【鬼滅の刃】風の呼吸の使い手は誰?型の特徴から技を一覧で解説
本記事では『鬼滅の刃』に登場する風の呼吸の使い手を紹介します。『鬼滅の刃』では鬼殺隊の隊員たちが、様々な呼吸を使用して戦いを繰り広げており、風の呼吸もその中の1つです。風の呼吸の型の特徴や技、風柱・不死川実弥についても併せて解説します。
目次
【鬼滅の刃】風の呼吸とは?
『鬼滅の刃』では、鬼を退治するために鬼殺隊たちが使用する特殊な呼吸法があります。その特殊な呼吸法は、身体能力が高い鬼に対抗するため、人間の身体能力を向上させる働きがあります。呼吸には、基本の5つがあり、風の呼吸はその中の1つに数えられます。ここでは、風の呼吸の基本情報について紹介します。
風の呼吸とは?
『鬼滅の刃』で登場する風の呼吸は、始まりの呼吸とされる日の呼吸から派生した5つの内の1つにあたります。5つの呼吸は基本の呼吸と言われており、風の呼吸から派生して生まれた呼吸も存在します。『鬼滅の刃』では、鬼殺隊の最高幹部『柱』である不死川実弥(しなずがわさねみ)が、風の呼吸の使い手として描かれています。
風の呼吸の技のエフェクト
『鬼滅の刃』では、様々な呼吸法が登場しています。漫画やアニメのエフェクトは、それぞれの呼吸に合わせて描かれています。風の呼吸を使う場合は、風のエフェクトになるのです。『鬼滅の刃』で描かれている風のエフェクトは、実際に風が発生している訳ではなく、技を見た本人がどのように見えているのかを描いたものだとされています。不死川実弥が使う技は、どれも迫力ある風のエフェクトとしてはっきり描かれています。
風の呼吸の日輪刀の色
『鬼滅の刃』で描かれている風の呼吸の使い手が使用する日輪刀は、柱である不死川実弥の刀のみとなっています。彼の日輪刀は、緑色が特徴です。直刃ですが緑色の文様によって、ノコギリのような乱刃のように見えます。アニメ『鬼滅の刃』第1期の第22話で柱が集まる会議で、不死川実弥の刀が描かれています。
風の呼吸の斬られ心地
『鬼滅の刃』の公式ファンブックには、風の呼吸で切られた鬼たちの感想が記載されています。風の呼吸で切られた鬼たちは、思いやりのかけらもなく、不死川実弥が本当に鬼が嫌いであることがわかると記されています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、週刊少年ジャンプにて連載されていた日本の漫画作品であり、作者は吾峠呼世晴さんです。単行本は最終巻の23巻まで刊行されており、2021年の時点で累計発行部数が1億5000万部を突破しています。アニメ化もされており、第1期、第2期まで放送され、第3期の放送も決定しています。
鬼滅の刃のあらすじ
妹の禰󠄀豆子を鬼にされた主人公の竈門炭治郎は、妹を治す手がかりを見つけるため鬼殺隊になります。鬼狩りを続けていると、炭治郎は鬼の祖である鬼舞辻無惨と接触します。数々の任務を経て炭治郎は、上弦の鬼を倒すほど成長しました。炭治郎が上弦の肆を倒した後、禰豆子は鬼の弱点であった太陽を克服します。この変化に気付いた鬼舞辻無惨は、禰豆子を吸収するために動き出すのです。
【鬼滅の刃】風の呼吸の使い手や育手は誰?
