【鬼滅の刃】不死川実弥の死亡説を徹底調査！無惨との戦闘やその後を解説

不死川実弥は鬼への恨みと鬼を倒すという強い意志を持っている柱の一人です。激しい性格と鋭い目つきで存在感のあるキャラクター。物語では主に後半で活躍します。まずは不死川実弥がどんな人物であるかを簡単に紹介します。

不死川実弥は鬼殺隊の風柱で年齢は21歳。誕生日は11月29日です。身長は179cm、体重は75kgです。不死川実弥の呼吸は風の呼吸。 柱合会議では禰豆子を挑発するような態度を取るなど 、凶暴で激しい性格であることがわかります。鬼に対する憎悪は人一倍。その理由は、過去に鬼になった母に家族を殺され、自身の手で母を殺めたことにあります。

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴によって『週刊少年ジャンプ』にて連載されていたダークファンタジー漫画です。単行本は全23巻。発行部数1億5000万部を突破する大人気漫画です。テレビアニメ化され、劇場版『無限列車編』も公開されました。

『鬼滅の刃』は大正時代が舞台となる漫画。主人公の竃門炭治郎は炭を売って、家族と仲良く暮らしていました。そんなある日、炭治郎が炭売りから戻ると一家は鬼に食い殺され、妹の禰豆子は鬼に変えられてしまいます。禰豆子を元に戻す為、炭治郎と鬼との闘いが始まります。

不死川実弥には死亡説があります。現に不死川実弥は死亡フラグを立てていると思われるシーンがありますが、実際には無惨との決戦で生き残っています。ではなぜ、不死川実弥に死亡説が流れたのか。ここからは不死川実弥に死亡説があった理由を解説します。

不死川実弥には玄弥という弟がいます。しかし実弥は常に弟に冷たく当たり、自分には弟はいないとまで言い放つ始末。そんな実弥は、黒死牟との闘いの前には弟に本心を伝えていました。その本心から、本当は弟思いの優しい兄ということがわかります。弟に本心を伝えたことがまるで遺言のようになった理由から、死亡説へとつながったのでしょう。

不死川実弥は弟である玄弥には冷たく接していました。冷たく当たっていたのには理由がありました。実弥は玄弥に鬼殺隊には入らず、普通に幸せになって欲しいという思いがありました。そこで、危険な鬼殺隊をやめさせようと冷たい態度を取っていました。

不死川実弥は血を流すシーンがかなり多いです。その理由は、不死川実弥は稀血という珍しい血の持ち主であるから。実弥の稀血は鬼を酔わせ、判断力や行動力を鈍らせることができます。その稀血を活かして鬼と闘うことも多くあった為、実弥は血を流すシーンが多く見られます。最終決戦でもかなりの出血をしていたので、死亡するのではと思われ、死亡説が流れたのでしょう。

稀血は通常鬼にとって栄養価の高い人間の血のことを言います。不死川実弥も稀血の持ち主でしたが、実弥の稀血は鬼を酔わせることのできるさらに特殊な能力がありました。そこで自身を傷つけ、鬼を酩酊状態にして弱らせて殺すという戦い方をしていました。体に傷が多い理由も実弥の稀血での戦い方にあるのでしょう。

不死川実弥は鬼を皆殺しにするという強い意志を持って柱になっています。自身の生死は問わない戦い方。 黒死牟戦では、かなり苦戦をしいられましたが、見事勝利します。しかしこの戦いでかなりの負傷を負うことになります。

不死川実弥は、無惨を倒せたら自身が死んでもかまわないという考えを持っています。柱としての役割を全うし、無惨を倒したら家族や親友の待つあの世へ旅立つことを望んでいたと考えられています。実際、無惨との戦いでは生死の境をさまよい、母と共に地獄へ落ちることを決意するシーンがあります。

不死川実弥は無惨との戦闘に生き残った数少ない柱の一人です。無惨との戦闘はどんな激しいものだったのでしょう。そして無惨との戦闘を終えたその後、不死川実弥はどうなったのか解説します。

不死川実弥は無惨との戦いの前に、上弦の壱の鬼である黒死牟と死闘を繰り広げることとなります。上弦の壱である黒死牟は十二鬼月最強と言われる強者。不死川実弥も柱の中での戦闘力はかなり上位。その不死川実弥をもってしても、黒死牟との戦いで重症を負うこととなるのです。

