【ワンピース】イム様の能力を徹底考察！悪魔説の真相は？五老星についても

イム様とは、『ワンピース』に登場するキャラクターであり、世界政府最高権力者の五老星より上に君臨する人物です。1000話を超える『ワンピース』で、数回しか登場していないため、正体が判明していません。まずは、イム様のプロフィールを紹介します。

イム様は、聖地マリージョアのパンゲア城にいる姿が初登場です。赤い目をしており、地面を引きずるほど長いローブを羽織った姿をしていました。女性とも捉えられるようなシルエットをしています。世間に知られてはいけない存在であるため、イム様を認識しているのは一部の人間のみです。

『ワンピース』は、1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている漫画です。1999年から放送開始したアニメ『ワンピース』は、2021年11月で1000話を超えました。2021年には、単行本の累計発行部数が4億冊を超えています。作品の影響力は並外れており、USJでショーが開催されたり、歌舞伎の演目になったり、実写ドラマになったり、多くの人から愛されている作品になりました。

ひとつなぎの大秘宝を求め海賊になった主人公・ルフィは、単身で海へと繰り出し、行く先々で仲間を見つけます。ルフィを船長とする麦わら海賊団は、新世界へと足を踏み入れました。新世界は四皇が君臨する過酷な海であり、今までの常識が通用しない世界だったのです。2年の修行を経て力を付けた麦わらの海賊団は、新世界であらゆる猛者たちを相手にするのでした。

イム様の強さは、五老星を従える存在であるため、悪魔の実の能力者であると推測されます。『ワンピース』では、イム様が姿を変えて攻撃を受け止める姿が描かれているのです。ここでは、イム様の能力について考察し、強さに迫っていきます。

イム様は、悪魔の実の能力者である可能性が高いと推測されます。配下の五老星が、姿を変えて戦っているシーンがあります。また、イム様は姿を変えて潜伏していたサボの攻撃を受け止めていました。以上のことから、イム様は能力者であると推測されます。

世界政府の最高権力を握っている五老星の上に立つ存在のイム様は、五老星以上の強さを持つと推測されます。五老星と対峙したサボは、その状況を地獄と表現していました。また、イム様はまわりからの忠告を聞き入れず、誰も座ってはいけない「虚の玉座」に座ったのです。イム様には、絶対的な権力と強さがあると推測されます。

イム様は四皇であったカイドウのような、神話に登場するドラゴンをモデルとする悪魔の実の能力者であると推測されます。マリージョアでは「虚の玉座」にてサボの攻撃を、獣のような大きな口で食べてしまいました。また、天竜人をも従える人物でもあり、わざわざマリージョアに住んでいる人を天竜人と呼んでいるところから、イム様の能力には竜が関係していると推測されます。

イム様には、ウミウミの実の能力者説もあります。理由は2つあり、1つは名前を「IMU」と変換し逆から読むと「UMI」、つまり海（ウミ）になるためです。『ワンピース』は海がメインになる物語のため、世界の王であるイム様の能力は海に深い関りを持つと推測されます。2つ目の理由は、海軍大将・緑牛の「海が最も偉大な存在である」という発言です。モリモリの実の能力者である緑牛は、自然が海の次であることを強調していました。イム様は海を支配する能力があると推測できるのです。

姿を変えた描写があるイム様には、ゾオン系の能力者説がありますが、ヒトヒトの実・モデル悪魔の能力者であると推測されます。太陽の神ニカと対峙する場合、現在神的存在の天竜人と、神の天敵であるDの一族の構造が一致しません。しかし、ワンピースを見つけた時、世界がひっくり返ると言われています。Dの一族と敵対していたイム様は、太陽の神と対峙することになるため、ヒトヒトの実・モデル悪魔であると推測されるのです。

『ワンピース』第906話から登場したイム様は、次第に正体が明らかになってきています。第908話では、五老星たちとの関係が描かれており、イム様は五老星から敬意を払われていました。また、手配書や写真を用いて意味深な行動をしているのです。ここでは、イム様の正体について考察します。

イム様の配下として五老星が登場します。世界政府の最高権力を握っている五老星のさらに上に位置するのが、イム様なのです。現に『ワンピース』第908話では、イム様に頭を下げる五老星の姿が描かれています。

『ワンピース』では、イム様や五老星に従っている神の騎士団という存在が、第1086話で描かれました。彼らは天竜人の審議に介入できる存在として登場します。同じ天竜人へ被害を加えるように指示した罪で、神の騎士団は天竜人・ミョスガルド聖を処刑しました。イム様の存在は世間に知られていないところから、イム様直属ではなく、五老星直属の部隊であると推測されます。

