【ワンピース】悪魔の実を一覧で紹介！所有者や能力・覚醒についても調査

『ワンピース』は尾田栄一郎による少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』にて連載しています。ジャンプ作品では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長編蓮衣の漫画になります。1999年からフジテレビ系列でテレビアニメ化されている超人気作品になっています。2015年6月には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録されました。

『ワンピース』は海賊王を目指す、主人公の少年モンキー・D・ルフィの物語です。ルフィはゴムゴムの実と言われる悪魔の実を食べてしまい、全身がゴム人間になってしまいます。ルフィは仲間を集めながら、海賊王となるべく冒険を続けます。冒険の中では様々な悪魔の実が登場し、悪魔の実の能力者と戦うことになります。

『ワンピース』に登場する悪魔の実は、海の悪魔の化身と言われています。悪魔の実を口にすると、その瞬間から海に嫌われ、一生泳げない身体になってしまいます。海だけではなく、水の溜まったところでもその効力あり、身体に力が入らなくなって身動きが取れなくなります。そんな悪魔の実にも3つの種類があり、超人系（パラミシア系）、動物系（ゾオン系）、自然系（ロギア系）に分けられます。その3種類について一覧にして詳しく紹介していきます。

超人系・動物系・自然系の中で最も確認された悪魔の実の数が多く、動物系・自然系に当てはまらない能力のものが超人系です。ルフィのように身体がゴムになる、全身が刃物になる、透明になる、地震を起こすなど、多種多様な能力を発揮します。

動物系のモデルは「人と別の生物」からきているとされ、動物の姿になったりする能力を発揮します。チョッパーのように人になれる「人型」や、獣になる「獣型」、その中間である「獣人型」などがあります。中には「古代種」や「幻獣種」という希少なものも発見されています。飛行能力を持つ種類も少なく、5種類しか確認されていません。

自然系の能力のモデルは「人工物ではない自然現象、自然物」とされています。能力者の身体を自然や自然現象そのものに変化させる希少な種類です。肉体そのものを変化させるため、攻撃力も防御力も高くなります。それ故に超人系・動物系・自然系の3種類の中で最強と言われています。自然系の対抗手段は「武装色の覇気」が有効とされています。

一覧にもあるように『ワンピース』の作中で最も多くの数が確認されているのが「超人系（パラミシア系）」の悪魔の実です。超人系の能力は、通常の人間であればありえない能力になったり、他に作用する魔法的な能力が身についたりします。ここでは『ワンピース』の作中で登場する超人系の能力を一覧にして紹介します。また能力者についても合わせて一覧にして解説します。

ゴムゴムの実は主人公であるモンキー・D・ルフィが食べた悪魔の実です。身体がゴムのようになり、皮膚表面だけでなく、内蔵や血管、骨までもがゴムになります。ゴムのように弾力性と伸縮性を持っているため、打撃や銃撃はもろともしません。また、ゴムなので絶縁体の役割を果たし、電撃系の技も一切受け付けません。しかし鋭利な刃物が弱点で、通常の人間と同様にダメージを受けます。

バラバラの実はバギー海賊団の船長である道化のバギーが食べた悪魔の実です。体をバラバラにさせることができ、斬撃も避けることができます。バラバラになったパーツは空を飛んでいるように見えますが、足の裏だけは地面から離れられません。飛行能力があるように見えますが、飛べるわけではありません。バラバラになったパーツにも感覚や痛覚があるため、人質に取られることもあります。

スベスベの実の能力者はアルビダ海賊団の船長であるアルビダです。肌を極限まで滑らかにし、摩擦抵抗を無くします。打撃や銃撃、刃物による攻撃も滑らせてかわしてしまうので、物理攻撃はほとんど無効です。肌も綺麗になり、外見までも美しくなります。

ボムボムの実の能力者はバロックワークスのMr.5のジェムです。全身のあらゆるところを爆発させることができる爆弾人間になります。吐息や鼻くそも爆弾にすることができ、起爆は能力者の意のままに操ることができます。

キロキロの実の能力者はバロックワークスのミス・バレンタインです。自分の体重を自在に操ることができます。他人の体重を変化させることはできず、操れるのは自分の体重のみです。

ドルドルの実の能力者はバロックワークスのMr.3であるギャルディーノです。体から蝋を出し、操ることができます。蝋を液体状で絞り出し、能力者の意思で固めることができます。相手を拘束したり、武器や建物を作ったりすることもできます。

