【ナルト】サクラとサスケが結婚した理由は?馴れ初めや子供についても
『NARUTO-ナルト-』のサクラとサスケは、最終回で結婚したことが明らかになります。本記事では、サクラとサスケが結婚した理由や馴れ初め、2人の子供について解説します。アニメでサクラとサスケを担当した、声優さんについても紹介します。
目次
サクラとサスケとは?
『NARUTO-ナルト-』のサクラとサスケは、忍者学校(アカデミー)の同期です。主人公のナルトとも同期で、同時に同じチームでもあります。物語においても重要な役割を担うキャラで、3人の友情や恋愛模様も『NARUTO-ナルト-』の魅力のひとつです。本記事では、サクラとサスケそれぞれのプロフィールや、2人の馴れ初めなどについてまとめていきます。
サクラのプロフィール
『NARUTO-ナルト-』のサクラは3月28日生まれで、名前の通り桜色の髪の毛をした女の子です。物語に登場したときからずっとサスケに恋心を抱いており、その気持は一度も変わることはありませんでした。幼い頃は広いおでこをからかわれていた気弱な少女でしたが、山中いのとの友情により徐々に前向きになっていきます。いのもサスケのことが好きだとわかったときからライバル宣言をして、それからは強気な性格へと変わっていきました。
サスケのプロフィール
『NARUTO-ナルト-』のサスケは7月23日生まれで、木ノ葉隠れの里では最強といわれる「うちは一族」の末裔です。「写輪眼」という瞳術を受け継いでおり、写輪眼が開眼してからは飛躍的に力を伸ばしていきます。クールで周りを寄せ付けない雰囲気がありますが、同じチームとなったサクラとナルトには徐々に心を開いていきます。兄であるイタチへの復讐を生きる目的としており、引き止めるサクラの声も聞かずに抜け忍となってしまいました。
ナルト(NARUTO)の概要
『NARUTO-ナルト-』は、1999年から2014年にかけて週刊少年ジャンプで連載していた少年漫画です。忍者同士がバトルを繰り広げるストーリーて、第1部と第2部に分かれています。2002年にはアニメも始まり、原作の第2部は『NARUTO-ナルト-疾風伝』として放送されました。アニメはTV版だけでなく、劇場版も多く作成されました。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
木ノ葉隠れの里のうずまきナルトは、体内に九尾の狐を宿した里の嫌われものでした。周りに自分の力を求めさせるため、ナルトは火影になることを目指します。火影になるための修行を積みながら、仲間とともにさまざまな困難に立ち向かっていきます。
サクラとサスケが結婚した理由や馴れ初め
ずっとサスケに片思いをしていたサクラでしたが、サスケはそれほどサクラに興味がなさそうでした。それなのに、なぜ最終的に2人は結婚することになったのでしょうか?2人の馴れ初めや、結婚した理由について見ていきましょう。
サクラとサスケの馴れ初め
作中でのサクラとサスケの初めての出会いは、木ノ葉隠れの里の忍者学校(アカデミー)です。サクラはイケメンで優秀なサスケにずっと片思いをしていましたが、ナルトの悪口を言っているときにサスケに「うざい」と言われてしまいます。このように、最初はまったくサスケに相手にされていなかったサクラでしたが、時が経つにつれて徐々に2人の距離も近くなっていきます。では、サクラとサスケの関係はどのように変わっていったのか、馴れ初めのネタバレを見ていきましょう。
ネタバレ①中忍試験
馴れ初めのネタバレ1つ目は、下忍から中忍になるための試験でのシーンです。中忍試験の途中、サスケは大蛇丸の呪印によって動けなくなってしまいます。ナルトも戦闘で負傷して動けない中、サクラは身を挺して2人を敵から守ろうとしました。サスケがロングヘアーが好きだからという理由で伸ばしていた髪もためらいなく切り、ボロボロになるまで戦います。
ようやく意識が戻ったサスケは、そんなサクラの姿を目にして怒りをあらわにしました。また、大蛇丸の呪印によって暴走しかけたサスケでしたが、サクラが後ろから抱きしめることでその暴走が止まり正気を取り戻します。サスケの中で、サクラの存在がだいぶ大きくなっていると感じられるシーンでした。
ネタバレ②サスケが木ノ葉の里を出ようとしたシーン
馴れ初めのネタバレ2つ目は、サスケが抜け忍となるシーンです。サスケが木ノ葉の里を出ようとしていることを知ったサクラは、サスケに告白して復讐も手伝おうとします。しかし、サスケはサクラに対し、再び「うざい」と言うのでした。ただ、この「うざい」はサクラにまったく興味がなかった頃の「うざい」とは違い、サスケの優しさが感じられる台詞でした。その証拠に、サスケはその後サクラに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えています。
ネタバレ③第四次忍界大戦後
馴れ初めのネタバレ3つ目は、『NARUTO-ナルト-』の最終局面ともいえる第四次忍界大戦後のことです。第四次忍界大戦では、サスケとナルトが互いの想いをぶつけ合って戦います。その戦闘が終わり、サクラは2人を治療しながら久しぶりのチーム集結に笑顔を見せます。
サスケは自分の罪を償うために旅に出ますが、別れの際サクラの額に2本指を置いて「また今度」と小さく笑います。額に2本指を置くという行為は、昔イタチがサスケへの愛情表現として行っていたものでした。この行為をサクラにしたということは、サスケなりにサクラへ愛情を伝えたということになるでしょう。
サクラとサスケの結婚式のシーンはある?
