【ナルト】桃地再不斬は元霧隠れの里の忍!強敵といわれた強さやハクとの関係も
『ナルト』に登場する「桃地再不斬」について解説します。桃地再不斬のプロフィールやその強さ、能力、ハクや他のキャラクターとの関係などを徹底調査しました。また、アニメ『ナルト』で桃地再不斬の声を担当した声優について紹介します。
目次
【ナルト】再不斬は元霧隠れの里の忍
『ナルト』に登場する「桃地再不斬」は、主人公のナルトにとって最初の敵です。霧隠れの里の抜け忍で、「無音殺人術」の天才として恐れられています。桃地再不斬は忍らしい最後を迎えたことから、今でもファンに人気のあるキャラクターとなっています。
桃地再不斬のプロフィール
- 名前:桃地再不斬(ももちザブザ)
- 年齢:26歳
- 誕生日:8月15日
- 血液型:A型
- 身長:183cm
- 体重:75kg
『ナルト』に登場する桃地再不斬は、「霧隠れの鬼人」と恐れられている霧隠れの里の抜け忍です。口元から首まで包帯で覆っており、重要は30キロもある巨大な「断刀・首斬り包丁」を武器として振います。主人公であるナルトが所属している第七班における初期の敵キャラクターですが、忍らしい最後を迎えたため、読者から人気があります。
ナルトの概要
『ナルト(NARUTO)』とは、岸本斉史による忍によるバトルアクション漫画作品です。1999年から『週刊少年ジャンプ』で連載をスタートし、2014年50号まで連載されていました。連載当初から人気作品が上昇していき、『ONE PIECE』と共に『週刊少年ジャンプ』の2大看板と言われるようになりました。
ナルトのあらすじ
『ナルト』は、赤子であるときに体内に妖怪である九尾を封印された「うずまきナルト」が、火影を目指して試練を乗り越えていく作品です。九尾の封印のせいで里のみんなから嫌われ、落ちこぼれだったナルトは、忍者を目指して学校に通っていました。下忍になったナルトは同期の仲間と共に、さまざまな任務を経て成長していきます。
【ナルト】再不斬の強さや能力
『ナルト』に登場する桃地再不斬は、主人公のナルトにとっては最初に対峙する敵です。残忍な性格で水遁系の術に長けており、体術にも優れているため、ナルトにとっては強敵でした。ここでは桃地再不斬の強さや能力について紹介していきましょう。
再不斬の強さ
桃地再不斬の強さの証明として、「無音殺人術」によって何も見えない状態からでも音を頼りに敵を正確に攻撃することができる点が挙げられます。また、巨大な首切り包丁を扱うほど体術に優れており、天才であるはたけカカシとも互角に戦う強さを持ちます。
再不斬の忍術や技
『ナルト』の桃地再不斬の強さの証明として、忍術や技に優れていることも理由として挙げられます。特に水遁系の術に特化しており、作中でもあらゆる忍術を駆使してナルト達を圧倒しました。ここでは桃地再不斬の忍術や技について紹介していきます。
技①霧隠れの術
「霧隠れの術」とは、霧を発生させる忍術です。周囲一面に霧を立ち込めさせることで、敵の視界を奪うことができます。桃地再不斬はナルトとカカシを分断させる際に、霧隠れの術を使っています。
技②無音殺人術
「無音殺人術(サイレントキリング)」とは、音によって相手を感知し、攻撃を行う忍術です。桃地再不斬は前述の霧隠れの術によって敵の視界を奪い、自身は無音殺人術によって相手の位置を正確に把握し、仕留めることを得意としていました。
技③水分身の術
「水分身の術」とは、水を材料として分身を行う忍術です。分身も実体を伴いますが、その能力は本体の10分の1程度しかありません。最初の戦闘、桃地再不斬は水分身の術によってナルト達と戦いました。
技④水遁・水牢の術
「水遁・水牢の術」とは、水で球体を構築し、相手を中に閉じ込める忍術です。内側から忍術を破ることは困難であるだけでなく、閉じ込められている間は息をすることもできません。「水遁・水牢の術」は常に水牢に触れていなければ維持できませんが、水分身に術を維持させておくことができます。
技⑤水遁・水龍弾の術
「水遁・水龍弾の術」とは、水で龍を形どり、相手を攻撃する忍術です。非常に威力の強い忍術であり、桃地再不斬とカカシがお互いに「水遁・水龍弾の術」で攻撃をぶつけた際には嵐のような様相になりました。近くに水がある場合はそのまま発動することができますが、水がない場合はチャクラを消費して水を作り出す必要があります。
