【鬼滅の刃】下弦の弐・轆轤(ろくろ)の声優や登場回まとめ!最後は無惨によって死亡?
『鬼滅の刃』で名言や名シーンとして名前のあがる「パワハラ会議」。「ネット流行語100」の年間大賞を受賞した鬼舞辻無惨の「パワハラ会議」で登場した「轆轤」とは誰なのか?十二鬼月のアニメ『鬼滅の刃』登場回や名前、「轆轤」の担当声優などについて迫っていきましょう!
目次
【鬼滅の刃】轆轤とは
「ネット流行語100」の2020年間大賞を受賞した「鬼舞辻無惨」名シーンや名言のひとつにある「パワハラ会議」こと十二鬼月の下弦解体シーンを皆さんはご存知でしょうか?Twitterのトレンド入りなど数々の話題を生み出したこの回はファンのなかでも話題になっています。今回はそんな「パワハラ会議」で初登場した下弦の弍にあたる「轆轤」について掘り下げていきましょう!
轆轤のプロフィール
今回の記事の主人公は「轆轤」という人喰いの鬼です。轆轤は「十二鬼月」と呼ばれる「鬼舞辻無惨」に認められ特に濃い鬼の血を有している鬼の1人で「下弦」というTOP7〜12までの実力者に数えられています。しかしながらその轆轤が登場する時間は非常に短く、登場したその回に殺されてしまうため多くは謎に包まれています。
名前の呼び方はろくろ
「下弦の弍」の位を与えられている「轆轤」という名前は「ろくろ」と読みます。名前はその鬼の特性や過去などを擬えたものが多いとされるため、この「轆轤」という名は「陶芸関係の血鬼術」を使用するからか、あるいは「轆轤を回す」という慣用句に準えて「口先だけの奴」という評価を受けているかなどが考えられるでしょう。
轆轤は十二鬼月「下弦の弐」
轆轤は「十二鬼月」のなかでも「下弦」と呼ばれる称号をもって眼球に文字が刻まれています。そのなかでも「下弦の弐」という8番目の実力者であるのが轆轤です。「那田蜘蛛山」編に登場し鬼殺隊の柱が2人も投入された「下弦の伍」の鬼「累」とその擬似家族よりも轆轤はかなり強いという評価になります。発言などをみるに知能も高かったことが窺えるキャラクターでもあります。
轆轤の容姿
その理屈で行くと、登場時の立ち姿が作務衣姿だったことと「轆轤」が陶芸で使う道具であることから、上弦の鬼の「玉壺」と同じく器物を利用する血鬼術を使用できるのではないかと考察できます。日本にはいくつもの「開けてはいけない甕」や「呪われた皿」の類があるのでそういった呪物をつくる鬼という可能性もあるでしょう。
漫画『鬼滅の刃』をおさらい
轆轤や登場回の説明に入る前に『鬼滅の刃』についての情報をおさらいしておきましょう。
『鬼滅の刃』の概要
『鬼滅の刃』は「吾峠呼世晴」先生による大正日本を舞台とした漫画作品で、アニメ版『鬼滅の刃』(2019〜)や『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020)の影響で一気に興行成績を伸ばし、流行語大賞にノミネートされるなど「鬼滅ブーム」を巻き起こしたことでも話題のジャンプ人気作品です。
『鬼滅の刃』のあらすじ
妹の「竈門禰󠄀豆子」を鬼に変えられてしまった少年「竈門炭治郎」は妹をニンゲンに戻すために鬼から人々を護る「鬼殺隊」に入隊し仲間と激闘を繰り広げます。その一方で、炭治郎の活躍と成長に苛立ちを覚えた鬼の首魁「鬼舞辻無惨」は、部下たち「十二鬼月」のうち「下弦の鬼」を招集して「どうしてお前たちは弱いのか」という理不尽ともいえる叱責を与えるのでした…!
【鬼滅の刃】轆轤のアニメ声優を担当したのは
この章ではアニメ『鬼滅の刃』の轆轤の担当声優「楠大典」さんについてご紹介していきましょう!
