- 本名:アルベル
- 年齢:47歳
- 身長:613cm
- 誕生日:12月1日
- 血液型:S型
- 懸賞金:13億9000万ベリー
『火災のキング』の異名で知られるアルベルは、6メートルを超える巨漢です。背中には炎が燃えており、黒い羽が生えています。ルフィと同じく悪魔の実の能力者であり、その能力はリュウリュウの実、モデル・プテラノドン(動物系古代種)です。後述しますが、希少種族である『ルナーリア族』の生き残りであり、彼が素顔を隠す理由はそれに起因します。
キングは百獣海賊団のメンバー
キングはカイドウ率いる『百獣海賊団』の実質NO.2であり、カイドウの右腕的存在です。『旱害のジャック』『疫災のクイーン』と並んで組織の『大看板』と呼ばれています。幼少期にカイドウに声をかけられて共に行動するようになり、百獣海賊団の中では最も古株で、カイドウとの絆も深い船員です。最高幹部として部下に的確な指揮をとる姿も描かれています。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎により、1997年から週刊少年ジャンプにて現在も連載されている大人気作品です。これまでにテレビアニメを始め、映画や歌舞伎などのメディアミックスが実現し、実写版の公開も予定されています。2015年には”最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ”でギネス世界記録に認定されました。日本にとどまらず、世界中で愛されているシリーズです。
ワンピースのあらすじ
ゴムゴムの実を食べた全身ゴム人間の少年・麦わらのルフィは、偉大な海賊・シャンクスに憧れ、17歳になると海へ出ます。夢は「ひとつなぎの大秘宝・ワンピースを手にいれ、海賊王になること」です。ルフィは冒険先で仲間に出会い、それぞれの夢を叶えるため船に誘います。そして海軍に追われながらも、行く先々で強大な敵を倒し、夢へ一歩一歩近づいていくのです。
キングの素顔が判明!イケメンすぎる?
ワノ国編が佳境を迎えたところで、長い間隠されていたキングの素顔がついに明らかになりました。その正体は多くのファンの予想を超えるイケメンであり、一時ネットは騒然としました。ここではキングの素顔と、正体を隠している理由について解説します。
キングの素顔が判明したのは何話?
キングの素顔が判明したのはコミックス102巻1035話”ゾロVSキング”です。キングの背中の火が消えた時、動きのスピードは速くなるものの防御力は落ちることに気づいたゾロが一撃を与えました。するとキングは割れたマスクをバリバリと引き剥がし、そのイケメンな素顔を見せました。
キングの素顔はイケメンでかっこいい
マスクを取ったキングは、褐色肌に白髪で、左目周辺にタトゥーがありました。整った目鼻立ちをしており、非常に端正な顔立ちです。この正体には読者はいい意味で予想を裏切られたらしく、「イケメンすぎる」と話題が集中しました。しかし、彼はなぜ素顔を隠していたのでしょうか。そこには並々ならぬ理由が潜んでいます。
キングが素顔を隠していた理由
キングが正体を現した時、部下たちはその特徴を見て「政府に知らせれば1億ベリーもの報酬が下るあの種族では?」と噂をします。これを耳にしたキングは、すかさず部下を炎で攻撃し、口封じを図りました。口封じをしたと言うことは、部下たちの発言を事実と認めたことになります。キングはそうまでして正体を知られたくないようです。一体どのような種族なのであり、どんな理由があって正体を隠すのでしょうか。次項に続きます。
キングの正体はルナーリア族?関係を考察
キングの見た目の特徴は全て『ルナーリア族』の特徴だと言えるようです。ワンピース作中ではクイーンの口から初めてその存在が明らかになりました。キングの正体を知ると、クイーンの発言はキングへの当てつけであり、伏線であったと考えることができます。では、キングがひた隠しにしてきたその正体『ルナーリア族』とは、一体何なのでしょうか。囁かれている考察を含め、解説します。
ルナーリア族とはどんな種族?