技⑥水遁・大瀑布の術
「水遁・大瀑布の術」とは、十数メートルの高さまで水をまきあげ、広範囲に敵を攻撃することができる忍術です。すさまじい強さを持つ攻撃で、十数メートルの高さから一気に水が叩き落されることにより、地面はえぐれます。
【ナルト】再不斬とハクや他キャラの関係
『ナルト』の桃地再不斬は里を抜けた抜け忍であり、一匹狼のようなキャラクターです。しかし腹心の部下、ハクとの関係は、桃地再不斬を語る上で欠かせません。ここでは桃地再不斬とハクの関係や、他のキャラクターとの関係について紹介していきます。
再不斬と白(ハク)の関係
『ナルト』の「白(ハク)」は、「氷遁」の血継限界を宿した雪一族の末裔です。幼い頃、孤児だったところを桃地再不斬に拾われてからは、桃地再不斬の部下として忠実につき従うという関係でした。ハクは自身が道具として利用されていることを承知の上で忠誠を誓っていましたが、桃地再不斬も本音の部分ではハクのことを道具とは思っていませんでした。
再不斬とガトーの関係
『ナルト』に登場するガトーは、海運会社ガトーカンパニーの経営者で、抜け忍となっていた桃地再不斬とハクをタズナ暗殺のために雇った人物です。桃地再不斬との関係は雇い主ということになります。桃地再不斬はガトーカンパニーを隠れ家に利用していましたが、ガトーも桃地再不斬を利用しており、最後には裏切ります。
再不斬と鬼兄弟の関係
『ナルト』に登場する鬼兄弟とは、「業頭」「冥頭」の兄弟です。元霧隠れの里の中忍であり、桃地再不斬との関係としては、上司、部下の関係となります。兄弟それぞれが身に付けた籠手に刃付きの鎖を繋ぎ、敵を捕らえることで標的をバラバラにします。タズナの暗殺を企てますが、タズナの護衛をしていたカカシとサスケに敗れます。
再不斬と黒鋤雷牙の関係
黒鋤雷牙は霧隠れの忍刀七人衆の一人です。桃地再不斬もかつては忍刀七人衆だったため、黒鋤雷牙とは元忍刀七人衆の同僚という関係になります。また、理由についてわかっていませんが、黒鋤雷牙は他の忍刀七人衆である鬼鮫と桃地再不斬のことを嫌っています。
再不斬とはたけカカシの関係
『ナルト』に登場する「はたけカカシ」は、ナルトが所属している第七班の教官です。天才忍者であり、左目にはチャクラを見分け、相手の動きを読むことができる写輪眼を保有しています。桃地再不斬との関係は敵同士です。ナルト達の最初の敵として桃地再不斬と戦った際には、写輪眼によって桃地再不斬の水遁の術を自らの技としてコピーしています。
再不斬とナルトの関係
「うずまきナルト」は『ナルト』の主人公です。里を襲った妖怪である体内に九尾が封印されているため、木の葉隠れの里の人間からは嫌われていました。桃地再不斬との関係は、ナルトが下忍になって初めて戦うことになった敵ということになります。
【ナルト】再不斬の登場シーンや名言
『ナルト』の桃地再不斬は、その忍らしい最後も含めて高い人気のある敵キャラクターです。ナルトにとっての最初の強敵として、今でも多くのファンの心に残っています。ここでは桃地再不斬の登場シーンや名言を紹介していきましょう。
再不斬の過去
『ナルト』の桃地再不斬はかつて霧隠れの里にいましたが、そこでは学校の卒業試験で生徒同士を殺し合わせていました。卒業試験で受験生100人以上を殺した桃地再不斬は、その実力を認められ、忍刀7人衆まで成り上がります。その後、水影の暗殺とクーデターに失敗した桃地再不斬は里を抜け、抜け忍として暗殺の依頼をこなすことになります。
再不斬とナルトたちとの戦いと最後
ナルトを何度も追いつめた桃地再不斬ですが、両腕を負傷し、最後にはガトーたちにクナイ一つで立ち向かってガトーの首を刎ねます。しかしすでに致命傷を受けていた再不斬は、最後はハクの隣に運ばれ、涙を流しながら息を引き取ります。
再不斬は穢土転生で復活
第四次忍界大戦の際には、暁という犯罪者集団と手を組んだ薬師カブトによって、多くの亡くなった忍たちが穢土転生の術によって蘇らされます。桃地再不斬も穢土転生によって復活させられ、戦場でカカシたちと再会することになりますが、カカシに自分を止めるように頼んで意識を消失します。
再不斬の名言
