【鬼滅の刃】柱の順番を徹底調査!並び順や柱になった理由まとめ
『鬼滅の刃』には鬼殺隊の頂点である柱(はしら)という階級があります。柱の強さは『鬼滅の刃』の物語ではなくてならない存在です。剣術や心意気も強くなくては柱にはなれません。そんな柱達が柱となった順番や理由をまとめてご紹介します。
【鬼滅の刃】柱とは
『鬼滅の刃』には「柱(はしら)」と呼ばれる隊士の最高位が登場します。柱の強さは上弦の鬼を倒せるほどで、鬼殺隊にはいなくてはならない存在です。現在は9人の柱と、過去の柱が柱となった順番や、柱・鬼殺隊になった理由、死亡した順番をまとめてご紹介します。また、柱のモデルになっていると噂されている「十二因縁」についてもご紹介したいと思います。
鬼殺隊の柱とは
『鬼滅の刃』に登場する柱(はしら)は、鬼殺隊の隊士の中で最も高い階級の人物です。それぞれの呼吸を極め、上弦を鬼を倒したり、たくさんの鬼を倒した功績を残すと柱になれるようです。鬼を倒せる強さも必要ですが、柱の後継となる隊士「継子(つぐこ)」を育てたり、他の隊士の統率をとったりできるリーダー的素質も欠かせません。
柱をまとめるリーダー
柱をまとめるのは鬼殺隊の長でもある「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」です。柱を含めて隊士たちは「親方さま(おやかたさま)」と呼んで慕っています。産屋敷の一族は短命で、子供もすぐに亡くなってしまうことが多いです。神主に一族から出ている鬼を倒すことで短命から逃れることができるとの言葉をもらい、鬼舞辻無惨を倒すことに尽力します。
鬼殺隊組織図
鬼殺隊は当主であるお館様を頂点に組織されています。お館様の下に柱がおり、その下に柱の後継の継子(つぐこ)、隊士、隠(かくし)がいます。その他の鬼殺隊関連では呼吸の使い方を教える育手(そだて)や、日輪刀を作る刀鍛冶がいます。
炭治郎が柱全員と会ったのは柱合会議
主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が柱の全員に会ったのは、柱とお館様が集まって会議を行う「柱合会議(ちゅうごうかいぎ)」が初めてでした。当時は柱も鬼の禰豆子(ねずこ)が人間を襲わないということを信じておらず、ほとんどの柱が炭治郎と禰豆子を処分する事に賛成していました。しかし、炭治郎の師匠である元柱・鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)からの手紙で、炭治郎と禰豆子の処分は保留となりました。
漫画『鬼滅の刃』をおさらい
『鬼滅の刃』の概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による少年漫画で『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年から2020年まで連載されていました。「鬼滅」の愛称でファンから愛され、その人気が社会現象ともなった作品です。作者も親しみを込めて「ワニ先生」と愛称で呼ばれています。 2021年には劇場版の「無限列車編」も公開され、興行収入がアニメ映画の歴代トップとなりました。
『鬼滅の刃』のあらすじ
『鬼滅の刃』は主人公・竈門炭治郎が鬼にされてしまった妹と共に鬼を人間に戻す方法を探す物語です。妹の禰豆子が鬼になったとき、炭治郎は水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)に命を救われました。「鬼殺隊」に入隊した炭治郎は、鬼を次々と倒していきます。しかし、禰豆子の存在が鬼殺隊に知れ渡り、炭治郎は柱が集まる柱合会議で審議にかけられることになりました。
柱になった順番と理由
現在の柱9人と、元花柱・胡蝶カナエを含めた10人の柱が柱となった順番を考えていきます。原作やアニメ、外伝から順番を推察してご紹介したいと思います。また、柱が柱となった理由、鬼殺隊に入った理由も合わせてご紹介します。
1番目:悲鳴嶼行冥