轆轤の声優は「楠大典」
アニメ『鬼滅の刃』で十二鬼月の下弦解体シーンに登場した「轆轤」を担当したのは「楠大典」(くすのきたいてん)さんです。鬼気迫る名言の応酬が見られたシーンとなりました。
楠大典のプロフィール
楠大典さんは1995年の『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』でのデビューを皮切りに、アニメやゲーム、そして洋画の吹き替えを中心に声優として活躍しているアーティストで、実写ドラマなどにも積極的に出演しています。数多くの洋画や海外ドラマの吹き替えをした功績から第16回声優アワード(2022)の「外国映画・ドラマ賞」も受賞するなど今をときめく声優さんのひとりです。
楠大典の主な出演作品
楠大典さんの代表作としては、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』(2005)の「ギャラクシーコンボイ」役、『TIGER & BUNNY』(2011〜)の「ロックバイソン / アントニオ・ロペス」役、『キングダム』(2012)の「蒙武」役、『炎炎ノ消防隊』(2019〜2020)の「レオナルド・バーンズ」役、『ファイナルファンタジーVII』シリーズ(1995〜)の「ルード」役など2000年台から一気に活躍の場を増やしていらっしゃいます。
【鬼滅の刃】轆轤の登場シーン
この章では気になる「パワハラ会議」と呼ばれる回がアニメと漫画でそれぞれ何話になるかという話題や、十二鬼月の下弦解体シーンに登場したキャラクターの名前や概要などもご紹介しましょう!
轆轤のアニメと漫画の登場回
「パワハラ会議」こと下弦の鬼解体の名言や速度感ある流れを観たい場合は原作漫画『鬼滅の刃』第6巻の51話「日輪刀還る。」同52話「冷酷無情」、アニメ『鬼滅の刃』で確認したい場合は第1クールの26話「新たなる任務」でご覧になれます。
轆轤は通称「パワハラ会議」の参加者
これらのタイミングはどんな話の前後であったかというと、炭治郎たちの活躍によって「那田蜘蛛山」に拠点を持っていた「下弦の伍」の鬼「累」とその擬似家族たちが消滅させられてしまった直後にあたります。それまで別行動をしていた下弦の鬼たち5名が突如として同じ場所に集められ、そしてそのなかには轆轤の姿もあったのでした。
パワハラ会議に呼ばれた下弦の鬼
このシーンが「パワハラ会議」と呼ばれる所以は、1対1の恐喝や叱責のようなシーンではなくプロジェクト会議のように多数のキャラクターが集められて、その場で鬼舞辻無惨からの叱責を受けることにあります。登場したキャラクターの名前と特徴を列挙していきましょう。
下弦の壱:魘夢(えんむ)
「下弦の壱」の地位にある中性的な鬼の名前は「魘夢(えんむ)」といいます。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020)のメインキャラクターのひとりでもあり、結論から言えばパワハラ会議唯一の生存者になります。
下弦の参:病葉(わくらば)
「下弦の参」の地位を持ち両頬に十字傷がある鬼の名前は「病葉(わくらば)」。他の鬼が殺されるのを目撃して真っ先に逃げることを選んだ人物です。
下弦の肆:零余子(むかご)
十二鬼月の下弦唯一の女性鬼の名前は「零余子(むかご)」で、「下弦の肆」の地位が与えられていますが鬼舞辻無惨曰く「臆病」と評されています。普段から交戦的ではないことを詰られて殺されてしまいます。
下弦の陸:釜鵺(かまぬえ)
「下弦の陸」の地位を持ちあどけない表情の子供のような鬼の名前は「釜鵺(かまぬえ)」と言います。突然集められた意図や目の前に現れた顔馴染みのない女性鬼(鬼舞辻無惨)への疑念を読み取られて真っ先に殺されてしまいました。
【鬼滅の刃】轆轤の死亡シーンや名言
この章では『鬼滅の刃』における「パワハラ会議」ことでの轆轤の立ち回りと生き残りをかけた轆轤の名言を確認していきましょう!
