【ナルト】はがねコテツの強さや能力は？口寄せの術や神月イズモとの関係も調査

まずはナルトに登場するはがねコテツという人物について概要をまとめていきます。今では知らない人がいないほど人気になった漫画ナルトですが、その中ではがねコテツはどのような立ち位置に置かれた人物だったのでしょう。それを明らかにするにあたってナルトという作品についても併せておさらいしていきます。

はがねコテツは中忍試験にて試験官を務めていた中忍です。頭にバンテージをつけており、ぼさぼさな髪と目下に包帯を巻いているのが特徴です。性格は好奇心旺盛であり神月イズモとは幼い頃からの知り合いです。

ナルトは岸本斉史によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。1999年から2014年にかけて連載が続き、忍びの存在とファンタジーのバトル要素を混ぜた世界観が人気を博しました。国内の累計発行部数1億5300万部突破という偉業を成し遂げており、アニメ化やゲーム化、劇場映画化などのメディアミックスも多く展開されています。

本作の主人公であるうずまきナルトは、その身に尾獣・九尾の魂を封印されており周りからも嫌われる存在でした。自分を認めてもらおうと忍アカデミーでイタズラをし続けるナルトでしたが、それも不良児扱いされて見向きもされません。しかしそんな中、校内で事件が起きるとそれをナルトの影分身の術で解決、それを見た講師うみのイルカが影ながら努力していたことを認めると、ナルトは下忍の第七班に配属され忍者としての生活が始まるのでした。

ここからはナルトにおけるはがねコテツの強さや能力・口寄せの術についてまとめていきます。ナルトの世界では様々な忍術が登場するのが特徴的ですが、はがねコテツの使用する忍術はそれまで出ていたものより画期的なものでした。

はがねコテツは木ノ葉隠れの里の中忍として登場していました。中忍クラスの忍は部隊において隊長を務めるレベルであると解説がされています。部隊での働きや失敗した時の責任はすべて隊長が請け負うことになっているので、はがねコテツはそれなりに重たい役職についていると言えるでしょう。

はがねコテツが中忍クラスになるほどの強さを持っている理由は、後述する忍術を持っていることが大きく関係しています。ここでははがねコテツが使用できる2つの忍術、変化の術と武器を口寄せる術についてそれぞれ解説していきます。

変化の術は自分の身体を別の誰かに変身させる術です。ナルト作中でが中忍試験が開始される前に、ナルトたちと同年代の少年に変化してナルトたちの前に現れ、彼らを結界の中から動けないよう足止めをしていました。このように変化の術は敵や人の懐に簡単に潜り込めるという強さを秘めています。

ナルト世界において口寄せの術は様々な効果がありますが、基本的には動物などの生き物を呼び寄せ、戦いなどに参加させるのがほとんどです。ですがはがねコテツの場合は生き物ではなく武器を呼び寄せます。作中では鎖の繋がった大きな槌のような武器を口寄せしていました。なお、武器を口寄せする忍はとても少なく限られた存在です。

ここからはナルトにおけるはがねコテツと神月イズモの関係についてまとめていきます。神月イズモとははがねコテツとよく一緒に行動をしている人であり、ナルト作中では2人セットで出てくることが多いです。ここでは神月イズモのプロフィールを確認しながら2人の関係性について深く見ていきます。

神月イズモは中忍試験の試験官を務めていた忍です。年齢ははがねコテツと同じ25歳であり幼少期の頃からの仲良しです。血液型はA型で身長は169cm、潔癖症持ちであり好きな食べ物が大根サラダと厚焼き玉子、嫌いな食べ物がレバニラ炒めです。中忍として活躍している他に秘書業務を担当することがあります。

神月イズモは中忍であるため、強さに関しては基本的にはがねコテツと同じ程度であると言えます。使用できる術は変化の術と水遁系であり、変化の術ははがねコテツと共に使用し中忍試験の受験生たちを試していました。

2人の関係性を一言でまとめるなら幼馴染です。ナルト作中で2人の幼少期に関する描写はないですが、幼い頃から気が合い成人になってからも良好な関係性を築けているのが普段の掛け合いから伺えます。また、2人は新アスマ班での戦闘や第4次忍界大戦などで同じ小隊になって動いていたこともありました。

