【ワンピース】ベルメールの声優情報まとめ!代表作や出演作を紹介
『ワンピース』のアニメ版で、ベルメールを演じた声優について解説します。ベルメールを演じた声優の日髙のり子さんについて、基本情報や出演作をまとめています。ベルメールとナミとノジコの関係など、3人の出会いやプロフィールについても紹介します。
ベルメールとは?
『ワンピース』のベルメールは、ナミと関係の深い人物です。現在はすでに亡くなっている設定ですが、ナミの中では変わらずに大事な人です。ベルメールは登場回数が少ないため、どのような人物か忘れてしまった人もいるでしょう。ベルメールの声優について見ていく前に、まずはベルメールのプロフィールをおさらいしましょう。
ベルメールのプロフィール
『ワンピース』のベルメールはココヤシ村の出身で、元海軍の将校でした。身長186cmと、女性にしては大柄なほうです。戦いに敗れて瀕死状態だったベルメールは、死のうと思っていたところで、赤ん坊のナミを抱えた幼いノジコに出会います。ベルメールはナミとノジコの義母となり、ココヤシ村でみかん農家を始めることとなります。しかし、ナミが8歳のときに海賊のアーロンに殺され、わずか30歳という若さで命を終えたのでした。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、週刊少年ジャンプで連載中の冒険漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、1997年から連載が開始しました。アニメは1999年に始まり、現在でもフジテレビで放送中です。コミックスやアニメはもちろん、劇場版やゲームなど幅広いジャンルに展開しています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の舞台は、多くの海賊たちが戦いを広げる大海賊時代です。フーシャ村で育ったルフィは、幼い頃に海賊のシャンクスと出会います。そこでシャンクスに命を救われたルフィは、シャンクスとの再会を果たすため、10年後に海へと出ます。悪魔の実を食べてゴム人間となったルフィは、その力を使いながら海賊王を目指して冒険を続けるのでした。
ベルメールの声優を紹介!代表作は?
『ワンピース』のベルメールは、アニメでは力強い女性の声とともに登場しました。その声を聞いて、どこか聞き覚えがあると思った人も少なくないでしょう。ここでは、アニメ『ワンピース』でベルメールを演じた声優さんについて解説します。
日髙のり子のプロフィール
『ワンピース』のアニメでベルメールを演じているのは、声優の日髙のり子さんです。日髙のり子さんは1962年5月31日生まれで、東京都出身の声優さんです。子役から出発し、アイドルを経て声優になりました。声優仲間の三ツ矢雄二さんと、2009年にコンビネーションという事務所を設立しています。戦う強い女性を演じることが多く、ベルメールにもピッタリはまっていました。
ベルメールの声優の代表作や出演作
日髙のり子さんは、数多くのアニメ作品に出演しています。国民的なアニメのヒロインなども演じているため、声を聞けばアニメのキャラが頭に思い浮かぶ人も多いでしょう。ここでは、日髙のり子さんが演じてきた、主な作品とキャラクターを紹介します。
タッチ(浅倉南)
『タッチ』は週刊少年サンデーで連載していた野球漫画で、双子の兄弟と幼馴染の女の子の甘く切ない恋愛を描いた作品です。この幼馴染の浅倉南を演じたのが、日髙のり子さんです日髙のり子さんは力強いキャラを担当していることが多いですが、この役は女の子らしいかわいい声で演じています。
となりのトトロ(草壁サツキ)
『となりのトトロ』はスタジオジブリの代表的作品で、ほとんどの人が知っている大人気アニメです。幼い姉妹の成長物語ですが、日髙のり子さんは姉の草壁サツキを演じています。サツキはしっかり者のお姉さんで、母親が入院中の間家事をしたり、妹の世話をしたりしています。子どもらしい無邪気な声や、妹のメイを叱るときの大人びた声などをしっかり演じ分けていました。
らんま1/2(天道あかね)
『らんま1/2』の天道あかねは、戦うヒロインの代表ともいえるキャラクターです。格闘道場の娘で、自分も格闘技を得意としています。ガサツで料理下手、馬鹿力な上に負けず嫌いと、とにかく男っぽい性格をしています。しかし、主人公の乱馬のことが好きで、乙女らしい姿を見せることもあります。日髙のり子さんは、自分が演じた役の中で、天道あかねが最も自分に近いと語っています。
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(瀬田宗次郎)
『るろうに剣心』の瀬田宗次郎は、まるで女の子のような容姿のかわいらしい剣士です。しかし、その見た目とは裏腹に、剣士としての腕は超一流です。新選組の沖田総司がモデルとなっており、女性ファンが多いことでも知られているキャラクターです。女性ではなく少年役ですが、日髙のり子さんの声がこのかわいくも強い瀬田宗次郎によく合っていました。
サクラ大戦3(エリカ・フォンティーヌ)
日髙のり子さんが演じたのは、『サクラ大戦3』のメインヒロインである、エリカ・フォンティーヌです。天然ボケを連発するドジキャラで、どの程度のリアクションをすれば良いのか悩みながら演じたそうです。結果的には素っ頓狂ながらもかわいいエリカを見事に演じ、多くのファンから愛されるキャラクターになりました。
名探偵コナン(世良真純)