バクバクの実の能力者はドラム王国のワポルです。あらゆるものを食べることができる雑食人間にななります。砲弾や刃物、建物までも美味しく食べることができます。そのまま消化するだけでなく、食べたものを体の一部にすることができます。

マネマネの実の能力者はMr.2のボン・クレーです。右手で他人の顔に触れることで他人の姿に変身することができます。左手で自分の顔を触ると元に戻ります。体質までもが似てしまうので、元々の力が強いボン・クレーにとっては真似ることの方がデメリットが多い場合もあります。

ハナハナの実の能力者は麦わら海賊団のニコ・ロビンです。手などの体の一部を増殖させていろいろな場所に咲かせることができます。腕を増やして攻撃したり、目を増やして死角を無くしたりと、使い方次第ではとても強い悪魔の実の能力です。

スパスパの実の能力者はMr.1であるダズ・ボーネスです。全身のあらゆる箇所を刃にすることができます。刃物になった部分は鋼鉄のような強度になっているため、攻撃にも防御にも長けています。

トゲトゲの実の能力者はミス・ダブルフィンガーことポーラです。全身のあらゆる箇所から鋭いトゲを出すことができます。トゲの鋭さや太さは自由に変えることができ、相手を指したり金棒のようにして殴ることもできます。

オリオリの実の能力者は海軍のヒナです。体を檻にすることができます。巨大な鉄格子を生み出したり、体の一部を相手に巻き付けて拘束することができます。捕獲や捕縛に特化している能力です。

バネバネの実の能力者はべラミー海賊団のベラミーです。体をバネにすることができます。足をバネにし、縦横無尽に跳躍して相手を翻弄します。

ノロノロの実の能力者はフォクシー海賊団の船長であるフォクシーです。「ノロマ光子」というビームを打つことができ、ビームにあたってしまうと動きが遅くなってしまいます。

ドアドアの実の能力者はCP9のブルーノです。触れた場所にドアを作り出すことができます。何もない空中でも「大気の壁」としてドアを作り出すことができ、暗殺や諜報活動で活躍します。

アワアワの実の能力者はCP9のカリファです。全身から特殊な泡を生み出すことのできる「石鹸人間」になります。泡はあらゆる物を洗い流すことができ、その物の能力までなくしてしまいます。水で洗い流せば効力は消えてしまいます。

ベリベリの実の能力者は海軍のベリーグッドです。体を果実のような球状に分離することができます。超人系のバラバラの実と同じような能力となっています。

サビサビの実の能力者は海軍のシュウです。体に触れた金属を一瞬で錆びさせることができます。フランキーなどの体が金属でできている相手にとっては天敵です。

シャリシャリの実の能力者は海軍のシャリングルです。体の一部を車輪に変えることができます。両腕を巨細な車輪にし、回転させながら攻撃することができます。

ヨミヨミの実の能力者は麦わら海賊団のブルックです。死んでも一度だけ生き返ることができる能力です。魂が肉体に戻って復活することができますが、ブルックは体を探し出すのに1年もかかってしまったため、白骨化した状態で復活してしまいます。

キラキラの実の能力者は白ひげ海賊団のジョズです。体をダイヤモンドに変えることができます。任意の一部だけダイヤモンドに変えられて、全身がダイヤモンドになるわけではありません。

カゲカゲの実の能力者はスリラーバーク海賊団の船長であるゲッコー・モリアです。影を支配することができる能力で、自分の影を実体化させて戦います。他人の影を奪い、ゴーレムのように操ったり死体に入れてゾンビにしたりしてコントロールすることができます。

ホロホロの実の能力者はスリラーバーク海賊団のペローナです。霊体（ゴースト）を生み出すことができる能力です。生み出したゴーストに触れるとネガティブにすることができたり、敵の前で爆発させることができます。

スケスケの実の能力者はスリラーバーク海賊団のアブサロムです。任意の物体を透明にすることができます。自分の体を透明にして透明人間になったり、武器を透明化させて攻撃することもできます。実際は見えなくなるだけで、匂いや音は消すことができません。

ニキュニキュの実の能力者はバーソロミュー・くまです。手のひらに肉球を持つ肉球人間になります。肉球は特別な「弾力」を持ち、あらゆるものを弾き飛ばしてしまいます。痛みや疲労などと言った目に見えないものも弾き飛ばすことができます。

