【ナルト】カリンの能力や性格は?サスケやサラダとの関係についても
『ナルト』には主人公のナルトのライバルとなるサスケの仲間として"カリン"という人物が登場します。カリンは主にサスケのサポートをする人物で、印象に残る特徴的な性格をしています。今回は『ナルト』に登場するキャラクターであるカリンについて紹介をします。
目次
【ナルト】カリンとは?
"カリン"とは主にサスケや大蛇丸と関係のある人物で、仲間の役に立つ特殊な能力を持っている事から直接的な戦闘ではなく援護で活躍する事が多いキャラクターとなっています。ここでは『ナルト』で活躍をしたカリンのプロフィールについて紹介をしていきます。
カリンのプロフィール
- 名前:香燐(かりん)
- 身長162cm
- 性別:女性
- 年齢16歳
- 所属:蛇、鷹
- 声優:東條加那子、行成とあ
カリンはリーダーである"うちはサスケ"が目標を達成する為に結成した"蛇"と"鷹"のメンバーとして活躍をしたキャラクターです。カリンの外見には腕等に嚙んだ痕がある痛々しい部分だけでなく、赤色の目と髪や眼鏡を使用しているといった特徴が存在していて、美人な顔立ちをしている事から『ナルト』の中でも人気な女性キャラクターとなっています。
ナルト(NARUTO)の概要
『ナルト』は岸本斉史によって製作された少年漫画が原作の作品となっていて、1999年から週刊少年ジャンプにて連載が開始されました。『ナルト』は忍術を使用した戦闘シーンが魅力の作品となっていて、戦闘時の派手でかっこいい描写は国内だけでなく海外でも人気となっています。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
『ナルト』の主人公であるナルトは九尾と呼ばれる人々から恐れられる力を持っている事から、ナルトが生活している木ノ葉隠れの里では避けられる存在となっていました。ナルトは幼少期から人との関わりに恵まれませんでしたが、ナルトをサポートしてくれる人達との出会いによって段々と人間関係を構築していきました。そしてナルトは里を代表する忍である火影になる事を目指して、成長する為に厳しい修行を開始しました。
【ナルト】カリンの能力や強さ・術
カリンは所属しているチームのリーダーであるうちはサスケを手助けする為に、特殊ながらも強力な能力を扱うキャラクターとなっています。カリンは実際に能力を駆使する事で、『ナルト』の作中で怪我をしたサスケを回復させる等の活躍をしています。ここではカリンが使用する術や能力について紹介をします。
カリンの能力や強さ①感知タイプ
カリンはチャクラを感知する事を得意とする感知タイプの能力を所持している人物です。カリンは感知タイプの特性を活かして索敵を行えるだけでなく、自分のチャクラの存在を相手から感知されない様に隠す事が可能となっています。カリンは前述の能力を利用して多くの情報を確保する事で、サスケが有利になるように援護を行っていました。
カリンの能力や強さ②腕を噛むと回復する
カリンは腕に噛み痕が付いているという外見の特徴に関係して、カリンの腕等のを噛んだ対象を回復する能力を持っています。腕を噛んで回復させるという能力は『ナルト』の世界でも珍しい能力となっていて、攻撃を受けたサスケに腕を噛ませて回復させるといった形で能力を使用していました。また回復能力はカリン自身にも使用する事が可能となっていて、カリンが攻撃を受けた際にも自分の腕を噛んで回復するシーンが登場しています。
カリンの能力や強さ③金剛封鎖
カリンの使用出来る術には"金剛封鎖"と呼ばれる術が存在しています。金剛封鎖はうずまき一族が使用する事の出来る術の一つとなっており、鎖によって対象の行動を制限する効果を持った尾獣程の相手にも通用する強力な封印術となっています。第四次忍界大戦に参戦したカリンは金剛封鎖を使用して活躍をしていました。
【ナルト】カリンの性格や過去
カリンは上記で紹介をした外見だけでなく、性格も特徴的なキャラクターとなっています。カリンは特にサスケとのやり取りで大きく印象の変わる人物です。ここではカリンの性格や過去、そして『ナルト』の中でも強力な能力を持った一族とされる"うずまき一族"との関係について紹介をします。
カリンの性格
カリンの普段の性格は大蛇丸の部下として動いていたシーンや戦闘シーン等から分かるように、冷静かつ厳しい印象を与える性格となっています。しかしカリンの本性は感情的で相手に反発するような素直ではない性格をしている為、実際には好意を持つサスケに同行したいと思っていても、サスケに近づくのが目的ではなく別の目的があると仲間には言い張るシーン等が登場しています。
カリンの過去
カリンは腕に付いた噛まれた痕から想像出来るように、サスケに会う前から回復能力を利用されていた過去を持っています。カリンは元々草隠れの里に所属していましたが、特殊な回復能力を利用する為に本人の意思と関係なく戦場に連れられて草隠れの里の忍に腕を噛まれていました。しかしカリンは戦闘能力の低さから仲間に不要と判断されてしまいます。
カリンは上記のように能力を目的として忍よりも奴隷に似た扱いを受けていましたが、大蛇丸がカリンを救った事で音隠れの里に所属する事となります。またカリンは大蛇丸と出会う前にサスケにも危険な状況を救われていた過去も持っている為、サスケの仲間になる前から長い間サスケを意識し続けていた人物である事が分かります。
カリンはうずまき一族?