柱になった年齢が明確になっているのは岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)だけです。悲鳴嶼行冥が鬼殺隊に入隊したのは18歳です。その後19歳で岩柱となりました。柱になるのは少なくとも4~5年はかかると言われていますが、悲鳴嶼行冥はわずか1年で柱になりました。また、登場した当時は27歳だったので、8年間も柱として在籍していたことになります。現年齢から順番を考えると、1番に柱となったのは悲鳴嶼行冥となります。
柱になった理由
悲鳴嶼行冥が鬼殺隊になる前は、お寺で身寄りのない子供の面倒を見ていました。子どもたちと家族のように暮らしていましたが、1人の子供が鬼に遭遇し、他の子供と悲鳴嶼を身代わりにしようと、鬼を寺に招き入れてしまいました。8人いた子供はすぐに殺されてしまいましたが、1人だけ悲鳴嶼行冥の後ろに隠れた子供がいました。悲鳴嶼行冥はその子供を守るため、朝日が登るまで鬼を殴り続けます。朝日が登って鬼を倒すことはできましたが、悲鳴嶼は錯乱した子供に「化け物」と言われてしまい、殺人罪で投獄されてしまいました。
処刑される直前にお館様である産屋敷耀哉に助けられ、鬼殺隊となりました。悲鳴嶼の後ろに隠れた子供は恐怖でしばらく話すことができなくなりました。大きくなった今では、悲鳴嶼に「化け物」と言ったことを誤りたいと思っているそうです。
2番目:宇髄天元
2番目に柱となったのは音柱の宇髄天元(うずいてんげん)とされています。宇髄天元は忍びの一族で、15歳になるまでは忍びとして育ってきました。15歳になって奥さんを3人もらい、忍びの里を抜けて鬼殺隊に入隊しました。現年齢が23歳となっているので、そこから推察して20歳前後で柱になっているだろうとのことです。また柱となった回想のシーンでは、お館様の顔の痣はまだ小さいものでした。柱合会議ではかなり病気が進行していたので、宇髄天元が柱となったのはかなり前だと推察されています。
柱になった理由
宇髄天元は忍びの一族で、厳しい訓練を強いられてきました。9人いた兄弟は弟を残してみんな死亡し、弟は父親と同じく無機質な人間になったしまったといいます。そんな忍びの家に耐えきれず、15歳になると忍びの一族を抜けました。その後、鬼殺隊に入隊して柱になっています。お館様にはずっと欲しかった言葉をもらって救われたと言っています。
3番目:胡蝶カナエ
3番目に柱となったのは、胡蝶しのぶの姉である花柱・胡蝶カナエと言われています。胡蝶カナエは上弦の鬼・童磨(どうま)によって殺害されているので、回想シーンや過去シーンでの登場になります。
胡蝶カナエが死亡したのは17歳のときなので、それより前に柱になっています。水柱の冨岡義勇が柱となったのは炭治郎に出会う直前であることが明らかになっているので、冨岡義勇より前に胡蝶カナエが柱になっていると考えられます。 また、カナエとしのぶが鬼殺隊に入る前に悲鳴嶼行冥に助けられた過去があります。そこから考えると、カナエは15歳前後で鬼殺隊に入隊し、17歳前後で柱になったのではと推察されています。
柱になった理由
胡蝶カナエは妹のしのぶと両親と幸せに暮らしていましたが、両親が鬼に襲われしまいました。悲鳴嶼行冥によって鬼は倒されましたが、幼いしのぶとカナエだけが残されてしまいます。悲鳴嶼行冥と一緒に暮らし、鬼殺隊の存在をしったカナエとしのぶは1体でも多くの鬼を倒すことを共に誓って鬼殺隊に入隊しました。
4番目:冨岡義勇
4番目に柱になったのは水柱の冨岡義勇(とみおかぎゆう)だと言われています。冨岡義勇は蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)と風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)と歳は一緒ですが、この2人より先に柱になっていることがわかります。また、冨岡義勇が柱になったのは炭治郎と出会う直前だということがわかっているので、順番的にも4番目が妥当だと言われています。
柱になった理由
姉・蔦子(つたこ)の祝言の前日に身内を鬼に殺され身寄りがなくなり、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)の元で育ちます。同じ年の錆兎(さびと)と暮らし、最終選別を受けますが、錆兎だけが死んでしまって冨岡義勇は生き残りました。冨岡義勇は錆兎ではなく自分が死ぬべきだった、自分は柱と呼べるような人間ではないとずっと考えてきたようです。
