【ワンピース】チョッパーが食べたのはヒトヒトの実!モデルが雪男説は本当?
『ワンピース』のチョッパーが食べた、ヒトヒトの実について解説します。チョッパーが食べた悪魔の実であるヒトヒトの実のモデルは何か、考察してまとめています。ヒトヒトの実の詳細や、チョッパー以外のヒトヒトの実の能力者も紹介します。
目次
チョッパーとは?
チョッパーのプロフィール
『ワンピース』のチョッパーは、ヒトヒトの実を食べた人間トナカイです。ルフィたちとは冬島編で出会い、麦わらの一味の仲間となりました。Dr.くれはから医術を学んだ医者であり、船医として活躍しています。12月24日生まれのやぎ座で、作中での血液型はX型です。わたあめやチョコレートなど甘いもの全般が好物で、手配書にもわたあめが描かれていました。臆病な性格ですが、未知なる冒険には目を輝かせて興味を示します。
ワンピースの概要
尾田栄一郎さん原作のワンピースは、週刊少年ジャンプで連載中の冒険漫画です。正式名称は『ONE PIECE』で、「ワンピ」と略されることもあります。1997年から連載が続いていて、コミックスは現時点で106巻まで発売されています。1999年からはテレビアニメが始まり、フジテレビ系列で現在も放送中です。
ワンピースのあらすじ
子供の頃から海賊に憧れていたルフィは、17歳になると海賊になるために1人で海に出ました。ルフィは旅の途中で出会った気の合う者を仲間に加え、一緒に冒険を続けます。麦わらの一味と呼ばれるようになったルフィたちは、海軍や他の海賊たちからも一目置かれる存在となりました。ルフィは仲間たちとともに数々の困難を乗り越えながら、最後の島であるラフテルを目指します。
チョッパーが食べた悪魔の実はヒトヒトの実
チョッパーが食べたヒトヒトの実とは?
ワンピースには、食べると能力者になれる悪魔の実というものが存在します。チョッパーが食べたヒトヒトの実は、数ある悪魔の実のうちのひとつです。ヒトヒトの実は動物ゾオン系に属する悪魔の実で、人間に変身する能力を得ることができます。
チョッパーが開発したランブルボール
ランブルボールは、チョッパーがヒトヒトの実の能力をパワーアップさせるために開発した薬です。ヒトヒトの実を食べた動物は、もともと「人間」「獣人」「獣」の3つの形態に変身することができます。しかし、チョッパーはランブルボールを服用することで、この変身形態を7つに増やしました。戦闘には不向きなヒトヒトの実の能力ですが、チョッパーはランブルボールを使うことで戦闘に利用していました。
チョッパーの変身形態
ここでは、チョッパーの7つの変身形態について解説します。まずは、ヒトヒトの実に元来備わっている能力である、3つの変身形態について見ていきましょう。チョッパーが初期から使っていた変身形態のひとつ目は、人型の変身形である重量強化(ヘビーポイント)です。チョッパーは人型になることで大柄な筋肉質の青年となり、凄まじいパワーを発揮します。
ふたつ目のヒトヒトの実の変身形態は、人獣型である頭脳強化(ブレーンポイント)です。人獣型は人と獣両方の特性を持った姿であり、チョッパーは普段からこの姿で行動しています。ヒトヒトの実に元から備わっている最後の変身形態は、獣型である脚力強化(ウォークポイント)です。チョッパーのトナカイとしての本来の姿であり、敏捷性や瞬発力に優れています。
続いて紹介する4つの変身形態は、ランブルボールを服用することで変身できる形態です。チョッパーが新たに使えるようになった変身形態は、防御に特化した毛皮強化(ガードポイント)、ジャンプ力が強化された飛力強化(ジャンピングポイント)、腕力に特化した腕力強化(アームポイント)、角が伸びる角強化(ホーンポイント)です。チョッパーはこれらの変身形態をうまく使い、戦闘に活かしていました。