ここからはナルトにおけるはがねコテツの登場シーンについてまとめていきます。はがねコテツはナルトにおける主要キャラクターではなかったため、活躍しているシーンが限られています。ここでははがねコテツが登場していた3つのシーンについてそれぞれ解説していきます。

初めて登場したシーンは中忍選抜試験です。木ノ葉の里で下忍がランクアップするために受験する試験にて、はがねコテツは下忍たちの才能を見極める試験官として現れました。はがねコテツは変化の術を使って下忍たちに試練を与えますが、そのトラップをすぐに見切ったサスケやサクラの存在に対して「今年は楽しめそうだ」とセリフを残しています。

10人の抜け忍で構成された『暁』は周囲から恐れられる組織でした。底が知れず暴力的でもあった彼らを制裁するために、木ノ葉の里から討伐隊が送られることになると、その内の1人にはがねコテツが選ばれました。戦闘シーンでは武器を口寄せしたり神月イズモとの連携などが光りましたが、暁の実力がケタ違いであると討伐隊は苦戦を強いられ、最終的には撤退せざるを得ない状況まで追い込まれてしまいました。

ナルトにおいて一番のクライマックスとも言える第4次忍界大戦。はがねコテツもその大戦に参加することが決まるとダルイたちの加勢として参戦しました。ダルイたちは不老長寿を求めていた金角と銀角兄弟に苦戦していた状況でしたが、はがねコテツたちの加勢が入ると六道仙人の宝具を封印することに成功し、更なる仲間の助けも加わって何とか勝利を手にしました。

ここからはアニメ版ナルトにてはがねコテツの声を担当した声優についてまとめていきます。漫画のみならずアニメ作品としても高い人気を博しているナルトですが、そこではがねコテツの役を演じたのはどんな声優だったのでしょう。その声優について詳しく見ていきます。

アニメ版ナルトにてはがねコテツを演じた声優は河野智之（こうのともゆき）さんです。声優好きな人でもこの名前にピンと来る人は少ないかもしれませんが、河野智之の活躍は主にモブキャラであり人外系や色物なキャラの演技を担当することが多いです。

1971年10月19日の東京都生まれ。血液型はO型で身長は173cm、最後に所属していた事務所は81プロデュースです。1995年に公開されたアニメ『モジャ公』のユキババ役として声優デビューを果たしており、以後様々な作品に出演するようになりました。アニメ声優以外にも洋画の吹き替えなどを担当することが多いです。

主演を演じた作品はありませんが、はがねコテツのように数多くのモブキャラを担当しています。実際に担当したのは『銀魂』の痴黒や『とっとこハム太郎』のドラキュラ、『ロックマンエグゼ』のマグネットマン、『D.Gray-man』のベルヌなどがあります。

これまではがねコテツの強さや術、関係のある人物や活躍シーンなどについてまとめてきました。はがねコテツに関する情報をこれですべて把握できたわけですが、そんな彼に対する世間での評判や人気はどうなっているのでしょうか？ここでは実際にネット上で見られるはがねコテツの意見や感想などを調べ、彼に対するファンの印象の真実をまとめていきます。

はがねコテツに対する印象として最も多かったのは、顔は知ってるけど名前が思い出せないという内容のものでした。ナルトファンにとって中忍試験で登場していたキャラということは覚えられているようですが、存在感としては薄く名前を覚えた人は比較的少ないようです。

一部のファンからははがねコテツが好きだという意見も見受けられました。そういった人は他の作品でも主要キャラクターよりモブキャラの方を魅力的に感じるという少し変わった思考の持ち主であるのがほとんどですが、それでも登場頻度が少なくともしっかり好きでいてくれるファンがいてくれているようです。

中にははがねコテツだけではなく、暁の討伐隊みんなが好きだというファンもいました。はがねコテツに向けられたファンアートの中にも小隊のメンバーと一緒に描かれているものや、神月イズモとのツーショットなどのイラストが多く、はがねコテツ単体よりもコンビやチームとして活躍している彼が好きだと感じる人の方が多いようでした。

ナルトたちに変化の術で驚かせ、武器を口寄せする術を持っていたはがねコテツは中忍に相応しい強さを持ったキャラクターでした。登場頻度が少なかったことで影が薄く、顔が思い出せても名前が思い出せなかったというファンはきっと何人かいることでしょう。それでもはがねコテツを中心にナルトを読み返してみると違った面白さがあるかもしれませんので、興味が湧いた方は改めて原作をチェックしてみてください。