【ワンピース】青キジのモデルは誰?新旧三大将のモデルも紹介!
『ワンピース』の青キジは、元海軍の大将です。青キジにはモデルがいるといわれていますが、そのモデルとは誰でしょうか?本記事では、青キジのモデルとなった人物を解説します。また、青キジ以外の海軍大将のモデルとなった人物も紹介します。
青キジとは?
青キジ(クザン)のプロフィール
『ワンピース』の青キジは元海軍本部の三大将の1人で、本名はクザンといいます。誕生日は9月21日で、身長は298cmです。初登場時は47歳で、現在では49歳になっています。以前はハキハキとした性格でしたが、オハラ壊滅事件をきっかけに自分にとっての正義について苦悩するようになります。そして、今までの「燃え上がる正義」というモットーを捨て、「ダラけきった正義」をモットーに活動することになります。
そのモットーの通り普段はダラけているキャラで、海賊の前で居眠りをしてしまうこともあります。しかし、その能力はずば抜けていて、一般人に害をなす悪人には容赦しません。元帥の座をかけた赤犬との争いに負けた青キジは、相棒のキャメルとともに世界を旅しています。
ワンピースの概要
『ワンピース』は週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、海賊たちの熱いバトルを描いた作品です。すでに25年も続いている漫画ですが、ついに最終章に突入したことを作者の尾田栄一郎さんが明かしました。2022年の8月には最新の103巻が発売され、コミックスの累計発行部数はなんと5億部を超えました。漫画だけでなく、アニメや映画も大人気の作品です。
ワンピースのあらすじ
伝説の海賊王・ゴールドロジャーは、処刑前に自分が残した宝の存在を明かします。その宝を探すため、海賊たちは競って海に繰り出しました。そんな大航海時代に、主人公のルフィは海賊王になるという夢を抱き、1人で海へ旅立ちます。ゴムゴムの実の能力者であるルフィは、その能力で次々と現れる敵を撃退していきます。そして、集まった仲間たちとともに、海賊王が残した宝を探す冒険を続けるのでした。
青キジのモデルは誰?
青キジのモデルは松田優作
青キジのイラストを見て、誰かに似ていると思った人も多いのではないでしょうか?元海軍大将である青キジのモデルは、俳優の松田優作さんです。パーマがかった少し長い黒髪が、まさに松田優作さんそのものです。松田優作さんの中でも、特に『探偵物語』で演じていた「工藤俊作」をモチーフとしているようです。青キジの「あらら」という口癖も、『探偵物語』の工藤俊介からきています。
松田優作のプロフィール
松田優作さんといえば、言わずと知れた昭和の大スターです。1949年9月21日生まれで、山口県下関市の出身です。昭和50年代の前半から、アクションスターとして人気をあつめるようになりました。昭和50年代後半からは演技派俳優を目指し、さまざまなドラマに挑戦するようになりました。
昭和の終わり頃には癌が発覚しますが、周りに口止めをしたまま俳優業を続けていました。しかし、40歳のとき、ついに癌が原因で亡くなってしまいました。松田優作さんの人気は今でも高く、キネマ旬報の「20世紀の映画スター・男優編」では、日本男優の12位にランクインしています。
松田優作の俳優としての出演作品
松田優作さんといえば、『太陽にほえろ!』のジーパン刑事を思い浮かべる人も多いでしょう。他に主演したテレビドラマには、前述した『探偵物語』の他、『赤い迷路』や『俺たちの勲章』などあります。映画は初出演作の『狼の紋章』を皮切りに、『竜馬暗殺』、『人間の証明』、『蘇る金狼』など多くの作品に出演しています。
青キジ以外の新旧三大将のキャラのモデル一覧
『ワンピース』の海軍大将には、新旧の三大将が存在します。以前の三大将は青キジ、赤犬、黃猿の3人でしたが、赤犬が元帥となり青キジが海軍を脱退したことで、大幅な人事改革が行われます。そこで藤虎と緑牛が新たに大将となり、現在の三大将は黄猿、藤虎、緑牛になりました。これらのキャラたちには、すべてモデルとなった人物がいます。そのモデルとなった人物を、一覧で紹介します。
黄猿のモデル
黃猿のモデルとなった人物は、黃猿の顔を見てなんとなくわかる人もいるでしょう。黃猿のモデルは、俳優の田中邦衛さんです。独特の口元やシワの寄った顔が、本人そっくりです。『北の国から』で有名な田中邦衛さんですが、その他にも幅広いジャンルの作品に出演していました。多くの人に愛されていた名俳優でしたが、残念ながら2021年に老衰のため亡くなりました。
赤犬のモデル
赤犬のモデルは、映画俳優として活躍している菅原文太さんです。菅原文太さん自身も、赤犬が自分のモデルであることを知っていて、赤犬のほうがかっこいいと発言することもありました。赤犬は特に、『仁義なき戦い』シリーズの菅原文太さんを意識して描かれたキャラのようです。外見もそっくりですが、赤犬は誕生日も菅原文太さんと一緒です。
藤虎のモデル
新たに三大将になった藤虎ですが、こちらも昭和の大スターがモデルとなっています。その人物とは、多くの伝説を残している勝新太郎さんです。藤虎が刀を持っていることからもわかるように、『座頭市』の主人公を演じた勝新太郎さんをモチーフにしています。外見だけでなく、喋り方や性格までが『座頭市』の勝新太郎さんにそっくりです。藤虎は今までに登場した大将の中でも、一番人柄が良いと評判のキャラです。