風の呼吸の使い手は、暴風のごとき激しい気性を持ち、周りを巻き込みつつ前に進んて行く性質を持っています。『鬼滅の刃』では、風の呼吸の使い手が2人登場します。ここでは、その2人について紹介します。
風の呼吸の使い手①不死川実弥
1人目は、不死川実弥です。鬼殺隊の最高幹部『風柱』の彼には、生まれながら鬼と戦う能力があるため、柱の中でも上位の実力があると目されています。同じ鬼を狙っていた鬼殺隊の粂野匡近と出会い、育手を紹介され、風の呼吸を使うようになりました。鬼に家族を殺されているため、鬼の禰豆子に対して残忍な態度をとります。
風の呼吸の使い手②粂野匡近
2人目は、粂野匡近(くめのまさちか)です。1人で鬼狩りをしていた実弥と出会った鬼殺隊の匡近は、彼に育手を紹介し、鬼殺隊へ入隊させます。亡くした弟と実弥を重ね合わせており、2人は実の兄弟のような関係となりました。どちらが先に柱になるのか、実弥と競争していました。匡近は階級が最高ランクの甲(きのえ)となりましたが、十二鬼月・下限の壱との戦いで命を落としています。
風の呼吸の育手は誰?
『鬼滅の刃』で描かれている風の呼吸の使い手は、不死川実弥と粂野匡近です。この2人を鬼殺隊で活躍するまでに育て上げた育手がいます。『鬼滅の刃』に2人を育てた人物は、登場しません。しかし、実弥は柱に、匡近は一般隊士で最も高い階級の甲(きのえ)となっていることから、優秀な育手であったと推測されます。
【鬼滅の刃】風の呼吸の型の特徴や技一覧
風の呼吸には、鬼を退治するための9つの型があります。型にはそれぞれ名前があり、作品の中盤に描かれています。実弥は、軽快な体術と柔軟な体幹が必要とされる風の呼吸の型を9つ習得しています。技を食らった鬼が激痛と訴える風の呼吸の型は、どのような技を出すのでしょうか。ここでは、風の呼吸の型による技を9つ紹介します。
型の特徴や技①壱ノ型 塵旋風・削ぎ
壱ノ型の塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)は、螺旋(らせん)を描き地面をえぐり取る勢いで相手に突撃し、衝撃波を与える技です。水柱である富岡義勇との稽古で繰り出している場面が、『鬼滅の刃』第16巻にて描かれています。
型の特徴や技②弐ノ型 爪々・科戸風
弐ノ型の爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)は、爪痕のような斬撃を一回で4つ同時に放つ技です。上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いで繰り出しました。黒死牟に反撃されますが、相手の刀身を断たんとするほどの威力があります。この技は、『鬼滅の刃』第19巻で描かれています。
型の特徴や技③参ノ型 晴嵐風樹
参ノ型の晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)は、自身を中心に旋風を起こし、周囲に無数の斬撃を放つ技です。黒死牟が使う月の呼吸の技による斬撃を、この技によって受け流しました。『鬼滅の刃』第19巻で、晴嵐風樹が描かれています。
型の特徴や技④肆ノ型 昇上砂塵嵐
肆ノ型の昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)は、低い姿勢から放たれた砂塵を巻き上げる嵐のような技です。実弥の弟である玄弥に黒死牟がとどめを刺そうとした時に、発動した技です。この技により、玄弥は助かります。
型の特徴や技⑤伍ノ型 木枯らし颪
伍ノ型の木枯らし颪(こがらしおろし)は、上空から広範囲へ突風を吹きおろす技です。水柱・富岡義勇との稽古で使用した技です。実弥の技に対して、義勇も水の呼吸の技で対応します。2人の技が衝突した結果、稽古で使用していたお互いの木刀が砕け散りました。また、最終決戦で鬼舞辻無惨に対して繰り出しており、逃亡を阻止しています。
型の特徴や技⑥陸ノ型 黒風烟嵐
陸ノ型の黒風烟嵐(こくふうえんらん)は、体をねじり下段から巻き上げるように切り上げる技です。実弥に流れる稀血(まれち)の影響で、酩酊状態であった黒死牟にこの攻撃を繰り出しましたが、間一髪で避けられてしまいました。
