【ワンピース】ガスガスの実の能力や技まとめ！シーザーの最強説を考察

「ガスガスの実」とは『ワンピース』の偉大なる航路「新世界」にあるパンクハザードに住んでいるシーザー・クラウンの持つ能力です。「ガスガスの実」は気体を操る能力なので、物理攻撃ができず戦闘力は劣りますが、能力者シーザーが科学者で「ガスガスの実」と相性の良い組み合わせだったことがシーザーの強さの理由です。

「ガスガスの実」はその名の通りガスを操る能力です。気体を自在に操り攻撃することができます。ですが、ガス故に風に弱く、強風にあおられると飛ばされてしまうという弱点もあります。

「ガスガスの実」の能力者は『ワンピース』パンクハザード編に登場するシーザー・クラウンです。シーザーは偉大なる航路「新世界」にあるパンクハザード島に住む科学者で、世界政府でDr.ベガパンクの科学班のNo.2という過去を持ちます。ですが、大量殺戮兵器製造の罪により科学班の職を失いました。パンクハザードでは子供たちを病気と騙し誘拐した挙句、覚醒剤「NHC10」をキャンディと偽り人体実験を行うなど『ワンピース』の中でも上位の非道さを持ちます。

『ワンピース』は作者・尾田栄一郎により1997年から週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画です。2022年4月時点で単行本は大102巻まで刊行されており、国内累計発行部数は2021年7月時点で日本漫画では最高となる4億部を突破しています。1999年から放送されたテレビアニメも1000話を超え、『ワンピース』は日本だけでなく海外でも愛され続けている作品です。

『ワンピース』とは、かつてこの世の全てを手に入れた男”海賊王”ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を手に入れるため、主人公モンキー・D・ルフィが仲間と共に大海原を冒険する物語です。冒険を進めていく途中で訪れたパンクハザードの島で、ルフィの持つ「ゴムゴムの実」の能力と同じく、悪魔の実である「ガスガスの実」の能力者シーザーと出会います。

『ワンピース』の中でも「ガスガスの実」は最強と言われる能力です。なぜ「ガスガスの実」は最強なのか、非道なマッドサイエンティストである能力者シーザーの強さについても解説していきます。

「ガスガスの実」の能力で自らの体を気体にすることにより、物理攻撃を無効化したり気体状態で空気中を移動したりできるので、建物の中でもわずかな隙間があれば逃げることができます。気体になってしまった時点で捕まえることが困難になるので、能力を発動されると倒す手段が限られてしまうことが最強と言われる理由のひとつです。

「ガスガスの実」の能力の特徴は体を気体にするだけではなく、一定範囲の気体を操ることもできます。「ガスガスの実」は毒ガスや可燃ガスを生成することも出来るので、周囲のガスを有毒ガスにしたり、可燃ガスに火花を飛ばして爆発させるなど様々な応用が利く能力です。科学の知識を豊富に持つシーザーにとっては、場面によって適した戦法を選ぶことができます。

「ガスガスの実」の能力で作られた毒ガスは、殺傷能力が非常に高いことから最強の能力と言われています。「ガスガスの実」によって一定範囲内を毒ガスに変えてしまえば逃げることはできません。また、毒ガスだけではなく空気中から酸素を無くしてしまうことも出来るので、炎や爆発といった攻撃も無効化でき、呼吸すらできなくしてしまうのも最強と言われる理由のひとつです。

「ガスガスの実」の能力でシーザーは空気中を飛び回る「飛行能力」も備わっています。『ワンピース』では他にも悪魔の実によって飛行能力を持つキャラクターは登場していましたが、自分以外を飛ばすことはできませんでした。しかしシーザーは自身が飛び回るだけでなく人などの生き物も乗せることができるので、このことから「ガスガスの実」は他の悪魔の実よりも優れた能力であることがわかります。