柱になったのは炭治郎と出会う直前
公式ファンブックでは冨岡義勇プロフィールに「柱になったばかりの頃に竈門兄妹と出会い」とありました。13歳の頃に最終選別を突破して鬼殺隊に入隊し、18~19歳頃に柱となったとなると、冨岡義勇が柱になることに積極的ではなかったと考えることもできそうです。
5番目:不死川実弥
5番目に柱となったのは風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)です。実弥が柱になったときの柱合会議は悲鳴嶼行冥・宇髄天元・冨岡義勇・胡蝶カナエが参加していることが明らかになっています。このメンバーや順番的に考えると、不死川実弥が柱になったのは5番目と考えられます。カナエが生きていたことを考えると、実弥は16歳前後で柱になったと考えられています。
柱になった理由
不死川実弥は玄弥(げんや)という弟がいます。2人は幼い兄弟と小柄な母親と一緒に暮らしていました。父親もいましたが、母や兄弟に暴力を振るうロクでなしで、実弥と玄弥は一緒に家族を守っていこうと約束をします。しかし家が鬼に襲われて玄弥以外の兄弟はみんな殺されてしまいました。実弥が鬼と戦って倒しますが、朝日が昇って明るくなると、その鬼は母親であることがわかりました。
幼かったことと鬼をよくまだ知らなかった玄弥は、実弥が母親を殺したと思い「人殺し」と言ってしまいます。それから実弥は鬼を恨むようになり、1匹残らず抹殺するという思いで柱となっています。実弥は「弟はいない」とずっと言ってきましたが、それには弟には鬼なんかがいない世界で平和に暮らしてほしいという思いも込められているのでした。
6番目:胡蝶しのぶ
6番目に柱となったのは蟲柱・胡蝶しのぶだと言われています。外伝によると、煉獄杏寿郎が炎柱である煉獄槇寿郎の代わりに柱合会議に参加した時があります。そのときの柱合会議のメンバーは悲鳴嶼行冥・宇髄天元・冨岡義勇・胡蝶しのぶでした。このことから、胡蝶しのぶが柱となったのは煉獄杏寿郎の前となります。また別の外伝で雪山の任務にあたってる時点で胡蝶しのぶは柱になったばかりという表記がありました。このことから順番的に考えて胡蝶しのぶが柱になったのは6番目となります。
柱になった理由
姉の胡蝶カナエと同じく、両親を亡くして1体でも多くの鬼を倒そうとカナエと誓って鬼殺隊に入ります。姉のカナエが柱となり、しのぶも鍛錬を積んで成長していきますが、上弦の鬼・童磨(どうま)にカナエが殺されてしまいます。その後はカナエの好きだった笑顔を絶やさず、カナエの意思を次いで柱となりますが、鬼への憎悪は増すばかりでした。
7番目:煉獄杏寿郎
7番目に柱となったのは炎柱・煉獄杏寿郎とされています。胡蝶しのぶの順番でご紹介した外伝での柱合会議のメンバーから考えると、甘露寺蜜璃と伊黒小芭内、時透無一郎がいないため、7番目ではないかと思われます。また外伝では甘露寺蜜璃が最終選別を突破した直後に煉獄杏寿郎は柱になったことが明らかになっています。甘露寺蜜璃は17歳の春にお見合いが失敗して、18歳で鬼殺隊に入隊したととあるので、一つ年上の煉獄杏寿郎は19歳頃に柱となったと考えられます。
柱になった理由
煉獄家は代々炎柱を出している家系です。父親の槇寿郎も炎柱で、長男である杏寿郎もそれを継ぐのは自然の流れでした。しかし、父の槇寿郎が堕落してしまい、剣術を教わることもできなくなってしまいます。それでも杏寿郎は3冊の書物だけで呼吸を学び、並々ならぬ努力で柱まで上り詰めました。
亡き母の最後の「弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です。責任を持って果たさなければならない使命なのです」という言葉を胸に、自分の責務を全うするという思いがあったのだと思われます。
8番目:時透無一郎
8番目に柱になったのは霞柱(かすみばしら)・時透無一郎(ときとうむいちろう)だと言われています。無一郎の双子の兄である時透有一郎(ときとうゆういちろう)が死亡して無一郎が一人になったのは11歳のときです。無一郎は大怪我をしていましたが、怪我も治りきらないうちから刀を振っていたと言われています。また、宇髄天元が「刀を握ってふた月で柱になるような奴もいる」と言っています。これらのことから、時透無一郎は12歳か13歳の頃に柱になったと考えられます。
