【ワンピース】傅ジローの正体は狂死郎で確定した?二人の共通点まとめ
『ワンピース』の傅ジロー(でんじろー)の正体を紹介します。作中で傅ジローの正体の可能性があるキャラクターや、傅ジローの強さやオロチとの関係などを徹底解説しました。また、テレビアニメ『ワンピース』で傅ジローを演じている声優を紹介します。
目次
【ワンピース】傳ジローは赤鞘九人男の一人
傅ジロー(でんじろー)とは、『ワンピース』のワノ国編に登場するキャラクターです。新世界のワノ国出身の侍であり、かつて光月おでんに仕えていた「赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)」の一人です。傅ジローはワノ国編では赤鞘九人男の中で唯一第2部まで登場していませんでしたが、実は別人として登場していたキャラクターの正体が傅ジローでした。ここでは『ワンピース』の傅ジローについて紹介していきましょう。
傅ジローのプロフィール
- 名前:傅ジロー
- 年齢:47歳
- 身長:306cm
- 肩書き:赤鞘九人男
- 所属:ワノ国光月家家臣
『ワンピース』の傅ジローは、光月おでんに仕えていた赤鞘九人男の一人です。おでんの家来の中でも錦えもんと並んで最古参であり、錦えもんとは幼馴染です。20年前に主君であるおでんを失ったことのショックや主を守れなかった不甲斐なさ、オロチへの怒りによって髪は黒髪から青髪へ、目は釣りあがり、形相は別人のように変貌しました。そのため、誰も彼が赤鞘九人男の傅ジローだと気付くことなく、そのまま花の都へ流れつきました。
傅ジローの性格
『ワンピース』の傅ジローはみなし児だったため、子供の頃から大人のことを見下していました。また、口が上手く頭も良かったため、おでんに出会ってからは財政関係のやりくりを行うことになります。自分よりも年上の人間を蔑んでいた傅ジローでしたが、おでんのことは唯一尊敬しています。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、尾田栄一郎が1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画作品です。海賊に憧れる少年ルフィが海賊となり、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡って旅をするアドベンチャーファンタジーです。テレビアニメは1999年から放送されており、世界中にファンがいる日本を代表する大人気作品となっています。
ワンピースのあらすじ
かつて海賊王と呼ばれたゴール・D・ロジャーが遺した宝を巡って、多くの猛者たちが海へ繰り出す大海賊時代が訪れました。そんな時代に、海賊に憧れる少年・ルフィも大海原へ飛び出すことになります。悪魔の実を食べたことで身体がゴムのように伸びるゴム人間となったルフィは、信頼のおける仲間と共に「麦わらの一味」と呼ばれる有名な海賊団になっていきます。そしてあらゆる海を旅した麦わらの一味は、「最後の海」と言われる新世界へ向かったのでした。
【ワンピース】傅ジローの正体は狂死郎で確定した?
『ワンピース』の傅ジローはワノ国編でもなかなか登場しませんでしたが、別のキャラクターとしてすでに登場していました。ここでは狂死郎と傳ジローの共通点も踏まえて、傳ジローの正体の可能性がある他のキャラクターを紹介していきましょう。
傳ジローの正体は人斬り鎌ぞう?
『ワンピース』の傅ジローの正体は、人斬り鎌ぞうという説がありました。人斬り鎌ぞうは、ワノ国編の序盤で登場した人斬り騒動の犯人とされていた人相書きの男です。人斬り鎌ぞうは傳ジローとシルエットがそっくりという共通点がありました。しかしその正体は、キッドを守るためにオロチに寝返っていたキラーでした。
傳ジローの正体はトの康?
『ワンピース』の傅ジローの正体は、トの康という説がありました。トの康はえびす町にいた謎の男で、髪型が傳ジローを彷彿とさせるキャラクターでした。しかしトの康は早々に死亡退場しているため、傳ジローの正体候補としてもすぐに消えてしまいました。なお、トの康の正体は元大名の霜月康イエです。
傳ジローの正体は北の墓場のオバケ?
『ワンピース』の傅ジローの正体は、北の墓場のオバケという説がありました。北の墓場のオバケとは、作中で話題になっていた鈴後地域の墓場に頻繁にオバケが出るというオバケ騒動のことです。ちょうどその時に錦えもんたちが20年前からタイムスリップしてきているため、そのタイミングで傳ジローが動き出したのではないかと考察されていました。しかし北の墓場のオバケの正体は、傳ジローではありませんでした。
傅ジローの正体は丑三つ小僧
『ワンピース』の傅ジローの正体は、丑三つ小僧という説がありました。丑三つ小僧は午前3時に現れる怪盗で、金持ちからお金を盗んで貧しい人々にばらまく謎の義賊です。丑三つ小僧は江戸時代に実在した「ねずみ小僧」がモデルとなっており、さらにねずみ小僧の本名は「次郎吉(じろきち)」です。このような共通点もあり、実際に丑三つ小僧の正体は傳ジローであるということが判明します。
傅ジローの正体は狂死郎!共通点は?
