【ワンピース】ゴムゴムの実の能力や正体とは?ロジャーも食べていた?
『ワンピース』に登場するゴムゴムの実は、序盤から登場する有名な悪魔の実です。本当の名前が明かされたことにより、その正体を考察するファンも増えました。本記事では、『ワンピース』のゴムゴムの実の正体や能力、ゴムゴムの実を食べた可能性があるキャラなどを紹介します。
目次
【ワンピース】ゴムゴムの実とは?
『ワンピース』といえば、悪魔の実である「ゴムゴムの実」が有名です。ゴムゴムの実には秘密が多かったのですが、『ワンピース』のコミックスではその秘密が次々と明らかになってきています。まずは、ゴムゴムの実の秘密にせまる上でも必要な、基本情報について見ていきましょう。
ゴムゴムの実はルフィの悪魔の実
ゴムゴムの実は、ルフィが食べてしまった悪魔の実のひとつです。当時7歳だったルフィは、赤髪海賊団が敵船から奪った悪魔の実をこっそり食べてしまいます。ルフィはそれが悪魔の実だとは知らず、デザート代わりに食べたようです。ゴムゴムの実を食べたルフィはゴム人間となり、それ以降「ゴムゴムのロケット」などの技を次々繰り出すようになりました。しかし、それと引き換えに、一生泳げない体となってしまったのです。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、1997年から連載を開始した、ジャンプの人気冒険漫画です。作者は尾田栄一郎先生で、アニメだけでなく劇場版も数多く制作されています。『ワンピース』のコミックスは現在までで102巻まで出ており、累計発行部数はなんと4億9000万部にもなります。累計発行部数はギネスの世界記録を塗り替え、その記録は今でも更新され続けています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は、海賊たちが覇権を争う大航海時代の物語です。伝説の海賊王であるゴールドロジャーに憧れたルフィは、自分が「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を手に入れるべく冒険に出ます。冒険の途中で個性的な仲間を集めつつ、航海を続けるルフィ。さまざまな悪魔の実の能力者と戦いながら、海賊王を目指します。
【ワンピース】ゴムゴムの実の覚醒した能力を考察
『ワンピース』の作中では、今までにも悪魔の実を覚醒させた能力者は何人か出てきました。そして、ここへきてついに、ルフィもゴムゴムの実を覚醒させることに成功したのです。ゴムゴムの実は過去何百年も覚醒することがなく、覚醒した能力については謎に包まれていました。ここでは、『ワンピース』のゴムゴムの実が覚醒したときの能力について考察していきます。
考察①ゴムの体に更なる腕力と自由を与える?
ゴムゴムの実が覚醒すると、能力者は更なる腕力と自由が与えられると伝わっているようです。『ワンピース』1044話でルフィはカイドウを引き上げたり振り回したりしており、その腕力の片鱗が見てとれます。
自由に関しては現在詳しいことはわかっていませんが、カイドウと戦うルフィの様子にそのヒントが見受けられます。カイドウと戦うルフィは、大きく笑ったり驚いて目が飛び出たりと、今までにない描写をされています。また、これまで以上に自由自在に体を伸び縮みさせていることから、身体面での「自由」もあるのかもしれません。
考察②悪魔の身の能力が覚醒すると周囲にも影響を与える?
悪魔の実の能力の覚醒は、周りにも影響を与えます。この事実は、『ワンピース』785話でドフラミンゴの口から明かされました。周囲に影響を与えるという描写は、1044話でのルフィとカイドウの戦いの場面で見られます。この戦いの中で、ルフィは地面をつかんで持ち上げ、カイドウの「熱息(ボレロブレス)」を跳ね返してみせます。これは、覚醒した能力が地面にまで影響を与え、ルフィが地面をゴム化した証拠でもあります。
覇王色の覇気が必要?
覇王色の覇気とは、相手を威圧させる強い力のことです。ルフィはこれまでにも覇王色の覇気を使っていますが、ゴムゴムの実が覚醒したときにも覇王色の覇気を見せていました。ルフィの覇王色の覇気はこの時点でかなり強くなっており、ここまで成長したことで覚醒が成功したとも考えられます。
【ワンピース】ゴムゴムの実の正体
『ワンピース』の1話から出てきたゴムゴムの実ですが、その本当の名前が明かされました。ゴムゴムの実とは、結局何なのでしょうか?本当の名前とともに、その正体について迫ります。
ゴムゴムの実の本当の名前
ゴムゴムの実は、長い間その名前で親しまれてきましたが、『ワンピース』1044話で別の名前があることが判明しました。ゴムゴムの実の本当の名前は、「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ」といいます。ゴムゴムの実でないのに体がゴムのように伸びていたのは、ニカの種族の特徴と関係しています。ニカの種族はレッドラインに住んでいた種族で、体がゴムのように伸びるという性質を持っています。まだゴムゴムの実が覚醒していなかったルフィは、この特性のみで戦っていたと考えられます。
ゴムゴムの実のモデルの太陽の神ニカとは?
「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ」のニカとは、太陽の神ニカのことです。太陽の神ニカは、奴隷たちが自分たちを救ってくれると信じていた、伝説の戦士のことです。しかし、太陽の神ニカが実際に存在していたのか、それとも奴隷たちの妄想であったのか、それは定かではありません。『ワンピース』1018話では、大きく口を開けて笑っている、太陽の神ニカのシルエットが描かれています。
ゴムゴムの実は世界政府が回収しようとしていた?