『ナルト』の桃地再不斬は、作中でさまざまな名言を残しています。初期から『ナルト』を読んでいるファンの中には、桃地再不斬のセリフが印象に残っているという人も多いです。ここでは桃地再不斬の名言を紹介していきましょう。
再不斬の名言①「楽しかったなぁ…」
「楽しかったなぁ… アレは…」
出典: renote.net
「楽しかったなぁ…」とは、桃地再不斬が忍者学校の卒業試験で同級生を皆殺しにしたことを回想しているシーンでのセリフです。同級生を皆殺しにしたことを笑いながら「楽しかった」と回想する桃地再不斬の残虐性を目の当たりにして、ナルト達も怖気づいてしまいます。
再不斬の名言②「忍の世界には…」
「忍の世界には利用する人間と利用される人間のどちらかしかいない」
出典: renote.net
「忍の世界には…」とは、ガトーに騙されていたことを知った際の桃地再不斬のセリフです。ガトーにハクの遺体を蹴られていても、桃地再不斬はこのような台詞を呟き、冷静さを保っていました。しかし心の中では、ハクのことを大切に感じていました。
再不斬の名言③「それ以上は…」
「…それ以上は… 何も言うな…」
出典: renote.net
「それ以上は…」とは、桃地再不斬を騙し、ハクの死体を蹴ったガトーのことを許せないと憤るナルトに対して言ったセリフです。言葉とは裏腹にハクのことを大切に想っていた桃地再不斬は、涙を流しながら「それ以上は何も言うな」と呟くのでした。
【ナルト】再不斬の声優
アニメの『ナルト』を見た人の中には、桃地再不斬の声が気になっているという人も多いです。桃地再不斬の声優はこれまで多くの人気キャラクターを演じてきたベテラン声優です。ここでは桃地再不斬の声優を紹介していきましょう。
再不斬の声優は「石塚運昇」
アニメ『ナルト』で桃地再不斬の声を担当しているのは、声優の「石塚運昇」さんです。代表作として『ポケットモンスター』シリーズの「オーキド博士」や『ドラゴンボール超』の「ミスター・サタン」などがあります。
石塚運昇のプロフィール
- 名前:石塚運昇(いしづかうんしょう)
- 職業:声優
- 生年月日:1951年5月16日
- 没年月日:2018年8月13日
- 所属事務所:青二プロダクション
石塚運昇の主な出演作品
石塚運昇さんの主な出演作品としては、『ポケットモンスター(オーキド博士)』、『機動戦士ガンダム(セルゲイ・スミルノフ)』、『ドラゴンボール超(ミスター・サタン)』、『鋼の錬金術師(ヴァン・ホーエンハイム)』、『銀魂(小銭形平次)』、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(ジョセフ・ジョースター)』などが挙げられます。
【ナルト】再不斬に対する世間での評判や人気
『ナルト』の再不斬編は、桃地再不斬とハクとの関係性もあり、今でも多くのファンが思い出す屈指のエピソードとなっています。ここでは最後に、再不斬に対する世間での評判や人気について紹介していきましょう。
桃地再不斬とカカシの戦いの際に原作で謎のカットが入っている点について、解説しているファンもいました。それまで隙がなかった桃地再不斬ですが、ハクが死亡したことに動揺していることがわかります。
今でも『ナルト』の再不斬編で号泣してしまうというファンもいました。『ナルト』はストーリーは長期連載だったため、連載初期に登場した桃地再不斬は数多くの強敵の中の一人として埋もれてしまいかねませんが、今でも思い入れの強いファンは多いです。
「漫画やアニメが好きなオタクの中で、桃地再不斬とハクの関係を聞いて呻かない人はいない」という声もありました。残忍なはずの桃地再不斬が、道具として利用していたはずのハクのことを本当は大切に想っていたというストーリーは、多くのオタクに刺さったようです。
【ナルト】再不斬は強いキャラだった
『ナルト』の桃地再不斬は、数々の忍術を扱い、体術にも優れた強敵です。過去には卒業試験で多くの同級生を殺害した残忍な男ですが、ハクに対しては道具以上の気持ちを抱いており、最後にはハクの隣に並んで息絶えました。多くの敵キャラがいる『ナルト』の中でも、強敵の桃地再不斬に特別な思いを持っているファンは多いです。
この記事のライター
azu
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