メロメロの実の能力者は九蛇海賊団の船長であり王家七武海のボア・ハンコックです。老若男女問わず相手を魅了することができます。魅了された人間は石化してしまいます。石化は能力者の意思で解くことができますが、破損してしまった場合は死んでしまいます。

ドクドクの実の能力者は大監獄インペルダウンの監獄署長であるマゼランです。体から毒を分泌することができます。呼吸は毒ガス、唾液や汗は毒液となり、戦闘時以外もその能力が出てしまいます。能力者は毒物は無効ですが、摂取量が多すぎるとお腹を壊してしまいます。

ホルホルの実の能力者はエンポリオ・イワンコフです。生体ホルモンを自在に操り、医療行為を行ったり性別を変えたりすることができます。怪我の治療や性転換の他に、顔面を巨大化させたりもできます。

チョキチョキの実の能力者はイナズマです。腕をハサミに変え、物体を紙のように切ることができます。切り出した物体は紙のように曲げたりできるので、工作するといったイメージの能力です。

グラグラの実の能力者は白ひげであるエドワード・ニューゲートです。振動を操ることができる能力で、周囲数キロに大きな被害をもたらす大震災を起こすこともできます。破壊力だけで言えば超人系・動物系・自然系の悪魔の実の中でも最強の強さだと言われています。後に黒ひげのマーシャル・D・ティーチがグラグラの実の能力を奪いました。

ウォシュウォシュの実の能力者は海軍のつるです。あらゆるものを洗濯することができ、人間も洗濯物のようにペラペラに変え、洗濯して干すことができます。心まで洗濯されてしまい、洗濯された悪人は一定期間だけ善人のようになります。

フワフワの実の能力者は金獅子海賊団のシキです。触れた物体を浮遊させることができます。浮遊させられるのは自分の体と生物以外になります。悪魔の実の能力者の弱点である海水までも浮かせることができ、海水を操って能力者を一掃するような戦い方もできます。

マトマトの実の能力者はフライング海賊団のバンダー・デッケン九世です。触れた相手ならどんな場所からでも100％攻撃が当たるようになる能力を持ちます。ナイフを投げると、相手に当たるまで世界の反対側にいても追尾し続けます。何かに遮られたり、叩き落された場合は能力が解除されます。

オペオペの実の能力者はトラファルガー・ローです。自分から一定範囲内にいる物体を自由に改造することができます。相手を生かしたまま痛みも与えず臓器を取り除いたり人格を入れ替えたりすることができます。

ブキブキの実の能力者はドンキホーテファミリーのベビー5です。全身のあらゆる部位を武器にすることができます。銃や大砲、ミサイルや剣など、様々な武器を作り出すことができます。

グルグルの実の能力者はドンキホーテファミリーのバッファローです。体を高速で回転させることができます。髪の毛をプロペラのようにして空を飛ぶこともできます。

バリバリの実の能力者は海賊団バルトクラブのバルトロメオです。あらゆる攻撃を跳ね返すことができるバリアを生み出すことができます。条件は「人差し指と中指を交差させること」で、一度に出せるバリアは1枚だけです。

ギロギロの実の能力者はドレスローザ王国のヴィオラです。遠く離れた場所を見ることができる千里眼が使えるようになります。能力者を中心に4000kmであれば、どんな場所であっても監視することができます。

アトアトの実の能力者はドンキホーテファミリーのジョーラです。あらゆるものを芸術（アート）に変えてしまいます。能力者の体から出ている煙に触れるだけでアート作品になってしまいます。

ジャケジャケの実の能力者はモガロ王国のケリーファンクです。自身の体をジャケットに変えることができます。他人に羽織らせることで、その人間のことを自在に操ることができます。

イトイトの実の能力者はドンキホーテ・ドフラミンゴです。体から生み出した糸を自在に操ることができます。糸の用途が幅広く、他人を操ったり、分身を作ったり、傷を意図で補修することができます。覚醒すると自身だけでなく、周囲の物質までも糸にして自在に操ることができます。

ホビホビの実の能力者はドンキホーテファミリーのシュガーです。触れた生物をおもちゃに変えることができます。おもちゃにした相手は一定の条件で服従させることができます。また記憶を操作する効力もあり、おもちゃにされた物は全ての人間の記憶から消されてしまいます。おもちゃにされた本人の記憶は変わりません。

