【メイドインアビス】マアアさんの正体が赤ちゃんなのか調査！お尻についても

マアアさんとは、『メイドインアビス』に登場するキャラクターです。マアアさんは第六層の成れ果て村の住民であり、成れ果ての一人です。ここでは『メイドインアビス』に登場するマアアさんのプロフィールや、『メイドインアビス』について紹介していきましょう。

『メイドインアビス』のマアアさんは、成れ果て村に住んでいる成れ果ての一人です。アニメでは第二期となる『メイドインアビス 烈日の黄金郷』で登場しました。全身ピンク色のゆるきゃらのような愛くるしい容姿をしており、ぬいぐるみを大切にしています。しかしなぜかお尻が汚く、「まああ」としか喋ることができないインパクトの強いキャラクターです。

『メイドインアビス』のマアアさんの名前は本名ではありません。マアアさんは名前がわからなかったため、リコが「マアアさん」と命名しました。マアアさんは「まああ」以外の言葉を話すことができないため、リコとは言葉が通じませんが、その後も一緒に行動するようになります。

『メイドインアビス』とは、つくしあきひとさん作の漫画作品です。『WEBコミックガンマ』で不定期に連載しています。かわいらしい絵柄からは想像できないようなハードでリアルな展開、描写が特徴の作品となっており、登場するキャラクターにも癖があります。2017年に第1期、劇場版を挟んで2022年に第2期のアニメが放送されました。

巨大な縦穴「アビス」の縁の街にある孤児院で育ったリコは、母のような偉大なアビスの探窟家になることを夢見ていました。ある日、リコは探窟の際に命の危機に見舞われます。リコを助けてくれたのは、少年のようなロボットでした。記憶を失っているロボットにレグと名付け、かくまっていたリコですが、そんな中、母親の白笛と封書がアビスから引き上げられます。封書には「奈落の底で待つ」という手紙と、レグに似た絵が描かれていたのでした。

『メイドインアビス』のマアアさんは、成れ果て村編に登場する特徴的なキャラクターです。しかしマアアさんは他の成れ果てと違い、元の正体などがわからない変わった存在です。ここでは『メイドインアビス』のマアアさんの正体や、なぜか汚いお尻について考察していきましょう。

『メイドインアビス』のマアアさんの正体は不明となっています。成れ果て村住民のほとんどは、ガンジャ隊の隊員、もしくはその後成れ果て村にたどり着いた探窟家などの元人間です。しかしマアアさんに関しては、成れ果て村編が終了するまでその正体は明らかにされませんでした。

『メイドインアビス』のマアアさんは、他の成れ果てと比べても異質な存在です。具体的にどのような違いがあるのかわかれば、マアアさんの正体にも近づくことができる可能性があります。ここでは、マアアさんと他の成れ果て達とを比較していきましょう。

『メイドインアビス』の成れ果て村に登場する成れ果て達には名前がありますが、マアアさんには名前がありません。名前を尋ねても「まああ」としか答えなかったため、リコが「マアアさん」と命名しました。しかし実際には名前がないのではなく、「まああ」としか喋ることができないため、本当の名前を伝えることが出来なかった可能性もあります。

『メイドインアビス』の成れ果て村に登場する成れ果て達は、独自の言語を話すことができます。中には公用語を喋ることができる成れ果てもおり、リコ達と意思疎通することができました。しかし前述のとおり、マアアさんは他の成れ果てと違って「まああ」としか話すことができないという違いがあります。

『メイドインアビス』のマアアさんは、他の成れ果て達と違って名前がなく、言葉を話すことができません。そのため、アビスの第六層で誕生した赤ちゃんなのではないかという考察が存在します。かわいいぬいぐるみが好きという特徴も、マアアさんがまだ赤ちゃんであるためだと考えられています。

『メイドインアビス』のマアアさんの特徴として、その愛くるしい外見に反してなぜかお尻が汚いというものが挙げられます。マアアさんのお尻が汚い理由として、人間だったときの水もどきによる下痢が原因であると考察できます。作中でガンジャ隊が水もどきに感染した際に、酷い下痢によって苦しめられる描写がありました。下痢によってお尻がかぶれると湿疹などでお尻が汚くなることがあるため、マアアさんの正体は人間であり、水もどきに苦しめられたのではないかと考察できます。