サクラとサスケが結婚したことは、『NARUTO-ナルト』の最終回で描かれました。どのようにして結婚に至ったかも詳しくは描かれておらず、もちろん結婚式のシーンもありません。2人が結婚式を挙げたのかどうかは、今のところ不明です。
サクラとサスケが結婚した理由
サクラは物語の冒頭からずっと「サスケが好き」と言っていたため、サクラの気持ちは非常にわかりやすいものでした。一方のサスケはあまり感情を表に出さず、サクラへの想いがどうなっているか明確にはわかりませんでした。
ただ、サクラを気にかけている描写が所々に出てきていたため、まったくサクラに気がなかったわけではなさそうです。しかし、2人が結ばれた最も大きな理由は、やはりサクラのサスケへの大きな愛情でしょう。サスケを信じて待ち続けたことで、サクラの愛情がサスケへ届いたのだと思われます。
サクラとナルトが結婚しなかった理由
ナルトはずっとサクラに片思いをしていましたが、最終的にはヒナタと結婚しました。主人公とヒロインが結ばれる話はよくありますが、『NRUTO-ナルト-』ではそういう展開になりませんでした。これは、サクラとヒナタ、2人の一途な想い故だと思われます。サスケが自分を想い続けてくれたサクラに心を開いたように、ナルトも自分を想い続けてくれるヒナタへと愛情を感じたのでしょう。
サクラとサスケの子供
『NARUTO-ナルト-」の最終回では、サクラとサスケの子供も登場します。子供については『NARUTO-ナルト-』の本編自体では詳しく描かれませんが、その後の外伝や『BORUTO-ボルト-』で多く登場することとなります。ここでは、サクラとサスケの子供について詳しくまとめていきます。
サクラはいつ妊娠・出産した?
