【ナルト】カカシが火影になった理由や経緯とは?7代目をナルトに譲った真相は?
ナルト本編でカカシが6代目火影となっていた事が判明しています。しかし、原作最終回ではカカシはナルトに火影の座を譲っています。原作だけではカカシが火影になった経緯や火影在任中の活躍は謎でしたが、外伝や映画・アニメ等で補完されているのでこの記事で解説していきます。
目次
カカシとは?
はたけカカシは漫画NARUTOでは序盤に登場し、最終回まで活躍し続けました。主人公のナルト、第2の主人公でもあるサスケに続く第3の主人公と言える存在です。まずはカカシの活躍やプロフィール等からどんな人物であるかを簡単に紹介していきます。
カカシのプロフィール
- 年齢:26歳→29歳
- 誕生日:9月15日
- 身長:181cm
- 体重:67.5kg
- 好きな食べ物:サンマの塩焼き・茄子の味噌汁
- 嫌いな食べ物:天ぷら・甘いもの
- 好きな言葉:チームワーク
- 趣味:読書(イチャイチャシリーズ)
- 声優:井上和彦
カカシはナルト・サスケ・サクラが所属する第7班の隊長に就任した木ノ葉隠れの里の上忍です。ナルト達からはカカシ先生と呼ばれています。マイペースな性格で、趣味は読書です。父親譲りの銀髪で長身痩躯の容姿で、父親は『木の葉隠れの白い牙』という異名を持つはたけサクモですがカカシが7歳の時に自殺していて、母親は作中での会話からサクモが死亡する前に亡くなっている模様です。
過去に左目を負傷しカカシ自身の左目を失っていますが、かつてのチームメイトから『上忍祝いのプレゼント』として負傷した左目に写輪眼を移植しました。移植した写輪眼は常に発動してチャクラを消費し続けてしまうため左目を額当てで覆ってチャクラの消費を抑えています。また常にマスクを被っていて長年素顔が分かりませんでしたが、2015年に素顔が公開されています。
カカシは5歳で忍者学校を卒業し6歳で中忍試験に合格、第三次忍界大戦中に12歳という年齢で上忍に昇格しています。大戦中はカカシは後に4代目火影となる波風ミナトの元に配属されています。大戦後はミナトの命で暗部に就任、その後正規部隊へと復帰して下忍を引率する担当上忍となります。暗部から正規部隊へ復帰した詳しい経緯はNARUTO-疾風伝-で明らかになっています。
第3次忍界対戦での活躍から『写輪眼のカカシ』『コピー忍者のカカシ』という異名をつけられています。しかし大戦での影響は大きく、カカシにとって本当に大切な人間をほとんど失ってしまい現在のカカシの遅刻癖の原因ともなりました。ですが仲間思いでもあるカカシの親しい人間は少なくないです。自称『はたけカカシの永遠のライバル』のマイト・ガイと猿飛アスマ・夕日紅は同期にあたります。
ナルトの概要
ナルトは1999年から2014年までの15年間、700話を週刊少年ジャンプで連載していた漫画作品です。原作者は岸本斉史で単行本は72巻刊行されてます。ナルトはアニメ・映画・ゲーム・実写映画・舞台と大きくメディア展開していて、ナルトのその後を描いたBORUTO-ボルト-が2016年から連載されています。
ナルトのあらすじ
木の葉隠れの里に暮らすうずまきナルトは忍者になるためのアカデミー内では落ちこぼれであり、いたずらを繰り返す問題児でした。卒業試験に3回落第していたナルトですが、里で起こった事件でナルトの教師であるうみのイルカから認められ卒業の証を受け取ります。
アカデミーを卒業したナルトはうちはサスケ、春野サクラとスリーマンセルを組み上忍のはたけカカシの元へと配属となりました。下忍にになるためにはカカシが出した脱落率66%サバイバル演習を合格しなければなりませんでしたが、ナルト達は見事下忍となり任務をこなしていくようになります。
カカシが火影になった理由や経緯
カカシは第四次忍界大戦終了後に火影となった事は判明していますが、火影となった詳細な時期や就任したその後にどんな活動をしていたかは本編では語られず謎のままでした。主に外伝やアニメ・映画等でその後の活動や火影に就任した理由や経緯が補足されているので解説していきます。
カカシが火影になったのはいつ?