『メイドインアビス』のマアアさんは、リコによると「乾いたうんちを優しくしたような臭い」だと形容されています。うんちのような臭いがする点も、先に紹介したようにマアアさんは水もどきに感染した際に下痢に苦しめられ、成れ果てとなった元人間であるという考察に一致します。

『メイドインアビス』のマアアさんの右手は左手と形状が違っており、奇形のように見えます。マアアさんは初登場時にメイニャを傷つけてしまったため、右手を村に取られてしまい、その後歪な形で再生しました。しかしよく見ると、最初から右手は左手と比べて違った形をしています。このようにマアアさんの右手が奇形である理由も、人間だった際に水もどきに感染し、手足が奇形になってしまったのではないかと考察できます。

先に紹介したとおり、『メイドインアビス』のマアアさんはアビスで生まれた赤ちゃんであるという説があります。また、ぬいぐるみを体内に隠して大切にしていました。しかしこの場合、母親はどこにいるのか、このぬいぐるみはどこで手に入れたのかという疑問が残ります。ここでは、マアアさんのぬいぐるみや母親について考察していきましょう。

『メイドインアビス』のマアアさんが赤ちゃんである場合、ぬいぐるみは母親などの近しい相手からもらったものである可能性があります。普通のぬいぐるみがアビスの第六層に落ちているとは考えにくいため、ぬいぐるみは赤ちゃんであるマアアさんへの贈り物だと推測できます。

『メイドインアビス』のマアアさんが赤ちゃんである場合、母親がそばにいないのは不自然です。しかしアビスは危険な場所であるため、マアアさんの母親は探窟の途中で亡くなった可能性があります。もしくは、探窟家の女性が赤ちゃんを産み落としたものの、育てることが出来ず、成れ果て村に捨てた可能性もあります。

成れ果て編では最終的に成れ果て村が崩壊します。また、成れ果て村の住民達は村の中でしか生きることができないため、成れ果て達は全員消滅しました。マアアさん自身が死亡するシーンはありませんでしたが、マアアさんも最後には消えてしまったと考えられています。

マアアさんはテレビアニメの『メイドインアビス』では第2期となる『烈日の黄金郷』で登場します。原作でも「まああ」としか喋らないキャラクターですが、アニメでのマアアさんは非常に可愛らしい声だったため、原作ファンの間でも話題になりました。ここではマアアさんを演じている声優について紹介していきましょう。

テレビアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のマアアさんを演じているのは「市ノ瀬加那（いちのせかな）」さんです。市ノ瀬加那さんは近年では『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公である「スレッタ・マーキュリー」役を務めるなど、注目の若手声優となっています。

市ノ瀬加那さんの主な出演作品としては、『ダーリン・イン・ザ・フランキス（イチゴ）』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女（スレッタ・マーキュリー）』、『色づく世界の明日から（風野あさぎ）』、『Fairy gone フェアリーゴーン（マーリヤ・ノエル）』、『キャロル＆チューズデイ（チューズデイ）』、『Dr.STONE（小川杠）』、『ミュークルドリーミー（ちあ）』、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。（荻原沙優）』などがあります。

『メイドインアビス』の考察でマアアさんの正体について調べていた人の中には、「総合するとマアアさんの正体は汚いケツになりたかった幼児になる」とツイートしている人もいました。成れ果ては多かれ少なかれ自身の欲望が形となっているため、マアアさんの汚いお尻が欲望の形であると考察したようです。

これまで作中では、マアアさんの正体は明らかにされていませんでした。しかし作者のつくしあきひとさんが、マアアさんの正体について後日ネタバレをしていたため、ネタバレを見た人の中には「これまでマアアさんの正体がわからなかったから、再登場があるかもしれないとほんの少しだけ思ってた」とコメントしている人もいました。

先に紹介したツイートと同様に、マアアさんの正体に関するネタバレを読んだ人のツイートです。ネタバレを読むまでは、マアアさんの正体を探窟家の子供（赤ちゃん説）だと信じていたようです。

『メイドインアビス』に登場するマアアさんは、正体不明の成れ果てです。可愛いゆるキャラのような外見をしていますが、なぜか汚いお尻をしている点が特徴です。マアアさんに興味が湧いた人は、ぜひ『メイドピンアビス』をチェックしてみてはいかがでしょうか。