【ワンピース】ドクターヒルルクの名言まとめ!チョッパーとの関係も
『ワンピース』のドクターヒルルクは、名言が多いことでも有名なキャラです。そのヒルルクが残した名言の中でも、特に印象深い台詞をピックアップして紹介します。その名言が使われたシーンや、チョッパーとの関係についてもまとめています。
目次
ドクターヒルルクとは?
『ワンピース』のドクターヒルルクといえば、麦わらの一味であるチョッパーとの関わりが深い人物です。ドクターヒルルクが登場する冬島編はだいぶ前のストーリーですが、いまだに根強い人気を誇っています。ドクターヒルルクとはどのような人物であるか、詳しいプロフィールを見ていきましょう。
ヒルルクのプロフィール
ドクターヒルルクは1月12日生まれで、出身は偉大なる航路(グランドライン)のドラム王国です。身長は213cmあり、一般男性としては背の高いほうです。もともとは大泥棒で、不治の病を患っています。国中を渡り歩きながら無償で治療を施しますが、実は医師免許を持たないヤブ医者です。
素行も悪く、周りからの評判はかなり悪いです。しかし、人を思いやる気持ちは本物で、医者としても誇りを持っています。ヒルルクは最終的には爆薬の入った酒を飲み、68年の人生に幕を閉じました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、海賊たちが熱い戦いを繰り広げる冒険漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、現在でも週間少年ジャンプで連載中です。世界的にも有名な漫画で、コミックスの累計発行部数はギネス記録を塗り替えました。アニメや映画、舞台やゲームなどに次々展開され、そのどれもが人気を得ています。
ワンピースのあらすじ
悪魔の実を食べてゴム人間になったルフィは、海賊王を目指して海へと旅立ちます。それは、幼い頃に出会った、海賊シャンクスとの誓いでもありました。最初は1人で旅を続けるルフィでしたが、多くの仲間と出会いながら海賊団を大きくしていきます。冒険を続ける度に強くなったルフィは「四皇」と呼ばれるようになり、出会った多くの仲間とともに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて旅を続けるのでした。
ヒルルクの感動する名言や名台詞・名シーン
ドクターヒルルクが登場するシーンは、すべてが名シーンともいえるほど感動する場面が多いです。台詞もほとんどが名言だといえるほど、心に残るものばかりです。まずは、ヒルルクの素晴らしい人間性がわかる名言を振り返ってみましょう。
名言①「この世に治せねェ病気...」
この世に治せねェ病気なんてねェのさ!! おれのことを誰がどう言おうとも、おれはこの国を医者として救ってみせる!! だから全ての病気におれはこの『ドクロ』をかかげたのだ!!
ヒルルクがなぜドクロの旗を掲げているのか、その理由がこの台詞に表されています。ヒルルクは不治の病にかかっていましたが、その病気が治るという奇跡の体験をしました。そこから「治せない病気はない」という信念を持つようになったヒルルクは、桜の花びらとドクロのマークを掲げ、国中の病人を治そうと奔走するようになったのです。
名言②「桜だ...」
桜だ。山いっぱいの鮮やかな桜を見た!!
ヒルルクが、自分の身に起きた奇跡について語ったときの名言です。ヒルルクは山いっぱいに咲く鮮やかな桜を見たことで、不治の病が治りました。この名言は、そのときのヒルルクの感動を表した台詞です。
名言③「おれが消えても...」
おれが消えても、おれの夢はかなう。病んだ国民の心もきっと救えるさ…!!
(…国も…同じだろうか?)
受け継ぐ者が… いりゃあな…。出典: live-the-way.com
この名言は、自分に銃口が向けられる中でヒルルクが言った台詞です。人の記憶にある限り、自分の存在は消えることはないと言い切った名言です。ワポルたちには決して自分は殺せないと確信を持って言う姿に、ヒルルクの意思の強さを感じたシーンでした。
名言④「人はいつ死ぬと思う...」
人はいつ死ぬと思う? 人に忘れられた時さ
こちらも、銃口を向けられている状態でヒルルクが言った台詞です。人が死ぬことは、体の機能が停止することではないとヒルルクは言います。ヒルルクにとっての死とは、人から忘れられたときのことを指すのです。この台詞を聞いたドルトンは涙を流し、せめてこれ以上犠牲が出ないようにとチョッパーを逃がすのでした。
ヒルルクとチョッパーの関係がわかる名言
ドクターヒルルクの名言は、チョッパーに向けられた台詞の中にも多く存在します。これらの名言を見ると、ヒルルクとチョッパーが強い絆で結ばれていることがわかります。ヒルルクとチョッパーの関係をおさらいしてから、心に残る名言を見ていきましょう。
ヒルルクとチョッパーの関係
人間から迫害されたチョッパーは、雪吹雪の中行き倒れてしまいます。それを助けたのがヒルルクで、それから2人は一緒に暮らし始めます。チョッパーはヒルルクのことを、立派な医者だと尊敬していました。ヒルルクの死後は彼の意思を引き継ぐため、医学の勉強を始めます。現在の船医としてのチョッパーがいるのは、ヒルルクとの出会いのおかげだといえるでしょう。
ヒルルクのチョッパーに対する名言
ドクターヒルルクとチョッパーの関係は、一言では言い表せないほどの深いものでした。2人のお互いを思いやる関係は、ヒルルクの台詞の中にもにじみ出ています。ヒルルクがチョッパーに向けて言った台詞にはどのような名言があるのか、詳しく見ていきましょう。
名言①「おれは決してお前を...」
おれは決してお前を撃たねぇ!!!!
