【鬼滅の刃】矢琶羽(やはば)は自称十二鬼月?強さや最後について徹底解説
『鬼滅の刃』の矢琶羽(やはば)は、浅草で炭治郎が対峙した鬼で、十二鬼月を名乗っていました。ファンの間では矢印鬼というあだ名で呼ばれています。本記事では『鬼滅の刃』の矢琶羽の強さや最後について紹介します。また、潔癖症の疑惑と朱紗丸との関係についても解明します。
目次
【鬼滅の刃】矢琶羽とは?
『鬼滅の刃』で矢琶羽はファンの間で矢印鬼と呼ばれて人気を集めています。矢琶羽どんな強さを持った鬼なのでしょうか?潔癖症という噂の気になるプロフィールとともに『鬼滅の刃』の概要・あらすじも紹介します。
矢琶羽(やはば)のプロフィール
矢琶羽は『鬼滅の刃』作中で初めて個人名が明かされた鬼です。浅草にて鬼舞辻無惨を追う炭治郎の前に、朱紗丸という少女の姿をした鬼とともに現れます。常に目を閉じて盲目に見える青年ですが、手のひらに矢印の瞳孔を持つ瞳を持っています。掌の目を使い「紅血の矢」という、物体のベクトルを自在に操る強さを持った血鬼術を使います。潔癖な性格のようで、不潔を嫌う描写が原作やアニメ内にもいくつかあります。ファンの間では、矢印鬼の愛称で親しまれています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)著の漫画です。2016年から2020年に「週刊少年ジャンプ」で4年3ヶ月の間連載されました。単行本は全23巻が出版されています。単行本の累計発行部数は、2021年時点で1億5000万部を突破しました。劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」をきっかけに、テレビ版アニメも社会現象を起こすほどの人気を誇るようになりました。2023年3月から、待望の新作テレビアニメ「刀鍛冶の里」編が始まります。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』は大正時代を舞台に、人間を襲う鬼と、その鬼を倒す鬼殺隊との戦いを描いた作品です。主人公の竈門炭治郎は、鬼に家族を襲われ、唯一生き残った妹・禰󠄀豆子は鬼になってしまいます。鬼殺隊の柱と呼ばれる精鋭部隊の富岡義勇と出会ったことで、炭治郎は禰󠄀豆子を守ることを決意します。そして、禰󠄀豆子を人間に戻す方法を求めた炭治郎は、修行を積み鬼殺隊に入ることになります。
【鬼滅の刃】矢琶羽は自称十二鬼月の矢印鬼?人物像を解説
『鬼滅の刃』の矢印鬼こと矢琶羽はどのような人物なのでしょうか?矢琶羽は十二鬼月を自称していますが実際のところはどうなのでしょうか。矢琶羽の血鬼術の強さや過去、潔癖症の性格、気になる朱紗丸との関係も考察します。
矢琶羽の血鬼術「紅潔の矢」の強さ
「紅潔の矢」は、目には見えない矢印で物体の方向を変えることができる血鬼術です。矢琶羽が矢印鬼と言われている所以です。手のひらの目を開けることで発動されます。朱紗丸の操る鞠も予想できない動きに操れるため、良好な関係性で攻撃力を倍増させていました。日輪刀で斬れず、日輪刀自体も方向を変えられてしまうため、防御の面でも強さを持った能力です。また、足跡の主を特定、その人数な行き先なども矢印から読み取れるため追跡にも高い効果を発揮するようです。
矢琶羽は十二鬼月ではない?
矢琶羽は『鬼滅の刃』の中で、十二鬼月を自称していますが実際は違っていました。矢琶羽と朱紗丸は、鬼舞辻無惨に騙されて自分たちを十二鬼月だと思い込んでいたのです。その事実は、矢琶羽が炭治郎に倒された後の珠世の台詞で発覚しました。朱紗丸は、珠世の「白日の魔香」という血鬼術で、最後を迎えたのですが、それを見た珠世は二人は十二鬼月としては弱すぎると述べています。実際に、矢琶羽と朱紗丸の瞳には十二鬼月の証とされる数字は映っていませんでした。
矢琶羽の潔癖症の性格
矢印鬼こと矢琶羽は、炭治郎と戦ったときの言動で潔癖症だということが知られています。矢琶羽は着物が汚れることが嫌いな様子を見せ、朱紗丸が豪快に周囲を破壊するため埃が立つことに対しても怒ったような言動をしています。最終的に炭治郎に倒された時にも、首が飛び地面に転がると顔が地面についたことに怒りを表します。「鬼滅の刃 公式ファンブック」では、矢琶羽の過去の潔癖症についての記載もあるようです。
矢琶羽の過去は明かされていない?
『鬼滅の刃』のコミック内では矢琶羽が人間であった頃や、鬼になった経緯などの過去は明らかにされていないようです。しかし『鬼滅の刃 公式ファンブック』の中では、矢琶羽は人間であった時から潔癖症だったという過去が明らかにされています。さらにその過去の潔癖症は病的なほどであったと記載されています。
矢琶羽の両目は盲目?
『鬼滅の刃』では矢琶羽は常に目を閉じているため盲目なのか、登場時には読者の間でも考察されました。しかし、矢琶羽は手のひらの瞳で物事が見えているらしく、その方が使いやすいため実際の目は使用していないということが分かりました。また人間であった過去も、目が見えていなかった、目をずっと閉じていたという訳ではないようです。
矢琶羽と朱紗丸の関係は?初対面だった?