苦戦を強いられる不死川実弥でしたが、 同じ柱である悲鳴嶼冥との共闘によって黒死牟を追い詰めます。黒死牟も『月の呼吸』で攻撃してきますが、実弥の稀血によって酩酊状態に。不死川実弥もかなりの重症を負いますが、その後なんとか黒死牟に勝利します。

黒死牟との戦いに勝利した不死川実弥は、重症を負いながら無惨との戦いに挑みます。無惨との戦いで柱たちはどんどん戦闘不能になる中、実弥は炭治郎と共に無惨の動きを封じます。 無惨は巨大な赤ちゃんの姿になり、太陽から逃れようとします。しかし巨大な赤ちゃんとなった無惨の腕を不死川実弥が切り落とし、無惨を倒すことに成功。実弥は重症を負いながらも生き残ったのです。 

たくさんの犠牲者を出しながらも無惨を倒した鬼殺隊。鬼殺隊を指揮してきた当主の産屋敷輝利哉は、生き残った柱の不死川実弥と富岡義勇を招集しました。産屋敷からは鬼殺隊の解散が告げられ、鬼殺隊は解散となりました。その後、実弥は一人旅立ちます。

鬼殺隊が解散となったその後、蝶屋敷で不死川実弥と禰豆子はばったり出会います。実弥は禰豆子を殺そうとしたり挑発した過去があるので、気まずい空気が流れます。しかし実弥はその当時の自分の行いを謝罪。

禰豆子は怒るどころか、「寝るのが好き」と笑ってくれました。その姿が亡くなった弟の玄弥に重なります。実弥の目つきは優しくなり、禰豆子に優しく微笑み、頭をそっと撫でます。そして禰豆子に声をかけ、その場を去るのです。不器用な不死川実弥の優しい一面が垣間見られた瞬間です。

鬼殺隊の中でも実力者であった不死川実弥。風柱の能力とともに不死川実弥の強さを見てみましょう。

「風柱」とは鬼殺隊の最高位である柱のうちの一つ。「風柱」は風の呼吸を使用します。不死川実弥は風の呼吸を会得しており、鬼殺隊の中でも上位の強さを誇る実力者です。

不死川実弥は風の呼吸を会得する以前も、自己流で鬼を退治するほどの実力の持ち主。元々の実力と風の呼吸、さらに鬼を酩酊させる稀血を使った戦い方が特徴です。

日輪刀は使う者によって色が変化する刀。不死川実弥の使用する日輪刀の色は緑です。柱の使う日輪刀は独特な形をしているものもありますが、実弥の使う日輪刀は一般的な日本刀の形です。

不死川実弥の日輪刀の鍔はひし形が重なったような形状。風車を連想させるデザインです。風柱にピッタリのデザイン。実弥の鎺は菊の花の形です。他の柱にはないデザインなので、実弥だけの特徴といえるでしょう。菊の花には邪気を払うという意味もあるので、鬼を倒したいという気持ちがよりいっそう表れています。

風の呼吸は、風柱となる者が会得する呼吸法。風の呼吸は、数ある呼吸法の中でも特に荒々しい攻撃の多い攻撃力の強い呼吸法です。風の呼吸には壱ノ型～玖ノ型まで技があります。

壱ノ型「塵旋風・削ぎ」は螺旋状の風を巻き起こし、相手に斬撃を与えます。

弐ノ型「爪々・科戸風」は爪のような鋭い斬撃を与える技です。

参ノ型「晴嵐風樹」は竜巻のような斬撃を与える技です。

肆ノ型「昇上砂塵嵐」は全方向から砂嵐のような斬撃を与える技です。

伍ノ型「木枯らし颪」は空中から広い範囲に竜巻のような斬撃を与える技です。

陸ノ型「黒風烟嵐」は下方向より風を巻き上げるように斬撃を与える技です。

漆ノ型「勁風・天狗風」は宙返りをし、風をまといながら相手を切りつける技です。

捌ノ型「初烈風斬り」は周囲を巻き込みながら渦巻き、複数回斬撃を与える技です。

玖ノ型「韋駄天台風」は無惨との決戦で見せた大技。宙返りをしながら一閃を放ちます。

作中には「赫刀」と「痣」ということばが出てきます。それぞれ鬼を倒す際に有効となる能力です。不死川実弥は「赫刀」と「痣」の両方を出現させています。

「赫刀」とは刀身が赤く染まった状態の日輪刀のこと。「赫刀」での攻撃を受けると鬼は再生が遅れ、動きが鈍くなります。日輪刀自体の攻撃力もアップ。不死川実弥が「赫刀」を出現させたのは、黒死牟との戦いの中です。共闘していた悲鳴嶼行冥の鉄球がぶつかり合った時に出現しました。