褐色肌、白髪、黒い翼、発火する体などは全てルナーリア族の特性のようです。「あらゆる環境下でも生存できる怪物」と称されるほどの強さを持ちながらも絶滅したという謎の多い種族で、報告のみで1億ベリーと言うのも事実のようです。マルコによると、かつてレッドラインには”神の国”があったとのことです。後述しますが、この時の”神”というのがルナーリア族ではないかと考えられています。マリージョアができてからは神=天竜人とされていますが、その昔はルナーリア族が神だった可能性があるのです。
ルナーリア族は月の民と関係がある?
ルナーリアは、ラテン語に訳すと「月のような」という意味になります。ワンピースでは”月”は非常に重要なキーワードです。ワンピースお馴染みの表紙連載『エネルのスペース大作戦』では、月の民が資源を求め青い星にやってきたことが描かれています。また、かつてレッドラインにはマリージョアができるはるか昔にルナーリア族が住んでいたと言われています。このことから、青い星に来た”月の民”であるルナーリア族が、レッドラインに居住を構えたのではないかと考えられているのです。
ルナーリア族は空島と関係がある?
『エネルのスペース大作戦』では、”太古の月の人”として翼を持った人の壁画が描かれている場面があります。さて、ここで注目したいのがエネルの出身地でもある空島です。空島の住民は、白い翼を持っています。ここから、青い星にやってきた”月の民”であるルナーリア族が、空島に降り立った可能性もあると考えられているのです。
ルナーリア族は太陽の神ニカと関係がある?
ルナーリア族が月にルーツがあると考えれば、対になる存在は”太陽”ではないでしょうか。ここで注目したいのが、キングがジョイボーイを待ち望んでいたことです。ジョイボーイは、ニカの能力者であった可能性が高いと推測されています。つまり、”月の民”であるキングが望んでいたのは”太陽の神・ニカ”であるということになります。世界政府がニカの存在を危険視していたのも、ルナーリア族が絶滅したのも、マリージョアの繁栄と考えれば辻褄が合うのです。
ルナーリア族はキングだけ?
さて、ワンピース作中では「キング=ルナーリア族」であることが明らかになっていますが、他にルナーリア族はいるのでしょうか。実は、その筆頭にあがっているのがサンジです。サンジはルナーリア族の特性である”発火”を利用した技を持っているという理由で、ルナーリア族と関連があると予想されています。しかし、サンジの父はジェルマの王・ジャッジであるため、ルナーリア族の血を引いているのは母・ソラの方である可能性があると考えられているようです。
ルナーリア族のキングとマゼランは関係がある?
全身を黒服で覆い、背中に翼を持つキャラクターと言えばキングの他にマゼランがいます。特徴的な風貌からマゼランも人間以外の種族で、ルナーリア族の可能性もあると言われているのです。余談ですが、キングもマゼランも共に47歳であるという共通点もあります。同年齢という理由から、「2人が兄弟もしくは親戚関係にあるのでは」と考察する人もいるようです。
キングの能力や強さ
ここまでは主に、キングがルナーリア族であるということに関して解説してきました。では実際に、キングはどれほどの実力を秘めているのでしょうか。ルナーリア族の特性以外に、どのような力があり、どんな悪魔の実の能力を持っているのかを解説します。
キングの悪魔の実の能力
キングの悪魔の実は、『リュウリュウの実モデル・プテラノドン』です。動物(ゾオン)系悪魔の実の中でも希少とされる古代種にあたり、プテラノドンに姿を変えて戦うことができます。変身した際にはスピード・パワーともに格段に上がり、ビッグマムの船を一瞬のうちに撃ち落としてしまいました。更にサンジは、レイドスーツを纏っているにも関わらず嘴で捕らえられ、大きなダメージを受けています。
キングの強さ
悪魔の実の能力と種族の特性とが複合的に作用することで、よりキングの強さを増幅させています。耐久力にも目を見張るものがあり、ゾロの斬撃にも一才ダメージを受けていない様子でした。これには流石のゾロも「どうやって倒すべきか」と苦心しています。カイドウの右腕的存在だけあって、その実力も組織内でNO.2だと考察されています。
キングの必殺技の名前が面白い
イケメンで破格の強さを誇るキングですが、技名が面白いというギャップもあります。例えば『貂自尊皇(テンプラウドン)』は、”天ぷらうどん”が由来になっており、他にも『御守火龍皇(オオモリカリュウドン)』=”大盛りカレーうどん”、『天翔龍皇(アマカケリュウドン)』=”甘かけうどん”など遊び心溢れるネーミングの技があります。
キングの懸賞金額はいくら?