矢琶羽と朱紗丸は、浅草で鬼舞辻無惨の直属の部下として待機していたようですが、初対面の関係であったようです。炭治郎に攻撃された鬼舞辻無惨が、矢琶羽と朱紗丸に炭治郎の耳飾りを手がかりにその首を取ってこいと命じます。そのため二人は、珠世の診療所を襲い炭治郎と対峙します。朱紗丸の絶大な破壊力を持った鞠を操る血鬼術と、矢琶羽の物の方向を自由に操る血鬼術の相性が良いため二人が抜擢されたのです。
【鬼滅の刃】矢琶羽の登場回や最後のシーン
『鬼滅の刃』で矢琶羽が登場するのはコミックス二巻の14話から16話、三巻の1話から17話になります。『鬼滅の刃』アニメでは、8話から10話になります。矢琶羽は朱紗丸とともに圧倒的な戦力で、炭治郎と禰󠄀豆子、愈史郎(ゆしろう)を追い詰めます。矢琶羽はどのような最後を迎えるのでしょうか。矢琶羽の登場回の活躍について紹介します。
矢琶羽の登場回や活躍①アニメ8話
鬼殺隊の任務のため浅草にいた炭治郎は、独自の才能である嗅覚で鬼舞辻無惨を人混みの中で見つけます。無惨は妻と子供のいる人間の家族のふりをしていました。さらに、炭治郎は無惨が通行人を鬼に変える瞬間を見てしまいます。そこで、炭治郎が無惨に対し倒すことを宣言したことで無惨は二人の鬼に炭治郎を追わせます。それが矢琶羽と朱紗丸でした。炭治郎は、珠世と、愈史郎(ゆしろう)にその場を救われて、禰󠄀豆子とともに珠世の診療所に行くことになります。
矢琶羽の登場回や活躍②アニメ9話
炭治郎と禰󠄀豆子は、愈史郎の血鬼術により、姿を隠すと同時に行き先が分からなくなるように診療所に連れて行かれました。しかし、そこで待ち受けていた矢琶羽と朱紗丸と交戦することになってしまいます。最初は、矢琶羽の矢印に苦戦していた炭治郎でしたが、愈史郎の視界を借りることで矢印を見ることが可能になります。朱紗丸の鞠で足が吹き飛んだ禰󠄀豆子が治療に専念する中、水の呼吸の応用を使った炭治郎の手によって、矢琶羽は最後を迎えました。
矢琶羽の登場回や活躍③アニメ10話
首を落とされた矢琶羽ですが、最後の悪あがきで炭治郎を追い詰めます。この際も矢琶羽は自分の顔が地面についたことに激怒し、潔癖症の性格を見せます。炭治郎も体力も精神力もギリギリのところで、どちらが倒れてもおかしくない状況でした。しかし、結果的に炭治郎が勝利することになりました。朱紗丸も禰󠄀豆子の力が覚醒したことにより形勢が逆転、それにさらに怒りを表した朱紗丸も反撃に出ます。しかし、最後は珠世の血鬼術で無惨の名を言ってしまい自滅することになります。
【鬼滅の刃】矢琶羽の声優
『鬼滅の刃』のアニメで矢琶羽を演じたのは誰だったのでしょうか?実は、様々な有名キャラクターを演じている人気男性声優なのです。
矢琶羽の声優は「福山潤」
人気の男性声優・福山潤さんが『鬼滅の刃』アニメで矢琶羽の声を担当しています。
福山潤のプロフィール
- 生年月日:1978年11月26日
- 血液型:A型
- 身長:170cm
- 所属事務所:BLACK SHIP(代表取締役CEO)
福山潤さんは1997年から声優として活動しています。アニメ初主演は、2000年に放送された『無敵王トライゼノン』の神威章役です。その後も、多数のアニメ作品に出演しており、2006年の日本アニカン大賞・男性声優賞をはじめ数々の賞を受賞しています。日本国外での認知度も高い、日本を代表する声優の一人です。
福山潤の主な出演作品
- 『BLEACH』綾瀬川弓親役
- 『黒子のバスケ』花宮真役
- 『黒執事』グレル・サトクリフ役
- 『テイルズ オブ デスティニー』カイル・デュナミス役
- 『暗殺教室』殺せんせー役
- 『しろくまカフェ』パンダくん
- 『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ・ランペルージ役
- 『おそ松さん』松野一松役
【鬼滅の刃】矢琶羽に対する世間での評判や人気
「ベクトル」という表現方法がまだない大正時代の『鬼滅の刃』で、矢琶羽の血鬼術を矢印で表す表現は読者の中でも好評なようです。
矢琶羽と朱紗丸のコンビが好きだという読者も多いようです。登場時には、関係が気になる二人の考察もよくされていました。
矢印鬼こと矢琶羽は顔も動作もかっこいい、福潤(福山潤さん)が声を担当していることもたまらないと萌えるファンは多いようです。
【鬼滅の刃】矢琶羽は自称十二鬼月だった
『鬼滅の刃』で矢印鬼こと矢琶羽は十二鬼月を自称しているだけだったということがわかりました。実際は、朱紗丸とともに無惨に良いように利用されていたのです。しかし、朱紗丸とは初対面という関係だったにもかかわらず、二人の血鬼術は攻撃力が倍増するため良いコンビネーションを発揮していました。登場回数も少なく、最後には炭治郎に倒されてしまった矢琶羽ですが、そのビジュアルや言動から彼を推すファンも少なくありません。
この記事のライター
Ai Kato
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