第四次忍界大戦終了後に、本人の希望や戦争の被害の責任から5代目火影であった綱手は火影の座から降りました。綱手の後に火影に就任したのがカカシです。カカシが火影を就任をした時期ですが、火影の座を保留していた時期もあり大戦終了後から1年ほど後と言われています。
カカシが火影になった理由
カカシが火影に就任した理由は里を守るためです。大戦後のカカシは写輪眼を失い戦闘能力が落ちたため前線に立つことが難しく、火影になるのは保留にしていました。ですが、波の国でテロが起きたのを見て里を守らなければと思い火影に就任することを決めました。
カカシが火影になったその後の活躍
木の葉隠れの里は第四次忍界大戦の終了後は平和な時代が続いてます。カカシはこの平和な時代を火影として守っていました。またカカシは、サスケの第四次忍界大戦を終了に導いた功績とナルト達の嘆願を集め、サスケの罪を不問としています。
カカシが7代目火影をナルトに譲った真相やその後の謎
漫画最終話の700話でナルトが7代目火影となっていました。最終回は第四次忍界大戦後から15年前後経っていると思われますが、正確な経過時間は分かっていません。カカシは火影をいつ頃譲ったのかやその謎の理由、カカシが火影を辞めた後その後どうしているかを解説していきます。
ナルトが7代目火影に就任
原作の最終回で7代目火影へとすでに就任していたナルトですが、いつ頃ナルトが火影に就任したのかははっきりとした時期は分かっていません。ですが、ナルトの在の書によるとナルトの火影就任はボルトが忍者学校に在籍していた頃のようです。ナルトが火影として就任した日は、映画の入場者特典で描き下ろし漫画や映画DVDの特典、BORUTOのアニメで映像化されています。
カカシが7代目火影をナルトに譲った理由
カカシが火影の座を退いた理由は描かれていないためはっきりとした理由は分かっていません。次の火影になる人物を決めるのは火影ではなく里の上層部が決める事になっているため、カカシが直接ナルトに火影の座を譲ったわけではなさそうです。ただ理由はいくつか推測が挙げられていて、カカシが老いを感じた事や里の上層部がナルトを火影に推薦したからだと言われています。
カカシが7代目火影をナルトに譲ったその後
ナルトが火影となった後はカカシは相談役のような立場となり、ナルトをサポートしています。ネット上では、『相談役をやるなら現役を続けても良いのでは』という意見もあります。この意見に対してカカシは、ナルトが火影に就任する事により次の世代であるナルト達の世代に刺激を与え、更に影響はナルト達の次の世代にも広がる可能性もあります。カカシは先を見据えて火影を退いたと考えられています。
カカシのアニメでの声優
ナルトのアニメでカカシを演じた声優を解説します。プロフィールや他のアニメで演じた主なキャラを紹介していきます。
カカシの声優は「井上和彦」
カカシを演じたのは声優界の井上和彦さんですが、幼少期の頃のカカシは田村睦心さんが演じていました。今回はアニメ全編を通して多くカカシを演じていた井上和彦さんのプロフィールや他のアニメで演じたキャラを紹介していきます。
井上和彦のプロフィール
- 本名:井上和彦
- 出身地:神奈川県横浜市
- 身長:174cm
- 体重:75kg
- 生年月日:1954年3月26日
- 職業:声優、ナレーター、舞台俳優、音響監督
- 事務所:B-Box
- 趣味:ボーリング、ウィンドサーフィン、釣り
カカシの声優は井上和彦さんです。男らしくセクシーな声が特徴の1970年代から声優として活躍している大ベテランです。現在は井上和彦さん自身が設立したB-Boxに所属しています。声優としての仕事が途絶えた事はなく、主にアニメ・外画吹き替え・ナレーションなどの声優としての仕事をしています。
井上和彦さんは同業者からの役者としての評価は高いですが、ファンの間に有名になっているほど女癖が悪く4度の離婚歴があります。ですが、2011年に離婚して以来女性関係はなりを潜めているみたいで目立った噂は無いみたいです。趣味の1つであるボーリングはプロボウラーを目指していた時期もあり、声優業界の中でもトップクラスの腕前と言われています。また、被爆2世ということを自ら公表しています。
井上和彦の主な出演作品