『ナルト』には赤い色の髪が特徴となっている"うずまき一族"という一族が存在します。カリンは髪の色だけでなく金剛封鎖と呼ばれる術を使用する点等のうずまき一族に似ている部分が多く登場しました。カリンの腕等噛む事で使用する回復能力も、うずまき一族の高い体力に関係しているとの説明を薬師カブトがしている事から、カリンはうずまき一族に該当するキャラクターである事が分かります。
【ナルト】カリンとサスケやサラダとの関係
カリンは作中で共に登場する機会の多かったうちはサスケの他に大蛇丸と関係のある人物達や、『ナルト』の続編となる作品の『ボルト』で重要キャラクターとなっている"うちはサラダ"とも重要な関係のある人物とです。ここではサスケを始めとしたカリンと他のキャラクター達との関係について紹介をしていきます。
カリンとうちはサスケの関係
カリンは草隠れの里に所属していた頃に中忍試験でうちはサスケと出会いました。カリンは前述の通り同行した忍を回復する目的で参加していた為、個人の戦闘力の低さから仲間に見捨てられてしまいます。試験の会場となった森に生息する熊から襲われたカリンですが、同じく試験に参加していたサスケに救助された為、後のストーリーでサスケに強い好意を持って登場しました。
中忍試験後は大蛇丸の部下としてアジトの管理をしていましたが、大蛇丸を倒して次の目的の為に仲間集めをしていたサスケと再会をします。サスケの言動に惹かれたカリンは、サスケが兄のうちはイタチを倒す目的で結成したグループである"蛇"に所属して、サスケの行動を援護する役割で活躍をしていきました。
カリンとサラダの関係
"うちはサラダ"はうちはサスケの娘で、主に『ナルト』に続く物語となってる『ボルト』で活躍をしているキャラクターです。カリンはサスケの事を一方的に好きになっていましたが、サスケは同じ木ノ葉の忍である"サクラ"と付き合う方が幸せになると判断して、サスケとサクラの友達の関係となりました。
カリンはサラダにプレゼントとして眼鏡を送った事がある等、自分の恋愛が成功しなかったにも関わらずサスケの娘であるサラダの事を大切に考えています。カリンはサラダが生まれる際にも立ち会っていた等のようにサラダと深い関係がある為、サラダを誤解させて傷つけてしまった水月の行動には怒りを露わにしていました。
カリンと鬼灯水月の関係
"鬼灯水月"はカリンと同様に大蛇丸に関係のある人物で、サスケのグループに所属して活躍をしたキャラクターとなっています。水月はカリンと仲が悪い事から喧嘩をする事が多い関係となっています。水月は上記のサラダとの関係でも紹介したように、サラダが傷つくきっかけを作ってしまった人物でもある事から、『ボルト』でも同じくカリンと仲が悪いと思えるシーンが登場しています。
カリンと重吾の関係
"重吾"は大蛇丸の実験体となっていた人物で、重吾の友達だった君麻呂が命を落とす程の事をしてでも、大蛇丸が確保したかったサスケがどのような人物なのかを知る目的でサスケのグループで同行しました。カリンと重吾は同じ"蛇"や"鷹"のメンバーとして行動していますが、カリンは重吾に対して特別強い感情を持っていない為、水月と比べると穏やかな関係となっています。
カリンと大蛇丸の関係
大蛇丸はカリンが音隠れの里に所属するきっかけとなった人物で、忍術の開発の為なら手段を問わない考え方を持っています。大蛇丸は悪いイメージが強い人物であり、実際に木ノ葉の里を攻撃したりといった行動を起こしていますが、カリンのように特別な能力を無理矢理利用されて、一般の人間として扱われないような人物達を保護する優しさも持っています。
大蛇丸は術の開発の為に特別な能力を持つ人物達を集めていましたが、第四次忍界大戦で大蛇丸と再会したカリンや水月が、喧嘩の最中でも大蛇丸の言葉に従っている場面や、大蛇丸の南のアジトの管理をカリンが任されていた事から、大蛇丸とカリンの間には信頼関係があったことが分かります。
カリンとダンゾウの関係
ダンゾウは木ノ葉隠れの里に所属している忍です。ダンゾウは大蛇丸と関係のある人物で、特殊な腕に写輪眼を埋め込む事で"イザナギ"と呼ばれる術を扱う強敵となっていました。カリンはサスケとダンゾウとの戦いで、ダンゾウの動きを感知してサスケに知らせる事で戦闘で活躍をしていました。戦闘中にダンゾウに捕まり人質として盾にされますが、サスケはカリンを巻き込んでダンゾウを攻撃して勝利しました。
【ナルト】カリンの声優
アニメ『ナルト』で登場したカリンには声優が当てられましたが、途中で声優が交代した事から二人の声優が担当となっていました。ここではカリンの声を演じた二人の声優について、また声優が交代となった理由について紹介をしていきます。