チョッパーが食べたヒトヒトの実のモデルを考察
ヒトヒトの実のモデル①雪男
チョッパーが食べたヒトヒトの実のモデルとして、真っ先に思い浮かぶのは雪男です。作中でも、人型になったチョッパーのことを、村人が「雪男だ」と言っていました。チョッパーは雪男の住処でもある雪国の出身でもあるため、ヒトヒトの実のモデルが雪男である可能性は高いでしょう。
ヒトヒトの実のモデル②ダイダラボッチ
ダイダラボッチとは、かつて日本を支配していたとされる巨人のことです。『もののけ姫』に出てきたことで、その存在を知った人もいるでしょう。チョッパーはワノ国編でランブルボールによって覚醒しており、このときの姿がダイダラボッチに似ていたといわれています。チョッパーの獣型の姿がもののけ姫のシシガミに似ていることも、ヒトヒトの実のモデルがダイダラボッチだといわれる理由のひとつとなっています。
ヒトヒトの実のモデル③神農
神農は中国の古代神話に登場する帝王で、日本ではあまり聞き慣れない名前です。中国では医薬や農業を司る神として伝わっており、特に医療従事者などに信仰されています。頭が牛や竜の姿をしていることからも、チョッパーのヒトヒトの実のモデルとして名前が上がっているようです。
ヒトヒトの実のモデル④アダム
チョッパーのヒトヒトの実のモデルは、アダムではないかと考察されることもあります。アダムは完全なる人間であり、見た目はチョッパーと似ていません。しかし、禁断の実を食べて楽園を追い出されたアダムと、悪魔の実を食べて迫害されたチョッパーは、境遇が非常に似ています。ヒトヒトの実のモデルがアダムであれば、チョッパーに悪魔の実の特殊能力がないのも頷けます。
ヒトヒトの実のモデル⑤大国主命
大国主命は日本を代表する神様で、日本神話にも登場します。大国主命は現在は縁結びの神としても祀られていますが、もともとは医薬やまじないなどの教えを広めた神様です。チョッパーの医術が日々進化していることを考えると、ヒトヒトの実のモデルが大国主命であるという可能性もあります。
ヒトヒトの実のモデル⑥アスクレピオス
大国主命が日本の医術の神様なら、アスクレピオスはギリシア神話に登場する医術の神様です。アスクレピオスは死者すら蘇生させたといわれている名医で、現在でもその名は広く知られています。チョッパーの医術は西洋医学であるため、大国主命よりもアスクレピオスのほうがモデルとしては適しているといえるでしょう。
ヒトヒトの実のモデル⑦ケルヌンノス
ケルヌンノスは、ケルト神話に登場する狩猟の神です。ケルヌンノスは頭部に2本の角を持っており、もともとトナカイであるチョッパーと特徴が似ています。また、ケルヌンノスは獣王と呼ばれる存在で、チョッパーと同じく動物と会話ができます。これらの共通点から、ケルヌンノスはチョッパーのヒトヒトの実のモデルであるといわれています。
ヒトヒトの実のモデル⑧森の神
ルフィの食べた悪魔の実がヒトヒトの実だったと判明したとき、そのモデルは太陽の神であることも同時に明らかとなりました。ワンピースの空島編では、太陽の神の他にも、雨の神、森の神、大地の神がいることが言及されています。ルフィが太陽の神であるなら、トナカイであるチョッパーは森の神ではないかといわれることもあります。
ヒトヒトの実のモデル⑨月の民
月の民は、ワンピースの扉絵でエネルが月に行ったときに登場したキャラです。月の民は二頭身のかわいいキャラで、チョッパーにどことなく似ています。このことから、ヒトヒトの実のモデルが月の民であるという考察も出てきました。ただ、月の民はツキミ博士が作ったロボットであるため、ヒトヒトの実のモデルである可能性は低いといえるでしょう。
ヒトヒトの実のモデル⑩ツキツキの実