ここまでさまざまな傅ジローの正体候補について紹介しましたが、傳ジローの正体は丑三つ小僧であり、つまり「狂死郎」であることが判明しています。2人の共通点として、髪の毛の生え際の形や刀の所有の有無などが挙げられます。しかし見た目が違いすぎるため共通点という共通点が見つからず、すぐには信じられなかったファンも多くいました。
【ワンピース】傅ジローの強さやオロチとの関係
『ワンピース』の傅ジローはかつてはおでんに仕えていた赤鞘九人男の一人であり、その強さは折り紙付きです。作中でも傳ジローの強さがわかるシーンがあります。また、現在は狂死郎として黒炭オロチお抱えの両替屋となっています。ここでは『ワンピース』の傅ジローの強さや、オロチとの関係などを紹介していきましょう。
傅ジローの能力
傅ジローの能力として、狂死郎として小紫を切ったシーンから覇気の能力が使えるのではないかということが考察できます。狂死郎は小紫を斬り捨てましたが、その後も光月日和として生きていました。そのため、小紫を斬る際に刀に覇気をまとわせ、斬ったように見せかけたのではないかと言われています。
傅ジローの強さはゾロと互角?
傅ジローが強さがわかるシーンとして、ゾロと対峙したシーンが挙げられます。ゾロは剣士としてかなりの腕前を持っていますが、狂死郎はゾロに対して余裕の様子で「やめておけ」と声をかけ、オロチに襲い掛かったゾロの奇襲を難なく防ぎました。また、不敵な笑みを浮かべてゾロの攻撃を防御する狂死郎に対して、ゾロも「何者だコイツ」と驚いた様子でした。このことから、狂死郎の強さはゾロとも互角だということがうかがえます。
傅ジローとおでんの関係
傳ジローにとっておでんは主君であり、兄貴分のような存在です。光月おでんには赤鞘九人男と呼ばれる9人の部下がおり、傳ジローはその中の一人でした。おでんやその妻が死処刑される際、傳ジローは錦えもんたちと違って20年後にタイムスリップせずにその時代に残り、身分を偽ってオロチに近づき、仇討ちの機会を待つことになります。
傅ジローとオロチの関係
形相の変わった傳ジローは「狂死郎」という名前でオロチに近づき、オロチお抱えの両替屋になります。また、その強さからオロチの宴会にも呼ばれており、実質的にはボディーガードとしてオロチの信頼を得ていました。しかしそれは、小紫となった光月日和をオロチの魔の手から守るためでもあったのです。
傅ジローのモデル
傅ジローのモデルは、時代劇俳優の「大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)」であると言われています。大河内傳次郎も傳ジローと同じように丸眼鏡を掛けており、下の名前も同じです。また、狂死郎のモデルは「眠狂死郎」という架空の剣客がモデルだと言われています。
【ワンピース】傅ジローの声優
『ワンピース』は1999年からテレビアニメが放送されており、ワノ国編もアニメ化しています。そのため、アニメにも傳ジローは登場しています。ここではアニメ『ワンピース』で傳ジローを演じた声優について紹介していきましょう。
傅ジローの声優は「岸尾だいすけ」
テレビアニメ『ワンピース』で傅ジローを演じたのは「岸尾だいすけ」さんです。岸尾だいすけさんは『デュラララ!!』の平和島幽役や『弱虫ペダル』の手嶋純太役など、さまざまなアニメ作品の主要キャラクターを演じてきたキャリアのある声優です。
岸尾だいすけのプロフィール
- 名前:岸尾だいすけ
- 生年月日:3月28日
- 出身地:愛知県
- 所属事務所:青二プロダクション
岸尾だいすけの主な出演作品
岸尾だいすけさんの主な出演作品として、『神様はじめました(鞍馬)』、『弱虫ペダル(手嶋純太)』、『ヴァンパイア騎士(玖蘭枢)』、『純情ロマンチカ(高槻忍)』、『D.Gray-man(ハワード・リンク)』、『テガミバチ(ザジ)』、『デュラララ!!(平和島幽)』、『金色のコルダ(柚木梓馬)』、『ゾイド -ZOIDS-(バン・フライハイト)』、『FAIRY TAIL(ロキ《レオ》)』、『東京喰種トーキョーグール:re(旧多二福)』などがあります。
【ワンピース】傅ジローに対する世間での評判や人気
X(旧Twitter)には「カイドウを倒すのはルフィなんだけど、ワノ国編でオロチに引導を渡すのが日和と傳ジローってところが個人的にすごく好き」とコメントしている人がいました。
このポストでは、「傳ジローが本当にかっこよすぎる!」とコメントしています。アニメ『ワンピース』のワノ国編を視聴した人の中には、このように「傳ジローが格好いい」という内容の感想をポストしている人も多くいました。
アニメ『ワンピース』を視聴している人の中には、「ED映像で日和と傳ジローが一緒にいるシーンで好き」とポストしている人もいました。ワノ国編では傳ジローと日和の姿に感動するという人も多いです。
【ワンピース】傅ジローの正体は狂死郎だった
『ワンピース』のワノ国編で登場する傳ジローの正体は、オロチのボディーガードとして登場した狂四郎でした。おでんを失った時の怒りや悲しみによって容貌は大きく変化していますが、主君の仇討ちをするために20年間オロチの味方のふりをしていたのでした。傳ジローに興味が湧いた人は、ぜひ『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。