「ガスガスの実」の能力で、シーザーが作り出した殺戮兵器「シノクニ」を身に纏うことで巨大化する事ができます。巨大化する事で移動速度が遅くなりますが、ガスを浴びたすべての生き物を殺してしまう力があるので欠点とは言えないでしょう。凄まじい威力のある殺戮兵器「シノクニ」を自在にコントロールできることが「ガスガスの実」の特徴を活かした強さといえます。

『ワンピース』の作中で覚醒が確認されているのは、超人パラミシア系と動物ロギア系の悪魔の実です。「ガスガスの実」は覚醒しているのか調査しました。

「ガスガスの実」は自然ロギア系の悪魔の実ですが、『ワンピース』の作中で自然ロギア系の悪魔の実の覚醒はまだ描かれていません。悪魔の実が覚醒したら自分以外のものにも影響を与えるという特徴があります。既に周囲へ影響を与えている「ガスガスの実」は覚醒しているのではと考察されていますが、作中で明言されたわけではありません。ですが、今後「ガスガスの実」の覚醒が描かれる可能性も十分あると言えます。

「ガスガスの実」が覚醒することによって起こる現象として、操作できる気体の範囲が大きく広がることが予想されます。既に酸素濃度の操作ができることから、操作できる原子が増えたり天候の操作を行うことも可能になるかもしれません。すでに最強と言われる「ガスガスの実」が覚醒したら、勝つことは不可能に近いのではないでしょうか。

「ガスガスの実」の能力を使った技を一覧にしました。能力者シーザーの科学者だからこそ「ガスガスの実」の特徴を生かし使いこなせる技が多く、どれも最強と呼ばれるにふさわしい強さです。

強い毒を含んだガスを発生させ相手を覆う技で、その名の通りローブのように包み込んで攻撃するのが特徴です。

空気中に可燃性のガスを発生させ、カスタネットを鳴らすと爆発します。シーザーの操作可能範囲であれば複数爆発を起こすことができます。爆発の発生源である可燃ガスが目視できないため、どこが爆発するのかがわからず防御するのが難しい技です。

一定範囲内の酸素を無くして窒息させる技です。範囲外に出てしまえば問題はありませんが、近づいてくるシーザーと距離を取り続けるのは難しく、回避するのは困難な技です。ルフィは「ゴムゴムの実」の能力で首を伸ばして回避しましたが、他の能力者であれば近づくことすらできません。

可燃性のガスを周囲に撒くことによって、広範囲を炎で燃やし尽くす技です。「ガスタネット」に比べると威力は弱まりますが、攻撃範囲が広いので複数の相手に攻撃を仕掛けることができます。

毒ガスに耐性のあるルフィに対し使った炎の剣です。酸素を一点に集中し発火させることによって非常に高い温度で燃え続けます。切られた傷口が燃え続けるほどの高温で、攻撃力の高い技です。

シーザーの口の中に溜めこんだガスを発射し、超高温の火炎放射器として広範囲を攻撃する技です。この技に範囲制限はなく、発射されたガスが届く範囲であれば全て焼き尽くしてしまう非常に強力な技です。生き物だけでなく鉄なども溶かしてしまう威力があり、シーザーの持つ火炎系の技では最強と言われています。

「ガスガスの実」と科学者・シーザーの相性が良く、能力を上手く使いこなしていました。「ガスガスの実」の力で最強と言われるほどの能力者になったシーザーはどのような人物なのでしょうか。麦わらの一味との関係性についても考察していきます。

シーザーの性格を一言で表すのであれば「非道」ではないでしょうか。科学者としては非常に優秀であると言えますが、実験と称して平然と人を殺してしまうところは狂気を感じます。マッドサイエンティストの名にふさわしいキャラクターです。その反面、精神的に打たれ弱い面があったり、麦わらの一味と関わることによってギャグキャラ化しているようで、憎めない存在になってきています。