ズシズシの実の能力者は海軍のイッショウです。重力を自在に操ることができます。相手にかかる重力を操作したり、地面ごと押しつぶすことも可能です。

スイスイの実の能力者はドンキホーテファミリーのセニョール・ピンクです。壁や地面を泳ぐことができます。海を泳ぐことはできません。

ベタベタの実の能力者はドンキホーテファミリーのトレーボルです。体から粘液を出すことができます。この粘液は接着剤のような役割を果たし、相手を拘束したりします。また粘液には可燃性があり、身動きの取れない相手を爆破することもできます。

ヒラヒラの実の能力者はドンキホーテファミリーのディアマンテです。触れたものを薄くすることができます。薄く伸ばした物体の特性は変わりません。ヒラヒラにした鉄球を飛ばし、敵の頭上で解除して鉄球を落とすという攻撃方法を取ります。

イシイシの実の能力者はドンキホーテファミリーのピーカです。あらゆる岩石と同化することができます。岩石と同化して地殻変動を起こしたり、石造りの城に同化すれば巨大な石の化け物となることができます。

パムパムの実の能力者はドンキホーテファミリーのグラディウスです。自分の体や無機物を破裂させることができます。海楼石以外の無機物であればどんな無機物でも破裂の対象にできます。自分の体を破裂させたときのダメージは受けず、何度破裂させても復活することができます。

トントンの実の能力者はドンキホーテファミリーのマッハバイスです。自分の体重をトン単位で自在に変えることができます。キロキロの実の上位互換で、トントンの実は1万トンまで体重を操ることができます。

ワラワラの実の能力者はホーキンス海賊団の船長であるバジル・ホーキンスです。藁人形の呪術を使える能力者です。自分自身を藁人形に変化させたり、巨大な藁人形を生み出して操ることができます。

ナギナギの実の能力者はドンキホーテ・ロシナンテです。あらゆる音を完全に遮断するという能力が使えます。防音壁を作って外部に音がもれないようにしたり、触れた相手が声を出したりするのを防いだりして使用します。

チユチユの実の能力者はトンタッタ王国のマンシェリーです。あらゆる生物の傷を一瞬で治すことができます。能力者の涙で怪我を回復させることができますが、怪我が重ければ重いほど寿命が削られてしまいます。

シロシロの実の能力者はファイアタンク海賊団の船長であるカポネ・ベッジです。自分の体を要塞にすることができます。能力者の体のサイズは変わらず、他の人間を小さくして要塞となった自分の体の中に入れることができます。人間や武器を小さくして自分の体にしまっておけるため、身軽に見えても侮れません。

ソルソルの実の能力者はビックマムことシャーロット・リンリンです。魂（ソウル）を自在に操ることができます。他人の寿命を奪い、物体に命を吹き込むことができます。

ククククの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシュトロイゼンです。あらゆるものを食材に変えてしまいます。ククククの実の能力で食材に変えたものはお腹に貯まる程度で、あまり美味しくはないようです。

モチモチの実の能力者はビッグ・マム海賊団のスイート3将星であるシャーロット・カタクリです。体をモチのよう伸ばしたり変形させたりします。ゴムゴムの実と似ていますが、モチモチの実は体の一部を切り離すことも可能なので、ゴムゴムの実よりも強い悪魔の実とされています。超人系の分類ですがかなり特殊な能力で、実質的には自然系なのではと言われています。

ビスビスの実の能力者はビッグ・マム海賊団のスイート3将星であるシャーロット・クラッカーです。手をたたくだけで大量のビスケットを生み出すことができます。生み出したビスケットはとても硬く、そのビスケットを使って攻撃します。ビスケットは水に弱いため、雨の日は戦闘力が落ちます。

ホヤホヤの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシャーロット・ダイフクです。武装色の覇気を纏った魔神を操ることができる能力を持ちます。魔神には人格があり、命令しなくても自律的な行動ができます。

ネツネツの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシャーロット・オーブンです。体を高温にすることができます。自然系のメラメラの実や同じく自然系のマグマグの実と似ていますが、ネツネツの実は体の形状を変化させることはできません。

ミラミラの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシャーロット・ブリュレです。鏡の世界と現実の世界を自由に行き来することができます。鏡の世界は「鏡世界（ミロワールド）」と呼ばれる異次元空間です。鏡のある場所であれば世界中のどこでも行ける効果もあります。