出典: w.atwiki.jp
倒れているチョッパーを助けようとしたヒルルクでしたが、逆にチョッパーに殴られてしまいます。人間にひどい目にあわされたチョッパーは、人間に対する警戒心が強かったのです。そこで、信用してもらえるようにと、ヒルルクは雪の中全裸になってチョッパーにこの台詞を叫びます。絶対にチョッパーを助けてあげたいという、ヒルルクの強い気持ちが表れている名言です。
名言②「じゃ こういうのも初めてだろ...」
じゃ こういうのも初めてだろ プレゼント...仲直り...
おォ何だ また泣くのかヘッポコトナカイ
ヒルルクは守備隊に追われたとき、チョッパーをおとりにして逃げてしまいます。そのことで大喧嘩した2人でしたが、チョッパーは誰かとケンカしたことすら初めての経験でした。そこで笑いながら言ったドクトルの台詞が、こちらの名言です。
名言③「やれるさチョッパー...」
やれるさチョッパー お前はこんなに優しいじゃねェか...!
ヒルルクの病気のことを知ったチョッパーは、どんな病気でも治せるという幻のキノコを取りに行きます。血まみれになって帰ってきたチョッパーは、ヒルルクに「トナカイでも医者になれるか?」と聞きます。そのチョッパーを抱きしめながら言ったヒルルクの台詞が、こちらの名言です。
名言④「力がみなぎってくるぜ...」
力がみなぎってくるぜ...!!ありがとうよチョッパー!!!
チョッパーはヒルルクのために幻のキノコを取ってきますが、それは実は毒キノコでした。しかし、ヒルルクはチョッパーの気持ちが嬉しく、毒キノコと知りながら食べてしまいます。そのキノコを食べ切ったときにヒルルクが言った台詞が、こちらの名言です。ヒルルクの優しさに溢れたこの名シーンは、涙なしでは観られません。
名言⑤「行け...」
行け!!海へでもどこへでも!!二度とここへ帰って来るな!
ヒルルクは自分が病気で死んだとき、チョッパーが悲しまないために出ていくように言います。しかし、それを知らないチョッパーは、ヒルルクと一緒にいたいとねだります。一緒にいたいがためにわざと怪我をしたチョッパーに、ヒルルクは銃を放ってこの台詞を叫んだのでした。
ヒルルクの声優
『ワンピース』のドクターヒルルクの声は、腹に響くような低い声が特徴です。少しガラガラとした声で、ヒルルクの粗雑な性格を表しています。このヒルルクの声は誰が演じているのか、担当した声優さんのプロフィールや出演作品を紹介します。
ヒルルクの声優は「牛山茂」
『ワンピース』のアニメでヒルルクの声を担当しているのは、声優の牛山茂さんです。ヒルルクの「エッエッエッ」という特徴的な笑い声を見事に再現し、ヒルルクをより一層魅力的なキャラとして仕上げてくれました。ヒルルクのような癖のある老人の役だけでなく、普通の父親役やダンディーな執事役など、幅広い役柄をこなしています。
牛山茂のプロフィール
牛山茂さんは1953年1月25日生まれで、長野県出身の声優さんです。劇団昴に所属しており、声優だけでなく俳優としても活躍しています。殺陣の稽古中に頭に大怪我を負いましたが、応急処置をしただけで翌日のアフレコ収録に参加したという逸話も残っています。アニメだけでなく、洋画の吹き替えを担当することが非常に多いです。イアン・ハートやキーファー・サザーランドなど、名だたる俳優の吹き替えを務めています。
牛山茂の主な出演作品
アニメの主な出演作品には、『昭和元禄落語心中』の松田役や、『ULTRAMAN』のエド役などがあります。映画の出演作品数はかなり多く、『デスパレートな妻たち』『BONES』『名探偵ポワロ』など、数々の名作に吹き替え担当として出演しています。また、ディズニーアニメへの出演も多く、『ふしぎの国のアリス』『ピーターパン』『ピノキオ』などの脇役を演じています。『くまのプーさん』では、主役のプーを担当しました。
ヒルルクに対する世間での評判や人気
ヒルルクが登場する冬島編は、とにかく泣けるとの評判です。感動シーンがいくつも散りばめられているため、観るたびに泣いてしまうという声が多かったです。『ワンピース』の中で一番好きなシーンでも、ヒルルクとチョッパーのシーンを上げる人が多くいます。
ヒルルクには多くの名言がありましたが、中でも「人はいつ死ぬと思う...」の台詞が心に刺さったという人が多かったです。大事な人が亡くなったときに、この台詞を思い出す人もいるようです。
ヒルルクは冬島編でしか出てこないゲストキャラですが、それでも『ワンピース』の中ではヒルルクが一番好きだという人も少なくありません。それだけ人の記憶に残る、素晴らしいキャラだったといえるでしょう。
ヒルルクが「病人がいる」と騙されておびき出され、それが嘘だと知ったときに「よかった...」とつぶやいた台詞も、ファンの間では人気の高い台詞です。騙されたと知って怒るでもなく、病人がいないことに安堵する姿は、ヒルルクの人柄をよく表しています。
ヒルルクの名言は感動するものばかりだった
『ワンピース』のドクターヒルルクの名言は、どれも視聴者の心に響く台詞ばかりです。冬島編は涙なくしては観れないというファンも多く、ヒルルクの名言がどれほど素晴らしいかがわかります。ヒルルクの名言に注目しながら、ぜひ冬島編を振り返ってみてください。
この記事のライター
NR4712
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