『名探偵コナン』は週間少年サンデーに連載中の漫画で、『ワンピース』よりも長く連載をしている大人気漫画です。この作品の中で日髙のり子さんは、比較的新しい登場人物である世良真純を演じています。世良真純は自分を「ぼく」と呼ぶ女子高生で、男っぽい性格をしています。男らしい女性を多く演じてきた日髙のり子さんにとって、ピッタリの役といえるでしょう。
犬夜叉(桔梗)
『犬夜叉』は週刊少年サンデーで連載していた、戦国時代を舞台にした作品です。作者は『らんま1/2』と同じく、高橋留美子さんです。桔梗はヒロインのかごめと同じ顔をした巫女で、ヒロインの恋敵ともいえる存在です。落ち着いた大人っぽいキャラクターであるため、日髙のり子さんと凜とした声を聞くことができます。
ベルメールとナミ・ノジコとの関係
ナミの過去を語る上で欠かせないのが、ベルメールとノジコとの関係性です。ベルメールとノジコは、ナミの過去に大きく関わってきます。ここでは、ナミとノジコのプロフィールとともに、3人の関係について詳しく説明します。
ナミのプロフィール
『ワンピース』のナミは麦わらの一味の中では古株のほうで、ゾロの次にルフィと出会ったキャラクターです。この時点では完全な仲間ではなく、まだ手を組んだだけでした。しかし、ルフィがナミをアーロンから救ったことにより、正式にルフィの仲間となりました。天候を読む才能と航海の知識が豊富で、一流の航海士としてルフィの冒険を助けています。
ノジコのプロフィール
ノジコはナミの義姉で、ココヤシ村でみかん畑を育てています。ショートカットの青い髪と、真っ赤なリボンが特徴です。言葉はきついですが根は優しい女性で、ナミのことを常に気遣っています。村のためにアーロンの仲間になったナミを、ココヤシ村でずっと待っていました。
ベルメールとナミ・ノジコの過去
ベルメール・ナミ・ノジコの3人は、全員血がつながっていません。しかし、お互いがお互いを大事に想っており、本物の家族以上の絆でつながっています。ナミとノジコは戦争孤児で、本当の両親はわかりません。ノジコは捨てられていた赤ん坊のナミを拾い、戦場をさまよっていました。
そこで、瀕死状態のベルメールと出会い、ベルメールはこの2人を育てようと決意するのです。ベルメールはノジコとナミを故郷のココヤシ村へ連れていき、アーロンたちが襲ってくるまで平和に過ごしました。
ベルメールの名言
登場回数が少ないベルメールですが、読者の記憶に残る名言をいくつも残しています。それらの名言は、ナミとノジコへと向けたものがほとんどです。2人への愛情が感じられる、ベルメールの名言を紹介します。
ベルメールの名言①「それは私の娘達の分...」
子供二人で10万ベリー……!!
それは私の娘達の分
私の分は足りないわ出典: yuyauver98.me
ココヤシ村を襲ったアーロンは、村人たちに金を払えば殺さないと約束します。この値段は、大人1人につき10万ベリー、子ども1人につき5万ベリーです。お金のないベルメールは、全部で10万ベリーしか用意できませんでした。ナミとノジコの存在を隠せという助言に従わず、自分が殺されるとわかりながらアーロンに言い放った名言です。
ベルメールの名言②「口先だけでも親になりたい...」
私…!!
家族がいないなんて言えないや
たとえ命を落としても……!!
口先だけでも親になりたい
あいつら…私の子でしょ?出典: yuyauver98.me
独り身のふりをすれば助かったベルメールですが、家族がいないとは言えませんでした。ナミとノジコの存在を否定する言葉は、親として口にできなかったのです。ナミとノジコへと家族愛に満ちた名言です。
ベルメールの名言③「ノジコ!!ナミ!!...」
ノジコ!! ナミ!!
大好き♡出典: yuyauver98.me
こちらの名言は、ベルメールがアーロンに殺される直前に言ったセリフです。2人への愛情や感謝が詰まった「大好き」で、ベルメールは笑みを浮かべながら最期の瞬間を迎えました。多くのファンの涙を誘った、いまだに語り継がれる名言です。
ベルメールの声優に対する世間での評判や人気
他の役でしか日髙のり子さんを知らない人にとっては、ベルメールとの声の違いに驚きを隠せないようでした。それだけ、キャラの異なる人物を、違和感なく上手に演じ分けていると証拠だといえるでしょう。
また、ETCの車載器の声が日髙のり子さんだと気づいたファンも多く、車に乗るのが楽しみになったという声が目立ちました。Panasonic製のETC車載器を持っている人は、ぜひ車載器の声を一度チェックしてみてください。
『名探偵コナン』は現在でも放送が続いているため、世良真純とベルメールの声が同じことに気づく人も多かったです。日髙のり子さんは最近でもアニメやナレーションなど多くの役をこなしているため、ベルメールと同じ声を探してみるのも楽しいでしょう。
ベルメールの声優が日髙のり子さんだとは知らなくても、ベルメールの声が好きだという人も多くいました。ベルメールがもともと魅力的なキャラであるのはもちろんのことですが、日髙のり子さんの声もベルメールの人気にひと役買っているといえるでしょう。
ベルメールの声優は日髙のり子だった
アニメ版『ワンピース』のベルメールの声は、日髙のり子さんが担当していました。ベルメールは初期に少し登場しただけのキャラクターに関わらず、いまだに人気のある人物です。ナミとノジコとの関係を知ると、さらに愛着が増してしまいます。もしもアニメ版『ワンピース』を振り返る機会があれば、日髙のり子さんの声とともにベルメールの登場回を楽しんでみてください。
この記事のライター
NR4712
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