型の特徴や技⑦漆ノ型 勁風・天狗風
漆ノ型の勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ)は、空中で体を捻りながら竜巻のような斬撃を無数に繰り出す技です。この技は、岩柱・悲鳴嶋行冥と一緒に黒死牟を攻撃する際に使用しました。行冥と一緒に修行していたため、連携技に対応できたのです。勁風・天狗風は『鬼滅の刃』第20巻にて描かれています。
型の特徴や技⑧捌ノ型 初烈風斬り
捌ノ型の初烈風斬り(しょれつかざぎり)は、敵に素早く駆け寄り、渦巻くように複数回切りつける大技です。行冥・実弥・玄弥・無一郎の活躍により、黒死亡の顎を落としましたが、鬼である黒死牟は再生し続けていました。その黒死亡にとどめを刺すために、繰り出した技です。
型の特徴や技⑨玖ノ型 韋駄天台風
玖ノ型の韋駄天台風(いだてんたいふう)は、頭上高くから台風を彷彿させる太刀筋で広範囲にわたり斬りつける技です。大きな赤子に姿を変え、逃走を図る鬼舞辻無惨に対して繰り出したことで、陽光を浴びさせ塵にする時間を作りました。
【鬼滅の刃】風の呼吸の使い手・不死川実弥の能力や過去
風柱の実弥は、なぜ鬼殺隊に入隊して鬼狩りをしているのでしょうか。また、弟の玄弥も鬼殺隊となっていますが、実弥は快く思っていません。ここでは、実弥の過去と弟との関係について紹介します。
不死川実弥の能力や強さ
実弥は、稀血(まれち)と呼ばれる特殊な血液を持っています。鬼からすると人間の50人から100人食べた時と同等の力を得るほどの希少な血です。実弥の血液にはそれだけでなく、血液が外へ流れ出すと匂いで鬼が酩酊してしまう性質がありました。また、戦闘能力が桁違いに跳ね上がる痣を発現させており、頬には風車のような紋様が浮かび上がっています。黒死牟との戦いで、実弥の能力が発揮されています。
不死川実弥の過去
実弥には、大切な家族を失った過去があります。父親が人に恨まれ刺されて死亡したため、実弥は玄弥と一緒に家族を守ることを誓います。ある日、実弥は鬼になって兄弟を惨殺した母親を殺します。実弥の足元に血まみれになった母親が倒れている光景を見た玄弥は、実弥を人殺し扱いします。その時、玄弥は母親が鬼であったことを知りませんでした。
不死川実弥と玄弥の関係
鬼殺隊になった玄弥に対して、実弥は罵倒しています。しかし、この言動は、危険な任務を任される鬼殺隊から玄弥を遠ざけたい実弥の優しさでした。その証拠に、黒死牟にとどめを刺されそうになった玄弥を、実弥が助けているシーンがあります。最終的に玄弥は死亡しますが、実弥は玄弥の死を拒んでいました。
【鬼滅の刃】風の呼吸に対する世間での評判や人気
不死川実弥が風の呼吸で技を発動する時の操作が、かっこいいという意見がありました。風の呼吸は、他の呼吸と比べて大胆なアクションが多いです。また、技を繰り出すと、嵐のような荒々しさを感じさせるエフェクトが『鬼滅の刃』で描かれています。
風の呼吸を早くアニメで見たいと言う意見がありました。炎の呼吸が、映画『鬼滅の刃』で登場し、迫力あるアニメーションであったため、風の呼吸にも期待が集まっています。アニメ『鬼滅の刃』第3期は、柱稽古編であるため、風の呼吸が描かれるのではないかと推測されます。
不死川実弥が使う風の呼吸の型が、かっこいいという意見がありました。塵旋風や砂塵など、風に関係ある言葉が使われています。アニメでは、型の名前をキャラクターが発言するため、風の呼吸の型名をアニメで聞ける日を待っているファンが多く見られました。
【鬼滅の刃】風の呼吸の使い手は不死川実弥と粂野匡近だった
『鬼滅の刃』に登場する風の呼吸の使い手は、不死川実弥と粂野匡近の2人でした。2人は柱になることを目指していましたが、粂野匡近は下限の壱との戦闘で亡くなります。実弥は、風の呼吸の9つの型を習得しており、稀血を持ち、痣を発現させるほどの逸材であることから、柱の中でも上位の実力があります。アニメ『鬼滅の刃』の柱稽古編で、不死川実弥の風の呼吸が見られることを多くのファンが待ち望んでいます。
この記事のライター
ノーー
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