【鬼滅の刃】呼吸法の種類や型とは?始まりの呼吸から派生系まで紹介
当記事では『鬼滅の刃』に登場する呼吸法の種類や、始まりの呼吸・派生系を紹介しています。『鬼滅の刃』作中で鬼殺隊は独自の呼吸法を使い、身体能力を向上させ自身の持つ型を発動させます。数多く存在する呼吸の中でも「日の呼吸」は全ての始まりの呼吸となっております。
【鬼滅の刃】呼吸法とは
ここでは『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊の能力である「呼吸法」について紹介していきます。超人的な能力を手にした鬼に対抗するには、人間も肉体を強化しなければ絶対に対抗出来ませんでした。そこで生まれたのが呼吸法です。作中では呼吸法を用いて遥かにパワーアップする鬼殺隊の姿が描かれています。
全集中の呼吸とは
『鬼滅の刃』に描かれている全集中の呼吸とは、鬼殺隊が鬼に対抗する為に編み出した能力です。肺に大量の空気を一気に流すことで、一時的に肉体機能を大きく向上させます。全集中の呼吸を習得するにはまず心肺機能を鍛える必要があり、炭治郎は鱗滝さんの元で修行をした時は酸素の薄い山奥で鍛錬していました。
鬼殺隊とは
『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊とは、長い年月に渡り人々を襲い殺してきた鬼を止める為に結成された組織です。鬼殺隊は強さで階級分けされており、その頂点に位置するのが「柱」といわれる存在で九人で構成されています。鬼殺隊は全国に数多く存在しており、皆厳しい最終選抜を乗り越え鬼殺隊になっています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』とは日本の人々を涙と熱狂に包んだ令和を代表する少年漫画です。約4年間の連載で社会現象を巻き起こすまでの人気となり、ゲーム・商品化・小説家・映画化など幅広くビジネスを展開しています。『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」「炎」「残響散歌」この3つの曲も大ヒットとなり、TVに引っ張りだことなっています。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』とは、ある日突如として鬼に襲われた竈門家は一家を殺されてしまいます。外出していた炭治郎は生き残りましたが、残りの家族は死亡し唯一の生き残った禰󠄀豆子も鬼化してしまいます。禰󠄀豆子を人間に戻すため炭治郎は鬼殺隊に入り、鬼の教祖「鬼舞辻無惨」の頸を狩りに向かう物語です。
【鬼滅の刃】呼吸一覧
ここでは呼吸法一覧を紹介していきます。『鬼滅の刃』では数多くの呼吸法が存在しており、その一つ一つの呼吸法により能力が大きく異なります。そして全ての呼吸の始まりは継国緑壱が編み出した「日の呼吸」とされています。現在ある全ての呼吸法は、日の呼吸から派生した呼吸法となっています。
呼吸①水の呼吸
『鬼滅の刃』に出てくる水の呼吸とは、鬼殺隊の中でも一番使い手が多い型となっています。古くから存在している基本的な呼吸法の一つであり、歴代の水柱は欠けること無く必ず存在していました。有名な使い手には「炭治郎・鱗滝左近次・冨岡義勇」が挙げられます。
呼吸②炎の呼吸
『鬼滅の刃』作中で猗窩座と死闘を繰り広げた「炎の呼吸」とは、日の呼吸から派生した基本の呼吸法の一つです。瞬時に相手の懐に潜り込み、炎の斬撃を与える至近距離に強い型です。使い手は「煉獄杏寿郎・煉獄槇寿郎」となっており、作中では十二鬼月と互角以上の戦いを魅せています。