時透無一郎の回想で、煉獄杏寿郎が「共に柱として頑張ろう」と言っているシーンがあるので、柱になったのは煉獄杏寿郎の方が早かったことがわかります。そういった順番的にも時透無一郎が柱になったのは8番目と考えられます。
柱になった理由
無一郎は10歳の時に両親を亡くし、双子の兄である有一郎と暮らします。ある暑い日に扉を開けて寝ていると、鬼がやってきて有一郎は襲われてしまいます。鬼は倒すことができましたが、無一郎は大怪我をして一歩も動けない状態でした。有一郎はすでに死亡していて、目の前で兄が朽ちていくのを無一郎はずっと見ていました。お館様の妻・産屋敷あまねが無一郎の家を訪ねてきて、無一郎は助かりましたが、記憶が薄れて何事も覚えておけないようになってしまいました。その後、刀を握って2ヶ月という短さで柱となっています。
9番目:伊黒小芭内
9番目に柱となったのは蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)だと言われています。甘露寺蜜璃が産屋敷邸で迷っているときに助けていることが明らかになっているので、甘露寺蜜璃より先に柱になっていることがわかります。また、伊黒小芭内は過去に座敷牢に閉じ込められています。12歳になって牢屋から出されて鬼に会ったとあるので、当時の炎柱・煉獄槇寿郎に助けられて鬼殺隊に入るのはそれよりも後になります。
煉獄杏寿郎が柱になったときには伊黒小芭内はいなかったので、煉獄杏寿郎よりひとつ年上の伊黒小芭内は20歳前後で柱になったと考えられます。
柱になった理由
伊黒小芭内は幼い頃から座敷牢に閉じ込められて育ちました。伊黒小芭内の家は女ばかりが生まれる家系で、370年ぶりに生まれた男児でした。下半身が蛇のような鬼を崇めていた一族は、その鬼が盗んだ金品などで生計を立てていました。伊黒小芭内は鬼に気に入られ、12歳のときにお揃いだと言って口を裂かれてしまいます。
その後、また座敷牢に戻された伊黒小芭内は簪で木の格子を削って逃げ出し、当時の炎柱である煉獄槇寿郎に保護されて鬼殺隊となりました。鬼への憎悪はすさまじく、鬼を崇めて生計を立てていた一族の血筋が入っていることで、ずっと自分は汚れていると思っていました。
10番目:甘露寺蜜璃
10番目に柱になったのは恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)だと言われています。煉獄杏寿郎と伊黒小芭内より後に柱になったので、順番的にも10番目だと考えられます。甘露寺蜜璃は17歳の春にお見合いを失敗して、修行をして半年で最終選別を突破しています。最終選別を突破したときは春だったので、18歳の春だと思われます。現年齢が19歳なので、入隊して1年足らずで柱になったことがわかります。
柱になった理由
甘露寺蜜璃の柱になった理由は「自分より強い殿方を見つけるため」です。一番理由が明確になっています。甘露寺蜜璃は筋肉の密度が常人の8倍ある特殊な肉体を持って産まれ、人よりも力持ちでたくさん食べます。桜餅が好きすぎてたくさん食べている内に髪の色が変わってしまいました。
17歳のときにお見合いをしますが、髪の色やたくさん食べることが原因で失敗してしまいます。それを気にしてたくさん食べるのをやめた時期もあったそうですが、体調を崩してしまったようです。鬼殺隊に入隊し、お館様に「自分の強さを誇りなさい」と言われたことで、自分の強さに自信が持てるようになりました。強い殿方を探しているうちに、自分が柱になってしまったようです。
柱の死亡したキャラまとめ
鬼殺隊の頂点である柱ですが、上弦の鬼・鬼舞辻無惨との戦いではたくさんの柱が命を落としてしまいました。柱の死亡したシーンとその順番をまとめてご紹介します。
キャラ①胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶは無限城の戦いで上弦の鬼・童磨(どうま)に殺されてしまいます。童磨は姉を殺した鬼で、しのぶはずっと童磨のことを恨んでいました。しのぶは背が低く力が弱いため、鬼の首を切ることができません。それでも戦う術を身に着けようとし、とてつもなく速く、威力も凄まじい突きの攻撃と、鬼を殺すための毒を開発しています。無限城の戦いで初めて死亡した柱で、しのぶの死亡の知らせを聞いたときは隊士もファンもショックを隠せませんでした。