キングの懸賞金は13億9000万ベリーです。ワノ国討ち入り時点でのルフィの懸賞金は15億ベリーなので、ほぼ同程度と考えて良いでしょう。しかしながら、キングはマスクで自らの正体を隠していました。ルナーリア族であるという正体が公になった場合、その金額は更に跳ね上がると推測することができます。報告するだけでも1億ベリーという情報から、約15億ベリーほどになると考察されています。
キングの活躍や死亡説
ワノ国クライマックスで、キングはゾロに敗北しました。カイドウがルフィに敗れたことで、完敗を喫した百獣海賊団はその後どうなったのでしょうか。ここではキングの活躍と、その後について解説と考察を深めていきます。
キングの活躍をネタバレ
キングはワンピースの中でも新参のキャラクターですが、物語の中でカイドウとの関係性、イケメンな素顔を隠す理由、迫力あるバトルなど非常にバラエティ豊かに描かれています。そんなキングの登場シーンと活躍を、時系列にそって掘り下げていきましょう。
ネタバレ①カイドウに助け出される
ルナーリア族であるキングは迫害を受け過酷な幼少期を過ごしています。そんなある日、人体実験中のキングはカイドウと出会いました。カイドウは拘束されるキングを海賊団に勧誘します。キングは「世界を変える」と断言するカイドウに惚れ込み、カイドウについていくことを決心しました。『キング』という名はこの時カイドウに名付けられたものです。以来キングは、カイドウこそが海賊王になると信じています。
ネタバレ②ワノ国編で初めて登場する
キングの初登場はコミックス92巻925話「ブランク」です。ワノ国鬼ヶ島にて、クイーンと共にジャックを叱責するシーンで初めて登場します。ジャックはキング・クイーンと共に『大看板』ですが、このシーンからはっきりした上下関係があることが読み取れます。ちなみにこの場面はクイーンも初登場です。2人はいがみ合っており、犬猿の仲である様子が描かれています。
ネタバレ③ワノ国での決戦でマルコと対決
ワノ国にやってきたマルコは、キングとクイーンという百獣海賊団の最高幹部2人を一度に相手にすることになります。マルコは元白ひげ海賊団のNO.2であり、最高幹部同士の対決がここで実現するのです。ですが、さすがのマルコも大看板2人を一度に相手にするは限界だった模様で、麦わらの一味のゾロ・サンジのコンビがやってくるまで持ち堪えたところで、2人にバトンタッチしました。
ネタバレ④ワノ国での決戦でゾロに敗北
対マルコ戦後、間髪入れずにゾロ戦がスタートしました。キングの圧倒的なパワー・スピード・耐久性に、ゾロは序盤、大苦戦を強いられます。ルナーリアの特性と悪魔の実の能力を存分に生かしながら、剣士であるゾロに対しキングも剣で対抗します。終盤、キングの体の仕組みを理解し始めたゾロは、次第に有効な斬撃を与え始めました。そしてキングは『御守火龍皇』で止めを刺そうとしますが、ゾロが放った『閻王三刀龍一百三情飛龍侍極』によって敗れます。
キングの死亡説や現在
ゾロとの対決に敗れ、ルフィ対カイドウの決着がつき、ワノ国がカイドウとオロチの支配から解放された後のことです。『兎丼』の元囚人採掘場に百獣海賊団のメンバーがおり、そこに海軍大将の緑牛が訪れます。緑牛の目的は麦わらのルフィの首でしたが、百獣海賊団が緑牛を攻撃し、返り討ちにあったことが緑牛の発言から推測できます。この時キングも緑牛の能力によって、植物の触手を胸に刺され力を吸い取られていました。
キングの裏切りの可能性はある?