メモメモの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシャーロット・プリンです。他人の記憶を自由に書き換えることができます。他人の記憶の映画のフィルムのように記憶を取り出し、消したり書き換えたりすることができます。

タマタマの実の能力者はビッグ・マム海賊団のタマゴ男爵です。能力者にたまごのような能力が付与されます。平常時はたまごで、攻撃を受けるとひよこになり、さらに攻撃を受けるとニワトリになります。

シボシボの実の能力者はビッグ・マム海賊団のスイート3将星であるシャーロット・スムージーです。あらゆる物から水分を搾り取ることができます。自然系のスナスナの実と似ている能力ですが、シボシボの実は搾り取った水分でジュースを作り出すことができます。

ブクブクの実の能力者はビッグ・マム海賊団のシャーロット・モンドールです。本の中に生物を生きたまま閉じ込めることができます。その本も自由に操ることができ、本を飛ばして攻撃もできます。

ブクブクの実の能力者は錦えもんです。葉っぱや小石を衣服に変える能力です。変装したり防寒具を出して環境に適応することができます。

フデフデの実の能力者はカン十郎です。描いた絵を実体化させることができます。武器や無機物の他に、生物も生み出すことができます。実体化はできますが、墨で描いた絵なので水に弱いという弱点があります。

ヌイヌイの実の能力者はトンタッタ王国のレオです。あらゆるものを縫い付けることができます。特殊な糸を作り出すことができ、痛みを感じさせずに生物の体を縫い付けてしまうことができます。

シュポシュポの実の能力者はディーゼルです。自身の体を機関車のように変えて早く走ることができます。

ペロペロの実の能力者はシャーロット・ぺロスペローです。キャンディを生み出して自在に操ることができます。キャンディは飴細工のようにし、武器や建物などに変形させることができます。

クリクリの実の能力者はシャーロット・オペラです。生クリームを生み出して自在に操ることができます。超人系のペロペロの実やバタバタの実と同じ系統の能力です。

バタバタの実の能力者はシャーロット・ガレットです。バターを生み出して自在に操ることができます。超人系のペロペロの実やクリクリの実と同じ系統の能力です。

ゴチャゴチャの実の能力者はシャーロット・ニューシです。他の人間と合体することができます。ビックマムの「10つ子」のうちの一人がニューシで、10人全員を合体させます。

オシオシの実の能力者は革命家のモーリーです。様々なものを押しのけることができます。どんなに硬いものでも粘土のように押しのけることができます。

コブコブの実の能力者はベロ・ベティです。他人を鼓舞することができます。筋肉のコブにも効果があり、鼓舞された人間は筋肉量が増加します。

トキトキの実の能力者は光月トキです。未来の世界へ移動することができます。自分を未来に飛ばすこともでき、数名を連れて未来に行くこともできます。

『ワンピース』の作中で、動物へ姿を変えることができる能力が「動物系（ゾオン系）」の悪魔の実です。人間や動物になり、牙や体毛が生えたりと、見た目に特徴が現れます。一部の動物系の悪魔の実にはいくつかの亜種が存在し、それらは「モデル」で分類されます。ここでは『ワンピース』の作中で登場する動物系の能力と、その能力者についてを一覧にして紹介します。

ウシウシの実のモデルバイソンの能力者はドラム王国のドルトンです。バイソンの姿になることができます。強い突進や瞬発力を得て、肉弾戦の戦闘力が向上します。ほとんどバイソンのような姿になることができますが、武器が持てないため、獣人の状態で戦います。

ウシウシの実のモデル麒麟（ジラフ）の能力者はCP9のカクです。キリンの姿になることができます。キリンのように首が長くなり、首を振り回したりハンマーのように叩きつけて攻撃します。キリンなのに名前がウシウシの実なのは、キリンは「ウシ亜目」だからです。

ヒトヒトの実の能力者は麦わら海賊団のトニートニー・チョッパーです。人間の姿になることができます。トナカイのチョッパーがヒトヒトの実を食べることで、人間のように話したり、二足歩行ができるようになりました。人間やトナカイの姿を調節することによって、攻撃力が高い姿になったり、スピード型の姿になったりして臨機応変に戦うことができます。

