【ワンピース】赤犬のモデルは誰?海軍大将の元ネタを考察
麦わら海賊団の敵『海軍』の三大将の一人『赤犬』ことサカズキ。彼のモデルは一体、誰なのでしょうか?サカズキのモデルや海軍大将の元ネタについての考察と併せて、『赤犬』『黄猿』『青キジ』の関係性、サカズキの能力、サカズキの声優なども紹介します。
赤犬とは?
赤犬は「ワンピース」の最初では海軍の中将として登場します。「マグマグの実」の能力使いで、海賊だけではなく、海兵に対しても自分の突き進みたい信念に逸れた者には、容赦なく制裁を加えるキャラクターです。次はサカズキのプロフィールを紹介します。
赤犬のプロフィール
- 名前:サカズキ
- 年齢:53歳→55歳
- 誕生日:8月16日
- 身長:306cm
- 血液型:F型
- 通称:赤犬(アカイヌ)
- 所属部隊(肩書):海軍本部中将→大将→元帥
- 好物:白米、とうがらし
- 悪魔の実:マグマグの実
サカズキは「絶対主義」で海賊だけではなく自分の部下や民衆だとしても、自分が悪だと思ったら徹底的に潰してしまう強さのある、極悪非道な人物です。髪型は角刈りで、左半身は、桜吹雪の刺青を彫っています。セリフは広島弁に似たような口調で話し、風貌は任侠映画に出て来そうな見た目です。
赤犬・黄猿・青キジの関係
三大将の『赤犬』『黄猿』『青キジ』関係性を解説していきます。三大将は、過激派、中立派、穏健派で構成されています。原作内でこの三人の詳しい関係のシーンは、描かれてません。海兵に入隊時期は三人ともほぼ同じで、仲の良い仲間というよりは、偶々同じ時期で海兵に入隊し、更に同じ時期で大将に昇格しただけで、強い絆がある関係はないようです。
ワンピースの概要
今回の本題の赤犬が登場するワンピースは1997年から現在まで連載されている、海を舞台にした、冒険ファンタジーです。バトル要素やギャグ要素のある漫画なので、色んな層の読者に大人気です。
ワンピースのあらすじ
かつて誰からも恐れられてた、海賊王ゴールドロジャーは処刑日に、自分の手に入れた宝を隠した事をあかし処刑されました。それ以降各海賊が宝を探しに大海原へと旅立ちます。そして主人公ルフィも宝を探す為仲間たちと旅に出ました。
赤犬のモデルは誰?
「ワンピース」に登場する赤犬はルフィの敵であり、敵味方関係なく制裁し、海兵から元帥まで昇り詰めたキャラクターです。初登場時から赤犬のモデルは有名な俳優に似ていると話題になりましたが、そのモデルになった俳優とは誰なのでしょうか?赤犬のモデルについて調査しました。
赤犬のモデル・元ネタは菅原文太?
海軍三大大将である赤犬のモデルは、「仁義なき戦い」の出演で有名な菅原文太さんです。菅原文太さんの詳しいプロフィールについて解説していきます。
菅原文太のプロフィール
- 名前:菅原文太さん
- 年齢:享年81歳(2014年11月28日)
- 出身地:宮城県、仙台市産まれ
- 誕生日:1933年8月16日
- 血液型:O型
- 身長:178cm
菅原さんは大学時代にモデルとして業界に入り、「劇団四季」の劇団員として入団し演技を学びます。その後大学は中退し1956年に東宝の映画「哀愁の街に霧が降る」でデビューします。その一年後男性専門モデルクラブを設立します。1958年に新東宝にスカウトされ映画俳優へと移行しました。俳優業だけでなくアニメ界でも有名でジブリ映画「千と千尋の神隠し」や「ゲド戦記」では声優もされてます。
菅原文太の主な出演作品
- 仁義なき戦い(1973年)
- トラック野郎(1975年)
- やくざ道入門(1994年)
こちらが赤犬をモデルにした際の参考にした、タイトルではないのかと読者の間で話題になっています。その中でも「仁義なき戦い」にて演じられてた主人公広能(ひろの)は、広島弁のヤクザな所が特徴的です。
赤犬と菅原文太の共通点
赤犬と菅原文太さんとの共通点は「角刈り頭」「スーツ姿」「広島弁の様なセリフ(菅原さんは広島弁です)」など、どれも2人のトレードマークとなっています。更に赤犬の誕生日は、菅原さんの誕生日と同じ8月16日である事から、赤犬のモデルは菅原さんに間違いないと話題になりました。
