【ナルト】綱手の能力や性格まとめ!旅に出た理由についても紹介
『ナルト』の綱手は、歴代火影の中で唯一の女性である忍です。火影になった綱手の強さとは、どの程度のものでしょうか?本記事では、『ナルト』の綱手の能力や強さ、性格などを詳しくまとめています。また、綱手が旅に出ていた理由や、過去のエピソードについても紹介します。
【ナルト】綱手とは?
綱手は『ナルト』に登場する女の忍者で、医療忍術のスペシャリストでもあります。辛い過去を背負っているため、しばらく旅に出ていました。本記事では、綱手の能力や過去にあった出来事、旅に出た理由などを詳しく説明します。まずは、綱手のプロフィールから見ていきましょう。
綱手のプロフィール
『ナルト』の綱手は、8月2日生まれのB型です。身長は163.1cmで、初登場時はすでに50歳でした。木ノ葉隠れの里の初代火影である、千住柱間の初孫として生まれました。自来也、大蛇丸とともに、木ノ葉隠れの里の伝説の三忍の一人です。初めは火影になることを拒否していましたが、最終的には5代目火影に就任しました。5代目火影に就任した後はサクラを弟子に取り、医療忍術を教えこみました。
ナルト(NARUTO)の概要
『ナルト』は1999年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載していた漫画で、作者は岸本斉史さんです。忍同士がバトルを繰り広げる少年漫画で、海外からの人気も高い作品です。2002年からはアニメも始まり、10年以上続く長寿アニメとなりました。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
木ノ葉隠れの里で育ったナルトは、九尾の狐を体内に宿したまま成長した少年です。落ちこぼれで周りにバカにされていましたが、火影になることを目指して修行に励みます。九尾の狐の力もあり、ナルトは徐々に周りから実力を認められる忍者に成長していきます。ナルトのもとには次々と敵が立ちはだかりますが、仲間とともにさまざまな困難を切り抜けていくのでした。
【ナルト】綱手の能力や強さ
『ナルト』の綱手は医療忍者のスペシャリストといわれるだけあって、その能力には突出したものがあります。火影に就任するだけあり、その強さは本物です。綱手の能力や強さはどのようなものか、ひとつずつチェックしていきましょう。
能力や強さ①医療忍術
綱手は治療の忍術に長けているだけでなく、自分の手で医療忍術を開発し、医療忍者の体制を整えました。綱手の能力は有名で、他の里の忍者からは「病払いの蛞蝓綱手姫」と呼ばれることもあります。大蛇丸が自身の腕の治療のために綱手のもとを訪れるなど、綱手の能力は誰もが認めるところです。綱手は全身骨折をしたロック・リーの治療に成功するなど、他の治療忍者には手に負えないような怪我や病気も治すことができます。
能力や強さ②百豪の印
百豪の印は、3年間チャクラを溜め続けることで額に表れる◆のマークです。これを修得するためには非常に繊細なチャクラコントロールが必要となりますが、綱手は昏睡状態から目覚めた直後でもこの印が刻まれています。それだけ、綱手はチャクラのコントロールに長けているといえるでしょう。
能力や強さ③口寄せの術
綱手は、口寄せの術で大蛞蝓(おおなめくじ)を呼び出すことができます。この大蛞蝓はカツユという名前で、綱手の命令を忠実にこなします。カツユは強力な粘液で攻撃することもできますが、治癒のサポートとしても活躍します。綱手は、カツユが触れていれば、遠く離れた相手の傷も治すことができます。そのため、自分がその場にいなくても、カツユさえいれば怪我人の治療ができるのです。カツユは小さく分裂することができ、一度に大勢の人を治療することも可能です。
能力や強さ④怪力
綱手は治療能力だけでなく、戦闘能力も強い忍者です。特に、その怪力は凄まじく、指一本で地面を割ってしまうほどです。綱手は、この怪力を活かした攻撃で敵と戦います。後に綱手の弟子となったサクラもこの怪力を引き継ぎ、カカシやナルトを驚かせていました。
能力や強さ⑤再生忍術
額に常に大量のチャクラを溜めている綱手は、それを解放することで再生忍術を使うことができるようになります。この術を使えば、致命傷の怪我でも瞬時に治すことができます。ただし、「回復」ではなく「再生」であるため、体内の細胞分裂の速度が早まり、寿命が短くなるというデメリットもあります。
能力や強さ⑥生命力
綱手は、ずば抜けた生命力を持つ六道仙人の血を引いています。そのため、生命力が強く、身体を真っ二つに切られても復活したことがあります。チャクラを使いすぎると普通の忍であれば即死となりますが、手綱は膨大なチャクラを消費したときも昏睡状態から目を覚ましました。寿命を削る再生忍術を使用しているにも関わらず、美貌と健康な身体を維持しているのは、手綱の生命力の為せる技です。
【ナルト】綱手の性格や旅に出た理由
『ナルト』の綱手は、物語の中で性格が変わります。ここでは、綱手の性格がどのように変わったのかを詳しく説明します。また、綱手が旅に出た理由や、「伝説のカモ」と呼ばれている理由についてもまとめています。
綱手の性格
綱手は過去の経験から、ナルトと会うまでは心が荒んでいました。そのため、どこか人を寄せつけない雰囲気があり、人に厳しい性格に見えていました。しかし、純粋な心を持つナルトに出会うことで自分の弱さと向き合うことができ、本来の優しい性格を取り戻すようになります。ただ、気が短く喧嘩っ早いところがあり、ちょっとした挑発にも乗ってしまうようなところもあります。
綱手は伝説のカモ?
