【ワンピース】シャーロット家のメンバーまとめ！懸賞金や能力も紹介

シャーロット家のメンバーについてまとめていく前に、まずはワンピースにおいてシャーロット家がどのような存在として描かれているのかについてまとめていきます。また、シャーロット家が登場し活躍している作品『ワンピース』についても概要とあらすじをまとめ詳しい内容をおさらいしていきます。

シャーロット家は新世界に君臨する大海賊です。かつては四皇の1人に数えられた大海賊で、船長シャーロット・リンリンの元に46人の息子と39人の娘という大家族によって構成されています。18歳から60歳に至るまでに子どもを産み続けたリンリンには『ビッグ・マム』という異名がつけられており、その船に乗っている船員の懸賞金が合計100億ベリー以上という脅威的な数字を誇っています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊をテーマにしたファンタジーとバトルを融合させた本作は、1997年の初掲載からすぐに注目を浴び20年以上もの間人気を博してきました。2021年7月時点では日本の漫画では最高となる4億部発行を記録しており、単行本も常に300万部以上発行という異例の売り上げをマークしています。

かつてこの世のすべてを手にした海賊王ゴールド・ロジャー。彼の死に際に放たれた財宝の存在『ワンピース』が明かされると、海賊たちはロマンを追い求めるように海へと旅立ちました。麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィもその時代に生きる海賊の1人でした。彼は恩師シャンクスとの約束を果たすため、魅力的な仲間を集め海賊王になるために旅を続けます。

ここからはシャーロット家の兄弟の役職と懸賞金・能力や治める島を一覧にしてまとめていきます。シャーロット家の親玉であるリンリンは計46人の息子を産んでいますが、それぞれに役職を与え万国に複数ある島を治めるよう指示しています。ここではシャーロット家の男たちの情報を一覧にまとめ、それぞれ詳しく解説していきます。

シャーロット家の長男ペロスペローはサイケデリックな色彩をした道化のような見た目をしており、キャンディのステッキを普段から舐めているのが特徴です。弟妹たちからはペロス兄と呼び慕われ、飴細工には強い自信とこだわりを持っている職人気質でもあります。

カタクリはシャーロット家の次男であり、最高幹部と言われているスイート3将星の1人でもあります。懸賞金10億越えという脅威の戦闘力を誇っており、選ばれた者にしか使えない覇王色の覇気も会得しています。四皇の最高幹部という肩書きですが、カタクリは兄弟思いな性格でもありすべての妹や弟たちの憧れの存在になっています。

ダイフクはシャーロット家の三男であり、丸坊主に大柄で厚手のコートを着ているのが特徴です。兄弟たちの中ではリンリンに対する忠誠心が人一倍強い方ですが、短気で粗暴な一面もあり任務に失敗した妹に対し「役立たず」と発言してしいたこともあります。

オーブンはシャーロット家の四男であり次男のカタクリ、三男のダイフクとは三つ子の兄弟でもあります。髪型がスペードマークのように尖っているのが特徴的で、比較的人当たりのいい性格としても知られています。ただし、法には従う男だとリンリンは評価しており、法に背いた人にはたとえ家族だろうと手にかけようとする凶悪性を秘めています。

オペラはシャーロット家の五男に生まれた生クリーム大臣です。全身がまるでクリームに包まれているかのように真っ白で、遠くから見れば雪男に間違われるほど特徴的です。作中では食い煩いを起こしたリンリンをなだめようとしたところ、逆に寿命を抜かれてしまい倒れてしまいました。

クラッカーはシャーロット家の十男であり最高幹部スイート3将星の1人でもあります。三方向に伸びた紫の髪と筋骨隆々な半裸を晒す見た目をしており、痛いのが嫌いという理由から戦う時にはビスケットで作った人形を操ります。ビスケット作りには誰よりもこだわりがあると豪語しており、リンリンが治める万国の住居の壁は全部クラッカーによって造られています。

モスカートはシャーロット家の16男でジェラート大臣を務めています。左右で色が違う髪と割れアゴが特徴的で、背中にはコーンアイス風の武器を背負っています。正義感が強い性格で兄弟や市民からも強い信頼を置かれている存在でしたが、作中では暴走したリンリンから寿命を吸い取られてしまいます。

モンドールはシャーロット家の19男でありチーズ大臣を務めています。ピエロのようなメイクを顔面に施しておりガイコツ衣装に身を包んでいます。万国全土にいる大臣の中ではまとめ役の立ち位置におり、ルフィたちが攻めてきた時には全軍の指揮を任されました。

スナックはシャーロット家の25男でありフライ大臣を務めています。かつては最高幹部スイート4将星の1人でもありましたが、最悪の世代の1人ウルージとの対決に敗れ幹部の座から降ろされてしまいました。兄弟の中ではトップクラスの巨漢であり鼻が長く尖っているのが特徴的です。

ここからはシャーロット家の姉妹の役職と懸賞金・能力や治める島を一覧にしてまとめていきます。リンリンは合計39人の娘を産んでおり姉妹たちにそれぞれ役職などを与えています。ここではシャーロット家の姉妹の情報を一覧にまとめ、具体的な解説をしていきます。