ヒトヒトの実のモデル大仏の能力者は海軍のセンゴクです。大仏の姿になることができ、全身が金色の巨人になります。手のひらからは衝撃波を出すことができ、覇気を持っている海賊ですら昏倒させる威力を誇ります。ヒトヒトの実のモデル大仏は「幻獣種」に分類されます。

トリトリの実のモデルファルコンはアラバスタ王国のペルです。ハヤブサの姿になることができ、飛行速度は最速クラスになります。飛行能力を持っている能力者は希少で、飛行能力を持つ悪魔の実は5種しか確認されていません。

イヌイヌの実のモデルダックスフンドの能力者はバロックワークスのMr.4所有の銃であるラッスーです。ダックスフンドになることができます。同じイヌイヌの実系列のモデルジャッカルやモデル狼に比べると、やや弱い位置づけとなっています。

イヌイヌの実のモデルジャッカルの能力者はアラバスタ王国のチャカです。ジャッカルの姿になることができます。ジャッカル特有の瞬発力で対人線では大きな戦力となります。

イヌイヌの実のモデルウルフの能力者はCP9のジャブラです。狼の姿になることができます。モデルダックスフンドやモデルジャッカルに比べて、鋭い爪や牙を武器にできるので、戦闘向きの能力になります。

モグモグの実の能力者はバロックワークスのミス・メリークリスマスです。モグラの姿に変身することができ、地面を掘って進むことができます。モグラ特有の弱点である「日光に弱い」「掘るスピードが遅い」といったことはないようです。地面を掘ることのできる爪は鋭く、武器にもなります。

ウマウマの実の能力者はガン・フォールの相棒であるピエールです。馬になることができます。ピエールは元々は鳥なので、鳥が馬になるということで、ペガサスのようになります。

ネコネコの実モデルレオパルドの能力者はCP9のロブ・ルッチです。ヒョウの姿に変身することができます。ヒョウの持つ俊敏性や鋭い爪や牙を使って攻撃することができます。また、人間を数キロ離れたところまで投げ飛ばせるだけの腕力も得ています。

トリトリの実モデルフェニックスの能力者は白ひげ海賊団のマルコです。不死鳥になることができます。一覧にもある通りモデルフェニックスは動物系の悪魔の実ですが、存在しない生物のため動物系の中でも「幻獣種」に分類されます。飛行能力もあり、常軌を逸した回復能力が特徴です。仲間の傷も癒やすことができ、「回復能力がある悪魔の実」はこのモデルフェニックスのみです。

イヌイヌの実モデルたぬきの能力者はぶんぶくです。動物系の悪魔の実のイヌイヌの実の亜種です。飛徹が使用していた茶釜がイヌイヌの実を食べ、たぬきに変身しました。

ゾウゾウの実の能力者はファンクフリードです。CP9のスパンダムが持つ剣がゾウゾウの実を食べてゾウになります。持ち主の声に反応し、剣の姿やゾウの姿になることができます。

ヘビヘビの実モデルアナコンダの能力者はゴルゴン三姉妹のボア・サンダーソニアです。世界最大級の蛇であるアナコンダに変身することができます。動物系の悪魔の実の能力者は獣と人が混ざった獣人の姿で戦うことがほとんどですが、ヘビヘビの実の能力者は上半身が人間、下半身が蛇という姿で戦います。

ヘビヘビの実キングコブラの能力者はゴルゴン三姉妹のボア・ マリーゴールドです。キングコブラに変身することができます。アナコンダとの違いはキングコブラの持つ毒です。また、自らの身体に火を纏い大蛇を発現させる「炎の蛇神（サラマンダー）」という技も使うことができます。

サラサラの実モデルアホロートルの能力者はシーザー科学班のマスターのペットであるスマイリーです。サラマンダーに変身することができます。日本ではウーパールーパーで広く知られています。

ムシムシの実モデルカブトムシの能力者はトンタッタ王国イエローカブ部隊のカブです。カブトムシに変身することができます。カブトムシの特徴である角と羽を得ることができ、昆虫の特徴である六本足になることができます。

ムシムシの実モデルスズメバチの能力者はトンタッタ王国ピンクビー部隊のビアンです。スズメバチになることができます。スズメバチの特徴である羽や毒を得ることができます。