イム様は、800年前のアラバスタ王国を統治していたリリィ女王を知っているような発言をしていました。かつて世界政府をつくった20人の中にいたアラバスタ王国のナフェルタリ家は、マリージョアに住むことを拒んだのです。リリィ女王は800年前に大失態を犯したとイム様が口にしました。イム様とリリィ王女は、深い関係にあると推測されます。

イム様とネフェルタリ家の人間であるビビは関係があると推測されます。800年前のアラバスタ王国を治めていたリリィ女王をイム様は、知っていたのです。また、ビビはリリィ女王の血族にあたります。イム様はビビの写真を手に取って、何か考え事をしていました。ビビの姿を見て何かを思ったイム様は、今後、ビビと関わってくると推測されます。

『ワンピース』第908話にて、パンゲア城の花の部屋にいたイム様は、ルフィと黒ひげの手配書を切り刻んでいました。神の天敵と言われているDの名の付く者である2人は、イム様にとって警戒すべき存在なのだと推測されます。

『ワンピース』第908話にて、ルフィと黒ひげの手配書を切り刻んだ場所に、魚人島の人魚姫・しらほしの写真があり、剣が突き刺さっていました。しらほしは、古代兵器・ポセイドンであることが明らかになっています。イム様は、海王類を動かせる力を持つしらほしを警戒している様子でした。

『ワンピース』では、イム様が「花の部屋」と呼ばれる場所に訪れたり、「虚の玉座」と呼ばれる場所に座っているシーンが描かれています。花の部屋や虚の玉座とは、どのような場所なのでしょうか。イム様が登場する場所について考察します。

花の部屋とは、マリージョアのパンゲア城内にある場所です。城内にいる衛兵たちは、花の部屋を指していると思われる場所のことを幻の部屋と表現しています。作中では、イム様が部屋の中で蝶と戯れているシーンが描かれていました。イム様の存在と同様に、知られてはいけない場所であると推測されます。

虚の玉座（からのぎょくざ）とは、聖地マリージョアのパンゲア城にある誰も座ってはいけない玉座を指します。誰も玉座に座らない、つまりたった一人の王がいないことを意味するのです。座らないことが平和の証になっています。世界の権力者としては、五老星が君臨していることになっているのです。

巨大な麦わら帽子は、マリージョアの国宝と推測されます。『ワンピース』第906話では、イム様が巨大な麦わら帽子の傍にいるシーンが描かれていました。巨大な麦わら帽子は、厳重に閉じられていた扉の中にあったのです。ドフラミンゴはローと対峙した際、マリージョアにある国宝を利用すれば、世界の実権を握れると発言していました。世界の実権を握れる力である巨大な麦わら帽子は、古代兵器ウラヌスと推測されます。

イム様の能力を悪魔の実の能力を無効化する力だと予想する意見がありました。元四皇のカイドウが「覇気がすべてを凌駕する」と発言していることや、天竜人が海から遠い陸地・マリージョアに住んでいることから、イム様が悪魔の実の能力から聖地を守る力を持っていると推測しています。

イム様や五老星の詳細が見えてきてため、彼らの強さがあれば海賊を滅ぼせたのではという意見がありました。イム様の強さは、まだ明確ではないですが、五老星はサボとの戦闘で姿を変える描写があるのです。人獣型の姿になる五老星もいることから、仮にイム様と配下の五老星が四皇と戦えば、大海賊時代を終焉できていたと読者は推測しています。

イム様がビビのお母さんの体を乗っ取っているという意見がありました。世界会議の後、イム様と接触したアラバスタ王国のコブラ王は、イム様の姿を見て驚愕しています。また、800年前のアラバスタ王国を治まていたリリィ女王は、マリージョアに済まなかった唯一の人物ですが、アラバスタ王国に帰ってきていません。以上のことから、アラバスタ王国に関係のある人物の姿をしていると推測されています。

五老星の上に君臨するイム様の能力は不明でした。しかし、サボの攻撃を簡単に防ぐ強さや、Dの一族を敵視しているなど、徐々に正体が明らかになってきています。コブラ王と話している時は、正体がばれることを危惧して詮索するのを止めるように言っていました。五老星もネフェルタリ家について、800年前の裏切り者と表現しています。イム様の正体やネフェルタリ家との関係を知りたい方は、『ワンピース』の最新情報をチェックしておきましょう。