井上和彦さんの主なアニメでの出演作品は、サイボーグ009の『島村ジョー』、リトルマーメイドの『エリック王子』、美味しんぼの『山岡士郎』、夏目友人帳の『ニャンコ先生』、鬼滅の刃の『継国縁壱』、名探偵コナンの『白鳥任三郎』の役は亡くなった塩沢兼人さんから引き継いで担当しています。
カカシの強さや能力
カカシは序盤から最後まで活躍し最後まで戦い抜きました。そんなカカシの写輪眼の解説や、作中で口寄せの術で呼んだ動物を紹介していきます。
カカシの写輪眼
カカシは写輪眼の力を使い第三次忍界大戦で大きく活躍をしています。コピー忍者という異名の通り多くの術をコピーし、コピーした術の数は千を超えています。また、カカシのオリジナル術である『千鳥』を使用する時も写輪眼を使用しています。『千鳥』はスピードが早すぎて術者の目が追いつかず、動きが直線的でカウンターを合わせやすいために写輪眼を併用しないと危険な術になってしまうからです。
ナルトの二部にあたる疾風伝からは万華鏡写輪眼を開眼し、万華鏡写輪眼の固有術である『神威』という、視界内の任意の空間を引きちぎって別の場所に飛ばす術を使用しています。しかしカカシが万華鏡写輪眼を開眼する条件は、本編が始まる前にはすでに満たしていたのですが、使用しなかった理由は不明です。カカシが万華鏡写輪眼の存在を知らなかったか、使用するためのチャクラの消費量が多すぎて使用できなかったからと言われてます。
カカシの写輪眼は、元の持ち主であり生きていたうちはオビトに返しました。そのためカカシは写輪眼を失っています。その後、カカシを庇って昇天する直前のオビトから、火影の就任祝いとして写輪眼のチャクラを譲り渡された事により、一時的に任意の物体を別空間に出し入れるするオビトの『神威』と『須佐能乎』も使用できるようになり、カグヤとの戦いで活躍しました。
カカシには弱点がある?
カカシの弱点はスタミナが少ない事です。さらに、移植した写輪眼はうちは一族が写輪眼が使用する時より体力やチャクラの消耗が激しくなっているため負担が大きく、初期の頃のカカシは写輪眼を使用するたびに寝込んでいました。
カカシの口寄せ動物
カカシが口寄せする動物は八忍犬と呼ばれる8匹の忍犬です。口寄せの術でカカシが必要な時に呼び出し、呼び出す時は単体でも複数同時でも好きな数を呼び寄せる事が可能です。忍犬は『へのへのもへじ』と描かれているちゃんちゃんこと木の葉の額当てを身に着けていて、人語を喋ります。忍犬8匹にはそれぞれ名前がつけられていて、中でもカカシが最も信頼しているパックンは下忍へ指示を行うほど知性も高いです。
カカシに対する世間での評判や人気
ナルトの漫画にはファンからコラ画像だと思われてる場面がいくつか存在し、この場面もその一つです。しかし、コラ画像だと思われてる多くの場面は一場面を切り取ってるせいか違和感等やおかしく感じられてしまうシーンが多いです。
しかし、前後のシーンを読んでいたりちゃんと行動の理由を理解してればちゃんと理解できるシーンが多いです。ですが、カカシはこの場面以外にもいくつかコラ画像と思われているシーンが存在し、評価が低くなってしまっている原因になっていると思われます。
カカシの父のはたけサクモが自殺した理由は、人命を優先し命令違反したために、任務失敗した事を里の人間から誹謗中傷された事が原因です。カカシが幼かったとは言え里抜けしてもおかしくない出来事でした。その後も戦争でカカシにとっての大切な人間を全て失っても、平静を装いながらカカシは任務をこなし続けていました。この辺りの事からメンタル最強と呼ばれてると思われます。
『カカシ列伝六代目火影と落ちこぼれの少年』は2019年に発売された小説です。多くのカカシファンの読者からは原作でのカカシでの良い部分を見れると評判が高く、カカシファンであれば読んでおきたい作品となります。
カカシが火影になったのには深い理由があった
今回はカカシが火影になった理由やその後の謎について解説しました。ナルトの原作本編だけでは全てが語られず謎の部分が多く、アニメや映画・外伝や続編であるBORUTOで謎だった部分が補足されました。これを機に本編だけではなくまだ読んでいない外伝作品を読んで、ナルトで分からなかったり謎だったりした部分を知ってみるのはいかがでしょうか。
この記事のライター
kaewru
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