呼吸③雷の呼吸
雷の呼吸とは、五つの呼吸から構成される基本の呼吸法です。居合い斬りを得意としており全集中で足を強化して、脱力した構えから一気に間合いを詰め相手を貫く攻撃が特徴です。使い手は「我妻善逸・獪岳」となっています。無限城での戦いでは、同じ師を持つ善逸と獪岳の戦いが描かれています。
呼吸④岩の呼吸
岩の呼吸とは、継国緑壱から生み出された「日の呼吸」から派生した呼吸の基本です。攻守共に優れており、パワーを活かし相手を叩き潰す攻撃が特徴的です。岩の呼吸を使える鬼殺隊は「悲鳴嶼行冥」ただ一人となっています。無限城の戦いでは上弦の壱「黒死牟」を倒しています。
呼吸⑤獣の呼吸
獣の呼吸とは、風の呼吸から派生した呼吸法となっています。風の呼吸のように荒々しい攻撃が特徴です。使い手は鬼殺隊の歴史の中でも「伊之助」ただ一人です。猪のように猪突猛進して、動物が噛み付くようなイメージで相手に刃を向けます。無限城での戦いでは、上弦の鬼「童磨」を倒すことに貢献しています。
呼吸⑥風の呼吸
風の呼吸とは、古くから存在している基本の呼吸法です。台風のような荒々しい斬撃を巻き起こし、相手を斬り刻む攻撃が特徴です。使い手は「不死川実弥・粂野匡近」が挙げられます。初めて風の呼吸が描かれたのは不死川実弥と黒死牟との戦いです。その荒々しい攻撃スタイルは読者を魅了してくれました。
呼吸⑦音の呼吸
音の呼吸とは、雷の呼吸から派生した呼吸法です。宇随天元が独自に編み出した呼吸とされており、2本の日輪刀を使い柱トップクラスのスピードで攻撃を放ちます。宇随家は忍の家系であり、宇随天元は戦いに爆薬などを使い、忍の経験を活かした攻撃方法を取り入れています。「遊郭編」では、上弦の鬼を倒す活躍を見せています。
呼吸⑧恋の呼吸
恋の呼吸とは、炎の呼吸から派生した呼吸法とされています。恋の呼吸の使い手は「甘露寺蜜璃」となっています。甘露寺蜜璃は煉獄杏寿郎の継子として炎の呼吸を学んでいましたが、自分には合わず恋の呼吸を編み出します。猫のような素早い動きと、ムチ状の日輪刀を活かした攻撃が特徴です。
呼吸⑨霞の呼吸
霞の呼吸とは、風の呼吸から派生した呼吸法とされています。剣士としてバランスの取れた型となっており、突き・斬撃・回転技などオールマイティーにこなせる事が特徴です。使い手は「時透無一郎」となっており、黒死牟の戦いで日の呼吸の子孫である事が判明します。最年少で柱となった剣技の才能は、継国家の血が混ざっていたからでしょう。
呼吸⑩花の呼吸
花の呼吸とは、水の呼吸から派生した呼吸法です。使い手は「胡蝶カナエ・栗花落カナヲ」となっています。花の呼吸とは名の通り、花の様に美しく弧を描き攻撃します。作中では、無限城での戦いで童磨に対し放っています。
呼吸⑪蛇の呼吸
蛇の呼吸とは、水の呼吸から派生した呼吸法となっています。蛇のように蛇行した軌道で繰り出す斬撃が特徴的です。使い手は「伊黒小芭内」となっており、相棒の鏑丸と共に鬼と戦っています。軌道が読めない為、攻撃を避けることは困難を極めます。
呼吸⑫蟲の呼吸
蟲の呼吸とは、花の呼吸から派生した呼吸法です。頸を斬り鬼を倒すのではなく、毒を使い鬼を絶命させる独自の攻撃が特徴です。使い手の「胡蝶しのぶ」は小柄で鬼の頸を斬る力がありません。そこで型の全てを突きに特化させ、スピードを最大限に高め毒で倒す手法を編み出しました。
呼吸⑬日の呼吸
『鬼滅の刃』で描かれる日の呼吸とは「全ての呼吸の始まり」となっており、現在ある全集中の呼吸は全て日の呼吸から派生しているものです。戦国時代に生きていた「継国緑壱」が日の呼吸の使い手であり、鬼殺隊に呼吸法を教えた張本人です。日の呼吸の強さは鬼舞辻無惨が「化け物」と称するほど強力です。