下弦の鬼が次々と殺されていく
最初は思考を読まれた釜鵺が。そして次に身の危険を感じて引け腰になった零余子が。さらにはその2人が殺される過程をみて実際に俊足を活かし逃げようとした病葉が、累を殺鬼隊に殺され不機嫌になっていた鬼舞辻無惨によって屠られていきます。
「わたしはまだお役に立てます・・・」
そんな理不尽なやりとりを目撃した轆轤はここで鬼舞辻無惨の説得を覚悟し、必死に言葉を紡ぎます。
私はまだお役に立てます!
もう少しだけ御猶予を頂けるならば、必ずお役に!
それが上記のセリフです。自分の有用性を初めにアピールした轆轤。確かに炭治郎たちを重症に追い込んだ累よりも更に強いと見られる轆轤であれば、追撃に参加するなどの手段を取れば挽回するチャンスがあるという自信もあったのでしょう。
「血を・・・」
しかしながらここで轆轤にとっての運命の分かれ道が来てしまいます。というのも具体的な方策を聞く鬼舞辻無惨に以下のような名言を述べてしまうのです。
血を…!!
貴方様の血を分けて戴ければ、私は必ず“血に順応”してみせます!
より強力な鬼となり戦います!
無惨の怒りを買い殺害される
鬼舞辻無惨の血は鬼化を促す非常に強力な要素ですが、一方で順応出来なかった者は死んでしまうなど非常に強力な毒としても作用します。そんな血を更に欲しがるなど一見すれば忠誠心や勇猛さを感じる名言にも見えますが、しかしながら鬼舞辻無惨は「自力のみで解決出来ない弱さ」を詰るように自分の血を与えなければならないという提案に逆上して轆轤を殺してしまうのでした。
【鬼滅の刃】轆轤に対する世間での評判や人気
理不尽にも殺されてしまった轆轤と下弦の鬼たち。轆轤たちがTwitterではどのように見られているのかをここでいくつかピックアップしてみましょう。
この方は下弦の鬼である魘夢の他にも、パワハラ会議でしか登場できなかった轆轤を含む4人も大好きだったとあげてくださっています。『鬼滅の刃』は脇役まで細やかな設定を想像させるような仕草やセリフがあり、登場シーンが少なくともファンがついてくれる魅力があるのです。
この方は轆轤のことを思い出す歌として「Undertale」というゲームのとあるボス敵専用BGMを挙げています。実際には闘う姿を確認することが出来ませんでしたが那田蜘蛛山編の激闘から「下弦の鬼との激闘はどんなものだったのだろう?」と好奇心と想像力をそそられるファンは少なくありません。
こちらの方は少ない情報と名前から轆轤が地面にまつわる血鬼術を使うのではないかという考察をなさっています。上弦の鬼である玉壺とも気が合うのではないかという感想はこの方だけでなく時たま囁かれる話題でもあり、考察のしがいがあるキャラクターともなっているようです。
【鬼滅の刃】轆轤がもしも〇〇だったら
この章では最後に、『鬼滅の刃』の轆轤が現実世界にいて○○だったら、という想定のもと想像力を働かせてみましょう。
轆轤「会社員」篇
他の下弦の鬼たちが浮き足立ち混乱するなかでしっかりと対案を出して自分の有用性と具体案を挙げられたことは轆轤の長所です。この咄嗟の起点は特にクリエイティブさが必要となる企業では強みになるでしょう。
轆轤「部下」篇
轆轤はどちらかというとブレイン役であるため、部下として欠点への対案を思案してもらう方が動きは良さそうです。しかしながら予算を度外視したものも挙げてしまう可能性はあるので上司も両手放しではなく提案してきた内容を精査する目は必要でしょう。
轆轤「陶芸家」篇
轆轤が陶芸家として大成できるかどうかは未知数ですが、作務衣を好んで着ている可能性としては十分に可能性があるでしょう。芸術家肌で自身でも作品を造ることに意欲的な玉壺先生とのコラボレーションが待たれます。
轆轤の死亡シーンには同情の声が多かった
『鬼滅の刃』のパワハラ会議における轆轤の立ち回りについてのご紹介や声優情報などのまとめはいかがでしたか?ファンに同情ととも声真似などで愛される下弦の鬼たちをYouTubeなどで楽しんでみるのもいいかもしれません。
この記事のライター
卯龍
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