不死川実弥は黒死牟戦で「痣」を出現させました。この「痣」は出現した者に力を与えてくれますが、25歳までしか生きられないと言われています。実弥は右頬に風車のような「痣」が出現。この「痣」の力もあり、黒死牟に勝利します。

この「痣」が出現したことにより、不死川実弥は25歳までしか生きられなかったのではないかと考えられています。しかし、25歳を過ぎても生きていた例があるので、稀血の持ち主である実弥はもしかしたら25歳を過ぎても生きていた可能性は十分にあります。

『鬼滅の刃』は漫画だけでなくアニメも大人気です。アニメではまだ出番の少ない不死川実弥ですが、不死川実弥を演じた声優さんについて紹介します。

アニメ『鬼滅の刃』の不死川実弥の声を務めたのは声優の「関智一」さん。アニメ界で関さんを知らない方はいないぐらいとても有名な声優です。数々の作品に出演されており、名実ともにトップの声優です。

「関智一」さんは東京都出身の1972年9月8日生まれ。おとめ座のAB型。声優、ナレーター、俳優として活躍中です。様々な役をこなすことから、「カメレオン声優」との呼び名も。明るい性格で、時折破天荒な一面を見せる魅力あふれる声優です。

数々の有名作品に出演している関さんですが、主な出演作品を紹介します。

出演作品で最も有名なキャラクターといえば『ドラえもん』の「骨川スネ夫」です。「骨川スネ夫」の2代目声優として現在も活躍中。「骨川スネ夫」の役はオファーではなくオーディションで勝ち取っています。「スネ夫」独特の声は印象的です。

『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの「鈴原トウジ」も関さんの代表作の一つです。関西弁風の口調が特徴のキャラクターで、主人公「碇シンジ」のクラスメイトです。エヴァシリーズは根強い人気のあるアニメで、長年愛されている作品です。

『のだめカンタービレ』では主人公の「千秋真一」を演じています。千秋は指揮者を目指すイケメンエリート大学生。フランス語のセリフのためにフランス語の指導を受け、実際に指揮の練習を行うなど、役作りにしっかり力を入れていたそうです。

不死川実弥の死亡説に関して、世間ではどのような評判があるのか見てみましょう。また、不死川実弥の人気についても見てみます。

『鬼滅の刃』では実力者である柱が死亡することが多く、実弥も死亡するのでは、と囁かれていたようです。

物語が進むにつれ、実弥の死亡フラグではないかと思われるシーンが登場することが多くなりました。死亡フラグがたくさん立ってしまったので死亡するのではと心配されていたようです。

不死川実弥の優しい一面を知って、好きになる方も多かったようです。

不死川実弥の人気の理由は、強い部分だけでなく、弟思いであるところのようです。不器用な優しさにハマる人が続出です。

不死川実弥は気性は荒いけど、本当は家族思いの優しい性格です。女性からの人気が高いのもうなずけます。そんな不死川実弥がもしも〇〇だったらと想像してみました。

不死川実弥がもしも「部活の先輩」だったら・・・きっと先生や先輩にしっかり意見を言ってくれる面倒見のいい先輩になってくれそうです。普段は怖いけど、悩みを相談したらしっかり聞いてくれるでしょう。後輩からの信頼も厚いはずです。

不死川実弥がもしも「彼氏」だったら・・・ツンデレ彼氏でしょう。人前ではツンツンしてても2人になったら甘えてくれる、あなただけに可愛い一面を見せるかも。いざという時にはしっかり守ってくれる頼れる彼氏になってくれそうです。

不死川実弥がもしも「警察官」だったら・・・正義感が強く、頼れる警察官になるでしょう。柱として責任感を持ち、人一倍悪に対して憎悪を抱く実弥なので、とても頼れる警察官になること間違いありません。最終巻では実弥の子孫が警察官となっている描写もあり、実弥にピッタリの職業と言えるでしょう。

不死川実弥は家族、親友、仲間を鬼との闘いで失いました。一度は死を覚悟する実弥ですが、まだ死ぬことは許されませんでした。実弥は鬼を倒すという目的のため、憎しみを糧に生きてきたはずです。 しかし無惨を倒したその後は、辛い過去を背負って生きていくこととなります。鬼殺隊を去る際に禰豆子に見せた表情からは、優しさや悲しみが感じられました。穏やかな表情となった実弥は、過去と向き合い前向きに生きたことでしょう。