死後のシーン
しのぶの死後、カナヲの回想シーンでしのぶが童磨を倒すために自ら藤の花の毒を食み、身体を猛毒化させていることが明らかになりました。童磨はしのぶを確実に「食う」と判断して、童磨を殺すためだけに準備をしていました。それでも確実に殺すことの保障はないため、そのときはカナヲに童磨の首を切るようにお願いしていました。
しのぶの毒で出来た隙きにカナヲと伊之助が攻撃をたたみかけ、童磨の首を切ることができました。童磨が死ぬ時、しのぶが「あ、やっと死にました?良かった。これで私も安心して成仏できます」と童磨の前に現れます。初めて心臓が脈打つ感覚を覚えた童磨は「俺と一緒に地獄に行かない?」とキラキラした目で言いますが、しのぶは笑顔で「とっととくたばれ糞野郎」と言うのでした。
キャラ②煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎は劇場版『無限列車編』で上弦の鬼・猗窩座(あかざ)との戦いで死亡しました。下弦の鬼・魘夢(えんむ)を倒したところに猗窩座が突如として現れます。猗窩座は強い煉獄杏寿郎に「お前も鬼にならないか」と誘いますが、煉獄杏寿郎は「ならない!」と即答しています。炭治郎は魘夢との戦いで大怪我をしていたので、煉獄杏寿郎を助けることができませんでした。
無限列車編での最後
劇場版『無限列車編』での戦いは圧巻でした。猗窩座と煉獄杏寿郎の技の出し合いに炭治郎と伊之助、『無限列車編』を劇場で見ていたファンも圧倒されました。煉獄杏寿郎の炎の呼吸が繰り広げられ、息を呑むような戦いが続きました。炎の呼吸の奥義「煉獄(れんごく)」を仕掛けますが、猗窩座の腕が煉獄杏寿郎の腹部を貫いてしまいます。その後、朝日から逃げる猗窩座に炭治郎は「逃げるな!この卑怯者!!」と叫びますが、猗窩座は森の中に消えてしまいました。
自分の最後を悟った煉獄杏寿郎は炭治郎・伊之助・善逸と残された家族に遺言を残します。そんな煉獄杏寿郎の最後を見届け、劇場版『無限列車編』は涙なしでは見れない映画となりました。
キャラ③時透無一郎
時透無一郎は無限城の戦いで、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と戦い死亡しました。黒死牟と遭遇し、片腕をすぐに切り落とされてしまいましたが、すぐに止血して攻撃をしようとしています。黒死牟によると、時透無一郎は黒死牟の子孫であったことが明らかになりました。不死川玄弥も合流しますが、呼吸の使えない玄弥は身体を真っ二つにされてしまいます。そこに岩柱の悲鳴嶼行冥と風柱の不死川実弥が駆けつけます。
黒死牟の技で時透無一郎は胴体を両断され、玄弥も縦に真っ二つになってしまいます。時透無一郎は胴が別れても刀を持ち続け、黒死牟の首を落とすきっかけとなりました。
キャラ④伊黒小芭内
伊黒小芭内は鬼舞辻無惨との戦いで死亡しました。無惨の攻撃で両目が潰れてしまいますが、元々片方の目が弱視で見えなかったところを蛇の鏑丸(かぶらまる)がカバーしていました。最後は甘露寺蜜璃に想いを伝えて一緒に亡くなりました。
キャラ⑤悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥は鬼舞辻無惨との戦いで死亡しました。悲鳴嶼行冥は上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いではあまり大きな負傷はなかったものの、鬼舞辻無惨の血鬼術で左足を失ってしまいました。出血がひどく、すぐに愈史郎が手当をしていますが、もう戦える状態ではありませんでした。しかし左足を失ってもなお、無惨の逃亡を何度も阻止し続けます。
悲鳴嶼行冥を支えるために何人もの隠(かくし)が手伝いをしています。無惨を倒した後、悲鳴嶼行冥はお寺で一緒に過ごしていた子供たちと一緒に、安らかな顔をしてそのまま亡くなってしまいました。
キャラ⑥甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃は鬼舞辻無惨との戦いで死亡しました。鬼舞辻無惨の攻撃を受け続けたことが原因となっています。最後は伊黒小芭内に抱かれ、「また人間に生まれ変わったら私のことお嫁さんにしてくれる?」とわんわん泣いて二人で一緒に亡くなっています。