緑牛のモデル
緑牛は他のキャラに比べると登場してからそれほど時間が経っておらず、まだ謎が多い人物です。モデルに関してもはっきりしたことはわかっていませんが、読者の間では昭和の名優である原田芳雄さんがモデルではないかといわれています。実際、緑牛のパーマがかった癖のある髪型は、原田芳雄さんにそっくりです。また、緑牛の胸には「死川心中」という入れ墨があり、これは原田芳雄さんが作曲した「新宿心中」からきていると思われます。
青キジの能力や技
青キジは「ヒエヒエの実」の能力者
海軍の三大将はそれぞれ悪魔の実の能力者ですが、青キジはヒエヒエの実を食べた能力者です。その名の通り冷気を操ることができ、周囲を一瞬にして凍らせることができます。自分の体を氷にすることもできますが、氷であるため物理攻撃を受け流すことはできません。しかし、氷の体が砕けても瞬時に再生できるため、結果的に物理攻撃は無効となります。悪魔の実の能力者は海に落ちると戦闘不能になりますが、青キジは海を凍らせることができるため、その弱点を気にせずに戦うことができます。
青キジの技一覧
青キジが使える技は、ヒエヒエの実の力を使った氷系の技です。氷を利用して武器を作ったり、相手を凍らせたりすることができます。具体的にはどのような技を使えるのか、一覧にして紹介します。
技①氷河時代(アイス・エイジ)
青キジが使える技のひとつ目は、「氷河時代(アイス・エイジ)」です。氷河時代(アイス・エイジ)は手から強力な冷気を発生させる技で、広大な海でも一瞬にして凍らせることができます。白ひげが発生させた津波を凍らせるほどの威力で、青キジの代表的な技のひとつです。
技②アイスサーベル
青キジが使える技のふたつ目は、「アイスサーベル」です。これは青キジがロビンを攻撃するときに使った技で、千切った草に冷気を吹きかけて氷の剣を作り出します。氷の剣というとすぐに折れそうなイメージがありますが、ゾロの攻撃にも耐えるほどの強度があります。
技③アイスタイム
青キジの3つ目の技である「アイスタイム」は、青キジがよく使っている攻撃技です。アイスタイムは相手に抱きついて凍らせる技で、相手を動けなくすることができます。凍った相手をバラバラに砕くことで、相手を死に至らしめることも可能です。しかし、すぐに氷を溶かせば、元の体に戻ることができます。
技④アイス塊(ブロック)
青キジが使える技4つ目は、氷塊を攻撃に利用する「アイス塊(ブロック)」です。アイス塊(ブロック)は両棘矛(パルチザン)と併せて使う技で、アイス塊(ブロック)で作り出した氷塊を槍のような形にして、両棘矛(パルチザン)で相手を串刺しにします。サウロの足を負傷させたのもこの技で、巨漢のサウロを拘束することに成功しています。
技⑤アイスタイムカプセル
青キジの5つ目の技は、アイスタイム強化させた「アイスタイムカプセル」です。アイスタイムは相手に抱きつくことで凍らせますが、アイスタイムカプセルは手の平から冷気の弾を発射させて相手を凍らせます。アイスタイムのように直接相手に触る必要がないため、離れている相手にも使うことができます。オハラでの戦いでは、この技でサウロにとどめを指しました。
技⑥アイスBALL(ボール)
最後に紹介する青キジの技は、相手を一瞬で氷に閉じ込められる「アイスBALL(ボール)」です。両手から冷気を発し、相手をボール状の氷塊に閉じ込めてしまいます。アイスタイムカプセルのように遠くにいる相手にも使えますが、強い相手だと中から氷を割られてしまいます。実際に白ひげにこの技を使ったときは、白ひげを一瞬しか閉じ込めることができませんでした。
青キジに対する世間での評判や人気
青キジが好きな人は多く、とにかくかっこいいというコメントが並んでいました。特にスモーカーを助けに現れたときは、そのかっこ良さにしびれたファンも多かったようです。また、松田優作さんが好きな人にとっては、松田優作さんがモデルということだけで青キジのことを好きになってしまうそうです。
また、青キジはかっこいいだけでなく、いい奴だという声も多く見られました。特にロビンとの絡みの話には、感動して涙を流したファンもいるようです。青キジは海軍の大将でありながら、親友のサウロの意思を次いでロビンをオハラから逃しました。また、エニエス・ロビーでも仲間を得たロビンを見逃し、そのおかげでロビンは麦わらの一味のもとへ戻ることができました。ここでロビンを逃してくれた青キジに、感謝している人も多くいました。
青キジといえば、相棒のペンギンに注目する人も多いようです。このペンギンが可愛いと人気で、飼いたいというコメントが多く見られました。扉絵ではペンギンのキャメルとかき氷を食べている姿が描かれており、この絵の青キジも可愛いと評判です。
青キジのモデルは昭和の映画スターだった
『ワンピース』の青キジは、昭和の映画スターである松田優作さんがモデルとなったキャラでした。青キジと松田優作さんを見比べてみると、外見などがそっくりなことに気づくでしょう。青キジはこれからの動向が注目されているキャラで、この先も登場する可能性が高いです。松田優作さんの面影を感じながら、これからの青キジの活躍に期待しましょう。
この記事のライター
NR4712
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