百獣海賊団は麦わらの一味たちによって壊滅させられましたが、今後キングがカイドウを裏切る展開はあるのでしょうか。カイドウに恩を感じ、カイドウこそが海賊王にふさわしいと慕っていたキングがカイドウを裏切る可能性は、極めて低いと考える人も多いことでしょう。しかし当のカイドウは、海賊は裏切るものであると赤鞘に話しています。キングにカイドウの考えが根付いているとすれば、キングが今後裏切る可能性は”無きにしも非ず”と言えるのかもしれません。
キングの声優
キングは素顔のかっこよさもさることながら、イケメンボイスであることも高く評価されています。ここではそんなキングを演じる声優のプロフィールと、ワンピース以外の出演作について紹介します。
キングの声優は「田村真」
キングを演じる声優は、田村真(たむら・まこと)さんです。田村さんはテレビアニメ以外にも実写吹き替えを多く担当しており、ドラマの出演経験も豊富です。また、舞台出演やナレーションなど、幅広く分野で活躍しています。
田村真のプロフィール
田村真さんは1975年4月11日生まれの47歳(2023年2月時点)です。出身地は富山県で、掛樋(かけひ)プロダクションに所属しています。2009年に吹き替えで声優デビューを果たすまでは、俳優として活動していました。
田村真の主な出演作品
前述した通り、田村さんは吹き替えで多く活躍しています。特にチャドウィック・ボーズマンを担当することが多いようです。ちなみに、ワンピースではキングの他にシードル(アニメオリジナルキャラクター)を担当したこともあります。2022年には「平家物語」「キングダム」「転生したら剣でした」などのアニメに出演していました。
キングの素顔に対する世間での評判や人気
やはり多く見られたのは「キングの素顔がイケメンだ」という意見でした。実年齢よりも若く見え、ワンピース作中でも珍しい褐色肌のキャラクターということで、強く読者の印象に残ったようです。素顔が判明してから決着までが早く、「もっと素顔で活躍するシーンが見たい!」と惜しむ声もあがっています。また、正体を隠す深い理由についても注目が集まっているようです。
キングの仮面を外した姿には、整った顔立ち、タトゥー、サイドを刈り上げた髪型といった特徴があります。これらの特徴から「キングの素顔が東京リベンジャーズのドラケンに似ている」という意見も複数見られました。
ジャンプ本誌でキングの素顔が明らかにされて以降、ワンピースの公式Twitterでもキングの素顔が公開されました。このことについて、単行本派のファンからは「ネタバレだ」「見たくなかった」との声が相次いでいました。キングの素顔に多くのファンが関心を寄せていたことがわかります。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
キングの素顔はイケメンだった
いかがでしょうか。キングは百獣海賊団のNO.2であり、最強生物と称されるカイドウの右腕と言えるキャラクターです。長らくその素顔はマスクで覆われていましたが、ゾロとの勝負の終盤でついに明らかになりました。そのイケメンっぷりに、ネットは盛り上がっています。また、キングの正体がルナーリア族であり、イケメンな素顔を隠す理由も分かりました。しかしルナーリア族についてはまだ謎が残っています。ルナーリア族について語られる時、キングの再登場も期待できるかもしれません。
顔を隠している理由と人体実験を受けていた悲惨な過去も衝撃だったけど。
この記事のライター
HAYASHI*M
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