カメカメの実の能力者はノックス海賊団のペコムズです。自身の体をカメに変身させることができます。甲羅を出現させ、甲羅の中に頭や手足を隠してしまいます。この甲羅は覇気や他の悪魔の実でもそう簡単に傷つけることができず、守備力に特化した能力です。

トリトリの実モデルアルバトロスの能力者は世界経済新聞社社長であるモルガンズです。アホウドリになることができます。戦闘能力はあまりありません。実際のアホウドリも飛ぶことがあまり得意ではなく、モルガンズも飛べないようです。

ゾウゾウの実モデルマンモスの能力者は百獣海賊団大看板のジャックです。マンモスになることができます。マンモスの姿になり、攻撃力と耐久性を向上させて暴れまわります。

イヌイヌの実モデル九尾の狐の能力者は黒ひげ海賊団のカタリーナ・デボンです。日本の妖怪である九尾の狐になることができます。他人に化ける能力があり、本体だけでなく服も化けることができます。

リュウリュウの実モデルプテラノドンの能力者は百獣海賊団の大看板の一人であるキングです。プテラノドンに変身することができます。プテラノドンはすでに絶滅している種類になるので「古代種」に分類されます。自由に空を飛ぶことができ、巨大な船を一撃で叩き落とす程のパワーを得ることができます。

ヘビヘビの実モデル八岐大蛇の能力者はワノ国の黒炭オロチです。日本の神話に登場するヤマタノオロチになることができ、「幻獣種」に分類されます。能力を発揮する前に死亡してしまったため、詳細は不明なままです。

リュウリュウの実モデルスピノサウルスの能力者は百獣海賊団のページワンです。スピノサウルスに変身することができます。スピノサウルスはすでに絶滅している種類になるので「古代種」に分類されます。人型・獣型・獣人型をうまく使い分けて戦います。スピノサウルスは水中で生活をしますが、悪魔の実の能力者は海に嫌われてしまうので、水中行動はできないかもしれません。

リュウリュウの実モデルブラキオサウルスの能力者は百獣海賊団の大看板の一人であるクイーンです。ブラキオサウルスに変身することができます。ブラキオサウルスはすでに絶滅している種類になるので「古代種」に分類されます。リュウリュウの実の中でも最も巨大な恐竜になります。

リュウリュウの実モデルアロサウルスの能力者はX・ドレークです。アロサウルスに変身することができます。アロサウルスはすでに絶滅している種類になるので「古代種」に分類されます。アロサウルスは北アメリカに生息していた肉食恐竜です。強大な顎で攻撃します。

リュウリュウの実モデルパキケファロサウルスの能力者は百獣海賊団の飛び六胞の一人であるうるティです。パキケファロサウルスに変身することができます。パキケファロサウルスはすでに絶滅している種類になるので「古代種」に分類されます。硬い頭蓋を持ち、頭突きで攻撃します。

「超人系（パラミシア系）」とは反対に、希少とされているのが「自然系（ロギア系）」の悪魔の実です。身体を自然物そのものに変化させて自在に操ることができます。一覧にもある通り、悪魔の実の3種類の中では一番数が少なく、攻撃力た防御力にも長けているため、3種類のなかでは最強と言われています。ここでは『ワンピース』の作中で登場する自然系の能力と、その能力者について、一覧にして紹介します。

モクモクの能力者は海軍のスモーカーです。体を煙にすることができます。煙を実体化させることもでき、敵を捕らえることもできます。煙にする部分や実体化させる部分も自分でコントロールでき、攻撃や防御、捕縛と様々な面で優れている能力です。

メラメラの実の能力者はポートガス・D・エースです。体を炎に変えることができます。体が炎で構成されているようなものなので、覇気などの攻撃でなければダメージを与えることもできません。大きな建物も一瞬で焼き払えるほどの威力を持ち、攻撃にも長けています。エースが死んだあとはかつての兄弟「サボ」がメラメラの実の能力を引き継いでいます。

スナスナの実の能力者は元七武海のクロコダイルです。体を砂にしたり、砂を風にのせて飛行することもできます。また、体に触れたものの水分を奪う「乾燥を操る」能力もあります。人間にふれると体中の水分が奪われ、カラカラのミイラのようになってしまいます。体が砂でできているため、あらゆる物理攻撃は効きませんが、弱点の「水」をかけると砂が固まって攻撃が通るようになります。