赤犬のモデルに関するその他の噂
モデルが菅原さんだとわかる前は菅原さんではなく他の有名人ではないのかという噂もありました。ここからはその噂になった俳優を紹介します。
高倉健
まず1人目は高倉健さんです。高倉さんの見た目は、菅原さん同様角刈りで、出演したタイトルに色が付いている所から、赤犬のモデルは高倉さんではないのかと、読者の間で意見が出ました。
麻生太郎
2人目は政治界内では有名な麻生太郎さんです。2008年代に内閣総理大臣をされています。麻生さんの顔や、「過激な発言」をする所などが赤犬と似ているという意見も出ています。
地井武男
3人目は俳優さんの地井武男さんです。地井さんも麻生さん同様見た目が似ている所から、モデルにされたのではないかという意見が出ました。
赤犬以外の海軍大将のモデル・元ネタ
赤犬だけではなく他の海軍大将も俳優がモデルになっていると尾田先生はコメントされています。そのモデルについて詳しく解説していきます。
黄猿のモデルや元ネタ
黄猿(ボルサリーノ)のモデルとなった俳優さんは「北の国から」シリーズで主演をされていた田中邦衛さんです。実は田中さんは菅原さんが主演されていた「仁義なき戦い」にも出演されています。赤犬と同じで黄猿も田中さんと同じ見た目だけではなく、誕生日も一緒です。
青キジのモデルや元ネタ
青雉(クザン)のモデルは俳優の松田優作さんです。「太陽にほえろ!」や「探偵物語」で有名な松田さんは、他の大将同様に見た目や髪型の特徴、服装が似ており誕生日も同じです。
藤虎のモデルや元ネタ
藤虎(イッショウ)は赤犬が元帥となり、青雉が海軍を去った為、新しい大将として登場しました。藤虎のモデルは映画「座頭市物語」で主演の勝慎太郎さんです。こちらも他の大将同様見た目が似ている所や藤虎の特徴である、大柄な体形で盲目の部分が「座頭市物語」の勝さんに似ていると読者の間で意見が出ています。
緑牛のモデルや元ネタ
緑牛(アラマキ)は初登場時は顔の一部のシルエットのみで謎に包まれていたキャラクターでしたが、1053話にて遂に名前と素顔が判明しました。緑牛のモデルだろうと読者の間で言われているのが、俳優の原田芳雄さんです。映画「 浪人街 」で主演をされていて、黄猿の田中さん、藤虎の勝さんも出演されています。他の大将同様見た目が似ている所から原田さんが緑牛のモデルだろうと意見が出ています。
赤犬の強さ
続いては赤犬の強さについて調査しました。赤犬はルフィの兄貴分であるエースや白ひげを倒す程の強さを持ち、冷酷な部分が目立ちます。「メラメラの実」の能力者であるエースを倒せる上に、海軍大将から元帥まで上り詰める事が出来た赤犬の強さとは一体どれ程のものなのでしょうか。
赤犬のマグマグの実の能力
赤犬は悪魔の実の能力者です。彼は「マグマグの実」の能力者でマグマを放つ事が出来ます。炎系の能力の中では最上位ではないのかと読者の中で言われいる程の強さを持ちます。「マグマグの実」の詳しい技について解説していきます。
赤犬の覇気
まず、覇気とは目に見えない感覚で操る事の出来る能力の事で、作品の中では『全ての人間に潜在する』体内エネルギーの強さを比喩的表現にした物です。ですが覇気を引き出せれないまま一生を終えてしまう人間もいます。サカズキは自然系の覇気遣いなので、防御力、攻撃力共に非常に高いです。武装色の覇気を使わなければサカズキには攻撃が当たりません。
覇気遣い二人で致命傷に同時攻撃をしても「うっとうしい」の言葉で片づけます。白ひげの攻撃を弾き返したり、アニメ版では白ひげに攻撃する際、武装色の上位技術らしき物を能力と併用して攻撃する場面もあります。
赤犬の技
- 大噴火【腕にマグマを覆うように囲み、巨大にし強力なパンチを叩き込みます】
- 流星火【真上に拳型の火山弾を放ち、隕石の様に無数に落とします】
- 犬噛紅蓮【腕から犬型のマグマを流し、相手に食らいつきます】
- 冥狗【腕をマグマに変え、相手に掴みかかります】
この技を使える赤犬はエースや白ひげを倒せるほどの強さをもっているのも納得できると意見もあります。
赤犬の声優は2人いる?