コンポートはシャーロット家の長女でありフルーツ大臣を務めています。頭にフルーツパフェを乗せた中年女性であり、姉妹の中でも最もリンリンの顔に似ています。男勝りで女海賊のような豪快さがあり、戦闘力に関しても『化け物』と評されるほどのものを秘めているようですがその内容はまだ描かれていません。

モンデはシャーロット家の次女ですが、それ以外の情報がほとんどありません。作中でも名前だけが登場し、何気ない1コマにちらりと姿が描かれているだけで具体的な活躍などが描かれていません。

アマンドはシャーロット家の三女でありナッツ大臣を務めています。シャーロット家の中では一番の名刀使いとして知られており、斬馬刀のような長刀『名刀・白魚』で敵を圧倒する姿は『鬼夫人』という異名がつけられるほど周囲から恐れられています。

ブリュレはシャーロット家の八女です。まるで魔女を思わせるような紫の髪と長い鼻をしており、顔についた傷跡がコンプレックスで綺麗な顔を見つけると八つ裂きにしたくなるという歪んだ感情を抱えています。そんな性格をしていながらも、兄弟に対しては手を出したことがなく割と家族思いな性格のようです。

スムージーはシャーロット家の14女であり最高幹部スイート3将星の1人に数えられています。クールな性格をしており口調や態度は常に凛々しいものを感じられます。悪魔の実シボシボの能力は、触れた対象を雑巾のように絞ることで水分を抜き取るという恐ろしいもので、実際に作中で吸い取られた動物はミイラのようになっていました。

ガレットはシャーロット家の18女でありバター大臣を務めています。カールの髪とサキュバスを思わせる角が生えているのが特徴的で、19女のポワールとは双子でもあります。鋭い目つきと妖艶な体つきで大人っぽさがありますが、幼い弟には目線を合わせて話をするような優しい性格をしています。

シフォンはシャーロット家の22女でありカポネ・ベッジの妻でもあります。リンリンの指示によりシフォンはカポネ・ベッジと政略結婚をさせられましたが、夫婦仲はとても良好でとても仲間思いな性格をしています。結婚してからはビッグ・マム海賊団を抜けており、母親であるリンリンに対して「あの怪物」と呼ぶほど敵対心を露わにしています。

ローラは当初スリラーバークにてルフィたちと偶然出会った女海賊でしたが、その正体はシャーロット家の23女でした。強烈な結婚願望を抱いており、目についた男にはすぐに惚れてしまい求婚してしまうという悪癖があります。その姿から『求婚のローラ』という異名までつけられていますが、性格はとても人情に篤く麦わらの一味と共闘した時は最後までルフィを信じ切るという胆力を見せつけました。

プラリネはシャーロット家の29女であり現在はアラディンの妻になっています。シュモクザメのような髪型をしているのが特徴的な人魚で、政略結婚でありながらアラディンのことをとても好いています。プラリネもシフォン同様母親に敵対心を見せており、作中では人魚の能力を応用して歌を歌い、ナワバリウミウシたちを誘導して脱出作戦を成功に導きました。

プリンはシャーロット家の35女であり、サンジと政略結婚する予定だったキャラクターです。リンリンとは似つかない可愛らしい見た目をしており、性格も気立てがよくブルック曰く「どこまでもいい娘」と四皇の娘であることを驚かれていました。しかし、メモメモの実を発動するとおでこに隠れている三つ目が開眼し人をあざ笑うような本性を露わにします。

ここからはシャーロット家の双子や三つ子の名前や役職を一覧にしてまとめていきます。何十人もの子を産んできたリンリンですが、産まれた子の中には双子や三つ子、中には十つ子として誕生した兄弟たちがいます。ここでは同じ時に産まれた息子たちの名前や役職を判明している範囲で紹介していきます。

ここからはシャーロット家のその他キャラの名前や役職と懸賞金・能力を一覧にしてまとめていきます。ビッグ・マム海賊団にはリンリンとその子どもたち以外にも船員がおり、個性的なキャラクターが揃っています。その概要をここで解説していきます。

シュトロイゼンはビッグ・マム海賊団の総料理長を務めています。通称『美食騎士』と呼ばれておりリンリンを海賊の道に引き入れた張本人でもあります。年齢が92歳と高齢でありますが、ルフィに負けず劣らずの身体バランスを持っており高い戦闘力を秘めている可能性があります。

ペコムズはライオンのミンク族でありビッグ・マム海賊団の戦闘員です。ライオンの姿をした獣人でありサングラスの下につぶらな瞳をしているのが特徴です。性格は海賊らしく荒っぽいですが、仲間を思う気持ちはとても強く義理堅い一面もあります。実際に作中でルフィたちに助けられたことを深く感謝し、後にその恩を返そうと命がけで時間稼ぎをしてみせました。