綱手はギャンブルが好きで、放浪中はずっと賭け事に興じていました。しかし、好きなだけで得意ではなく、賭け事には負けてばかりです。あまりにも弱いため、賭博の世界では「伝説のカモ」と呼ばれてしまうほどです。本人も自分が賭博に弱いことは自覚しており、たまに大当たりが出たりすると「縁起が悪い」などと言ったりします。
綱手の過去
綱手には大きな心の傷となる、辛い過去があります。辛い過去のひとつ目は、弟の縄樹(なわき)の死です。縄樹は忍界大戦での戦闘中、命を落としてしまいます。ふたつ目の辛い過去は、恋人のダンの死です。手綱は弟の死から、医療体制を整えることが大事だと考えるようになります。
医療忍者の新たな体制を作ろうと尽力する中で、後に恋人となる加藤ダンと出会います。しかし、ダンは任務中に内臓が吹き飛ぶほどの怪我を負い、手綱の懸命の治療も虚しく命を落とします。このとき手綱はダンの血に染まった自分の両手を見て、血液恐怖症になってしまいました。
綱手が旅に出た理由
手綱が旅に出た理由のひとつは、血液恐怖症となってしまったことです。血液恐怖症で忍としての任務をこなせなくなり、戦地を離れて旅に出ることにしたのです。しかし、手綱が旅に出た最も大きな理由は、大事な2人を失った心の傷が大きかったことでしょう。心の傷を癒やすことができなかった手綱は、現実逃避をするように世界中を放浪していたのです。
綱手は血液恐怖症を克服した?
手綱はナルトと出会った後も、まだ血液恐怖症を克服できていませんでした。大蛇丸やカブトと戦うことになりますが、そこで血を見て動けなくなってしまいます。駆けつけてきたナルトやシズネ、自来也たちもともに戦いますが、カブトにより苦戦を強いられます。それでも諦めずに戦おうとするナルトの姿に勇気をもらった手綱は、そこで5代目火影になることを決意し、血液恐怖症も克服したのでした。
【ナルト】綱手の声優
『ナルト』は漫画だけでなく、アニメ版も人気があります。アニメ版『ナルト』では、凛々しい中にも優しを感じられる、綱手の素敵な声を聞くことができます。では、アニメ版の『ナルト』で綱手を演じているのは、一体誰でしょうか?ここでは、綱手の声を担当した声優さんのプロフィールや、代表的な出演作品について紹介します。
綱手の声優は「勝生真沙子」
『ナルト』のアニメ版では、勝生真沙子さんが綱手の声優を務めました。勝生真沙子さんはヒロイン役から悪役、母親役や男勝りな役など幅広く演じており、途中で性格が変化する手綱役にぴったりだといえます。1980年代から活動している大ベテランの声優さんですが、現在でも現役で活躍しています。
勝生真沙子のプロフィール
勝生真沙子さんは1958年10月15日生まれで、青森県八戸市出身の声優さんです。81プロデュースに所属しており、アニメだけでなくゲームや吹き替え、ナレーションなど、さまざまな分野で活躍しています。
勝生真沙子の主な出演作品
勝生真沙子さんの主な出演作品は、『ガラスの仮面』の北島マヤ、『機動戦士Zガンダム』のレコア・ロンド、『トラップ一家物語』のマリア・クッチャラなどがあります。最近の作品だと、『ポケットモンスター』のヤマト、『群青のファンファーレ』の西園寺七緒子役などを担当しています。
【ナルト】綱手に対する世間での評判や人気
綱手は『ナルト』の作中ではすでに50代ですが、見た目は若くて美しい女性です。そのため、読者からの人気も高く、綱手と結婚したいという声も聞かれました。また、綱手の外見だけでなく、戦っている姿や性格も好きだという人も多いようです。
綱手が出てくるシーンで人気が高いのが、綱手が血液恐怖症を克服したシーンです。綱手はずっと辛い過去に捕らわれていましたが、ナルトのおかげでその過去から脱却することができました。手綱とナルトたちが大蛇丸とカブトと戦うシーンでは、多くの人が胸を熱くしたようです。
綱手は医療忍者としての能力が高いだけでなく、医療忍者たちの体制を整えた人物でもあります。『ナルト』では三人一組の「スリーマンセル」で班を組むことが一般的ですが、綱手の働きにより、その中の1人が医療忍者である割合が増えました。こうした医療体制の改革が、綱手の一番の功績だと思っている人が多くいました。
【ナルト】綱手は強いキャラだった
『ナルト』の綱手は、医療忍術に優れた優秀なキャラです。医療だけでなく戦闘能力にも優れている、5代目火影に就任するほどの実力の持ち主でした。最終回では火影を引退していますが、現在放送中のアニメ『ボルト』にも引き続き登場しています。『ボルト』でのさらなる登場を期待しつつ、もう一度『ナルト』で綱手の活躍を振り返ってみるのも良いでしょう。
この記事のライター
NR4712
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