赤犬は中将時代と大将、元帥時代で声優さんが分かれていますので詳しく解説していきます。
赤犬の声優は「立木文彦」
大将~現在の元帥である、赤犬の声を演じられてるのは「立木文彦」さんです。ここからは立木さんについて紹介します。
立木文彦のプロフィール
立木文彦(たちきふみひこ)さんは、1961年4月29日産まれの長崎県南松浦群出身で、大沢事務所に所属しています。高校生の時に東京映像芸術学院へ入学しますが、元々演劇や芝居に関しては特に活動をしてはいませんでした。しかし、人前で「何かを表現したい」と思い少しずつ演じる事を目指します。多数の舞台を経験し、在学中に親友と始めた『デュオ・グループ』が、声優音楽事務所の目に留まり、アマチュアとしてライブに出ながら声優にも挑戦しました。
立木さんは1982年の「戦闘メカザブングル」にて脇役として初デビューをしますが、本人は1983年「聖戦士ダンバイン」がデビュー作だと話しています。それ以降はアニメや映画の吹替だけでなく、バラエティー番組やCMのナレーションもされています。
立木文彦の主な出演作品
- うる星やつら(面堂家黒メガネ軍団員)
- 聖戦士ダンバイン(ゼット・ライト)
- 機動戦士Zガンダム(キグナン・ラムザン)
- 新世紀エヴァンゲリオン(碇ゲンドウ)
- 名探偵コナン(ウォッカ)
- BLEACH(更木剣八)
- 銀魂(長谷川 泰三)
アニメでは渋めのおじ様な声から、荒くれ物や、いじられキャラなど多数の役を演じられています。それだけでなくバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」や総合格闘技イベント「PRIDE」のナレーションもされているので、アニメに興味が無い人でも声を覚えられている声優さんです。
赤犬の中将時代の声優は「中尾みち雄」
赤犬の中将時代を演じられているのは中尾みち雄さんです。ここからは中尾みち雄さんについて紹介します。
中尾みち雄のプロフィール
中尾みち雄(なかおみちお)さん1964年8月11日大阪で産まれ、その後東京で生活され、懸樋プロダクションに所属しています。大学へ入学と同時に芝居をする様になり、大学を中退し青二塾へ入塾し、その後青二プロダクションへ所属し2011年にフリーになり、2013年から懸樋プロダクションに所属しました。ワンピース意外の有名なタイトルだと「忍たま乱太郎」にも出演してます。
中尾みち雄の主な出演作品
- キテレツ大百科(宇野)
- SLAM DUNK(諸星大、谷沢龍二)
- 忍たま乱太郎(東南風)
- 電脳コイル(ヤサコの父)
アニメよりはナレーションの方がメインでされている声優です。ワンピース以外で聞いた事がある方は、人情味のある芝居をされているという意見がありました。中将時代は「広島弁に似た」セリフでしゃべらない為、原作読者はこの声で大将になった際どの様に演じられるんだろうと話題になりました。
赤犬に対する世間での評判や人気
続いては赤犬に対しての、世間の評判について紹介します。
ワンピースの三大将がかっこいいという人が多いです。敵キャラながら人気があり、三人それぞれに個性があるのも魅力的との声をよく聞きます。
日々海賊を根絶やしにしたいサカズキは、自分の「正義」の為休みなく活動をしているので、誕生日くらいはゆっくりして欲しいといった読者の意見もあります。
赤犬は自分の「正義」に対してやりすぎな部分はありますが、そんな徹底的に「悪」を懲らしめる姿勢に、好印象だという声も上がっています。
赤犬のモデルは菅原文太と言われている
今回は赤犬のモデルが俳優の菅原文太さんだと読者の間で話題になった件について調査し、解説していきました。読者が考察できるくらいそっくりに再現出来ていると意見もあります。エースとの戦いの件では許せないと思っても、赤犬の「正義」に対しての信念に好印象を持つ読者もいました。現在登場するシーンはありませんが、ルフィとの因縁の関係がある分、今後登場してくれる事に期待です。
この記事のライター
タピオカん
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