【鬼滅の刃】呼吸法の種類や派生系を紹介
ここでは『鬼滅の刃』に登場する呼吸法の種類や派生について紹介します。『鬼滅の刃』では数多くの呼吸が出てくるのですが、全ての呼吸の始まりは継国緑壱によって編み出されています。そこから一つずつ派生し現在に至ります。そして日の呼吸を使う剣士は絶滅したと思われましたが、違う形になって残っていました。
日の呼吸「ヒノカミ神楽」
鬼舞辻無惨は継国緑壱との戦いで、日の呼吸と耳飾りをしている剣士をとても恐れていました。その為、黒死牟と共に日の呼吸を使う剣士を皆殺しにして来ました。その事から日の呼吸を使う剣士は絶滅したと思われましたが、炭治郎の先祖が日の呼吸を伝授されており、ヒノカミ神楽という形で竈門家に伝わって来ました。
「始まりの呼吸」とも呼ばれている
日の呼吸とは「始まりの呼吸」とも呼ばれています。日の呼吸を初めて編み出した継国緑壱は他の鬼殺隊にも伝授しましたが、皆上手く習得する事が出来ませんでした。そこで鬼殺隊は、個人に合った呼吸を覚える事が大事だと理解します。そこで最初に派生したのが「水・炎・風・岩・雷」この五つの全集中の呼吸が派生しました。
月の呼吸
月の呼吸とは日の呼吸から派生した呼吸であり、使い手は継国緑壱の実兄「黒死牟」となっています。黒死牟は幼少期から、剣士として天才的才能を持つ弟に嫉妬をしていました。その弟を超える為、死に物狂いで努力をした結果「月の呼吸」が誕生します。しかし継国緑壱には遠く及ばず、黒死牟は鬼となる選択を選びました。
呼吸の派生とは
呼吸の派生とは、一つの呼吸から新たに枝分かれして生まれる呼吸の事を指します。剣士にはそれぞれ合っている呼吸があり、自分に合っていない呼吸を鍛錬しても強くなれません。修行や鬼との戦いの過程から自分に合っている呼吸を見つけ、新たに誕生する呼吸を派生と言います。
呼吸と日輪刀の色の関係
日輪刀は持ち手により色が変化します。水の呼吸が合っている剣士なら日輪刀は青色に変化します。雷の呼吸が合っている剣士なら日輪刀は黄色に変化します。日輪刀が変化する色によって、自分が使う呼吸を特定する事ができます。
【鬼滅の刃】呼吸法に対する世間での評判や人気
ヒノカミ神楽がかっこいいとの声が上がっています。『鬼滅の刃』作中で初めて下弦の鬼「累」に放った時は美しいエフェクトを描いており、まさに映画のワンシーンの様なカッコ良さを魅せていました。
『鬼滅の刃』作中で、ひたむきに全集中の鍛錬に打ち込む姿を見て感動した!との声が上がっています。全集中の修行は肺に大きな負担を負い、全ての意識を呼吸に向け集中しなければいけません。そんな地味ですが血反吐を吐く鍛錬を見て感動したのでしょう。
『鬼滅の刃』に出てくる黒死牟には月の呼吸が似合っている!との声も上がっています。上弦の鬼の中でも格別な雰囲気と実力を纏っている黒死牟は、ダーク性の強い月の呼吸が似合っているのでしょう。
全ての呼吸法の元になっているのは日の呼吸だった
今回は『鬼滅の刃』に多く出てくる呼吸法について紹介しました。現在ある呼吸の全ては継国緑壱が編み出した「日の呼吸」から派生した事が分かりました。最後は派生した呼吸を団結させて鬼舞辻無惨を消滅させることが出来たことから、多く派生した理由は鬼舞辻無惨を倒す伏線だったのかも知れません。
この記事のライター
TKweb
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