ゴロゴロの実の能力者は空島のエネルです。自身の体を雷に変えることができます。最大で2億ボルトの電撃を放つことができ、電気抵抗で物を溶かしてしまうほどの熱を生み出します。全身が雷のため、物理攻撃も効かず、攻撃・防御の両面からみても最強と言われています。また攻撃を受けて心臓が止まってしまっても、電撃で心臓マッサージで蘇生することができます。ルフィのゴムゴムの実との相性は最悪で、ルフィの攻撃は無条件でヒットしています。

ヒエヒエの実の能力者は青雉のクザンです。冷気を操ることができる能力です。体が氷でできているため、物理攻撃は受け付けますが、何度砕かれても再生できることから実質的に物理攻撃は無効です。「冷気を操る」能力は、生物でも海でも一瞬で凍らすことができるとても強い能力です。悪魔の実の能力者は泳げない体になってしまいますが、ヒエヒエの実の能力があれば海を凍らすことができ、弱点も克服できてしまいます。

ヤミヤミの実の能力者は黒ひげのマーシャル・D・ティーチです。闇を自在に操ることができます。周囲を暗くするのではなく、「ブラックホール」のように自身に引き寄せる引力がカギとなります。自分に引き寄せた相手を異次元空間に入れたり、重力で押しつぶす攻撃をします。

ピカピカの実の能力者は海軍の黄猿ボルサリーノです。体を光に変えることができます。体は光の粒子で構成されているので物理攻撃は無効で、光のスピードで移動することができます。高速で移動できるのは直線のみですが、鏡などの反射物を使えば曲がることもできます。光を収束させたレーザービームや、光の剣を作って攻撃します。

マグマグの実の能力者は海軍の赤犬サカズキです。自身の体をマグマに変えることができます。「メラメラの実」の上位互換の能力です。鉄や岩、巨大な氷山すらも一瞬で蒸発させてしまうような力があります。体がマグマのため、物理攻撃は効きませんが、近づく敵を燃やし尽くしてしまうため、覇気なしでは太刀打ちできません。

ヌマヌマの実の能力者はカリブー海賊団の船長であるカリブーです。自身の体を底なし沼に変えることができます。体に触れると沼に取り込まれ、脱出することができません。能力者は体内に取り込んだ人や物をいつでも取り出すことが可能で、武器をしまっておくこともできます。

ガスガスの実の能力者は元海軍科学班のシーザー・クラウンです。体をガス状に変化させることができます。覇気や海楼石なしでは触れることはできません。毒性のガスや可燃性ガスなど、ガス状のものであればなんでも生み出すことができます。空気もガスの一部として扱うこともできます。弱点は「移動速度が遅い」ことです。空気の流れに乗って移動するため、速度が出ません。

ユキユキの実の能力者はドンキホーテファミリーでシーザーの部下であるモネです。自身の体を雪に変化させることができます。多様な雪像を作って攻撃します。熱に弱いという点と「ヒエヒエの実」と同系の能力だということから「ヒエヒエの実」の下位互換とされています。

一覧にもある通り、ルフィが食べたゴムゴムの実は超人系（パラミシア系）として分類されていますが、実は「太陽の神様二カ」の能力を受け継ぐ動物系（ゾオン系）なのではないかと言われています。ゴムゴムの実には謎がたくさんあり、徐々に明らかになっていっています。ゴムゴムの実について考察するファンも多く、『ワンピース』の中で最大の謎ではという声もあります。

ルフィの食べたゴムゴムの実は、ジョイボーイと関係があるのではという考察もたくさんされています。シャンクスはルフィをジョイボーイだと確信して麦わら帽子をたくしたのか、Dの名前はジョイボーイと関係があるのか、様々な考察がされています。また、ゴムゴムの能力者には前任者がいるという考察もあり、たくさんのファンが真相が明らかになるのを待っています。

ルフィのゴムゴムの能力を「ふざけた能力」と記述している箇所がありました。また、「悪魔の実」と言われているのは世界政府が呼んでいるだけで、敵対していた国では違う呼び方もあったのではないかという声もあげられています。

『ワンピース』で登場する超人系・動物系・自然系の悪魔の実の能力一覧や能力者一覧を紹介しました。作中で登場した超人系・動物系・自然系の悪魔の実の数は200を超えており、まだまだ謎が深まるばかりです。今後『ワンピース』を見る際は、悪魔の実の名前から能力や攻撃スタイルを予想してみるのも面白いかもしれません。