カリンの声優①東條加那子
アニメ『ナルト』で最初にカリンの声優を務めていた人物は、東條加那子です。東條加那子は2006年から活動を開始している声優で、2022年に発表された第十六回声優アワードでは"海外映画・ドラマ賞"を受賞する活躍をしています。ここでは東條加那子のプロフィールや主な出演作品について紹介をします。
東條加那子のプロフィール
- 名前:東條加那子(とうじょう かなこ)
- 性別:女性
- 職業:声優
- 身長163cm
- 血液型AB型
- 誕生日3月3日
- 出身地:鹿児島県
- 所属:アクセルワン
『ナルト』で初代カリン役を演じていた東條加那子は、過去に"アーツビジョン"に所属していましたが現在は"アクセルワン"に所属している声優となっています。東條加那子はランニングを趣味としていたり特技に剣道や弓道がある事から、スポーツが好きな人物です。東條加那子はアニメ声優としても活躍をしていますが、海外作品の吹き替えでの活動が多い声優となっています。
東條加那子の主な出演作品
東條加那子は『ナルト』のカリン役の他に、『テラフォーマーズ』のイザベラ・R・レオン役、『テイルズオブジアビス』のジョゼット・セシル役、『新世界より』の朝比奈覚役等のアニメ作品での活躍だけでなく、『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』のトラト役や『ソウルキャリバー』のアイヴィー役といったようにゲーム作品でも活躍をしている声優となっています。
カリンの声優②行成とあ
"行成とあ"は上記の東條加那子に代わってカリンの声優となった人物です。カリン役を務めていた東條加那子が結婚して海外への移住等でカリン役の継続が難しくなった事で、行成とあが二代目カリン役として担当する事となりました。ここでは行成とあのプロフィールや主な出演作品について紹介をします。
行成とあのプロフィール
- 名前:行成とあ(ゆきなり とあ)
- 性別:女性
- 身長159cm
- 血液型O型
- 職業:声優
- 誕生日5月11日
- 出身地:長崎県
- 所属:アーツビジョン
"行成とあ"は2000年代から声優として活動を開始した人物です。行成とあは介護に関係する短期大学に通っていましたが、雑誌に掲載されていた"日本ナレーション演技研究所"の宣伝を見た事がきっかけとなって声優を目指しました。行成とあは食品サンプルを集める事を趣味としていて、実物のスイカやメロンは苦手なのにも関わらずスイカ味やメロン味は好きという珍しい感性を持っている人物となっています。
行成とあの主な出演作品
行成とあは『ナルト』の二代目カリン役の他に、『はたらく細胞』のNK細胞役、『ベルセルク』のキャスカ役、『ぐらんぶる』の浜岡梓役、『半妖の夜叉姫』の窮奇役等のアニメ作品で活躍をしています。また行成とあは『ファイアーエムブレムヒーローズ』のルセア役、セシリア役、ウェンディ役、『魔法使いと黒猫のウィズ』のガンダウナー=ルリアゲハ役等のゲーム作品でも活躍をしている声優となっています。
【ナルト】カリンに対する世間での評判や人気
カリンはうちはサスケの事が好きでサスケにアピールを続けていましたが、サクラをサスケの関係を知ってからはサスケと恋人になる事を諦めて、二人を応援する友達として関わっていました。このようなカリンの相手の気持ちを考えている行動に感動する読者の姿がありました。
ダンゾウ戦でサスケがカリンごと攻撃をしたシーンは『ナルト』の中でもショックの大きいシーンとなりましたが、サスケが目的の為なら手段を選ばない覚悟で行動していた事が分かる他に、後のカリンとの再会で謝罪するシーン等にも繋がっている事から読者の間では人気のシーンとなっています。
カリンはサスケとサクラだけでなく二人の娘であるサラダとも関係の深いキャラクターです。サラダはサクラとの似た部分が少ない事から、サクラは本当の親ではなくカリンが親なのではないかと考える話も登場しています。このような『ボルト』で活躍が続いているカリンは読者から高い人気を得ているキャラクターとなっています。
【ナルト】カリンは感知タイプや回復の能力があった
今回は『ナルト』で大蛇丸に関係する人物達と共に活躍をしたキャラクターであるカリンについて紹介をしました。カリンは主に腕等の身体の一部を噛ませる事で対象を回復する能力を持っていて、その能力が原因で辛い過去を持ちながらも能力を活かして戦闘を有利に進める為に行動していた事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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