死亡した順番
柱の死亡した順番は、劇場版『無限列車編』で死亡した煉獄杏寿郎が1番目となります。2番目以降は無限城での戦いや鬼舞辻無惨との戦いで死亡しています。2番目が胡蝶しのぶ、3番目が時透無一郎、4番目が悲鳴嶼行冥、5番目6番目が伊黒小芭内と甘露寺蜜璃で同時に亡くなっています。不死川実弥も玄弥と兄弟のいるところに行きかけましたが、母親と父親によってこの世に戻されて生還します。宇髄天元は遊郭編で引退しているので、最終決戦で生き残った柱は不死川実弥と冨岡義勇になります。
鬼滅の刃の柱と十二因縁
『鬼滅の刃』の柱のモデルは「十二因縁(じゅうにいんえん)」という説があります。十二因縁とは何なのか、柱となんの関係があるのかをここでご紹介したいと思います。
十二因縁とは
「十二因縁(じゅうにいんえん)」とは有名な仏教の教えで、無明(むみょう)・行(ぎょう)・識・名色(みょうしき)・六処(六入)・触(そく)・受・愛・取・有・生・老死の12のことを指します。人間の「苦」の発生の原因とそれを滅する方法を説いたものです。別の言い方で「十二縁起(じゅうにえんぎ)」とも言われます。
柱との関連
「十二因縁(じゅうにいんえん)」の12の条件の中で、『鬼滅の刃』の柱とイメージが一致している説があるので、順番にご紹介していきたいと思います。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃は「十二因縁(じゅうにいんえん)」の12の条件の中の「愛(あい)」がモデルになっていると言われています。恋の呼吸の使い手であることと、愛は「渇愛(かつあい)」の意味があり、愛情を欲している点が共通しているとされています。
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥は「十二因縁(じゅうにいんえん)」の12の条件の中の「行(ぎょう)」がモデルになっていると言われています。行はまとめるという意味を現しているので、柱の最年長でみんなをまとめる役割も兼ねていた悲鳴嶼行冥と共通しているとされています。
冨岡義勇
冨岡義勇は「十二因縁(じゅうにいんえん)」の12の条件の中の「識(しき)」がモデルになっていると言われています。識は選別や好き嫌いなどを示す言葉であり、禰豆子が他の鬼と違うことを自ら判断した点が共通しているとされています。
時透無一郎
時透無一郎は「十二因縁(じゅうにいんえん)」の12の条件の中の「無明(むみょう)」がモデルになっていると言われています。無明は無知や迷いの中にいることとされ、記憶を失っていた時透無一郎に共通しているとされています。また、無明の対となる「有(う)」が双子の兄・時透有一郎を現しているとも言われています。
鬼滅の刃の柱の世間での評判や人気
劇場版『無限列車編』で大活躍した炎柱の煉獄杏寿郎はファンの間でも人気が高い様子です。映画を何度も見て何度も泣いたという声もたくさんありました。
風柱の不死川実弥はアニメでは禰豆子を刺したシーンが衝撃的で、序盤ではあまり人気は高くありませんでしたが、過去の話を読んだファンは全員不死川実弥のことが好きになりました。玄弥と仲直りしてほしい、どうか生きてほしい、幸せになってほしいというファンの叫びが切実でした。
アニメ『鬼滅の刃』の「遊郭編」の最後には蛇柱の伊黒小芭内が登場しました。伊黒小芭内の人気シーン「ずぬー」が見られて至福だったというファンも多いようです。
柱は作品にとって必要不可欠な存在だった
『鬼滅の刃』の登場する柱の、柱(鬼殺隊)になった順番や死亡した順番をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。どの戦いでも柱は大活躍し、最後は鬼舞辻無惨を倒すことができました。炭治郎や炭治郎の同期の仲間だけでは無惨討伐は叶わなかったと思われます。今後『鬼滅の刃』を見る際は、柱の行動や言動にも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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