特徴的な性格のシーザーですが、科学者としては昔から一目置かれる存在でした。世界政府でDr.ベガパンクと共に働き、科学班のNo.2にまでなったのですが、プライドの高いシーザーはNo.1でないことに不満を抱えていました。その後シーザーは殺戮兵器を製造したことで世界政府を追放されています。

シーザーの研究内容は、追放の原因にもなった殺戮兵器である有毒ガス「シノクニ」と「KO・RO」という神経に影響を与える毒ガスです。他にも人体実験や人造悪魔の実である「SMILE」の元である「SAD」も作り出しました。すでに最強の毒ガスを完成させているシーザーは、「人体巨大化実験」に力を入れています。

「ガスガスの実」の能力者シーザーと麦わらの一味は、元々敵対していましたが、麦わらの一味が戦いに勝ち行動を共にします。ナミから嫌われていて「人間のクズ」と呼ばれ、シーザーが傷つく場面もありました。シーザーの登場初期は冷酷なキャラとして登場しましたが、麦わらの一味と過ごしていく中でギャグキャラ化していき、表情の豊かなキャラに変わっています。麦わらの一味と過ごすことで敵ながらも愛着のあるキャラになりました。

アニメ版『ワンピース』でシーザーの声優を担当していのはどんな人なのでしょうか。『ワンピース』の敵キャラの中でも最強と言われる「ガスガスの実」の能力者シーザーの声優について、プロフィールや過去に声優を務めてきたキャラクターについてまとめました。

アニメ版『ワンピース』でシーザーの声優を務めているのは中尾隆聖です。中尾隆聖は81プロデュース所属の男性声優です。特徴的な声は印象に残りやすく、アニメでは敵キャラも多く演じています。長寿アニメの出演も多く、大人から子供まで幅広い世代に愛される声優・中尾隆聖について詳しく紹介していきます。

幅広い世代に人気の声優・中尾隆聖（なかおりゅうせい）のプロフィールを紹介していきます。声優の中尾隆聖は1951年2月5日生まれの東京都出身で、81プロデュースに所属しています。子役から活動してましたが、俳優として活躍することができず、野沢那智の劇団の舞台に出演する機会が増えていきました。その後声優の仕事が増え始めていき、中尾隆聖は野沢那智のおかげで今も声優として仕事ができていると語っています。

声優としてアニメだけでなく、外画やナレーターとしても活躍しています。1980年代には「フォーインワン」というユニットを組んでおり、メンバーは同じ声優の神谷明・内田直哉・福沢良一です。2017年にテレビ朝日で放映された「人気声優200人が本気で選んだ！声優総選挙！3時間SP」で8位に選ばれるなど、声優業界の中でも人気のある人物です。

シーザーの声優を務めた中尾隆聖は数多くのアニメ作品に出演しています。中尾隆聖の主な出演作は「アンパンマン」のばいきんまん役、「ドラゴンボール」のフリーザ役、「あしたのジョー」カーロス・リベラ役、「BLEACH」涅マユリ役など多くの人気作品に出演しています。悪役を演じることが多く、特徴的なダミ声を活かしてクセのあるキャラクターも演じています。

  ガスの性質を変化させるだけでなく、酸素濃度を操作できることで「ガスガスの実」の強さを感じる人が多いです。

 似たような能力である「モクモクの実」も、「ガスガスの実」と比べると劣っていると感じるようです。 

 シーザーがギャグキャラ化したことで、敵役ながらファンからも親しまれているようです。 「ガスガスの実」によって殺虫剤の威力も増したように見えます。

『ワンピース』に登場する悪魔の実「ガスガスの実」は、科学者・シーザーの手によって最強と言われるまでの強さを発揮していました。シーザーの知識によって自身の研究だけでなく戦闘でも使えるように多くの技を習得していました。麦わらの一味と再会し、シーザーの登場を待つ読者も多いことでしょう。シーザーの今後の活躍にも期待が高まります。