タマゴ男爵は足長族の男性でありビッグ・マム海賊団の戦闘員です。懸賞金が4億2900万ベリーと高額で、実際にその実力はビッグ・マム海賊団の幹部たちに見劣りしません。ペコムズとは長年コンビとして活動している仲であり、荒っぽい彼に対してタマゴ男爵は穏やかで利己的な性格をしています。

ボビンは始末屋の異名をつけられたビッグ・マム海賊団の戦闘員です。1億550万ベリーの懸賞金をつけられている手練れの海賊で、背中には人1人分の大きさに及ぶ巨大な剣を背負っています。実際に戦闘シーンが描かれていないため具体的な能力や強さに関しては不明ですが、言動から推測するにとても武闘派であることが伺えます。

キングバームはビッグ・マム海賊団の傘下ホーミーズの誘惑の森の主であり、シャーロット・ブリュレの相棒として知られています。ホーミーズたちの中では一番の巨漢であることを誇っており、将星クラスの気迫にも耐えられる耐久力を持っています。しかし、作中では巨大な火球と化したプロメテウスの攻撃に押しつぶされ、死亡してしまいました。

ランドルフはビッグ・マム海賊団の傘下ホーミーズの戦闘員です。見た目がウサギそのものですがミンク族ではありません。戦闘力は高い方で、特に槍の扱いに長けているランドルフは『鶴騎士』という異名をつけられ周囲から恐れられています。

ディーゼルはビッグ・マム海賊団の一員です。蒸気機関車の煙突のような被り物をしているのが特徴的で、全速力で走る際はその煙突から煙が吹き出ます。作中での活躍はさほど描かれていませんが、ウェディングケーキの材料となる小麦粉をある島から強奪していました。

ここからはシャーロット家の謎についてまとめていきます。ワンピースにはところどころに謎や伏線がちりばめられていますが、シャーロット家に関する謎も多く描写されていました。ここではファンの間で話題になっている謎や考察案を紹介していきます。

シャーロット家の四女と五女は、当時初登場だったアマンドの娘だったのではと考察がされていました。これは四女と五女の見た目の若さに対して、アマンドが中年女性の風貌だったことから囁かれるようになりました。しかし実際はアマンドが四女、五女のすぐ上の三女であることが発覚し、しかも3人で三つ子であったことからこの考察は間違いであることが証明されました。

シャーロット家六女と七女は次男であるカタクリの実の娘ではないかという噂が立ったことがあります。六女のカスタードは45歳という年齢でありながらとても若々しい見た目をしていたためこのような説が生まれたようです。

シャーロット家九女のブロワイエはブリュレの娘なのではと囁かれたことがあります。理由はまたしても若々しい見た目で、結局のところ2人は親子ではなく、むしろ双子の姉妹であることが判明しています。

十女のマッシュに関しても、コンポートの娘なのではという説が出たことがあります。不思議と多く考察されているシャーロット家内の親子説ですが、そもそも母親であるリンリンが60歳と高齢であり、娘たちの見た目がリンリンとかけ離れた美貌であることからそのような説が度々生まれてきたそうです。この親子説が否定されるようになったのは単行本に記載された豆知識コーナーの情報からでした。

上記でまとめた六女カスタードについて、彼女とカタクリとの関係は違うと証明されましたが、カスタードの見た目は明らかに45歳のものではないと言われています。考察班からはカスタードの素性を探るような考察が続けられ、カタクリの娘でなければジュエリー・ボニーの能力が関与しているのでは、という説が浮上しています。

これまでワンピースに出てくるシャーロット家の情報をまとめてきましたが、四皇の一角として恐れられていたシャーロット家に対してファンの印象はどのようなものになっているのでしょうか？ここではシャーロット家に対する世間での評判や人気について、ワンピース好きな人たちのリアルな意見を見ていきます。

四皇として大きな存在であるビッグ・マム海賊団ですが、リンリンの息子、娘たちのことが好きだという意見はとても多く見られました。ワンピース作中ではシャーロット家が総出でルフィたちと敵対していましたが、それぞれリンリンに対する思いなどが明かされていくにつれてどんどん好きになっていった人が多いようです。

シャーロット家が好きな人たちの間では、このキャラクターが一番好きだと意見を共有しようとする光景も見られました。特に人気なのが次男のカタクリのようで、ルフィと激闘を繰り広げ最後には互いの健闘を称えあったシーンが少年漫画らしいと評価されていました。

ビッグ・マム海賊団にはこれからも活躍してほしいと懇願する意見もありました。ビッグ・マム海賊団は最終的にキッドとローによって倒され、大舞台から退場させられましたが、魅力的なキャラクターが多く生き残っているため今後の展開次第では再び登場し活躍を残す可能性が大いにありそうです。

ビッグ・マムを筆頭にしたシャーロット家は、ワンピースに出てくるキャラクターたちと比べても負けず劣らずの個性派揃いでした。ワンピースにて初めて名前が出た時は四皇として最強の海賊団という印象でしかなかったシャーロット家でしたが、その実態が100名を超える子どもたちで構成された海賊団であると予想できた人は少なかったでしょう。現在は四皇の座から降ろされてしまったビッグ・マムたちですが、今後の展開次第では再び活躍が見れそうです。