ゴムゴムの実は、もともと世界政府が所有しているものでした。ゴムゴムの実は『ワンピース』1話でシャンクスたちが護送船から奪ってきますが、この護送船が政府のものであったことが判明します。政府は、ゴムゴムの実が太陽の神ニカの力が宿る悪魔の実だという事実を隠し、800年もの間ずっと回収を試みていました。しかし、結局手中に収めることはできず、結果的にはルフィが食べてしまうことになったのです。
ゴムゴムの実の正体を知る可能性があるキャラ
ずっとその正体を隠されてきたゴムゴムの実ですが、事実を知っているような描写がされているキャラが何人か出てきます。『ワンピース』のどのキャラがゴムゴムの実の正体を知っている可能性があるのか、1人ずつ見ていきましょう。
シャンクス
シャンクスは、政府から悪魔の実を奪った張本人です。何も知らずに奪ったというよりは、ゴムゴムの実の正体を知った上で政府の船を襲ったと考えたほうが自然です。シャンクスは世界政府とのつながりも深く、何かしらの事情を知っていたと推察されます。
バージェス
バージェスは黒ひげ海賊団の操舵手で、一番船の船長でもあります。バージェスはかつて、ゴムゴムの実を奪ってやると口にしていました。ゴムゴムの実を狙う理由はわかりませんが、何かしらの秘密を知っていたのではないかと思われます。
カイドウ
カイドウはルフィを倒したときに、ルフィもジョイボーイになれなかったという発言をします。この発言の真意は不明ですが、ゴムゴムの実の前任者を知っていた可能性もあります。
【ワンピース】ゴムゴムの実の前任者はジョイボーイとロジャー?
『ワンピース』のゴムゴムの実は、800年もの間政府の手から逃れ続けてきました。その間、誰の手にも渡っていないというのも不自然です。ゴムゴムの実の前任者は、ジョイボーイやロジャーである可能性があるといわれています。
ゴムゴムの実の前任者はジョイボーイ?
『ワンピース』の読者の間では、ゴムゴムの実の前任者はジョイボーイであると予想されています。ジョイボーイは空白の100年に存在した人物で、ラフテルに宝を残した張本人でもあります。ジョイボーイの姿や正体は明らかになっていませんが、ゴムゴムの実との関連がある描写がいくつか見られます。
考察①1043話での描写
『ワンピース』1043話では、ルフィはカイドウに敗れて倒れてしまいます。しかし、倒れていたルフィから鼓動の音が聞こえると、ワノ国の近海にいたズニーシャがこの鼓動に反応します。鼓動を聞いたズニーシャは、モモの助に「ジョイボーイが帰ってきた」と伝えます。このことからも、ゴムゴムの実を覚醒させたルフィを、ズニーシャがジョイボーイと認識したのではないかと考えられます。
考察②1012話での描写
『ワンピース』1012話では、モモの助がルフィとカイドウがいる屋上を見上げ、「声が2つになった」と言う場面があります。「ルフィとカイドウの2つの声」という意味にも取れますが、モモの助はルフィの中にジョイボーイの声を感じ取っていた可能性もあります。
考察③五老星たちの1037話での会話
『ワンピース』1037話では、「ゴムゴムの実は何百年も覚醒していない」と五老星たちが話していました。しかし、逆をいえば、何百年前には覚醒したことがあるということです。ジョニーボーイは800年前の人物であるため、ゴムゴムの実の前任者である可能性が高いです。
考察④解放のドラム
解放のドラムは、ルフィが覚醒したときに聞こえてきた太鼓のような音です。この音は実はルフィの心臓の鼓動音ですが、この音を800年ぶりに聞いたズニーシャは、ジョニーボーイが帰ってきたと思います。つまり、ジョニーボーイが覚醒したときに、この太鼓のような音がしたということになります。このことからも、ジョニーボーイがゴムゴムの実の前任者である可能性が高いといえるでしょう。
ロジャーもゴムゴムの実を食べていた?
『ワンピース』の読者の間では、ロジャーもゴムゴムの実を食べたのではないかと噂されています。Dの名前を持つことや、ジョイボーイのことを知っているところからも、その可能性は捨てきれません。都市伝説レベルの話ではありますが、ロジャーがシャンクスにゴムゴムの実の回収を頼んだのではないかという説もあります。
【ワンピース】ゴムゴムの実に対する世間での評判や人気
ゴムゴムの実の秘密が次々と明かされていくため、ファンの間ではゴムゴムの実の話題がかなり多くなっています。なんでもなかったかのような描写がすべての始まりだったとあって、改めて『ワンピース』1話を見直す人も多いようです。
ゴムゴムの実が本当はゴムゴムの実ではなかったということに、衝撃を受ける読者は多かったようです。かなり衝撃を受けるとともに、これからの展開を楽しみにしている人が多く見られました。
ただ、今までのゴムゴムの実の設定が大幅に変わってしまったため、戸惑いを隠せない人も少なからず存在します。ゴムゴムの実に愛着がある『ワンピース』初期からのファンの中には、ゴムゴムの実が違う実だったことに寂しさを覚える人もいるようです。
しかし、ゴムゴムの実の覚醒により、『ワンピース』が更なる盛り上がりを見せていることも確かです。ファンの間ではさまざまな考察が行われ、これから覚醒する悪魔の実についても多くの説が飛び出しています。特に、バギーのバラバラの実は人気で、ゴムゴムの実のように覚醒を期待している人も多いようです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】ゴムゴムの実の正体や能力は意外なものだった
『ワンピース』で1話から登場し、ルフィの力の源ともなったゴムゴムの実。しかし、その正体は「ヒトヒトの実」だったという、衝撃の事実が明らかになりました。ゴムゴムの実の真実が明らかになったことで、『ワンピース』はこれからラストスパートを迎えることになります。まだまだ謎が多く残っている『ワンピース』ですが、これからの展開にも大きな期待が寄せられます。
この記事のライター
NR4712
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。