ワンピースでは、ルフィは幼い頃に「ゴムゴムの実」という悪魔の実食べました。しかし、この悪魔の実には、もうひとつの名前があったことが明らかになっています。そのため、チョッパーが食べた悪魔の実も、実はヒトヒトの実ではなくツキツキの実ではないかと考察する人が出てきました。
ヒトヒトの実のモデル⑪原始人
チョッパーの毛むくじゃらの人型の姿から、ヒトヒトの実のモデルが原始人であると考察されることもあります。もしも原始人がヒトヒトの実のモデルであれば、特殊能力がないことも当然だといえるでしょう。ただ、ワンピースの作中でメガパンクは、悪魔の実とは人が望んだ進化の可能性であると語っていました。特に能力もない原始人になることを望む人がいたかどうかは、やや疑問が残るところです。
チョッパー以外のヒトヒトの実の能力者
ヒトヒトの実の能力者①センゴク(幻獣種モデル大仏)
チョッパー以外のヒトヒトの実の能力者ひとり目は、海軍本部のセンゴクです。センゴクのヒトヒトの実は動物系幻獣種で、大仏に変身するモデル大仏であることがわかっています。モデルが大仏であるため、他の動物系よりも顔立ちの変化は少ないです。しかし、体全体が金色に輝き、まるで巨人のような大きさになります。センゴクのヒトヒトの実の能力の全容については、まだ明らかになっていません。
ヒトヒトの実の能力者②オニ丸(幻獣種モデル大入道)
ワンピースのオニ丸は、牛鬼丸と名乗っていた化け狐です。オニ丸も動物系幻獣種のヒトヒトの実の能力者で、人間に変身することができます。チョッパーに比べると完全な人型になりますが、動物の姿では人間の言葉を話せません。オニ丸の能力もまだ詳しくわかっていませんが、ゾロに負けないほどの強さがあることは確かです。
ヒトヒトの実の能力者③ルフィ(幻獣種モデルニカ)
ルフィは物語が始まった当初から、ゴムゴムの実の能力者として知られていました。しかし、カイドウとの戦いの中で、ルフィが食べた悪魔の実はヒトヒトの実の幻獣種モデルニカであったことが判明します。ルフィのヒトヒトの実のモデルであるニカとは、ワンピースの作中で過去に存在した伝説の戦士のことです。ルフィは悪魔の実の能力を覚醒させたことで、ニカに変身することができるようになりました。
チョッパーが食べたヒトヒトの実に対する世間での評判や人気
チョッパーがワンピースに登場した当初は、チョッパーの雪男のような変身形態に疑問を持つ人は多くありませんでした。しかし、ヒトヒトの実の詳細が明らかになってくるに連れ、チョッパーのヒトヒトの実のモデルを気にする人が増えてきたようです。作中で登場した雪男がモデルだと推察する人も多いですが、それ以外のさまざまな考察も見られます。他のヒトヒトの実の能力者のモデルが幻獣種であることから、チョッパーのモデルも幻獣種であってほしいと期待する人もいました。
ワンピースの作中では、ルフィのゴムゴムの実がヒトヒトの実であったことが明らかになりました。この一件以来、チョッパーのヒトヒトの実は、本当は違う悪魔の実ではないかといわれることが増えました。
ワンピースのエッグヘッド編には、新たに「バッカニア族」という種族が登場しました。このバッカニア族が出てきてから、チョッパーのヒトヒトの実のモデルはバッカニア族ではないかという考察も見られるようになりました。チョッパーのヒトヒトの実のモデルがバッカニア族だという考察には、多くのファンが心を踊らせているようです。
チョッパーが食べたのはヒトヒトの実だった
ワンピースのチョッパーが食べたヒトヒトの実のモデルや、他のヒトヒトの実の能力者などをまとめました。チョッパーは現在のところヒトヒトの実を食べたことになっていますが、そのモデルなどは明らかになっていません。今後物語が進むにつれ、チョッパーのヒトヒトの実に関する新情報も出てくるでしょう。
この記事のライター
NR4712
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