サスケはサクラと結婚してから、旅に出ていることがほとんどでした。そのため、どのタイミングでサクラが妊娠・出産したのか疑問に思う人もいたでしょう。しかし、外伝にはサクラが一時期サスケの旅に同行していた描写があり、このタイミングで妊娠・出産に至ったと思われます。ちなみに出産したのは大蛇丸の部下である香燐のアジトで、赤ん坊を取り上げたのも香燐でした。
サクラとサスケの子供はサラダ
サクラとサスケの子供は、サラダという名前の女の子です。メガネをかけた可愛い女の子で、髪色や髪型はサスケに似ています。容姿は父親似でも、勝ち気な性格はまさにサクラそのものです。サラダは忍者学校(アカデミー)を卒業した後、ナルトの息子であるボルトと、大蛇丸がクローン技術で作り出したミヅキとチームを組むことになります。
サラダが主人公の外伝「七代目火影と緋色の花つ月」
サクラとサスケの子供であるサラダの詳しい話は、『NARUTO-ナルト-』の外伝である「七代目火影と緋色の花つ月」で読むことができます。サスケは常に旅に出ているため、サラダは父親の顔を知らずに育ちました。サラダは家の写真立てを見ているとき、自分と似たメガネをかけた香燐の存在に気づきます。
サラダは自分がサクラの本当の子ではないのではないかと疑いますが、血の繋がりではなく強い想いが大事だというナルトの言葉に目を覚まします。そして、敵に連れ去られたサクラを、サスケと共に助け出したのでした。しかし、サラダがサクラの子供でないというのは完全なる勘違いで、結局はサラダは本当にサクラとサスケの子供であることが判明します。
サクラとサスケの声優
『NARUTO-ナルト-』はアニメ化もされ、原作の第2部は『NARUTO-ナルト-疾風伝』というタイトルで放送されました。現在ではナルトの息子が活躍する、『BORUTO-ボルト-』のアニメも放送されています。これらの作品でサクラとサスケを演じた、2人の声優さんについて紹介します。
サクラの声優は「中村千絵」
サクラの声は、声優の中村千絵さんが演じています。『NARUTO-ナルト-』は中村千絵さんが出演したアニメの中でも、代表作のひとつです。中村千絵さんはアニメの声優だけでなく、洋画や海外ドラマの吹き替えにも力を入れています。
中村千絵のプロフィール
中村千絵さんは1978年5月14日生まれで、東京都出身の声優さんです。元々は宝塚歌劇団を目指していましたが、ダンスが苦手だったため声優に転向しました。オフィス薫の養成所からオフィス薫へとそのまま所属しましたが、2012年に退社してフリーとなり、現在はアクセルワンに所属しています。
中村千絵の主な出演作品
中村千絵さんの主な出演作は、『デリシャスパーティ♡プリキュア』(和実あきほ)、『ゾイドフューザーズ』(スイート)、『MUSASHI-GUM道-』(夢姫)、『機動戦士ガンダム戦記』(シェリー・アリスン)などです。サクラ役で名前が知られた後も、脇役として作品を支えることが多いようです。
サスケの声優は「杉山紀彰」
サスケの声は、声優の杉山紀彰さんが担当しています。サスケを担当したことで注目度も上がり、人気作品に次々と出演しています。どのような出演作があるのか、プロフィールとともに見ていきましょう。
杉山紀彰のプロフィール
杉山紀彰さんは東京都出身で、1974年3月9日生まれです。同人舎プロダクション、ぷろだくしょんバオバブ、アクセルワン、フリーを経て、現在ではステイラックに在籍しています。ラジオのパーソナリティや、キャラクターソング、吹き替えなどでも活躍しています。
杉山紀彰の主な出演作品
杉山紀彰さんの主な出演作品には、『BLEACH』(石田雨竜)、『陰陽師・平安物語』(安倍晴明)、『黒執事』(ウィリアム・T・スピアーズ)、『魔法つかいプリキュア!』(オルーバ)などがあります。サスケが初のレギュラー役で、それから多くのメインキャラ、サブキャラを演じてきました。
サクラとサスケに対する世間での評判や人気
サクラとサスケに対するツイートを見てみると、「お幸せに」というコメントが圧倒的多数を占めていました。ほとんどのファンは、2人が結ばれたことを喜んでいるようです。ずっとサスケに片思いをしてきたサクラを見てきた読者からすれば、サクラを応援する気持ちになるのも無理はないでしょう。
また、ずっと辛い想いをしてきたサスケだからこそ、これからは家族3人で幸せになってほしいという声も多く上がっていました。『BORUTO-ボルト-』では不器用ながらも娘を思いやるサスケの姿が描かれており、きっとこの先も家族で幸せに暮らせると思われます。
サクラとサスケの別れのシーンは、サスケが抜け忍になるときと第四次忍界大戦後の2回あります。どちらもサスケの「ありがとう」という台詞がありますが、この2つの台詞の違いにサクラとサスケの関係性の変化を感じる人もいたようです。
サクラとサスケが結婚した理由はサクラの深い愛情だった
初期からずっと『NARUTO-ナルト-』を読んでいた人にとっては、サクラとサスケの結婚は驚くと同時に嬉しいものだったのではないでしょうか?2人の結婚は、ずっとサスケを想い続けたサクラの深い愛情故だといえます。2人の関係が徐々に変わっていく過程を楽しみながら、もう一度『NARUTO-ナルト-』を読み返してみるのも良いでしょう。
この記事のライター
NR4712
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